やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

猟師と獣害

2012-04-20 | 農・生物
「知りあいが猟師になったんです」っと
言われて、てっきり「漁師」かと思った。
話が噛み合わないので「猟師」のことだと
判明w

猟師の世界も高齢化が進んでいること、
獲る人が減ったためバランスが崩れて獣害が
増えてることを教わる。


母親が安心していれば子供も安心して人里への適応が続くエゾシカ(北海道)

エサを求めて鹿、熊、猪、猿が人里におりて
きて人家、神社仏閣、畑、家畜に被害を及ぼす
というニュースを見かける。

猟師が減ったこと、野の獣たちの天敵である
狼を日本人は100年前に滅ぼしたこと、など
など様々な理由がありそうだ。


手作りのバリケードでもシカやイノシシの攻撃の方が強い(長野県)

獣害があっても。動物保護団体などからの
狩猟反対の声は大きいそうだ。それはちょうど
ちょうど鯨と話が似ている。

『クジラと日本人』をここで引用させて
もらったけど、クジラが絶滅に瀕している
どころか(そういう種もあるけど)増えすぎて
困っている種も増えている。



なので予算を組んで猟師やハンターに退治を
依頼することも多いらしい。またこの3月の
下関市の発表だけど、有害獣として捕獲した
イノシシとシカを食肉に加工する「ジビエ
解体処理施設」を建設するそうだ。

そういうジビエを食べさせるお店群による
季節イベントなどいいのでは。横浜の野毛
鯨を食べるお店を復活して町おこししている。

写真はこちらより。