哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

旗の台 中延記念湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-04-21 21:56:55 | 銭湯・温泉
沿線に銭湯・温泉が多く点在する東急大井町線と池上線が交差する旗の台駅で下車

交通の便はいいんだろうけど、線路が街を分断していて街の発展には欠かせない商店街や商業施設のまとまりがなく、住み心地はどうかなぁ

   

古くからの住宅がびっしりと軒を連ね、坂がなければ下町の風情がただよう、そんな住宅街の中にある「中延記念湯」を訪湯

カウンター形式の番台から脱衣所に入るとまずびっくりするのが、浴室と脱衣所を隔てて露天風呂(白湯)があります。(へぇ・・・)

6人くらいがゆったりは入れる、温度が38度くらいでぬるめ、のんびりと“ひとはだ”くらいの湯でくつろぐ…って感じですの湯船です。

浴室内は「連峰の湯」と呼ばれる(名前の由来は番台の人に聞いても?)バイブラ白湯に足湯・電気風呂・湯とん風呂・ジェット湯・寝湯・無料スチームサウナに水風呂の構成で、

湯温はいずれも40度くらいとぬるめ、水風呂も20度前後とカラダにやさしい湯温です。(ホントはもうちょっと高めが好きなんですけど)

狭いスペースに湯船がいくつかあるので、連峰の湯(白湯)は3人くらいは入れますが、あとはひとりずつ(水風呂2人)で正直あまりのんびりできません。

あまり“動く湯”は好きではないので、この連峰の湯と水風呂を交互浴するのですが、水風呂がちょっと深いんですよ・・・

どっしり水風呂に浸かりたいのですが、「おしりがあと10cm着かないのです」

あと10cm浅ければのんびりと“ぐでぇ~”とできるんですが、中腰で水風呂に入るしかなくのんびりできません。(惜しい!!)

街中の社交場としての銭湯ですが、アトラクションが多く、湯船が細かく区切ってあってのんびりするには、もうちょっと・・・といったところ。

個性ある銭湯が多い東急線沿線の中で、身近な“スーパー銭湯”なみの種類の多い湯船としてはいいんですけど・・・

中延記念湯さん、いいお湯でした。
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鶏つけそば -浅草・本陣そば-

2021-04-20 01:00:41 | 今日のメシ
浅草六区から奥浅草に抜けるところに「浅草ひさご通り商店街」があり、そこに立ち喰いそば店の「本陣そば」があります。

「石臼挽き・生そば 本陣」という看板に誘われて入店

ちょっと高めだけど人気だという「鶏つけそば」を注文します。

数分で着丼。こんもりとしたそばにゴマがかけられ、きざみ海苔とゆで卵、そして・・・長ネギの天ぷらが添えられていました。

   

つけ汁は辛味あるそばつゆに鶏肉がたっぷりと・・・

まず、そばだけをツルツルと・・・ほぉなかなかいい感じ。

つづけてつけ汁に浸してツルツルと・・・ほぉなかなかいい感じ。



鶏肉といっしょにツルツルと・・・“アクセントとしての”長ネギといっしょにツルツルと・・・食感がいいですよ。

そばは、蕎麦本来の風味と汁との相性で決まると思うんですが、この辛味ある汁はこれはこれで「グルメそば」としてみれば、確立したそばなんですね。

ちょっと通りかかって入ったお店でしたが、またそばの新しい味わいを楽しめました。
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上野公園噴水広場 -AM11:00-

2021-04-19 00:40:51 | この街から
コロナ禍で「自粛ムード」の休日・上野公園

昨日の嵐のような雨の日から一変、まるで初夏のような青空が公園一杯に広がっていました。

噴水公園から国立博物館の方へ・・・(空の)あお・(雲の)しろ・(木々の)みどり・(コンクリの)しろ

見事なコントラストの世界が広がっていました。

   
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慶安太平記 -日本講談協会四月定席-

2021-04-18 23:29:48 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今月の講談定席は「自粛ムード」のなか、いつもの上野・広小路亭にて座席を半分にして(それで満席)おこなわれました。

開口一番は前座の紅希さんで「わんぱく竹千代(幼き日の家光と信綱)」この講釈を数回聴いていますが、だいぶ余裕ができてきたみたいで落ち着いて間が持てていました。

続いて前座の鯉花さん「寛永宮本武蔵伝 狼退治」扇子も飛ぶほどの熱演で、以前は“しゃべり倒す”くらいの一本調子でしたが、だいぶメリハリ効いた講釈で厚みも出てきていました。

毎月のように講談を聴きに来ていると、同じ講釈でも受け取り方にちょっとした進化がでるのが見えてきます。

  

「犬殿様 四代将軍万珍丸」「細川の茶碗屋敷(青井戸の茶碗)」「炎の女優 松井須磨子伝」「松山伊予守 無筆の出世」(松鯉先生)

中入り後「水戸黄門漫遊記 台ケ原仇討」「新釈アマテラス」(蘭先生美声で大熱唱!!)

