五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがくらぶオリジナル 感想①

2013年07月25日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2013年9月号

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 表紙は、アニメ絶賛放映中の『リコーダーとランドセル』

 その他、新連載作品2つや、人気作品もいろいろです。

 

 

 今月の「子供の視点おもしろいで賞」は、『たばたちゃん派』より、たばたちゃん!

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 扇風機の前で声を出すたばたちゃん。 声が変わるのを楽しんでいる様子ですが、

 そこへお母さんが「宇宙人の声みたいね。」と言ってきたものだから、大いに驚くことに。

 ここでたばたちゃんが好奇心を全開にして、お母さんに質問していたのが面白かった!

 なるほど、「宇宙人の声」を本当に聴いたのかどうかが、子供には重要なんですね~。

 このあたり、大人の常識と、子供の視点との食い違いが興味深いネタになっていました。

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

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 今月号には、リコラン通信のほか、置鮎龍太郎さんのグラビア企画が載っています!

 そんな今回、ラジオ体操にはげむあつし君。

 ですが、“成人男性”が1人で、平日の昼間から公園にいると、あやしまれるのが今の世。

 あつみさんのおかげで誤解は解けた(?)ようですが、世知辛いものですねえ・・・

 タケ兄なんて、スーツ着て外出するとか徹底しますし(´▽`;)

 

 それはともかく、ラジオ体操をしているのが小学生とくれば、

 吉岡先輩が放っておくはずもなく、かなり不健全な視線を送っていてヤバかった!

 「薄着幼女」という表現だけで、もう何と言うか、犯罪臭がしてしまいますわ。

 そこへ、女性警察官さんたちがやって来たのは、ナイスタイミングで笑いましたよ゜(*゜´∀`゜)゜

 

 さらに、吉岡兄が三浦さんに目をつけていたのも面白かった!

 アラフォーなのね、三浦さん・・・ ルックスは悪くないと思ってるんですけどね。

 婚活に対する余裕のなさが、大きくマイナスになっていて、モッタイナイ。

 などなど、ラジオ体操をめぐるロリコン&熟女好き兄弟が、相変わらずだった今回。

 三浦さんが婚活成功する日は来るのかどうか?

 そんなことを気にしつつ(するなよ)・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【新連載!】

●ちっちゃいおっさん (どっこい笑太郎 先生)

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 兵庫県尼崎市の非公式キャラクター「ちっちゃいおっさん」!

 詳細は公式サイトにて。

 尼崎の魅力を伝えるために奮闘する、ほろ酔い笑顔のおっさん・酒田しんいちさん。

 奥さん、娘2人、息子1人、そして犬の八木を加えた面々の、日常を描いた4コマ作品です。

 

 こう言っちゃなんですが、パッと見むさくるしいおっさんが主役という事で、

 ちょっと野暮ったい空気を感じてしまったわけですけども、

 内容としては、よい感じに4コマ漫画していて好印象な作品。

 

 ベビーカーを押している女性に、「抱っこさせてもらっていいですか?」と尋ねるネタでは、

 もちろん赤ん坊を抱っこするのだろうと思いきや、まさかお母さんの方を抱きかかえたり、

 奥さんが「忙しい」を連呼しているのに、おっさんは「暇」だと言い張るネタでは、

 オチで明かされる納得の理由があったりと、4コマ目でオトす形式を基本にしていて、

 楽しむことができました。

 

 また、犬の八木がなぜかしゃべることができるため、

 おっさんとコンビで、掛け合いのようなやりとりをするのも面白いポイント。

 各々の人物の喜怒哀楽がハッキリしているのも、わかりやすくて読みやすいですね。

 そのぶん大味になっている印象ですが、これはこれで面白味になっています。

 そんなおっさんを中心にした、明るい4コマ作品。 連載スタートとのことで、楽しみです!

 

 

 

●ぼくとことりちゃん (野々原ちき 先生)

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 大きな少女と小さな少年は、婚約者!?

 以前ゲスト登場した作品が、連載スタート!

