83はちみつプロジェクト

自然豊かな高知から、伝統の日本ミツバチに関する取組みを発信します。

又もや蜜蜂が1群居なくなった。

2012-10-09 | ミツバチに関する情報

83プロジェクトメンバー 三好朝男さんのブログ「一人新聞」よりの転載です。

 

 9月29日、大型台風が沖縄に来ているとテレビが言う。其処で、台風が来るなら蜜蜂の箱が強風で飛ばないようにと色々作業をしていた。 

 そしたら1つの箱だが、洋蜂の箱なのに、地蜂が出入りしていた。これは変だと箱を開けて見ると、元の洋蜂はもう居なかった。 

 つまり、元々居た洋蜂が何処かに移住したのか、雀蜂に食べられてしまったのか、分からないが、居なくなったが、巣に蜜が残っているから、地蜂がその蜜を盗んでいたのである。 

 其処で、私がその巣に残った蜜を貰う事にした。どのように巣をカットするのか、不明なので、油絵の絵の具をカンバスに塗る小さなコテを写真のように90度に曲げ、巣の間からそれを差し込んで、巣を切れるような道具にした。 

 そして、横から段々と巣を切り取って行った。そしたらやはり想像通り、元の方に蜜が残っていた。これ等を集め、絞ると、約4本弱の蜜が絞れた。 

 蜂が何処かへ移住したか、雀蜂に殺されてしまったか、分からないが、多分99%雀蜂が殺したのだろうと思うが、この春入って呉れた蜂で、結構大きい群だったのに、残念だ。

クレーン蜂ブラス 007.JPG

 箱を逆にして中を見ると、このように素晴らしく大きな巣を作っていた。 

クレーン蜂ブラス 008.JPG

 其処で、このように巣を切り取る道具を作った。 

クレーン蜂ブラス 009.JPG

先ず、このように、空の巣を切り取った。 

クレーン蜂ブラス 010.JPG

巣の底の方にこのように蜜が溜まっていた。右の方の蓋をした部分に蜜がある。 

洋蜂の蜜 002.JPG

 これだけの蜜が採れた。後ろにあるのが蜜の入った巣を潰したもので、数日間は蜜が下に落ち、ボールに溜まる。

 

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又もや蜜蜂が1群居なくなった。

地蜂が雀蜂を捕まえる画面が撮れた

1網で雀蜂を8匹も捕獲

 

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地蜂が雀蜂を捕まえる画面が撮れた

2012-10-09 | ミツバチに関する情報

83プロジェクトメンバー 三好朝男さんのブログ「一人新聞」よりの転載です。

 

実は、雀蜂が蜜蜂を食べて困るのだが、日本古来からの地蜂は、雀蜂と戦う術を心得ている。 

 その方法は、雀蜂が地蜂の1匹を咥えた瞬間、2つも口が無いから、大勢で取り囲み、皆で包んでしまって、体温の差で、雀蜂を蒸し殺しするのである。 

 下記の写真は、蒸し殺しをしていた画面である。女房は雀蜂を取り囲んだ瞬間を目撃したそうだが、私はその瞬間を目撃はしていない。それにしても、蒸し殺しの珍しい画面が撮れたものだと、自画自賛している。

 

蜜蜂の包囲網 001.JPG

 箱に被せたトタンが飛ばないようにした紐に蜂の玉が出来ているが、この中に雀蜂がいる。蒸し殺しをされている途中です。 

蜜蜂の包囲網 006.JPG

  そして30分程しての写真ですが、中に雀蜂がいるのが見え始めた。 

蜜蜂の包囲網 015.JPG

  もう、雀蜂も死んだようだから、地蜂が包を解いたのです。 

蜜蜂の包囲網 018.JPG

 そして、暗くなってから、どうなったか見に行くと、箱の下に死んだ雀蜂が落ちていた。これはフラッシュで写したモノです。

 自然とは凄いものだと思う。戦闘的な洋蜂は、明治維新の後に西洋から輸入した蜂で、街で販売されている蜜の99%はこの洋蜂の蜜だ。 

 そして、洋蜂は負けても負けても敵に向かって行く性格が強く、雀蜂と果敢に戦うが、体力差が大きく、100%殺されて、食べられる運命でしかない。

  だから雀蜂が沢山居る日本では、秋に雀蜂に殺されてしまうから、養蜂家の援助無しに洋蜂の越冬は無理なのだ。 

 その点、日本古来の地蜂は、人間の援助が無くても、この写真のように雀蜂と戦えるのだ。凄い自然の摂理だと思う。だから地蜂は大昔から、日本で生き延びて来た。

 

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1網で雀蜂を8匹も捕獲

2012-10-09 | ミツバチに関する情報

83プロジェクトメンバー 三好朝男さんのブログ「一人新聞」よりの転載です。

 

数日前の夕方、女房が大声で騒いだ。何事が起きたかと、急いで女房の方に走って行くと、玉網で8匹もの雀蜂を捕まえたと言う。

 普通は1匹を掬っては、その蜂を足で踏んで殺し、死体を網から捨てるのだ。そして複数の雀蜂が居ると、1匹づつ捕獲し、踏み潰すの繰り返し作業となる。

女房が言うには、今回は沢山雀蜂が居たそうで、1匹づつ殺す作業をしていると、多くの雀蜂が飛んで逃げるかもしれないから、何度も何度も玉網を振り回し、同時に捕まえたそうだ。

 これは記録だ。女房は興奮して「最後は網が重くなった」と言ったが、実は重さは大した事なく、蜂が網の中にいると、風の抵抗が増えるから、少々網が重くなったように感じるだろうから、そう言ったのだろう。
 私も1日に30~40匹の雀蜂を捕まえた記録もあるが、それは1匹づつの捕獲であった。たまたま、同時に2匹捕まえる事もあるが、それは幸運な時である。8匹とは大記録だ。



8匹もの雀蜂 001.JPG

  網の底で踏み潰された雀蜂だ。

8匹もの雀蜂 003.JPG

  その網を横から見た写真です。網の左にスッと伸びた植物があるが、こんにゃくです。蒟蒻は少々の日陰を好むので、このようにビワの木の下に植えている。蒟蒻は4年で大きくなるが、最大に育っても、ソフトボール位で、普通は野球のボールぐらいが多い。
 
 それを煮て、潰して、灰を入れて、固めて蒟蒻にするのです。

 

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