そしてトリは先月に引き続いて阿久鯉先生で「慶安太平記 戸村丹三郎」

先月は慶安太平記二話目の「楠木不伝闇討ち」で悪党・悪女を演じたら阿久鯉先生しかいないでしょ・・・でしたが、今月は「戸村丹三郎」

今回もたたみかけて啖呵を切る花屋の喜助、押し殺したすごみで柳生宗矩を演じる、阿久鯉先生の技量でぐいぐいと講釈の世界に引き込まれました。

慶安太平記は全19話だそうですが、先月もそうでしたが一話一話切り取ってもしっかり魅力ある講釈になっていて、登場人物の生き様にはとても興味あるものになっています。

またまた別の機会でもいいので、ぜひこの講釈の続きを聴きたい衝動にかられました。

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渋谷 改良湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-04-17 21:14:15 | 銭湯・温泉
恵比寿駅を降りて明治通りを渋谷方向へ…ちょうど中間あたりでしょうか、渋谷東というあたりに建物に囲まれたビル銭で「改良湯」さんに訪湯

創業は大正5年といいますから106年前の老舗銭湯です。2018年にリニューアルされて現代風のオシャレ系銭湯に生まれ変わりました。(外観も「銭湯」と気づかないほど…)

昔からある銭湯・公衆浴場のイメージはなく、浴室内は間接照明をうまく活用した雰囲気漂うリゾート系・スパハウスって感じです。(暗めですが)

   

井戸水を利用したオール軟水使用で、中温白湯(41度)炭酸泉(38度)マッサージ湯に有料サウナ・水風呂が併設されています。

ひとつひとつの湯船も広くとってあり、カラダを癒し、リラックスできる湯船はやはりいいですね。湯温もちょっとぬるめで、メリハリはないですけど長湯できますからね・・・(ホントは熱めがいいんですけど)

そして特筆すべきは「水風呂」

水温15度!! うわぁ~冷たい!! 入っちゃえば何ともないですが、カラダがピシィ!!ときますよ。この刺激がたまらんです。

38度の人肌の炭酸泉と交互浴して、カラダの緊張と緩和を楽しみました。

土地柄、若者が多く都会の謙遜から離れてカラダをリラックス・癒しに来るみたいで、銭湯を楽しんでいました。

休日の日のいい気分転換になりました。 改良湯さん、いいお湯でした。
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後部硝子体剥離

2021-04-16 21:54:16 | 出来事
「生理的なもんで・・・つまり加齢ですな」

めったに病院に行かないのですが、自分の視野に“虫が飛ぶ”、つまり「飛蚊症」みたいなものが昨年あたりから出始めたもんだから

「眼」って一生もんでしょ・・・自分の眼ですもの、しっかりケアしてあげないと…で、眼科を受診した次第。

 

初診書を記入して、乱視・眼圧・視力(あちこちマークが動くから、ちょっといつもと違います)超広範囲眼底写真、問診、最後に麻酔で瞳孔を開いてレンズみたいのを眼にくっつけて光を当ててレンズをぐりぐりやっちゃって・・・

診断結果は「後部硝子体剥離」といって、加齢に伴って硝子体がしぼみ始めて眼底から浮き上がり、視神経の輪っかが眼底に影を落とすことによる症状なんだそうで、

病気ではなく加齢による生理的な症状なんだそうで・・・これから症状改善なく“おつきあい”するそうです。

まあ「眼の病気」でなかったのは幸いですが、どちらにしろ一生ものであり、一生付き合うものですから、これからもいたわりつづけてあげないとね・・・。(とうとうこれからは「目薬あり」の生活かぁ・・・)
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佐藤可士和展 -国立新美術館-

2021-04-15 00:34:29 | ちょっとそこまで。
もともと広告物・宣伝・ポスターなどには関心があるもんだから、先日の東京都庭園美術館で「20世紀ポスター展」に続いて

この企画展も押さえておかないと・・・で、ひさびさ国立新美術館へ。

  

「佐藤可士和 展」

(こちらも宣伝垂れ流しの企画展ではありますが、見ておかないと・・・)

館内に入るといきなり企業CM・企業ロゴ・宣伝物のオンパレード(どれも見た見た・・・これこれ・・・状態)

        

しっかり企業イメージ・ポリシー・宣伝効果に照らし合わせたプロダクツが作品・・・ではなく仕事の出来上がり作品として展示されています。

まさに街中のあれも、これも・・・って感じですよ。

     

注目して感心したのが「デザイン図」まあ製作設計図みたいなもので、企業イメージを左右するロゴマークがトレース図に事細かく設計されています。(すげぇなぁ・・・これ!!)