 幼いころに結婚の約束をした、陵博巳くんと小鳥遊陽菜さん。

 ところが10年たっても、博巳くんは小さいままで、逆に陽菜さんは成長いちじるしい。

 そんな凸凹男女の物語です。

 

 身体は大きくなっても、中身は子供のままと言いますか、天然風味の陽菜さん。

 ゆえに少し危なっかしい彼女を、放っておけない博巳くん。

 といった2人の個性と関係が、面白味になっています。

 

 教科書を忘れた陽菜さんに、【教育的指導】をする博巳くんでしたが、

 クラスメイトの山吹くんが陽菜さんに、(下心アリで)教科書を貸そうとするや、

 【説教】をくらわせて、結局自分が貸してあげるあたり、面倒見がよいですね。

 

 頼りない陽菜さんを、守ってあげてるようにふるまう博巳くん。

 そうした男心と、天然なまま博巳くんへの好意を隠さない陽菜さんの女心が

 みごとにかみ合っていて、ほんわりと心地よさを感じながら楽しめます。

 何だかんだで相思相愛な2人の関係に、安心感を覚えられるのが良い感じ。

 連載スタートとのことで、期待です!

 

 

 

【今月のピックアップ!その2】

●園児様のゆーとおりっ (ミキマキ 先生)

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 休日にデパートへ来たユキ先生でしたが、そこには見慣れた男児が・・・

 タイムセールで、趣味ではないけど家で着るからと

 アニマル服を買ったところ、それを柊くんに見つかってしまったユキ先生。

 

 そこから始まる2人の休日は、まるでデート。

 まあ柊くんは迷子になっているのですが、相変わらずクールというか、マセているというか。

 泰然とする彼に、むしろユキ先生の方が引っ張り回されてしまうという関係が面白かった!

 先生を「お母さん」と間違われて、「オレの女」とか言っちゃう柊くん、ホントに園児かよッ!!

 

 ファミレスでも、大人びた態度で応じる(だけど場に合ってない)柊くんが、楽しすぎます。

 ドライブでも、子供だから一緒にカートに乗るだけだし(´▽`;)

 それでいて柊くん、ムダにカッコイイものだから、妙な可笑しさがありますよね。

 ユキ先生も、そんな彼の姿に血迷いそうになったりするし、もしかしてお似合いなのかも(ぇ

 

 などなど、先生と園児のデートが愉快だった今回。

 ユキ先生、年齢差ありすぎですけど、もう柊くんでイイんじゃないかな(ォィ

 なんて考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2013年07月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2013年9月号 のつづきです。

 ①は、『踊る!アントワネットさま』 『どろんきゅー』 『じごくプリンセスえんまちゃん』

     『先生のすみか』 『恋愛ラボ プチアンソロジー』です。 (『恋愛ラボ』感想はこちら

 

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 1泊2日の京都旅行へ行くことになった外村さん、春野さんが一緒ということで嬉しそう。

 【ルンルン気分】での、内心と実際の笑顔の対比がヒドい! 内心の笑顔が可愛いらし(^^;

 旅行では、外村さんの極道姿や、関西弁にツッコミ入れる春野さんに大笑い! 本場やで。

 

●カブルモン (藤堂あきと 先生) 

 体育祭、マネキンになりきるカブルモン部。 マネキンとはいえ、服を脱ぐのは恥ずかしい!

 この恥ずかしいという感覚が、着ぐるみをまとうことで、吹っ切りやすくなっているのかも?

 蜂須賀先輩が語っていた「夢スイッチ」なども、羞恥心を忘れられる瞬間の話で、興味深い。

 

●スーパーメイドちるみさん (師走冬子 先生)

 1つまでも書いた通り、麗子さまと大樹くんが、2人きりで劇の練習をするお話・・・でしたが、

 前半のちるみさんと大樹くんの会話で、“小道具の指輪”が大切なものであると描かれつつ、

 後半の麗子さまとのやりとりで、その指輪が彼女の心の扉を開いてしまうのは、意味深い!

 

●ミッドナイトレストラン7to7 (胡桃ちの 先生) 

 S・Aでギクシャクしてしまったマサさんとワビさん。 そのまま、一行は宿へ到着することに。

 この宿のオーナー・分水さんが、天四郎くんの元客・舞子さんと、結婚した人なのですね~。

 そのあたりでひと悶着ありそう? と思っていたら、マサさんの方がトラブルで、どーなる?

