豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2018年06月23日 17時19分18秒 | 日記
 ( Vol 2299 ) また 自民党衆議院 による失言 呆れてしまう 国会議員は 国民の代弁者である ということを忘れては困る

穴見陽一衆院議員 は 参考人として 委員会に出席して述べた 日本肺がん患者連絡会代表 長谷川一男氏の 発言に対して ヤジを飛ばした

そのヤジの内容は

「いいかげんにしろ」

受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を考える場において 相応しくない 発言である

穴見氏の経歴を 報道により知ると
ファミリーレストラン ジョイフルの 経営者であった そして 今も代表取締相談役 という立場にある

このような 立場にある人間として このヤジは良識を疑う


なぜ こにようなことを生んでしまったのか

そこには 国会議員に対する処遇として 喫煙に対する 特別扱いが存在するからではないか

現在 大臣 副大臣 政務官の政務室 財務省 では 喫煙可能 という 状態にある

この状況と 喫煙者が喫煙しない他の人への配慮のない 喫煙行動 があるからではないか

タバコを吸うのは 勝手 他人にとやかく言われる 筋合いはない という気持ちがある

これが 許されてきた 

しかし 今は 違う 

喫煙しない者にも 言う権利がある という事態になった

受動喫煙による健康被害である



穴見氏は ヘビースモーカーであるという

喫煙家として 喫煙家が追いやられる という苛立ちから ヤジを飛ばしてしまったのだろう


これは 喫煙家としての マナーを持ち合わせていない ということではないか



いま なぜ 国会で 受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案が 出されているのか

その背景を考える必要がある

世界保健機構で 受動喫煙による健康被害の警鐘

また 報道においても たびたび 受動喫煙健康被害について 報道してきた

この経緯を どう考えるのか


ファミリーレストランの経営に参画しているものにとっての 自覚を疑う


穴見氏 ヤジ発言は 一個人の発言に とどまらず 自分の周囲にも影響を与える ということを 考えていない


いま 自民党議員には このような議員が多く存在する

傲慢で 私利私欲を 全面にだしている


この状況は 魔の当選3回生議員 と揶揄する というよりも 自民党の体質が露呈した ということではないか

このような発言は 自民党内での 力を持つ古い議員たちの 言動を見習ってきた結果である とも見える

自民党内における 良識のない状況 批判しあえるという風通しのない状況 が生んだともいえる のではないか

一国会議員の言動は 政党の 現状を物語る のではないか

どうして このような失言が生じるのか

どんな人間も 組織という集団の力によって 自分を見失い 組織の色に染まる ということを表している


安倍総理に対する批判ができない 麻生氏に対する批判もできない

最大派閥に すり寄る 批判しない 状態が 傲慢 私利私欲 を生む状況つくっている とも見ることができるのではないか


受動喫煙の問題を 大きな問題として 取り上げる 姿勢を持つことではないか

時代は変わった ということを受け止める ことではないか


国会議員は 国会議員という立場から 国民に 方向を示すという意味においても 慎重な発言が必要ではないか

国会議員という 立場を考えてほしい 


国会議員とは 言いたい放題 したい放題 と勘違いされては困る


国民の 代弁者 という立場 を意識してほしい ものである

特に 政治を私物化している 自民党議員には 自覚してもらいたいものである



一事が万事 ということばがあるが 自分の行動 を コントロール する 姿勢をもってもらいたいものである

自民党内の 出世ばかりを見ていないで しっかりと国民の代弁者としての 役割を果たす 行動をしてもらいたい




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豊前善三つれづれ日記

2018年06月23日 00時45分06秒 | 日記
 ( Vol 2298 ) 企業の採用における 学歴フィルターは 企業の活性化には ブレーキになる 常識を疑い 慣習を疑う 必要がある

多様性 が求められる時代 不確実性の時代

このような時代 どのような人材を求めるべきか


これは Googleが 採用に際して 特定の学校の卒業生の採用ということをやめた

地方の大学卒業生も 平等に採用するということに 変更

これは 時代を切り開くためには 多様性が必要である という考え方だという

日本の企業の弱点は 特定の学校を 優遇するという 多様性のない 画一化した思考にある

特定の大学の欠点は 組織の中に入ると 批判できない という状況を生み出し 

過度の保守的な状況を生んでいる

この事実を考えるならば 学歴フィルターは 撤廃するべきではないか


多様な思考の人材を求める

それが 今の企業には必要なのではないか


多様な思考を生むには 様々な思考の人材と 組織内における 風通し である

どんな 素晴らしい人材を 採用しようとも

組織内で 自由に意見を言えない 状況をつくりだす ことこそが問題である


日本人の多くが 学歴を問わず 自分の意見を 人前で言わない 周囲に気配りをする

という状況がある

これは 日本人の特徴でもある

いま 日本企業が 変わるには 常識を疑う という 思考を持つ人材の採用が必要である

企業内における 学閥 先輩後輩という 関係も 撤廃する くらいの改革も必要である


まず 第一歩として 学歴フィルターは 廃止すべきである

そして 次に 忌憚なく意見のいえる 風通しの良い 企業内の環境をつくることである

違う意見が存在できる という 企業内環境を整えることも必要である

また 忘れてはならないのは 今の日本企業を 停滞させたのは この学歴フィルターの恩恵に預かった連中であることを 忘れてはならない

安定した時代の中で 積極性を欠いた 保守的な思考をもって 行動していた


安定した時代から 激動の時代 革新の時代に入った今 求められるのは 何か


2割8割の論理で考えるならば
2割の人間がいなくなれば 8割の中から 2割の役割をする者が出てくる

見方を考えれば 誰にでも 潜在能力はある ということである


やる気をどう出させるか
潜在能力をどう引き出すか  

企業は いま そこが求められているのではないか

人の力を活かし切れていない そこを気がついていないのが 今の日本企業である

常識を疑い 慣習を疑い 常に挑戦

ということを心がける必要があるのではないか

 



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