ヤングキングアワーズ 2017年8月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)
コミックス14巻、発売中! そんな今回、キリシマさんが主役!?
前回は、ハルナさんが謎空間に飛ばされていましたが、
今回は、キリシマさんが同じ状況になっています。
目覚めると、久々に身体が元の姿になっていて、車の中にいる様子。
そのことに戸惑うキリシマさんでしたけど、隣にはある人物が・・・
ハルナさんの時と同様に、周囲の人々はキリシマさんを認識していない状態。
すぐさま、何者かが見せている光景だと気づきますが、その目的は・・・?
四月一日いおりの過去。
キリシマさんが見せられているのは、401クルー・いおりさんの過去。
401で見せるような陽気さは見られず、重く沈んだ表情の彼女。
それを眺めていたキリシマさんも「気まずい」なんて考えています。
やがて到着したのは、大きな屋敷。
使用人もいて豊かさを感じさせますが、つまり、いおりさんはお嬢様だった!?
401にいる時とは別人のようにおとなしく、静かな雰囲気のいおりさん。
ある部屋へたどり着くと、無人のベッドを愛おしそうに見つめながら、
母親への挨拶を告げていたのが、印象的でした。
いおりさんは、母親への思い入れが強いということなのですかね。
そしてこの時、置かれていたカレンダーが「2050年」となっていましたけど、
後で出てくるデジタル時計には「2054年」とあって、その差が気になる所。
おそらくは「2054年」が正しく、「2050年」は母親が亡くなった時期とか、
そういった話なのではないかと推察されます。 当時のままにしてあるのかも。
いおりさんの生活を眺めるキリシマさん。
その後、キリシマさんはいおりさんの日常を共同体験していましたが、
キリクマではなく、キリシマ(完全体)でいることがよほど嬉しいのか、
鏡を見ながら至福の表情を浮かべているのは、愉快でしたね(^^;
そして、いおりさんの父上が帰って来ると、恭しく出迎えるいおりさんが、
401にいる時のイメージとは異なりすぎて、不安になるほど。
とはいえ、父上は朗らかな人柄っぽく、悪い人には見えない。
いおりさんを沈ませているのは、母上が亡くなったことが原因なのですかね。
それとも、現在の逼塞した状況に対して、窮屈な思いを抱いてるとか・・・?
それから、夜中に屋敷を抜け出すことになるいおりさん。
父上にはバレバレですが、父上は止めるわけでもなく、むしろ寂しそうに
送り出す態度を見せていて、何となく切なかったり。
キリシマさんが見たものは・・・?
いおりさんを追うキリシマさん。
やがて廃港に到着し、そこでいおりさんは犬笛を鳴らしています。
一体なにをしているのかと思っていたら、驚きの状況になりましたね。
それまでの重い表情とは違って、希望に満ち溢れるような顔つきのいおりさん。
そんな彼女と、海から現れたものを、眺めて驚愕するキリシマさんでしたけど、
つまりこれが、いおりさんが401クルーとなった時の話ということですね。
以前、ドラマCDにもなった401クルーの過去話では、すでに仲間でしたので、
どこかで連絡を取り合って、この時に参加したということなのでしょう。
ちなみに過去話については、『戦闘詳報2059』にシナリオが収録されています。
現在、期間限定で公開されているようです。
まあ、私はドラマCD持ってますけどね!(ささやかな自慢)
などなど、キリシマさんが見せられたのは、いおりさんの過去。
前回のハルナさんが、杏平くんが群像に口説かれた場面を見せられていたので、
401クルーについて知ってもらおうという意図が見えますが、さて・・・?
この光景を見せているのが総旗艦だとして、その目的は何なのでしょうね。
ハルナ陣営と、群像陣営を結び付けようとしているとか?
何にせよ、これがどう影響を与えていくのかに注目しつつ、今後も楽しみです!
今月のアド探~!
ヒエイさん、轟沈俱楽部へようこそ!
納得いかないようですけど、これも運命・・・総旗艦の意向とも言う。
入部を渋るヒエイさんに、総旗艦が条件を出しているあたり、狡猾ですよね(^^;
これではヒエイさんも、入部を決めざるを得ないでしょうから。
それにしても、生徒会システムが機能していたにもかかわらず敗北したことに、
納得していないヒエイさんに笑゚(*゚´∀`゚)゚ なんで、それで勝てると思ったの!?
チョウカイさんから、秘かにツッコミ入れられていたのが可笑しかった。
さらに、チョウカイさんがヒエイさんに、学園祭に興味持つように仕向けてましたけど、
これってやっぱり、ハシラジマから他のメンバーを外すための策略なのでは・・・?
群像を独占しよう計画が発動してませんかね、チョウカイさん??