採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

タイの卵黄菓子

2021-02-25 | +お菓子・おやつ

揚げ菓子のドックチョックと同じとき、初めてみるお菓子があったので、こちらも買ってみました。

こちらはちょっと高級です。

タイの卵黄菓子

サイズ感がわかりにくいですが、一辺10cmくらいの小さなパックです。


タイの卵黄菓子

みんな鮮やかな黄色。
これは、東南アジア菓子の本でみたことがあったかも。

タイの卵黄菓子

『アジアンスイーツ』(彩智 柴田書店)という本です。
以前たまたまブックオフで見かけて手に入れたものでした。
この表紙の黄色いお菓子、似てますよね!


情報はさておき、食べてみますよ!
タイの卵黄菓子

全部同じ黄色に見えましたが、左下のもの(一番小さいもの)は中がポクっとして白いです。
右下の丸いものは中まで黄色で、少しふわふわしています。
(インドのお菓子グラブジャムーンを思い起こさせます。サイズも色も全然違いますが)
そして、なんだか香水のようないい香り! これ、美味しい!!

左上の花形のものは、右下の丸いものと同じ触感で、やはり同じ香りがします。
いい香り~。

右上の繊維状のものは、また違う触感で、ツルツルとしています。
これは香りづけはしてないようですが、極細の素麺のような食感が楽しく、ついもうひとつ、手が伸びてしまいます。


検索してみると、ちょうどこの4種が載っているいいサイトがありました。
このサイトと本の情報を総合してそれぞれ説明してみます。
4つのうち3つにトーンという名前がついていますが、これは「黄金」という意味。

●左上(花形):トーンイップ
●右下(しずく型):トーンヨート
材料は(アヒルの卵の)卵黄と上新粉。
円盤型に整形したり、しずく状に垂らしたりして、煮たてたシロップに落として煮て、いったんひきあげてからジャスミンの花入りシロップに漬けなおしたもの。
そうかー、このいい香りはジャスミンの香りか~。
甘さがあるものの、この香りでさっぱり頂けます。
『アジアンスイーツ』の拍子は、しずく型のトーンヨートでした。

●右上(鶏卵素麺):フォイトーン
日本の鶏卵素麺のようなもの。
卵黄と水様卵白を混ぜて、煮たてたシロップの中に糸状に絞り出して煮て、少量ずつまとめたもの。
鶏卵素麺って、知ってはいるけれどもう何年も食べたことがないものでした。
こんなに美味しいものだったのか・・。

●左下(極小ナツメ型):メットカヌン
細長い長円形でアリの卵みたいだなーと私は思ったのですが、メットは種、カヌンはジャックフルーツで、ジャックフルーツの種の形状なのだそう。
これは緑豆の餡を形作り(こんな小さく丸めるのは、何か型があるのだろうか??)、その表面に卵黄をつけて(くぐらせて)シロップで煮たもの。
中の緑豆餡には味が(ほとんど)ないので、甘さは表面のみ。
さほど甘すぎずポックリした触感で美味しく頂けます。
緑豆餡で表面コーティングといえば、以前記事にしたタイのお菓子ルークチュップを思い出します。
あちらは、着色したあとに寒天コーティングしてありました。


お店の人によると、「日本の和菓子みたいなもので、とても手がかかっている」とのことでした。
特に、小ささがすごい・・。
自分で作ろうとした場合、こんな小さなサイズでちまちま作るのにイラっとしそうです。
タイには行けないけれど、となり町でこんな珍しいお菓子が買えてよかったです。


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タイのロゼットクッキー「ドックチョック」

2021-02-24 | +お菓子・おやつ

以前、「花咲かりん」というお菓子を記事にしました。

こちらがその花咲かりん。

花咲かりん

これは日本のメーカーのものなのですが、これに似たものを地元のタイ食材店でみつけたので買ってきました。


「ドックチョック」という名前です。

ドックチョック

より丁寧にいうと「カノム・ドックチョック/ドークジョーク」
「カノム」はお菓子で、「ドックチョック」はボタンウキクサなのだそうです。
ボタンウキクサは、葉っぱがロゼット状に丸くならんだ浮草。花ではなく葉の形状からきた呼び名でした。英語の呼び名crispy lotus blossom cookieの方が、「蓮の花」で優雅な感じですね。


さてこちら、以前から時々みかけるお菓子ではありますが、買ったのは初めて。
(揚げ菓子なので、油っぽいかなあと危惧して)
今回ダンナサマと一緒に行って、「買ってみたら」というのでチャレンジすることに。

