夜は短かし歩けよ乙女

森見登美彦の長編小説。

アニメ化、舞台化もされている。

この方は、刊行物は少ないのだけれども、「四畳半神話大系」や「有頂天家族」「ペンギンハイウェイ」など、アニメ化されている作品が多い。

コメディーなのだが、ちょっとSFが入っていたりでおそらく影響を受けた作品ご色濃く出ている。（初期の押井守や宮崎駿）

今回のアニメは、湯浅政明監督作品でみ四畳半神話大系」と同じです。

場所は（おそらく）京都大学周辺。

同じキャラクターも出ています。

この人が好き。

自称「天狗」キセルの煙で鯉を泳がせたりする。変な一発芸をたくさん持っている。

前後半で2部構成になっているが、通してのテーマは「黒髪の乙女」と「先輩」の恋が始まるまでの一夜。

前半は先輩カップルの結婚式2次会を抜け出し、夜の先斗町のお酒の世界に足を踏み出す黒髪の乙女とそれを追う先輩。

彼女はそこでさまざまな人に出会い、酒場特有の奇妙な盛り上がりと連帯感の中で李白と呼ばれる金貸しの老人と飲み比べをする。

後半は子供の頃自分が持っていた

「ラタ・タ・タム」

を求めて鴨川納涼古本市を探しているとき、

神出鬼没な集団「韋駄天コタツ」とゲリラ演劇「偏屈王」

に出会い主演女優を務めることになる。

パンツ総番長の恋は実のか？

いや、先輩の「ナカメ作戦」は成就するのか？

原作の3部形式をうまく一晩の「一夜」にまとめて、とにかく歩き回る「黒髪の乙女」の話しにまとめたのはとてもうまい。

展開もスピーディー。

酒呑はこうでなくちゃ的な「そういうことあるね」という既視感と共に楽しい一夜を一緒に過ごせる大人の奇妙なコメディーとなっております。

リコリスリコイル 最終回

犯罪者と

秘密裏に暗殺する者

バランスを取る者と現状維持する者

塔の上で対峙する2人。

体調が悪そうにしてると、「ちょっと休憩しよう」と言う真島。

ジュースを飲みながら談笑する2人。

いや、まあ、そんなことよりですよ。

これすごくない？！

ちゃんと両目しっかり開いてるの。

しかも、右眼とレティクルあってるの！

たまらんね。

「毒のある花咥えるなんて！」

とか話題になった奴。

どんだけ見てるのよ、リコリコw

ラストどうなるのか？

是非見て欲しい。

嫁に勧められたアニメ「よふかしのうた」

漫画が原作らしいのですが、7月からアニメ化されていたらしく、Amazon primeで配信してるのを嫁が見ていて、「これ面白いよ、この曲好きでしょ？」

OPの曲はまっちゃカッコよかった！

そして、EDの曲は知っていた。

「よふかしのうた」Creepy Nuts

この曲がオードリーのラジオのラジの全国ツアーのテーマソングなのは知ってた。

ラジオの全国ツアーって何だよ！って話しなんだけど、今やってるラジオの全国ツアーがやらちゃう時代なんですよ。

で、その曲にインスピレーションを受けて漫画を書いたと。それがアニメになっています。

なんとなく初めての夜更かしをした中学生が、出会った女は吸血鬼だった、と。

アニメの途中でOLの女性と出会うんですが、その時の「俺が吸血鬼になれたら、貴方を吸血鬼にしてあげる」

人間が嫌になったら、いつでも人間やめられる。

とか、最高過ぎて泣きそうになった

感動した。

人間やめてもいいんだ。

昔、人間やめますかん覚醒剤やめますか？ってCMあったけどw

でもね、普通にまとめな暮らし？って、絶対守るべきものなのかな？

世の中の常識から逸脱してもいいんだ！と、いつも思う。

このアニメ、なかなか面白いよ！

絵も、見やすい。

悪くない。

何よりも内容がいい。

普通、吸血鬼出てきたら戦うでしょw

そーゆーのないの。

是非、時間作って見て欲しい。

骸骨が好き。久しぶりのオーバーロード4期

勿論、異世界転生物。

その中でも俺が1番好きな作品。

それが「Overload」

ゲーム好きで、ゲームに入り浸っていた男。

そのゲームが終了するその時。

何故か終了しないゲーム。

まるで自分がゲーム内にいるような感覚。

ゲーム内キャラクターの息づかい。

そして現実世界に戻れないことに気がつく。

そして、ゲーム内の自分は人間ではない。

骸骨。

「ナザリック地下大墳墓」という、迷宮？城の主人。41人いた仲間はもう誰もいなく、自分1人だけがゲーム内に取り残されたようだ。

この世界を調べるために、マスクを被って小さな村に辿り着く。

そこで人間を助けることでたくさんや情報を得る。そう、まるでゲームのように。

彼はゲームばかりしていたので、戦闘や戦略、物語の進め方には長けている。

現実世界ではただのサラリーマンで、誰かの上に立つとかの経験は皆無。

自分の部下（ゲーム内のキャラクター）には自立して欲しいが、彼等が自分の為にどういう行動をしているのかは全然理解していない。そのギャップをギャグとして楽しむ話だと思ってる。