 

●ピンポン☆ブー (藤島じゅん 先生)

 夕立にあってしまい、景二君の家へと駆けこむクイ研の面々。 そこで知る景二くんの恩人。

 閑羅屋世一、景二くんをこの世界へ引き込んだだけでなく、彼の上を行くクイズ人間だとか。

 藤島じゅん先生の全作品名を覚えているなんて、脅威ですよね(ォィ。 登場が待たれます。

 

●信長のおよめちゃん (大場玲耶 先生) 

 帰蝶と信長、山賊の遭遇するの巻。 帰蝶さんピンチ!? と思いきや、あっさり撃退(^^;

 表の天然ぶりと、裏のはっちゃけぶりの落差が面白いですねえ。 山賊にも優しいですし。

 魚を食べる事にひるむ彼女が信長くんに諭されて、それでも優しさをみせる所は良かった。

 

●ゲキカラ文化交流 (沼江蛙 先生)

 林くんが所属するサッカー部の部長が、謙遜して自分を「課長」と称してたのには笑った!

 そんな今回、部活話でしたけど、アイシャさんが運動神経抜群というのは意外だったかも。

 定番のピザ回しにこだわるのが面白いなあ(´▽`;) キャサリンのお茶部は英国人ぽい(ぇ

 

●風紀のフーコ (永みはじ 先生) 

 風紀委員フーコさんに強い味方が現れた!? メガネが似合うアラサー男、小林先生。

 共に学園の風紀を正そうと意気投合してますが、小林先生、色恋に対してだけ厳しい様子。

 私怨が原因でしたけど、フーコさんが彼の暗黒オーラを、ふわっと押し流すのが心地よい。

 

●すしっ娘 (3.5合 先生)

 寿司屋での修行を始めたさよりさん、新人ですが頑張りは人一倍。 そんな姿がよい感じ。

 けれども、やはり失敗はつきもので、常連さんに叱られたりと、辛い思いもたくさんあります。

 今回は、そうした辛さが目立つ内容になっていて、最後の涙(ワサビ)巻きがしみましたね。

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生) 

 私服のアテナさんが、アポロンくんと待ち合わせ・・・ これは、もしやデートなのか!?

 2人でアルテミスさんへの誕生日プレゼントを買いに行くだけでしたが、ヴィーナスが誤解。

 そのへんの勘違いっぷりが面白かったわけですが、ヴィーナスさんの親友ぶりも良かった。

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)

 イイ男が村に引っ越してきて、わきたつ村の人々でしたが、どうにも怪しいラウールさん。

 小説家ということですけども、間違いなくあの詐欺師ですねえ。 彼の目的は、レモンさん?

 指輪のトリックを見抜いたのはヨシュア君でしたが、動機を当てたフワロさん、気づいてる?

 

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2013年07月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2013年9月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は、水も滴るイイ女!? ・・・なリコさん。

 また、8月7日にコミックス1巻がそれぞれ発売の

 『どろんきゅー』『踊る!アントワネットさま』も載っています!

 

 

 今月の「よどみなく美しく・・・で賞」は、『スーパーメイドちるみさん』より、麗子さま!

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 大樹くんと一緒に、劇の練習をすることになった麗子さま。

 ただでさえ、2人きりで浮かれていた彼女でしたが、小道具の指輪をはめられた途端・・・

 ここの麗子さまの行動が、すらっとなめらかに、4コマを流れて行ったのが印象的でした。

 ものすごく自然でよどみなく、ゆえに「美しい」と感じてしまう【シーン62】が素晴らしかった!

 

 

 

【8月7日、コミックス1巻発売!】

●踊る!アントワネットさま (にしうら染 先生)

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 2人のマリーさん、その交流を描いた4コマ作品。

 絵描きのマリーさんが出会ったのは、王太子妃(当時)マリー・アントワネット様!

 そこから始まる、今はまだ平和な時代のヴェルサイユを舞台にした物語です。

 

 前回、ルソーの『社会契約論』を読み、興味をもったマリーさんが本をさがすお話。

 アントワネット様の図書室には、多くの蔵書がそろっていてうらやましい限りなのですが、

 本人はあまり読書が得意でないという、宝の持ち腐れ(^◇^;) モタイナイ!

