いつも得勝者の授業で行っている学校の廊下です。
台湾は暑い国ですが、
普通の公立の学校は冷房がありませんから、
校舎は、とても開放的です。
上の写真のように廊下は外に面しています。
教室の窓も開け放してありますから、
風通しはとてもいいですね。
教室の天井には、
大きなプロペラのような扇風機がついていますし、
教室の両側の壁にも扇風機がついているので、
教室の中の空気がよどむことはありません。
そしてこちらが小学校の給食。
この日はさつまいもごはんと、
おかず4品、それにスープですね。
そうそうこれ意外に、
必ずフルーツがついているのも魅力的。
子どもたちは自分のステンレス製のお椀を持っていて、
まずご飯をよそい、
どんぶりのように、
おかずを上に載せていきます。
スープはご飯やおかずを食べ終わった後で、
よそって飲みます。
台湾の一般家庭と同じですね。
そしてすべてセルフサービス。
食べられる量だけよそいます。
なかなかいいシステムですね。
おかずも栄養のバランスがとれてていい感じ。
また台湾の学校では、
担任を持つと、
教室に自分の机を置きます。
教室と言うより、
教室にちょっと奥まったスペースがあって、
そこに先生の机があるわけです。
つまり職員室はないということ。
各フロアーに、
ちょっとした先生方の控室みたいなところがあって、
他の先生が自分の教室で教えているときに、
そこで自分の仕事をしたり、
お茶やコーヒーを飲んだりしますが、
基本、いつも子どもたちと一緒にいます。
そして驚いたことに、
台湾の学校には、
一つの学校にスクールカウンセラーが複数いるのです。
また在宅にいる生徒のための先生もいます。
身体や心の問題で学校に来られない
いわゆる不登校の子どもの
勉強をみる先生です。
台湾の学校、
問題も多いのでしょうが、
一生懸命それに対応しようとしているのが、
よくわかります。
台湾の学校から学ぶこと、
たくさんありそうですね。