けど、主人公の尋常じゃない強さを見ているのも爽快だったりする。

しかし、敵？は人間なのだ。

でもそこがまたいい。

彼は人間のふりをして、戦士としても強くなっていく。

マジックキャスター（魔法使い）でありながら、戦士の冒険者として名を上げていく。

元々はもっと強くなりたくて始めたこと？

でも、それも何故か良い方に転がっていく。

「さすがアインズ様！そこまで見越して？！」

と羨望の眼差しで見られてしまう。

「お、おう。まあな」

そういう先の見えない展開。

その先、どうなっていくのか、最後まで見てみたい。

ダンジョンで出会いを求めるのは間違ってるだろうか アニメ4期スタート！

遂に「ダンまち」アニメ4期がスタートしました！

最近流行りの「異世界転生物」ではない、本物の異世界ファンタジー。

待ちに待った4期です。

前作の3期でも、素晴らしい話しを見せてくれました。

1期は物語のスタート。

冒険者として駆け出しのベルクラネルが、英雄に憧れて強くなろうとする話し。

ミノタウロスとの戦闘は手に汗握る展開で、感動も一入でした。

仲間も少しずつ増えていきパーティーとの絆も深まっていきます。

2期は、前半と後半で大きな二つの展開があり、特に後半はちょっと感動する展開です。2期は「他のファミリアとの抗争」がメインとしての流れ。

3期は「感情があるモンスター」という、冒険者とは何か？　モンスターとは何か？　というかなり深い話になっていて、マジで見応えは1番！

めちゃくちゃ面白いです！

ダンまちには外伝やOVA、映画もあります。

外伝「ソードオラトリア」は1期の話しをアイズバレンシュタイン目線で見てる話しです。

OVAは1期の後の話。

オリジナルで小説の話とは繋がらないです。

映画「オリオンの矢」も、完全オリジナルストーリー。

女神アルテミスを救うストーリーです。

映画なんで短いですが、ギュッと詰まっていて盛り上がります。

長いシリーズの話ですが、4期を前にABEMAでアニメ全話無料配信中。

今週末にバチっと3期までみてしまえば、4期も楽しめるはず！

いや、面白いに決まってます。

楽しめること請け合い。

もし観たことない人は、騙しませんから、絶対に観てみましょう。

リコリス・リコイルを見てるとシューティングレンジに行きたくなる

夏アニメ、豊作神です。

先日紹介した「異世界おじさん」もいいですが、やっぴ金のかかり方が素晴らしくアクションが素晴らしい「リコリス・リコイル」も紹介したい。

久しぶりのガンアクションアニメ。

「ソードアートオンライン外伝」の間アクションも素晴らしかったが、今回もまた血湧き肉躍る。

異世界じゃないのもイケてる。

現実世界を平和に暮らせてるのは、殺人を厭わない暗殺組織のおかげ。

で、その暗殺を担ってるのが女子高生。

命令違反をしてでも犯人を殺す「たきな」と、犯人の銃弾を全て避けて殺さない「千束」のペアが、和喫茶「リコリコ」で働きながら事件を解決していく、という設定。

何しろガンアクションが素晴らしい。

マシンガンすら避ける技術を見てるとワクワクする。

2話の銃撃戦なんて、もう涎が出る。