 次に、エリザベート様に案内されて、陛下の図書室を訪れるものの、

 そこでは学術書は豊富にあっても、マリーさんのさがすルソーに関連した書籍はない・・・

 

 って、まあ当然といえば当然ですよね。

 フランス王家は王権神授説にもとづいた正統性を基礎としているのですから、

 人民主権をうたった『社会契約論』は、いわば危険思想の集大成。

 そんな「悪書」を置いているとは思えませんよね。

 こうした思想は、やがてフランス革命への理論的土台を作りあげてゆくわけですから。

 

 マリーさんとルソー公とのやりとりでは、相変わらず彼のイヤミが炸裂してましたが、

 彼のルソー評はやはり貴族らしいもので、このあたりマリーさんとの温度差は気になる所。

 けれど、本を通じた2人の交流は、ルソー公がマリーさんを認める方向へ動いているようで、

 なんとなく良い感じでありました。

 

 などなど、ヴェルサイユを舞台にくりひろげられる優雅な(?)宮廷物語。

 ほかにも様々な歴史上の人物が登場して盛り上がりますよ。

 8月7日発売のコミックス1巻ともども、今後も楽しみです!

 

 

 

●どろんきゅー (吉村佳 先生)

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 幽霊に好かれてしまう、怖がり少女を描いたホラーギャグ4コマ!?

 佐倉さんは、とても怖がりな女子高生。

 なのに、なぜか幽霊に好かれる体質で、彼女の周囲にはホラーなものがたくさん。

 そんな佐倉さんと、ホラーマニアな親友・遠藤アキさんとがくりひろげるコメディ作品です。

 

 今回、地域祭で和太鼓を演奏することになったアキさん。

 なんでも出演予定の人間が、ケガしてしまったための代役ということですが、

 どうもその太鼓には、妙なものが憑りついているようで・・・?

 なんてお話でしたけど、怖がり佐倉さんは不安を感じているものの、

 ホラー好きのアキさんは、むしろ喜んで応じているのが面白い!

 

 また、佐倉さんは怖がりだけど、幽霊に好かれているため、

 ときには幽霊に護られたりもするのだから、その食い違いなども面白味となっています。

 ヤンチャなお兄ちゃん・お姉ちゃんにすごまれたり、

 衣装がミニということで男性の目が気になったりもしますが、

 そこを幽霊たちがガードしているのが、なんとも奇妙に可笑しい所。

 かと思えば、きちんと佐倉さんを怖がらせる幽霊もいたりと、良いさじ加減になっています。

 

 そして呪いの太鼓も、やはりアキさんには敵わなないというのが、これまた面白い!

 ホラーなものに喜んで触れてゆくアキさんの存在は、

 本作品が暗い方向へ行かないために重要なのかもですね(^^;

 などなど、怖がり少女を中心に描かれるホラー&コメディな4コマ作品。

 コミックス1巻が8月7日発売ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●じごくプリンセスえんまちゃん (ひらふみ 先生)

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 空から降ってきたのは、未来の閻魔様!?

 天地莉乃さんが所長をつとめる探偵事務所に、とつぜん女の子が降って来た!

 彼女の「帽子」が語るには、その少女は次期閻魔候補なのだとか・・・

 そこから始まる未来の閻魔さまの物語。

 

 ・・・って、沙舎利(サーシャ)ちゃんじゃないですかー!

 以前、他社4コマ誌でゲスト登場した作品のキャラクターですよ。

 このとき再登場にならず、もったいないな~と思っていたのでうれしいのですが、

 まさかタイスぺに掲載されるとは(^◇^;)

 

 物語は、莉乃さんとその助手・魔理王くんのいる事務所に、

 サーシャちゃんが降って来るわけですが、彼女が時期閻魔と言われても、

 推理によってロシアからの留学生と決めつけたり、

 えんま帳をくだらないことに使用したりと、何だかんだで平和に交流しているのが楽しい。

 

 以前の作品とは舞台が異なりますが、探偵事務所にしたことに意味はあるのでしょうかね。

 あと、サーシャちゃんの「帽子」セバスも良いキャラしてます(^^;

 私としては再登場を待ち望んでいたもので、つづきに期待大であります!