ドックチョック

全部で五つ入っています。


ドックチョック

取り出してみるとこんなかたち。
マリーゴールドや蓮の花のようです。
ロゼットクッキーの一種で、金型を流動性のある生地に浸し、油に入れて揚げたもの。
揚げたての熱く柔らかい状態でお椀のようなものに入れて成型することで、こんな花咲く形になります。

食べてみると、サクサク!
甘さはごく控えめ。
危惧したような油っぽさは感じず、カリカリ感が美味しいです。
生地が花咲かりんよりも薄くてサクサクと軽めの気がします。ついつい食べ続けてしまいます。

薄い生地なのでとてもコワれやすく、ちょっとぶつけただけで、バラバラと花弁ごとに砕けますが、どうせ食べるときは小さく割るしかないので、仕方ないですね。
(販売する側としては気をもむ商品かもしれません)

このタイ食材店は、たまに買いものに行くのだけれど、次にもしあったらまた買おう☆

ドックチョック

材料は、小麦粉、砂糖、卵、ばれいしょ澱粉、胡麻、塩、植物油脂。

花咲かりんは、材料の一番目に米粉があり、あとココナツミルクも入っていました。
(タイ食材店においてあるものの方がココナツミルクなしだなんて)
米粉の有無が食感の違いかしらん。



美味しくてお友達にプレゼントしたいけれど、輸送するのにはかなり不向きなお菓子です。


■参考情報
タイNavi の カノム・ドークジョーク
タイの観光情報のほか、タイ料理、タイのお菓子について情報がとても多いです。
レシピはありませんが、名前が分かれば検索もできますよね。

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フキノトウ2021 本格収穫

2021-02-23 | +きのこ以外

2月15日に、かなりしっかり雨が降りました。

この雨で、フキノトウがふくらんでくるかも☆
という訳で、2月17日、フキノトウスポットを見に行ってきました。

この前だいぶヤブを踏み倒してきたので、今度は多少歩きやすく、見やすいです。

フキノトウ

サイズは小さ目ですが、あちこちにぽつぽつ出ていました。


フキノトウ

丁度いい育ち具合のものがどっさり!



また天ぷらを沢山揚げたほか、今度はだし浸しにして冷凍することにしました。

■ふきのとうだし浸し
・お湯をたっぷりめに沸かし、適量ずつ、必ず再沸騰するまで茹でて水に晒す(味見しつつ、今回は一晩)。
・昆布かつおだし、塩、薄口しょうゆで、お吸い物より塩辛い液体をつくり、煮立てる
・そこに、水を絞ったフキノトウを投入、ひと煮立ちさせてから冷ます。
・小分けして冷凍

フキノトウ

こんな感じになりました。

フキノトウ

10袋出来ました。


使い道としては、
・うどん、そばにチンして投入
・解凍してフキノトウを刻み、ニンニクなどとあわせてパスタ(だしの味は邪魔にならないです)
・刻んで、天ぷらのときかき揚げに混ぜる
・和風・洋風の炊き込みごはんの仕上げに刻んで混ぜる(タケノコごはんとかいいかも)
・具の部分のみ、刻んでキッシュやグラタンに

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パネトーネクラシコ(Pasticceria Besuschio)

2021-02-22 | +パネットーネ・コロンバ

パネトーネ関連記事、これで最後になります。


お友達から頂いたイタリアの発酵菓子、大きい方はパネットーネクラシコです。

パネトーネクラシコ

大きい箱が、パネットーネ1キロサイズです。
縦長の形状です。

今年買った中では、こちらのものと、あとジャンドゥーヤパネットーネが背が高い形状でした。
そのほかは直径が大きく背が低いタイプ。
こちらのサイトによると、背が高いものをミラノタイプ、背が低いものをガルップタイプ、と呼んだりするようです。
ガルップGalupというのはこのタイプのパネットーネを作りはじめた(?)お菓子メーカー。
イタリア北部、ミラノのあるロンバルディア州の西隣のピエモンテ州の会社です。
フランスとの国境山脈の山すその街にあるようです。)

パネトーネクラシコ

お店は、Pasticceria Besuschio (パスティッチェリア・ベススキオ?)。
1845年創業の由緒あるお菓子屋さん。
ミラノの西、車で1時間弱のところにあるAbbiategrassoという町にあるお店です。
今は5代目のお父さんと6代目の若いイケメンパティシエさんでやっているそうです。


