豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2019年04月26日 08時13分47秒 | 日記
 ( Vol 2443 ) 日本企業の国際競争力の低下は 企業が成熟したと思ったことである 常に 初心を忘れないことである

自然の営みは 成熟すれば 朽ちる その繰り返しである

日本企業の問題点は 成熟した と感じたところにある

日本企業は 1960年代は 成長期にあり 闘争的な 企業経営をしていた

世界に仕掛ける という 行動をしていた

それが 1980年代になると 日本企業は 世界のトップに立ったと 思った

これが 企業に成熟感を 起こした

その後の 企業の戦略は 現状維持


結果は 台頭してきた 企業に 追い越される という状況になった


今 そのことを 中国企業の台頭で 思い知らされている


栄枯盛衰 とは 成熟に甘んじたときに 起きるのではないか

心の油断が 引き起こしてきた


日本企業は 日本経済を牽引する という 役割もある


と考えると 成熟に甘んじて 保守的になり リスクという 危険を犯す行為をしないことは 国際競争において どうなのか 

日本国内だけにおさまる 安定経済を求めるならば 保守的でもいいだろう

しかし 日本経済は 自ら 世界に門戸を開いてしまったのである

そのことは 日本国内においても 世界の企業と競争することになる


競争力が問われる ということを 成熟という言葉によって 見失ってしまったのが 日本企業である


もう一度 初心に戻って 企業経営とは何か 競争力とはなにか を考える必要があるのではないか


平和ボケ という言葉を 戦争に対する言葉にだけ使っているが 国際競争においても 日本企業 日本政府に 言えるのではないか

油断大敵 という言葉がある


高学歴ばかりに 注目して 人の可能性に注目してない ことに問題がある

人の能力を 如何に引き出すか 

人の力を 如何に 使うか

人を 如何に 活かすか

無駄を 合理的とみなすことができるか

そのことを 忘れた 使い捨て という考え方が 蔓延してしまった 日本企業経営が 日本企業の国際競争力を低下させた とも言えるのではないか


世の中は 日進月歩 競争がつきものであることを忘れてはならない






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豊前善三つれづれ日記

2019年04月24日 19時17分23秒 | 日記
 ( Vol 2442 ) 高齢者の自動車運転事故に思う 高齢者の運転による事故を減少させるには すべての人を対象に 免許の取得 更新時に 高齢者の事故について 周知させることではないか


高齢者になるほど自己過信している傾向にあるようだ 

警視庁交通局の報告によると
75才以上の高齢者の運転による事故は 年代別に見ると 
16才から19才の次に 多い件数になっている
また 80才以上になると 一番多い件数になっている

高齢運転者による死亡事故に係る分析によると

操作不適が31%

安全不確認が24%

以下 前方不注意 判断の誤り
と続く

また 報告によると 認知機能の低下が事故発生に影響をおよぼしている と報告している


75才以上と80才以上の運転免許保有者数は 540万人で 死亡事故件数合計は653人

これは 75才未満の運転免許保有者の起こした死亡事故件数を上回っている


この報告が示すように 高齢者は運転には十分注意する必要がある

比率からすると 高齢者の運転による比率は10%を越える程度であるが 全体の死亡事故から見ると 無視できない

以前 私の知り合いが 高齢者の事故を起こした

当人は その時 軽い脳梗塞を運転中をお越していたらしい 
本人はその自覚はなかったようである ブレーキを踏んだつもりが アクセルを踏んでいた という 
その原因は アクセルペダルに軽く足を置いた状態から ブレーキペダルへと 足を移動させたつもりが 移動できていなかった ということで 事故につながった

人身事故には至らず 自損事故で済んだが 当人は 運転を諦めるということができず 運転している

そこには モーターリーゼーションの申し子世代である 高齢者ならではの 自動車への愛着があるのではないか

高齢者の運転による 事故を減少させる対策としては

運転免許を取得したときから 高齢になったときの 運転による事故を自覚する という講習が必要ではないか

今 高齢者向けの特別更新講習の中で 高齢者の事故について 注意喚起をしているが それでは 対策は遅い

すべての運転者の免許取得や更新の時に 高齢者の事故事故が多いことを 周知し 高齢者になったときの 心構えを持たす ということをすることで 高齢者の免許返納が促進されるのではないか

