「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

鎮魂の煌き神戸ルミナリエ

2018年12月10日 | 日記

阪神・淡路大震災から、24年が経とうとしています。
「神戸ルミナリエ」は、
犠牲者への鎮魂と、神戸の街の復興と再生に夢と希望を託して、
震災の年の12月から始まり、今年24回目を迎えるそうです。

私も一度はその光を見て見たいと思っていましたが、
今年は主催者のご招待という形でそのチャンスに恵まれました。

イベントの代表を務められているダニエル・モンテベルテさんは、
日本人の奥様と一緒に、他のゲストの方と私たちを、
光の中へと案内してくださいました。
光の道は、人の流れで埋め尽くされていましたので、
その流れに乗って歩きました。
友人とははぐれないように手をつないで歩きましたよ。
一行とは途中はぐれてしまいましたが、最終地で無事に合流。

慰霊と復興のmonument内には、多くの犠牲者の名前が刻まれていました。

神戸市は、この24年間で復興のための借金をほぼ返済したということですので、
これからはさらに発展するために前進していくのでしょうね。

このルミナリエの期間中は、神戸には何十万という人々が訪れて、
この光の渦の中で、鎮魂の意を示したり、
煌きの美しさの中で、希望や夢を見出しているのだろうかと。
残り少なくなった私にとっては、冥土の土産ができましたというところ
いえいえ、まだ鎮魂されるのは早いですよね。
もう少し夢を見ましょう。



 

せっかくの神戸ですから、生田神社にもお参りしました。


もう来年の干支が準備されていて。

猪突猛進とありますが、
来年は少しおとなしくせねばと、
ちょっとだけ思いながら手を合わせる高齢猪でした。

宿泊は、これもこの機会だからと、早々と予約してオリエンタルホテルに。
日本最古の歴史を誇るホテルですが、
震災でその歴史に一度ピリオドを打ち、2010年に再スタートしたホテルです。
17階の最上階がフロントなのは、
神戸の街を皆さんに眺めていただきたいとの願いからとか。
客室にはその歴史を物語るものが飾られ、
モダンな中にも、伝統を感じさせてくれました。

オーシャンビューの部屋からは、港のライトアップも見られましたよ。
ディナーの後の心地よよさを余韻に、
翌日の旅の予定を楽しみに眠りにつきました。

二日目は徳島にわたり、「大塚国際美術館」に。
その報告はまた。