とっても背が高く見えたので長さを測ってみました。
(ただし、これまでのものは計測を忘れているので、比較にはなりませんが・・)

パネトーネクラシコ
パネトーネクラシコ

直径が17cm、高さが18cmでした。
縦長かと思いましたが、直径と高さ、ほぼ同じくらいでした。


それでは断面を☆

パネトーネクラシコ

わー、綺麗~。

明るさを変えてもう一枚。

パネトーネクラシコ

この写真だと黄色みが薄く白っぽく見えますが、もうちょっと黄色かったです。
大き目の縦長の気泡が点在して、とても力強い感じ。
気泡の内側はつやつやしています。

パネトーネクラシコ
パネトーネクラシコ

千切ってみると、山食パンのように、縦に裂ける構造がはっきりわかりました。
今年食べた中では、一番コシのある食感。
かつ、しっとりもっちり。
香りは、全体に控えめ。何かの香りでインパクトを与える、というよりは、全体の美味しさとバランスで勝負しているような、さすが老舗の味、という印象です。

先ほども参照したこちらのサイトによると、最近のイタリアのパネットーネは、その特徴から二つに分けられるようで、一つはクラシック(シンプル、伝統回帰的)、もう一つはバロック(リッチ、贅沢追求的)。
前者はひとことで言えば香り控えめ、生地はパンに近い感じで、後者は砂糖漬けフルーツや生地の香りが強く、ふんわりとエアリーで繊細な食感なのだそう。一時期は、後者のバロックタイプが人気でしたが、最近はクラシックを好む作り手が増えているのだそうです。

今年買ったものを分類すると、このベススキオのものがクラシック、それ以外がバロックかもしれません。
(こんなにしっかりコシのあるものはほかになかった)
昔はこういうパンのようなタイプが主流で(老舗ベススキオはこちら)、段々リッチなお菓子方向に進化し、いままたパンタイプも支持者が増えつつあるのかも。

このお菓子屋さんのfacebookの動画つき投稿で、焼きあがったパネトーネの断面を押しているのですが、クッションのように反発しています。
くなくなのソフトタイプでは、こうはならないかなと。


パネトーネクラシコ

原材料は・・
小麦粉、バター、卵黄、レーズン、砂糖、オレンジ砂糖漬け(オレンジ、グルコースシロップ)、母酵母、チェドロ砂糖漬け(チェドロ、グルコースシロップ)、オレンジペースト(オレンジ、砂糖、グルコース)、ヒマワリ蜂蜜、バニラ、塩


他のパネトーネは、小麦粉としてタイプ00(薄力粉相当)と書いてあるものがありました。
こちらのものは、詳細は書いてありませんが、パン用小麦粉を(部分的にでも)使っているのではないかと思います。
(逆にいえば、ふわふわタイプを買いたい場合は、小麦粉がタイプ00のものを選ぶといいのかも)



この冬はおそらく平均的イタリア人を超えるペースで、パネットーネをもりもり食べてしまいました。
そんなに体重増はなかったのですが(最近体操アプリ、頑張ってるの!)、いくつか不都合な点が。

・美味しい甘いお菓子を長期間にわたって食べ続けて満足してしまったせいかどうか、いつものピールチョコがけ作業が全然乗り気にならず・・。
・ふんわりした美味しいものが常にあったので、何もなくなると大変にさみしい。
 冷凍庫をどうにかしてあけて、少しだけでも冷凍しておけばよかったか・・・。 
・ダンナサマはふんわりしたものが好きなので、私が作るようなずっしり系バターケーキよりもパネットーネの方が好きみたい(いや、私もそうなんだけど)。で、「パネトーネ、作らないの?」と言われてしまうと、プレッシャー・・。発酵ものって苦手だし、特にパネットーネは作れる気が全くしない・・・。


次の冬が早くこないかな!!

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発酵生地のお菓子(Pasticceria Besuschio)

2021-02-17 | +パネットーネ・コロンバ

今年はパネットーネ研究がとってもできた年でした。

というのも、ジャンドゥーヤパネットーネを食べ終わった頃、イタリアのお友達が、
「ミラノ近郊の歴史あるお菓子屋さんのパネットーネを送りますね」
と言って送って下さったものが届いたのです。
(発送は年明け早々くらいで、到着はその10日後くらい)
(Aさん、ありがとうございました!)


