( Vol 3269 ) 日本人は 追い込まれないと 行動を起こさない
いま やっと 重い腰を上げようとしている
それが 日本の現状である
良いものは 良い
とは 言うけれど
現実は 今を 変更したくない という思いが強く働く
特に 日本人は 変わるのを嫌う
変わるには その必要性がなければならない と問いかける
ここに 問題がある
いま このままでも 生活できるのだから 変更する必要がない
いま このままでも 十分 競争力があり 十分 利益がある だから 変更する必要がない
この思考が 日本では 強い
ある意味 努力をせず 横になって寝ることを 決め込んでいる
社会は 日本国内で収まらなくなっている
生活には 世界が絡んでいる状態になっている
世界は 利益追求がはびこり 競争社会になっている
経済競争において 安泰 という状態はない という状況になった
1979年以降の 景気によって この競争感覚は 鈍化
その結果が 変わることができない
ということになっている
日本人は 追い込まれないと 気がつかない 気がつこうとしない
30年以上の経済低迷 企業の競争力の低下 企業の粉飾の横行
ということが起きてきた
このことを 悪いとは 思わなくなった
ごまかし の社会になった
嘘 がまかり通る 社会 になった
正直 の軽視
尻に火がついて はじめて痛みを感じる
という 鈍感社会になってしまった
いまやっと 尻の火が 強烈でやっと 自分たちの思考に 問題がある ということを 自覚しはじめた
遅き というところであるが
やっと 変わろうと動き始めた
追い込まれないと 行動を起こさない 日本人
これは 問題である
常に 問題意識を もつ
この姿勢をもってほしい
人間社会は 欲望の渦の中にある
これで良い ということはない
一瞬 これで良い と思えることはあるが すぐに 崩れてしまう