  

セブンイレブンのプライベート商品群も、ひとつひとつ綿密に設計されています。これも「売れるか売れないか」を左右しますよね。(これもすげぇなぁ・・・)

こういったプランナーとしての仕事は、さらに生活スタイル・様式・文化創造・文化発信へと発展して、その紹介もされています。

作品は誰もが知っているものながら、あまり表には出てこない佐藤可士和氏の一面を垣間見た作品展・・・(じゃなくて)仕事展でした。
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あやしい絵展 -MOMAT 国立近代美術館-

2021-04-14 22:47:35 | ちょっとそこまで。
いつものMOMAT 国立近代美術館へ・・・

正直、あんまり宣伝臭く、マスコミが垂れ流しの宣伝する企画展は避けたいのだが・・・(美術品に鑑賞慣れていないおじさん・おばさんには幻滅です)

特にお気に入りのMOMATは、普段静寂の中でじっくりとひとつひとつの作品を鑑賞出来て大変魅力ある美術館なのですが、

この魅力を知らないおじさん・おばさんにこの雰囲気を壊してほしくないのです・・・ホント人ごみはキライです。)

  

今回の企画展「あやしい絵展」も結構宣伝していて「どうかなぁ・・・」とおもいましたが、とりあえず押さえておこうと訪問しました。

入館すると、まず一匹の白い猫の絵が・・・一見何でもない猫なのですが、よくよくみると顔が・・・。

つづいて「生き人形」とよばれる人形像が置かれています。

  

浮世絵のよく見かけるグロテスクなものから、だんだんと発展して一癖二癖ある絵画が続きます。とくに“ふふ~ん”とするような作品ではありませんが、

「こういう絵画もあるんだ・・・」と一通りの鑑賞で終わりました。(ちょっと期待外れ!!)

     

つづいて常設のMOMATコレクションへ・・・

年数回展示替えをするので、訪問するたびに「なにか新しい発見が・・・」と期待される充実の常設展です。

先日行った練馬区美術館での岸田劉生の自画像が展示されており、その作品も見られました。

  

  

  

やはり“宣伝臭い”企画展よりも、ここの常設MOMATコレクションは充実していました。(しかも宣伝に釣られてのにわかファンもこちらには来なくて、じっくりと誰にも邪魔されず一品一品鑑賞できました)



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浅草 鶴の湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-04-13 22:56:42 | 銭湯・温泉
最近よく浅草界隈を訪ねていて、銭湯巡りも浅草・奥浅草方面を探訪しています。

その中で今回は老舗の銭湯である「鶴の湯」さんを訪問します。

浅草から馬道通りを北上すると、ビル群の間に挟まれた千鳥破風造りの建物が見えてきます。

戦前の開場で戦災で焼けたあと、復興されて出来上がった建物のようです。

さっそくのれんを分けてうかがうと、まず目にするのが「ラドン発生機」。井戸水を使用し、ラドン風呂・ラドンサウナを完備した由緒ある銭湯です。



外観は由緒ある造りですが、室内は現代風に清潔に保たれた造りで古さも感じません。さっそく入湯です。

コンパクトにまとめられた構造で、中央にカランがあり、奥にはシルキー風呂(座湯を兼ねて)バイブラ湯・ジェット湯・マッサージ湯・電気風呂があり

温室小部屋の中にラドン風呂、半露天の薬湯、ほかに水風呂があり、無料のラドンサウナがありました。

湯温はちょうどいいくらいの42度前後、水風呂は20度くらいとあまり冷たくないですが、これはこれで水風呂にじっくりと入って気分転換に楽しめます。

ひととおり湯船を体感した後、小部屋になっているラドン風呂に入ります。ちょうど3人入るといっぱいなんで出入りを気にしながら(順番待ちながら)部屋に入り、

湯温42度のラドン湯に浸かると、部屋が仕切られているんで湿度100%ですかね、じっとりほかほかしてきますよ。湯船は首まで浸かってちょうどいいくらいの深さ

ちょうど湯船の縁にアタマをもたれてじんわりと・・・ホントここちよい風呂です。だれも入ってこなければいつまでも・・・って感じで、仕切られた部屋なんで湿度も手伝ってまるで全身浴気分のきもちよいラドン湯です。

このラドン湯と水風呂、そして薬湯の露天風呂をおのおの交互浴しながら、じっくりと湯をたのしみました。

なんといっても「ラドン風呂」が気持ちよかったなぁ・・・浅草鶴の湯さん、いいお湯でした。





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関西風かき揚げうどん -池袋 そばダイニング凛や-

2021-04-12 00:09:24 | 今日のメシ
ふと、昔よく立ち喰いに行ったなぁ・・・と思い出し西武池袋駅地下へ

西武池袋駅地下構内 そばダイニング凛や (昔と違って新しくなっていました)

「かき揚げうどん 関西風汁」

うどんを頼むと関東風の濃い口醤油か関西風の薄口醤油かを選べます。

関西風で頼むと、「透明」なだしつゆに、ボリュームあるかき揚げがのせられたうどんが着丼

 

ふだん「真っ黒」な関東風になれた口には新鮮な味わいのうどんに…。

塩分は反対に多いかもしれませんが、関西風の透明な汁は素材の味わいをたのしめるかき揚げうどんになります。

駅そばじゃなかった、駅うどんで「関西風のうどん」をいただける貴重なお店です。
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