今期のアニメでも、特に銃好きには外せないアニメです。

夏アニメ 「異世界おじさん」が予想外に面白すぎる

「異世界もの」多いんですよ。

もう異世界行って活躍した。くらいじゃ楽しめない自分がいる。

この数年、見過ぎた。

「異世界おじさん」

なんてキモそうな題名。見た目。

最後だ。

そう思って1話を見た。

子供の頃に交通事故で寝たきりだった「おじさん」が眠りから覚めたら頭がおかしくなっていたw

聞いたこともない言葉を喋り、寝ている間「異世界に行ってた。現実世界に帰ってきた」と話すおじさん。

頭がおかしくなったおじさんだが、寝たきりのうちにおじさんの処遇を巡って家族は離散w

甥っ子が面倒見ることに。

「証拠を見せてやる」

といって、何やら叫んでいる。

が、何も起こらない。

「風よ運べ」

「風よ戻せ」

突然病室内に風が起こり、物が移動しだ。

「こっちでは日本語になるのか」

おじさんは魔法が使えた。

普通、ここから現世でも無双するのかと思いきや、食べるからヤフオクで送料無料になる、魔法の剣を出してYouTubeで小銭を稼ぐ。

この意味のない感じが堪らなくいい。

2話からどうなっていくのか、とにかく期待しかない。

パリピ孔明

漫画も9巻が発売されて、アニメが始まって赤丸急上昇の「パリピ孔明」

アニメも12話「109の戦い」で大団円の終了となりました。（赤壁の戦い？）

日本人なら誰でも知ってる「三国志」

大好きな「三国志」

その漫画やアニメ、実写映画などはとにかく数えきれないくらいあります。

が、「現代の渋谷に転生し、クラブで歌う歌手英子の歌声に感動して将も仰ぎ世界を平和にする為に軍師として生きる」とか、誰が考えますか？w

日本人は三国志の孔明が大好き。

この自由な国で、孔明の策略で音楽業界と闘っていく。

最高じゃないですか。

かこにも「To-y」や「BECK」というバンドの漫画がありました。

自由なはずのロックが音楽業界の中で自由に歌う為に疾走する漫画。

現在も漫画でその展開は続いてます。

できればアニメ2期で見てみたいですね。

実は、もしかしたらtoyやbeckと肩を並べる作品になるかも、、、と期待してます。

勇者辞めます 次の職場は魔王城

予想外だった。

「はたらく魔王さま」とか、

最近面白かった「天才王子の赤字再生術　そうだ、売国しよう」とか

そういうアニメだと思ってた。

異世界お仕事系アニメなのかなーと。

だが違った。

たまにあるんだよ、期待してなかった面白さをラストにどんでん返しで持ってくるアニメが。

魔王軍を一人で倒した勇者。

何故か勇者を辞めて、魔王軍に入って軍を建て直す。

そういうちょっとのほほん系アニメだ。

四天王の仕事をサポートし、魔王を支え。

しかし、中盤から不穏な回想が差し込まれ

「あれ？なんか変だぞ？」

と。それがラスト近くで一気に秘密が明かされる。

「勇者は何故、魔王軍に入るのか？」

いや、面白いわ。

マジで予想外に面白い。チェックしておいて良かった。

これからラストに突入だ。

ワクワクする。

どうやって終わるのか、マジで楽しみな作品になりました。