農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

庄内の山男展

2020-11-20 19:56:02 | 

松山伝承館でとてもいい企画が始まりましたよ。
「庄内の山男展」ー池田昭二・拓親子と佐藤守利ー
伝説の山男池昭さんに関するこのような展示会は、
おそらく初めてではないでしょうか。

2月の7日までというロングランの今日が初日。
あさイチで市役所に行く用事があったので、
そのついでに(かなり強引だ)寄らせていただきました。
なにしろ楽しみにしていたので。
おかげで来館者第1号だそうです。

現在空き家になっている砂越の池田邸から、
今回お借りした数々の展示物を運ぶのがまず大変だっだ、
と館長さん?からお聞きしました。
企画展に携わった山男の皆様、まことにありがとうございました。

2千数百回の登山回数とその記録が残っている池田昭二さん。
その分厚い記録帳の束が展示してあります。
もうそれだけでも感動もの。

そして本では見たことがある
詳細な鳥海山の地形図や沢のルート図の実物が・・・
高瀬川の上流である中折沢の手書きの図面なんか、
今更私が言うのも何ですが、丁寧で見やすくて
掛け軸にして飾っておきたいくらいの出来栄えですよね。

先生、沢を登降しながらの探索はもちろん、
記録を持ち帰ってから表す図面描きも
楽しくてしょうがなかったんじゃないでしょうか。

展示室には拓さんが南北アメリカ大陸を徒歩旅行したときの
リヤカーも展示されています。
そして事故で亡くなった年に登った鳥海山での親子写真も。

来月13日のギャラリートーク『池田親子を語る』も楽しみだなあ。
29日の守利先生のギャラリートークは、
残念ながらすでに定員に達してしまったそうです。

著書「忘れがたい山」をまた出してきて読み始めました。

夏日 11月最高気温更新

2020-11-19 19:23:09 | 季節

ようやく田んぼが乾いて秋起しをしています。

大陸の低気圧に南風が入り込んでフェーンで気温が上がりました。
鶴岡で25.2度、酒田で24.8度、
夏日を超えた地点も多く、県内各地で11月の最高気温を記録したそうです。
(山陰の松江では27度!)

たまらずキャビンの中では冷房を。


天気は下り坂です。
今夜未明から雨が降り出す予報です。
午後には鳥海山上空に傘雲が。

ここ最近の暖かさで、山の雪もだいぶ後退しましたね。


午後4時台、美しい日暮れでした。
やはり外仕事は気持ちいいなあ。

さあ帰ったら相撲観よっと

最上川の砂洲

2020-11-18 20:06:14 | 日記

最上川の最下流にかかる出羽大橋の・・・


酒田市内から宮野浦方面に渡って100mくらいの上流側に・・・


ちょっと大きな砂洲があります。

いいえ、昨年まではもっと大きな中洲があって草や木が生えていましたが、
重機で表面をあらかた削ってしまい、砂洲は水嵩が増えると水面下に消えてしまうほど小さくなりました。
これも浚渫の一種なのでしょうか。

ところがまた砂洲は次第に成長して大きくなってきましたね。


砂洲の周辺は長靴で歩き回れそうに見えます。


穏やかな水面にはたくさんのカモが群れとは呼べないくらい散らばっています。
砂洲には上陸しないのでしょうか。


砂洲を真上から見下ろすと無数の野鳥の足跡と白鳥の羽が確認できました。

昔の絵図を見ると、最上川の河口付近には大きな島のような中洲が存在していました。
その中でも特に大きかったのが山居島。
その砂洲の上に現在の酒田の湊や町が作られていったのでしょうか。
そして町名として今も残っているのでしょうか。

始末合ったが?

