おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

テスト週間

2012-11-01 10:43:44 | 課輔班

台湾の小学校は、
今週からテスト週間。

来週の木曜日と金曜日に大きなテストがあります。
台湾の学校は9月から旧正月の前までが前期。
旧正月明けから、夏休みに入るまでが後期なので、
今回のテストは中間テストということでしょう。

それにしても、
小学校から定期テストがあるなんて、すごいです。
台湾の子どもたちは大変!

さて、課輔班の子どもたちも大変です。
課輔班は、政府の委託事業で、
国から援助をいただいている性質上、
子どもたちの成績はすべて報告しなければなりません。
子どもたちの成績が悪いと、
課輔班の存続にさえ影響するのです。 

先生たちも気合が入っています。

そして、私が担当しているDIYの時間や聖書の時間も
この期間中はすべて中止になって、
すべての時間をテスト準備に費やすことになります。

以前は、そこまでして子どもたちに
勉強させる必要があるのかと思っていましたが、
最近は、これも文化、
仕方ないと思うようにしています。

私もお昼寝が終わる1時40分から、
5時ごろまで、子どもたちの勉強をみています。
私の中国語の問題もあるので、
教えられるのは、1、2年生。
国語などは、一緒に勉強してるという感じです。笑

それにしても、
こんな風に子どもの勉強をみていると、
それぞれの子どもの能力の差に愕然とします。

私が主に勉強を手伝わなければいけないのは、
Gくん(2年生)の算数なんですが、
 最近やっと足し算引き算の筆算ができるようになりましたが、
それでも、簡単な1+2とか2+3というような
繰り上がりのない足し算でさえも、
手を使わないと計算できないので、
とても遅いのです。

また、文章問題になると、
それが足し算を使うのか、
引き算を使うのかさえ分からないのです。

図に描いて説明したり、
実際演技してみたり(笑)、
いろいろするのですが、
そのときには納得したように見えても、
次に同じような問題がでてくると、
やっぱり分からないのです。

どうしたもんでしょう。ε=( ̄。 ̄;)

Gくん、身体は小さいけど、
素直でいい子なんです。

学力以外のものさしで彼を測ってほしい。

欧米の教育現場では、
学力以外のものさしを持っているように見えた。

うちがアメリカに住んでいたとき、
そこのクリスチャンスクールでは、
「教育とは、子どもが神さまから与えられた賜物を見つけて、
それを伸ばしてあげること。」 
と言っていました。 

残念ながら、
台湾の学校のものさしは、
学力オンリーです。

日本の方がまだいいのです。
お友達が多いとか、
スポーツができるとか、
芸術方面が秀でているとか、 
そんなことを結構評価してくれるような気がします。

でも、台湾は何度もいいますが、
学力オンリーです。
 

はぁ、今日もGくんのサポート、
がんばりっす!!

 

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