 

 

 

【本格連載スタート!】

●先生のすみか (伊藤ハチ 先生)

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 いろんな「先生」の住むアパートの日々を描いた4コマ物語。

 西大寺ヤマトくんが引っ越してきたのは、まほろば荘。

 そこには様々な分野の「先生」がいて、彼女たちとの面白おかしな交流が始まることに・・・

 

 今回は、管理人の高取あすかさんが倒れてしまい、ヤマトくんはかなり心配している様子。

 なにせ彼は、管理人さんに一目ぼれしてますからね。

 そこで、家事などは自分たちに任せてほしいと申し出ますが・・・ というお話。

 食べたい物として、なぜか「ようかん」を希望する管理人さん、やはり天然だ(´▽`;)

 

 いこまちゃんの窓ふきを手伝うヤマトくんの姿には笑!

 その手伝い方は正しいのか!? いこまちゃんがご機嫌なのが、これまた可笑しかった。

 西ノ京先生(医者)は、料理をしていますけど、イメージと違っていてギャップ萌え(ぇ

 でも解剖する気満々なのは、さすが職業柄というべきなのか(;´∀`)

 吉野先生(弁護士)は、洗濯しようとしてますけど、ヤマトくんの方がテキパキしていて、

 「立派な奥さんになれる」とか、彼に言っていたのは笑いましたよ!

 

 などなど、管理人さんのかわりに家事をする住人達が面白かった今回。

 もう2人ほど「先生」がいらっしゃいますけど、今回の登場はナシでしたね。

 うち1人はヤマトくんのことが好きで、このあたり管理人さんを含めた関係も気になります。

 管理人さんの学生時代のことを知り、彼女の負担を少しでも減らしてあげたいと決意する

 ヤマトくんの男っぷりと、それに感じ入っている様子の管理人さんが微笑ましかった。

 いよいよ連載スタートとのことで、今後も楽しみです!

 

 

 

【特別企画】

●恋愛ラボ プチ アンソロジー

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 『恋愛ラボ』応援企画!

 吉村佳先生、えのきづ先生、ひらふみ先生、はなこ先生、津々巳あや先生、とく村長先生

 といった豪華ゲストによる『恋愛ラボ』プチアンソロ!

 

 各作家先生が描く『恋愛ラボ』キャラクターと、4コマ漫画が可愛いやら面白やら。

 皆さん、特徴をよくつかんだネタづくりをされていて、かなり楽しむことができました。

 吉村先生のラブレターや伝言板を使った恋愛研究ネタはもちろん、

 最後はお得意のホラーな方向へオトす流れが、見事すぎて大笑いでしたよ!

 

 えのきづ先生の描くマキは、幼馴染みに関して妄想をくりひろげていてアホさ倍増。

 そこへツッコミを入れるリコが、本作以上に冷静で妙に可笑しかったです。

 ひらふみ先生は、ヤンを中心にしたネタ。

 なんか微妙にキャラ違ってますけど、ステマしていたのは面白かった(´▽`;)

 

 はなこ先生の描く5人が、水着姿で麗しいのですが、

 ネタ的には本作の特徴をうまくとらえていたように思います。

 宮原先生が描いてもおかしくないほど、違和感がなかったですね~。 かなり好きでした。

 

 津々巳先生の描くリコ&マキは、とても可愛らしくて良かった!

 ちょいと百合方面に走ったり、マキが腹黒っぽかったのが味になってましたね。

 とく村長先生は、エノとスズのやりとりという、ちょっと珍しいシチュエーションなあたり、

 目の付け所がさすがだな~と感じるネタでした。 兄オチも本作っぽいですし(^^;

 

 などなど、かなり楽しかったプチアンソロ。

 本作のファンなら、さらに楽しめたのではないでしょうか。

 また読んでみたいですね!

 

 

②へつづきます。

 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2013年07月22日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2013年9月号より

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 アニメ『恋愛ラボ』のアフレコレポート、あります!

 しかも、『レーカン!』の作者・瀬田ヒナコ先生が描いておられて、可愛い雰囲気が満載。

 少し気になっていた点についても、さらっと情報が出ていて、ありがたかったですね~。

 ここで紹介されていたシーンを観るのが楽しみです!

 また巻頭には、試写会&イベントレポートや、アニメ7話までのあらすじも、掲載されてます。

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

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 コミックス8.5巻(ファンブック)は、8月7日発売!

