まんがタイムスペシャル 2015年9月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
8月7日、コミックス11巻・発売!
そんな今回、文化祭つづき!
続々と人々が集まる中、レンくんもやって来ましたが、
そこで出会った美女は・・・?
見知らぬお姉さんに、ぶつかってしまったレンくん。
その胸の豊かさに、まず意識を奪われていたのは、男の子!
さらに「マキさんとはまた違った美人」なんて見とれていて、やっぱり男の子。
しかし、彼女がスズの姉と知るや、スズに一撃かましていたのはヒドっ!
ヒロさんが姉なのは、スズのせいじゃないのに(´▽`;)
でも、スズに一撃入れたことで、それまで「女神」だったヒロさんが、
一転して鬼の形相になっていたのは笑! しかも「ドチビ」とか!
さすがのレンくんも、ヒロさんにはビビッていて、良い薬になったかも・・・
レンくんに見覚えがあることに気づくヒロさん・・・
と、そこへ来たスズ兄・棚橋さんが、レンくんがスズと“仲良く”している
少年だと告げ、2人が一気に兄・姉モードになっていたのが面白い!
のですが、ヒロさんがレンくんにくぎを刺そうとした所、
レンくん、スズとは「仲よくはない」なんて返事したものだから、
兄・姉ともに、矛先を見失っていて可笑しかったですね~。
そして、マキが来るやレンくん、さっさとそっちへ行ってしまって、
棚橋3兄妹が取り残されたようになって、しかもスズの言葉が寂しすぎて・・・
「(レンくんはマキ先輩が好きだから)スズのことなんて全然見てない」
なんて言っているときの彼女の表情、笑顔なのだけど、とても儚げなものでした。
兄と姉は、苦虫をかみつぶしたような顔してましたけども(^^;
ただ、スズ自身は、どこまでレンくんに好意を持っているのか?
そして、それを自覚しているのか・・・?
兄と姉を安心させるように、レンくんがマキを好きだと述べていたとき、
彼女は内心、平静でいられたかどうか、ちょっと気になるかもですね。
一方、リコ・・・
南中の文化祭を気にする彼女の真意は、もちろんナギへの心配。
ナギのクラスがおこなう演劇で、キスシーンとかあったらどうしよう・・・
なんて悩んでいるリコ、切なげだけど可愛い。
読者視点で見れば、ナギは女装するので、キスシーンあっても男同士だと
わかるのですけど、まあ、それはそれで心配が増してしまうかも(ぇ
でも、読者としては安心して眺めていられるあたり、ニヤリと楽しめます。
そして、ナギの方も、自分の女装をリコには見られたくないと思っていて、
ヤンに相談してますが、返答が冷徹すぎて愉快でした!
も少し親身になってあげよう、ヤンくん(´▽`;)
ヤンからマキへ・・・
南中の文化祭、その結果について報告するヤンでしたが、
ねぎらいの言葉を返信してきたマキに、またイヤミが発動していて彼らしい(^^;
けれど、イヤミを放ったことを、ちょっぴり後悔しているようだったのは、
彼にしては可愛いというか、何というか・・・
さらに、マキのやり返すような、それでいて心のこもった返信に意表を突かれ、
ヤンが一本取られた状態になっていたやりとりが、妙に楽しかったですね~。
などなど、藤女も南中も、それぞれの文化祭が終わりを告げ、
いよいよ合同文化祭へと話はうつってゆくことに・・・
前回の感想でも語りましたけど、いろんな人たちが一同に集うことになりそうで、
それぞれのペアはもちろん、何よりも、リコとナギの進展が、どう描かれるのか?
かなり気になりますので、今後も楽しみです!