豊前善三つれづれ日記

　( Vol 2042 ) 稲田氏の　防衛大臣としての最後の挨拶の姿には　反省が見えず　責任意識を感じられなかった

稲田氏は　防衛大臣としての責任は　監察結果を受けて不問とされたことから　防衛庁としての日報問題は　防衛庁の問題だ　とするかのような態度であった

大臣としての監督　統制　するという　役割がなされていなかったからこそ　問題になった　と見るのが自然ではないだろうか


稲田氏は　晴れ晴れとした顔を見せ　職員の前での　演説は我関せず　という風にとれた

稲田氏の　資質について疑問を感じる

稲田氏にとっては　大臣という座は　非常に重荷だったのだろう

表情が　解放されたような顔になっていた

ただ　残念なのは　解放された　ではなく　防衛大臣としての重責を　しっかりと果たせなかった　という　反省がなされていなかった　ことである


安倍総理は　稲田氏の辞任によって　防衛庁の日報問題は　幕を下ろした　と考えるのは　あまりにも無責任である


監察の不十分さを　捉えるならば　安倍総理の力の及ばない　第三者機関による監察を　もう一度おこなう必要があるのではないか


安倍総理は　内閣改造で　追求を逃れようとしているようだが　それでは　無責任きわまりない


真摯な態度で　国民に　事の真相を明らかにする　行動をとってもらいたいものである