 トビラ絵の「べー」なマキと、「いー」なリコが可愛い今回。

 生徒会は、学ラン返却の報告会と化しております。

 

 もっとも成果をあげたのは、エノ。

 公式ガイドブックの特別編で購入した例のモノを、

 彼とおそろいのグッズとして誇っているのが彼女らしい(^^;

 マキがショックを受けて動揺しまくりで、言動がおかしくなっていたのは笑!

 「石切り場へ通わないと・・・」って、どこからそんな発想が出てくるんだよッ!!

 

 

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 肝心のリコはというと・・・

 ナギから「女として見てもらえない」ことを気にしている様子。

 こうしたことを気にしてしまう、リコの内心は乙女ですなあ。

 まあ、あれは彼の照れ隠しのようなもので、本意ではないのですけどね。

 

 そこへ、リコは「カワイイ」と、すかさずフォローを入れるスズ。

 カッコよさが目立つだけと言ってますけど、「ワ・・・」って出かかっているのは(´▽`;)

 ワイルドっすか! ワイルドの君っすか!!

 そしてマキは、そのワイルドさもリコの魅力だから、キャラを変えるのは違うと述べてます。

 たしかに「乙女リコ」や「清楚リコ」が、ナギに不評だったことを考えると納得ですね。

 

 そこで提案されたのが、リコの「かわいい化計画」!

 「女子だと意識させるきっかけがいる」というエノの言葉は的確ですけど、

 これ、今更ナギに必要かというと、どうでしょうね?

 よりいっそう意識するという流れになれば良いのですが、

 “別の人間”がリコを意識してしま可能性も、あるんじゃないかな~・・・なんて。

 

 

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 一方、南中男子たちは・・・

 藤女の体育祭の模様を、写真で眺めていますが、

 マキの写真を見ながら「ずいぶんきゃしゃなんだな・・・・・・」と、

 ヤンが考えているのが珍しいというか、ずいぶんマキを意識し始めているな~と感じる所。

 

 しかしここで、ハル会長の学ランを借りた藤女の生徒について、

 なんだか誤解してしまっているヤンには笑ってしまった゜(*゜´∀`゜)゜

 いや、この誤解、面倒なことにならなければいいですけどね・・・

 ヤンって頭イイだけに、いろいろ考えて誤解が深まるタイプっぽいなあ。

 

 そして、ナギ。

 リコに男扱いされたことがよっぽど嬉しかったのか、誇らしげにしているのが可愛いね(ぇ

 ナギも、リコの態度については察するところがあるようですけど、

 すぐさま自分で否定してしまっているのは、やはり過去の出来事が原因なのでしょうか。

 浮ついた心が何かを思い出したとたん、冷静になっているのは気になりますね~。

 

 

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 それにしても、今回気になったのは、このあたり。

 リコがナギの学ランを着たということを、確認したヤン。

 ここで彼が「変な顔」をしていたのは、どういった心情からなのでしょうか?

 

 いろいろ考えられるので、適当なことを言えないのですが、

 とりあえずは、リコがナギに気があるかもしれない、と気づいたという事はありそう。

 そこから彼がどう思ったか・・・ まではわかりませんけどね。

 

 最近は、マキを意識してるようにも思えるヤンですけど、

 私はやはり、無自覚にリコを想っているのではないか疑惑にこだわりたいのですよ。

 そのへんからの泥沼模様を期待したい。(するなよ)

 いや、まあ本作品では、変な方向にはいかないでしょうけども、

 私はどこかで「失恋」に関しても描いてほしいなあ、なんてことも思っているもので・・・

 

 そして藤女生徒会は、文化祭にも新風を巻き起こそうとしている様子。

 はからずも、南中生徒会と共通の意思を持っているようですが、さてどうなりますか。

 もちろん今後も、楽しみです!

 

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

 


◆ まんがライフ 感想②

2013年07月20日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2013年9月号 のつづきです。

 ①は、『動物のおしゃべり』 『あおくび大根』 『新フリテンくん』 『ぼのぼの』です。

 

 まんがライフWIN、『姫のためなら死ねる』は、清少納言と紅式部の関係に暗雲が・・・?