2020-11-17 20:11:54 | 日記
晩秋のこの時期、
農家のおとーさん方の間でお決まりの挨拶といったら、
「始末合たがや?」

始末が合うとは、
秋の農作物の収穫そして出荷もあらかた済んで、
後は冬を迎える準備だけだなあ、
ようやくホッと出来るなあといった状態です。

始末が合った人は、
「だいたい」「まずまず」「あらがた」「やっとで」
などと安堵の表情を浮かべます。

始末の意味を調べると、
物事の締めくくりをつけること。
後片付けをすること。処理。
用例「火の始末」「始末に困る」
などと出てきます。

さらに始末が合うには、
江戸時代の商人たちの商いの心得が表されていました。

始末とは、文字通り物事の始めと終わりです。
始末するとは、商いにおいて始めと終わりがピタリと合うように
帳尻を合わせるという意味があるのだそうです。

江戸時代の商人たちは無駄を省き質素と倹約を美徳として、
物を有効に活用することが「始末を合わせる」ことだったようです。

したがって「始末が合う」とは、
春に種を播いて秋に収穫する1年のサイクルの中で、
ちゃんと暮らしていけるだけの蓄えと再生産できる貯えを確保できたか、
帳尻を合わせることが出来ましたか、という意味だったのですね。

不幸にもまだ始末が合わない人は、
「もう少し」「まだまだ」「じぇんじぇん」「合うどころの話でね」
などと暗い目をして肩を落とすのでしょうか。
そういった人がいないことを祈りますが。

これから雪が降り年の瀬が迫って来ると、
ちょっと昔だったら農家のおとーさん方の挨拶の定番はこうでした。
「どさ(何処に)稼ぎ行ったや?」

オシッコの話

2020-11-16 20:43:47 | 日記
これも加齢のせいなのでしょうか。
トイレがやたらと近くなった気がします。
日中はやたらとコーヒーを飲むのでその影響もあるのかも知れません。

問題(というには大げさだけど)は夜。
以前は就寝中一度もトイレに起きることはなかったのですが、
最近は必ずと言っていいほど1~2度起きてしまいます。

これが面倒くさいんだけど、我慢して朝まで寝てしまおうという願望が、
今すぐトイレに行って放尿しなさいという緊迫感から勝てないのだからしょうがない。
そういえば微妙な残尿感があるときもあるなあ。
つい今しがたトイレに行ったばかりなのに、
まだ行っていないような感覚。

気をつけましょう。
っていったい何に気をつければいいんだ?
食べ物?運動?
寝る間際まで平気でコーヒーを飲んでいるのがいけないのか?

男性と女性では膀胱の容量なのか尿道の長さだったか、
女性の方がトイレが近いと聞いたことがあります。

そのうえさらにうちのオカアチャンは出産後してから、
オシッコの間隔が顕著に短くなったと言っています。
たまのドライブでは常にトイレの在り処を探している感じで大変です。

他の同性に聞いたことがないので何ともいえませんが、
男の方がオシッコの回数が少ない(我慢できる)のだとしたら、
それにはちゃんと訳があると思っています。

大小にかかわらず用を足しているときの状態は実に無防備です。
そんな時敵に狙われたらとてもヤバイです。
したがって祖先が狩りに出ていた大昔から、
短時間にさっさと済ます、そしてなるべく回数を少なくする、
という遺伝子が男性には備わったのではないでしょうか。

だからという訳なのかどうか分かりませんが、
私は混雑したトイレで用を足すのが実に苦手です。
すぐ後ろに次の人が立って待っている状況では、
けっこう切羽詰まった状態でも最初の一滴がなかなか出てきません。
これは自分が実に無防備な状態に他ならないからだと思っています。
自意識過剰でしょうか。

だからジェームス・ディーンはすごいなあと思うんですよ。
何がすごいというと、「ジャイアンツ」の撮影中のエピソードだったでしょうか。
何を思ったか彼は、エリザベス・テーラーやロック・ハドソンなどの大スターや
大勢の撮影スタッフに背を向けて、堂々と立小便をしたというのですから。

我ながらそういえば長時間オシッコしていなかったなあと思う日があります。
6月のトライアスロンおしんレースの大会当日です。
早朝から裏方でバタバタと準備に追われます。
あっという間に8時半のスタート時間です。