高齢者の運転が減少すれば それだけ 高齢者による運転の事故が減少するのではないか





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豊前善三つれづれ日記

2019年04月17日 20時59分36秒 | 日記
 ( Vol 2440 ) 「俺を誰だと思っているのだ」と 権力を握ったとたんに変貌 安倍総理 麻生副総理 菅官房長官 そして 議員たち 肩書きをとったらただの人である

誰でもが 巨大な権力を握ったとき 変貌する

対等の人としての 対応はしない

下に見て 意見も聞かない 命令という態度を示す

今の 安倍政権は まさに その状態にある

「俺を誰と思っているんだ」という 姿勢を示して 相手を威圧

物言わぬ 雰囲気をつくりだしている


このような状況は 正常ではない

平常心を 取り戻してほしいものである

肩書きをとってしまえば ただの人

冷静なれば 理解できることも 権力という肩書きを握ったときから 冷静さを失い

欲望に支配され  俺を誰だと思っている と威圧する


本来の自分を取り戻してほしいものである










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2019年04月16日 00時27分54秒 | 日記
 ( Vol 2439 ) ウィキリークス創設者を 機密漏洩罪として逮捕するのは 権力者の暴挙である

権力者の 国民を騙す行為は 許すべきものではない

機密漏洩に対する罪を問うことは 権力者は 国民の利益を損なったときである

しかし 権力者の利益だけに対する損失は 問うべきではない

いつの時代も どこの国の権力者も 機密事項をたてに 国民を騙し 権力者の利益を守るために 使う


このようなことは 許されるべきことではない

これこそ 暴かなくてはならない


その意味で ウィキリークス創設者の行動は 正義である

国民の権利として 正しい行動をとったといえる


機密漏洩という罪で逮捕するという アメリカ政府 トランプ政権の行動は 暴挙としか言えない


権力者は 国民を騙してはならない

そのことを 第一にして 行動すべきである


機密漏洩 とは そもそもなんであるか


なんでも 機密事項とすること事態が問題である


政権にとって 維持するために必要なことと 重要な秘密事項とは区別されるべきことである

前者は私的な利益に関することが前提にある これは 本来機密事項にはあたらない

ここの区別が重要なのである

機密事項は 厳密な選別の下で 行われるべきである


それが 権力者によって 厳密な選別なく 自分を守るために機密事項として扱わうことは 暴君である

今 問われるべきは 権力者の 理性である


これは アメリカ政府だけのことではない

日本政府 安倍政権にも言えることである












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豊前善三つれづれ日記

2019年04月10日 13時03分19秒 | 日記
 ( Vol 2438 ) 安倍政権は 新札を発表 皮肉にも 一万円札に 日本資本主義の父といわれる 渋沢栄一氏を選んだ 見方によっては 今の政治 経済政策について 警鐘を暗示しているように感じる

今 資本主義社会は 歪んでいる

利益の分配において 貧富の差を拡大させる状況をつくってしまっている

これは 資本主義が正常に機能していない ことを意味する

渋沢栄一は 「道徳経済合一」ということを言っている

富は 正しい道理の富であるべきである と説いている

道理 ということ重視している

そのことから見ると 今の日本はどうか

一時 ジャパン アズ ナンバーワン といわれたとき 日本社会は 一億総中流社会 と言われた

しかし バブルが弾け 経済の停滞 低成長時代になると 格差を広げるような 状況をつくりだした

経済界の グローバルの中での競争力をつけるためには必要だ という言葉に 自民党政権はのせられて 労働者を扱いやすい身分をつくりだすという 非正規雇用の法制度化 ということをした

労働者が 安心して生活できる という状況を壊してしまった


バブルが弾けた後の 経済界 自民党政権は すべてが 渋沢栄一の 説くこととは違った行動をしてきた

その代表的な 道徳と離れた欺瞞、不道徳、権謀術数的な行動をとっている 安倍政権は なぜ 渋沢栄一を 一万円札に使ったのか

理解に苦しむ

単なる パフォーマンスに終わらせてほしくない


今 渋沢栄一の説く 道徳経済合一 という言葉を 噛み締めてほしいものである






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