 うん、まあ、紅さんが清少納言の真実の姿を見るようになっただけなんですけども(^^;

 

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生)

 1つ前でも書きましたように、大きな展開のあった今回の話。 ハルさんの婚約はどうなる?

 などと心配しましたが、父親が娘想いで、大事にならなかったのは幸い。 ええ親父さんや。

 復活したハルさんも面白かったけれど、勇気をもった一言と、それへの答えが最高でした!

 

●ななこまっしぐら! (小池恵子 先生) 

 ななこさんとタクさんで、フランス料理を食べに行くことに。 デート気分な夫婦愛が良いね!

 マナーを気にしながらの食事ではあるものの、美味しそうに食べているのが好感触でした。

 アクシデントもありましたけど(´▽`;) やっくんのメシ運の悪さは笑えるけど、お気の毒。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 プール回! しかもマリナっちさんがビキニで麗しいのですが、本人は勇気を出してる様子。

 総一郎くんの気を引きたいと考えているようですけど、上手くいかない。 あの性格だし(^^;

 それにしても一香さん、水着姿で朋也くんに抱きつくとは・・・ 朋也くんがうらやましいな(ォィ

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 忙しくて智美さんと飲みに行けないみおさん、埋め合わせに社内ミスコンに応募され・・・?

 水着まで着せられそうになり、審査員に高沢くんもいて混乱! そんな様子が面白かった。

 みおさんの脳内・高沢くんって、何であんなに性格悪いのだろ(´▽`;) 「やっば」に笑った!

 

●ギンダラとキンメダイ (渡辺伊織 先生) 

 百萌さんが家出してしまった今回、トビラが菜々葉さんだけというのが珍しくも、ちと寂しい。

 放っておくようでいて、放っておかない菜々葉さん、百萌さんを見つけ出してるのはさすが。

 そこでぶつける妹の心情と、姉妹の和解がドラマティックに面白かった! 次回、最終回!

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 九州ツーリストの市見さん、ふたたび! 今回は、高校の放送部一行を引き連れての登場。

 馴れ馴れしかったり、遠慮がなかったりの若者達に、佐藤さんも静かに怒りをためてます。

 まあ、最後の市見さんの一言が全て吹き飛ばしますね。 御園くんの受難には笑゜(*゜´∀`゜)゜

 

●かてきょん (あづま笙子 先生) 

 プールのタダ券をもらい、1人で泳ぎに行こうとするらいらさんに、ついてゆくカムイ先生。

 らいらさんがモテると聞いたために心配になっている点が、少年の男心を感じさせますな!

 彼には泳ぎの練習になってましたが(^◇^;) 帰りのバスで寝てしまう2人、お似合いです。

 

●ポイズンガール (瀬野反人 先生)

 薬丸さんの毒舌は、近い友人以外にも向けられるんですね~。 今回は、そのあたりの話。

 男子に噂され、妙なあだ名をつけられる薬丸さんですが、ツン子さんはうらやましがってて、

 センスの悪いあだ名をつけあう様子が面白い! 最後の男子たちへのあだ名が毒舌すぎ!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生) 

 オバケ談義の季節ですが、モンローでも盛り塩したりと、そうしたモノに気を配っています。

 しかし、何やらあやしい気配がちらほら? なんてお話でしたけど、3本足の生き物の話で、

 「山海経」とか出てきたのは笑いましたよ! でも、悪いモノばかりじゃない、ということかな。

 

●ちゅーちゅーブレインわーるどS (海月れおな 先生)

 秘密基地探訪譚ということで、外で遊ぶ3人組。 テンション高めに無軌道なのが面白い。

 ブランコが切れてしまっても、それを「縄跳び」にしたのは笑いましたが、さすがに危険(^^;

 最後の記念写真では、アクロバティックなことりさんと、コマ端の「fin.」で大笑いでしたよ!

 

●ハレハレなおくん (ナカタニD. 先生) 

 世間は万博に沸いてますが、なおくん達も話題にはするものの、直接行けるわけでもなし。

 めだまオトコなんて話は知りませんでしたが、そーゆーことがあったんですね・・・ 時代だ。

 子供たちも注目する万博。 その雰囲気を感じさせる描写や内容が、とても興味深いです。