スイム上がってきた、バイクだ、ランだ、フィニッシュだと
とにかくバタバタ動き回っているうちにお昼です。

審判会議だ、表彰式だ、あと片付けだとさらにバタバタしているともう夕方。
そしてふと気が付きます。
そうだおれ、朝からトイレ行っていない・・・





大福サンデー

2020-11-15 18:48:14 | 食べ物
中町木村屋での創業祭企画大福もち10種
1日限定500個のカラフルなチラシを見たユウちゃん、
「わー食べたい、全部食べたい」と大コーフン。
バリバリ甘党の私もよーしそれならと出かけたのが
昨日土曜日のお昼でした。

ところが・・・
すべて「売切れ」の張り紙が。

おーし、それならと仕切り直して
本日朝の開店時間にまたお店に行ってきました。

驚きました。
ある程度予想はしていたものの人、人、人・・・


こちとら開店時間に5分くらい遅れたのですが、
すでにレジには20人くらいの長い列。
ただでさえそう広くない店内なのに、もう自由には歩きまわれない。
そしてすでに種類によっては完売の大福も。


急いで残りの大福あるだけの種類を1個づつ買い物かごに取りました。
最後の1個だったごまを入れてなんとか8種類確保です。

きっと美味しい大福で人気の企画なのかも知れないけれど、
酒田の人ってひまなのね・・・(ってお前が言うか)

ということで今日は早々に美味しいデザートを準備できたので、
上天気にも恵まれて家の周囲の片づけがはかどりましたよ。

ちなみに大福はどれも4等分に切り分けて、
それぞれの種類を味比べしながらいただきました。
美味かったー、こりゃ評判になるわけだ。

(追)
夕べ放送のグレートトラバース。
酒田で3か月待機を余儀なくされたヨーキさんの
7月の再出発以降のみちのく6座を巡る旅でした。
神室も栗駒も和賀岳も五葉山も早池峰も岩手山もすべて私は未踏です。
いい山ばかりだなあ、行ってみたいなあ。
それにしても8月猛暑のロード歩きは大変だ。
大船渡、釜石、そして鵜住居は私たち家族も夏休みに訪れたところ。
なんとヨーキさんとは一日違いのニアミスなのでした。

ケヤキの恩恵

2020-11-14 23:52:29 | 暮らし

海沿いの庄内地方は風が強い。
そして夏の日照時間が長い。

そんな気象条件から建物や人々の生活を守ったケヤキ。
西側の裏手がすぐ田んぼのわが家にも、
屋際に数本のケヤキがあり家屋を守ってくれています。

冬の季節風には防風林となり、
セミが鳴く夏の炎天下では涼しい木陰を提供してくれる。
祖先が植えたケヤキにはいわば家族の守り神のような親近感がありますね。

ところが最近では落ち葉を掃き集めるのがやっかいだとか、
邪魔だと言ってケヤキを伐採してしまう家も見かけます。
他人の家のことなのでとやかく言えませんが残念でなりません。

集落を少し離れたところから眺めると、
家屋敷によってケヤキのある家と
高い樹木がほとんどない家に分かれているのが解ります。

この地に住居を構えた先祖の考え方の違いなのかも知れませんが、
ケヤキのある家に住まいを与えてくれた先祖に感謝して暮らしています。

島国日本は大きい国?

2020-11-13 19:59:53 | 日記
日本は島国で小さいと思っている人が多いのですが、
197か国あるうち61番目だから、かなり広い方なのだそうです。

