波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

参拝の作法、お教えします(諏訪湖歴史散策オフ会その2)

2016-06-04 00:39:16 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私・箔・波の白黒茶々家の1人と2頭は、諏訪湖畔での歴史散策オフ会の真っ只中にいます。 前回、参加者の皆さんと諏訪湖を一望できる立石公園で記念撮影をしたところで終わったので、今回はその次のシーンから始めさせていただきます。



その集合写真では、箔と波は3spitzさん家のねねちゃんなつちゃんたちと一緒に写っていたのですけど………



せっかくなので、なつちゃんと波の姉妹2ショットも撮らせていただきました。 私と箔にとっては、今回が初対面となるなつちゃん。その2ワンを並べてみたら、顔つきだけではなく、表情や仕草までもが似ていました。 この時点で、私はゆめちゃんキッズの6頭のうち、5頭と逢ったことになります。あと残る1頭は、ひなりん♪さん家のまなちゃんのみ それでも、近いうちに彼女とも逢うことになっているので、とても楽しみです。



先述したように、その立石公園からは諏訪市や諏訪湖の眺望が広がっているのですけど、私はあろうことか「あ、高島城が見えた 」と、そのお城を撮っただけで満足し、目の前に広がる一大パノラマをカメラのフィルムに焼き付け……… いやこの場合は、デジカメのメモリーカードに記録するのをすっかり忘れていました。 私の目の裏には、しっかりと焼き付けてあるのですけどね。なので、その風景が気になる方がいましたら、他の参加者たちのブログ等でご確認くださいませ。



そのあと、私たち一行は各々の車に乗り込み、山を下っていって、次の目的地がある下諏訪町のほうに入っていきました。
そして、諏訪大社のうちの下社春宮にたどり着きました。1400年以上も前から歴史があるという諏訪大社は、諏訪湖周辺に4社あって、こちらはそのうちの1つとなります。



私たち一行は、まずはその脇を抜けていき………



そこから程近いところにある、「週刊ポスト」の今週号でも紹介されている、万治の石仏を目指していきました。 そうしたら………



写真のとおりのインパクトありありの石仏が目の前に現れましたよ その説明板によると、江戸時代初期の万治年間に、石工の石衛門(仮名)が諏訪大社の石鳥居を造るために、この場にあった巨石にノミを入れたら、石から血が噴き出したそうです。「うわわわっ 」それには、さすがの石衛門(仮名)も驚きました。 さらにその夜、彼の夢のなかで「上原山(現在の茅野市)のほうに良質の石があるから、そちらを使いなさい」というお告げがあり、そのおかげで大社には立派な鳥居が完成しました。 一方の、今回の件で難を逃れた巨石には阿弥陀如来が祀られ、今日に至ります。

その参拝方法は独特で、お詣りをする人はまず石仏の正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で唱えます。
次に、願い事を心で唱えながら、石仏のまわりを時計回りで3周します。
それらが済んだら、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼するのですけど、私は最初と最後のセリフを間違えたりしないように、一字一句必死に覚えました。

kimmyさんの旦那さんによると、この石仏は以前は田んぼのど真ん中にひっそりとあったそうですけど、人気の観光スポットとなったこともあって、まわりやそこに至る道が整備されたそうです。また、岡本太郎さんもこの石像から衝撃を受けたと云われています。それから、普段からひっきりなしに参拝者が訪れ、人が途切れることは滅多にないそうですけど、この日は珍しく間が空きました。そうしたら、このチャンスにワンコと一緒にお詣りしますよ



写真はkimmyさんの旦那さんですけど、皆さんに続いて私も箔と波を伴って石仏のまわりをぐるぐると回りました。 そういえば「ドラゴンボールZ」で、老界王神様が孫悟飯のまわりをこのような感じで回るシーンがあったような……… いや、それよりも願い事を念じなければ!ごにょごにょごにょ………
それにしても実際に回ってみると、3周はけっこう長いですよ。

あとは正面に戻って「よろずおさめました」と心の中で唱え、一礼するのみ。私はなんとか間違えることなく、それらの儀式を執り行うことができました。
………いや、あとで改めて参拝の指南書を見てみたら、最後は「『よろずおさめました』と唱える」となっているではありませんか しまった、私はこちらのほうまで口に出さないで心で唱えちゃった。 万治さん、こんな私ですけど、どうか願いを叶えてくださいませ。



万治の石仏でのミッションを終えたら、諏訪大社下社春宮のほうも合わせてお詣りしたいですね。 しかし、少し前のルナ☆リュウさんの日記にもあったように、こちらはワンコを連れて立ち入ることはできないのですよ。



………ということでワンコたちには、その大社の近くを流れる川の中洲状態になっているところの木陰で待機していてもらって、人間だけが交代で参拝することにしました。 ちなみに私は、第一陣のほうで行かせていただきました。



その大社の境内には、少し前に木落しの行事で急斜面を滑降した御柱が立てられていました。 このように据え置かれた状態でも大迫力なのに、木落しではどれほどの破壊力、いや、勢いがあったのでしょうか?



それに対して、こちらの弊拝殿(へいはいでん)は彫刻などの装飾がされていて、味のある建物です。こちらは安永10年(1781年)に完成したもので、現在は国の重要文化財に指定されています。そうそう、参拝の作法は一般の神社と同じで、二礼二拍手一礼でお願いします。 その際の願い事は、心の中で唱えればいいので、うにょうにょうにょ………



待機組がいた場所は木陰+川風があって、人にとってもワンコにとってもかなり快適でした。 そういうこともあって、全員の参拝が終わってからも、ついつい長居をしてしまいました。そのような中で、川遊びが大好きなヴィヴィアル家は、ぐいぐいと川に入っていきました。

そのあと私たち一行は、いよいよ湖畔の名城の高島城に向かうことになったのですけど、この日そのお城ではお祭りがおこなわれているという情報も耳にしました。大勢の人で賑わっているであろうその場所に、白ふわ一行が入り込んでも大丈夫なのでしょうか? それから、近くに車を止めることはできるのでしょうか?モヤモヤしたところで申し訳ないのですけど、諏訪湖シリーズ最終話となるであろう次回に続けさせていただきます。


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