なぜ小さい印象を持つのかと言うと、
周りにロシアや中国など桁違いに大きい国があるから。

たとえばヨーロッパでいえば、ロシアをのぞいて
日本より大きいのはフランス、ウクライナ、スペイン、スウェーデンの4か国だけ。

それより狭い国がびっしり並んだヨーロッパでは、
北海道や九州レベルの国が「ふつう」らしい。

たとえばオーストリアやチェコが北海道と同レベルだし、
デンマークやオランダ、スイスは九州程度なんだって。

こんなふうに馴染みある日本国内と他国を比べると、
その大きさがとても分かりやすくなりますね。

 今尾恵介著「地図帳の深読み」帝国書院より

鮭川村のアイオイを訪問

2020-11-12 20:35:21 | 日記

鮭川村に株式会社アイオイを訪ねました。
アイオイは養鶏を大規模に営む農業法人で、近年施設を拡大増強し、
毎日7000~8000羽の鶏を出荷しているそうです。
太ももの飼料用米の実需者、出荷先でもあります。


アイオイは食肉の加工にも取り組みました。
今年の春から稼働した加工施設。
現在は業者出荷ですが、同じ敷地内に直売所を開設予定だそうです。
アイオイの鶏肉は最上地方の最上を取って「最上(さいじょう)とり」というブランド名。
純国産で飼料に地場産のおコメを30%配合しているのが売りです。
コメコッコー


高台にある観音寺ファームを見下ろします。
最新の設備が整った長大な鶏舎に常時3万羽の鶏を飼育しているそうです。


我々も出荷している飼料用米の調製施設を見せていただきました。


籾や玄米が入ったフレコンが高く積まれています。
最近大手商社を通して、大量の玄米の集荷が可能になったので
冷蔵庫もある貯蔵施設を増設しているそうです。


アイオイでは毎日大量に出る鶏糞の肥料化にも取り組んでいます。


鶏糞を焼却してその灰を粒状化した肥料「PKアッシュMg」は、
有効なリン酸カリ肥料として、太ももでは主食用米にも毎年使用しています。


コンピュータで自動制御されている鶏舎。
ファンが回り始めたのでなんですかと聞いたら、定期的な換気だそうです。
臭いはほとんどありません。


アイオイは昨年「農場HACCP認証」を取得しました。
ブロイラーでは全国初だそうです。


洗浄した汚水を浄化する浄化槽。


停電に備えて大きな発電機も2台装備されてありました。

五十嵐忠一社長は若い時、条件の悪い稲作に見切りをつけ
当時だれもやっていない養鶏に着目。
小さい農場と鶏舎から出発して紆余曲折、苦労に苦労を重ねた末に
現在の大規模な農場経営までたたき上げました。

置賜のウシ、庄内のブタ、
そして最上のトリは山形を代表する畜産ブランドとなるでしょう。

忠一さん、今日はお忙しい中時間を作ってくださって
施設を丁寧に案内してくださいましてありがとうございました。

ここまで地域を巻き込む形で大きく会社をステップアップさせられたのは、
社長の人柄に寄るものと確信しています。


せっかくキノコ王国鮭川村に来たので、
お昼は各種キノコがたっぷり入ったキノコラーメン。
旨かったー
産直施設さけまるくんで食べられます。

お天気に恵まれて、周囲の紅葉した山々がとてもきれいでしたよ。

イノダコーヒー

2020-11-11 20:21:12 | 思い出

私用で中町の立体駐車場に車を入れたら結構混んでいました。
清水屋で京都展をやっていたんですね。どうりで。
八つ橋でもと思って覗いてみたらイノダコーヒーを見かけましたよ。
懐かしくて赤缶を一つ買いました。

イノダコーヒーは京都の三条下る六角通辺りにあった老舗の喫茶店。
砂糖とミルクが最初から入っているのが特徴でした。
今ではコーヒーはブラックしか飲みませんが、
学生時代当時はイノダのコーヒーが大好きでした。

京都駅の地下街ポルタが出来たのがちょうど学生の時分。
ポルタのイノダコーヒーにはよく行きましたね。

昨年9月30数年ぶりに京都に行って、
ポルタでイノダコーヒーのお店を見つけたのですが
生憎満席で入れませんでした。

そんな昔話を店員さんにしたら、
「GO TOでぜひまた京都においでください」
と言われました。

これからの時期、京都の紅葉が見頃になります。
行ってみたいなあ。

「おおきに、ありがとうございます」
久しぶりに京都弁で見送られました。