届いたものは、こちら。

パネトーネ生地のお菓子Crakele

大小ふたつあって、大きい方がパネットーネクラシコ、小さい方はパネットーネではないですが、やはり発酵生地のお菓子です。
今回は、この小さい方についてご紹介します。

パネトーネ生地のお菓子Crakele

お店は、Pasticceria Besuschio (読み方は、パスティッチェリア・ベススキオでいいのかな?)。
1845年創業の由緒あるお菓子屋さん。
ミラノの西、車で1時間弱のところにあるAbbiategrassoという町にあるお店です。
今は5代目のお父さんと6代目の若いイケメンパティシエさんでやっているそうです。

日本でこの年代は、江戸時代の弘化2年頃で、12代将軍徳川家慶(いえよし)の時代です。
(8年後の1853年がペリー来航の年。で、国中てんやわんやのときにこの将軍は急死しちゃってます)
弘化年間創業の老舗、このサイトにあるだけでもいくつかあるようですが、創業時とは業種・業態など変わっている場合が多い模様。



パネトーネ生地のお菓子Crakele

中には、補強用の木の輪っかで囲われたお菓子が。
Crakele(クラックル?)という名前のもののようです。

パネトーネ生地のお菓子Crakele

木の輪っかは、お菓子とピッタリという訳でもなく、割とカパカパでした。
(日本ならプチプチを入れそうなところですね)


パネトーネ生地のお菓子Crakele

さてさて、袋から取り出してみました。
表面は、ゴツゴツしたコーティングがしてあります。
固めのクッキー?メレンゲ?生地で、ヘーゼルナッツがごろごろ。

パネトーネ生地のお菓子Crakele

断面!
つややかな生地で、とっても大きな気泡です。
おいしそう~。
この大きな気泡から分かるように、しっかりした弾力があります。

パネトーネ生地のお菓子Crakele

材料をみてみましょう。
タイプ0小麦粉、バター、マロングラッセ、卵黄、レモンピール(レモン、グルコースシロップ)、砂糖、牛乳、母酵母、destrosio(?)、粉乳、バニラ、ひまわり蜂蜜、バニラ、トンカ豆
GHIACCIA(表皮部分?)
砂糖、ヘーゼルナッツ、卵白、ジャガイモ澱粉、トウモロコシでんぷん、カカオ、ヘーゼルナッツパウダー(砂糖、ヘーゼルナッツ)


材料をふまえてよく味わってみると、なるほど、生地部分はしっとりしつつコシもあり(パン用粉のタイプ0だから?)、シュー生地の内側みたい。(今年買ったほかのパネットーネは薄力粉相当のタイプ00使用で、ほわほわのケーキ風のものが多かったです)
生地自体の甘さはしっかりあり、時折マロングラッセの甘くほっこりした食感にあたります。
風味としてはレモンピールのほろ苦さがじんわり余韻に残ります。
(トンカ豆の風味は、自分がこれまでトンカ豆を食べたことがないためよく分かりませんでした。)

表面はヘーゼルナッツののったゴツゴツしたメレンゲ風生地。
甘さは強めですが、ヘーゼルナッツが香ばしいです。

とっても複雑な構造で、例えばマロングラッセとレモンの組み合わせというのも自分ではまず考えつきませんが、美味しい~~~☆

小さ目のサイズなので、さっさと食べ終わらないようにセーブするのが大変でした。



パネットーネという名前はついていませんが、こういう発酵生地のお菓子、この時期いろいろなお菓子屋さんで作られているのかもしれません。
冬のイタリア、美味しいものが沢山ありそうです。

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栗とうふ

2021-02-15 | +お菓子・おやつ

最近、ダンナサマが家にいることが多いので、お買い物を結構やってくれています。
昔は「おつかい」という感じでした。
食べてしまわないといけないおかずがあるのに、買い物メモにないお刺身を買ったりなど、頼まないものを買ってくることもありましたが、今では「主たる任務」って感じで、そういうことはほとんどなくなりました。
でもって、私より優秀で、スーパーの割引の曜日をきちんと把握して、なるべくその日にまとめて買うようにしているのです。

「揚げ油が切れたんだけど~」
と私が言うと、
「次の木曜に買うからメモしておいて」
と。
すごーい、計画的~☆

私は、主婦を20年近くやっていましたが、割引の曜日は、結局うまく把握・活用できぬまま・・・。
(その代わり、「なるべくギリギリまで買い物に行かない」作戦で節約を図っていました)


最近では私の方が、スーパーに行く日は少ないかも?
で、たまにスーパーに連れてってもらった人は、ぶらぶらして、「何か面白いものないかなー」とか見まわしてしまうのです。

先日、ふと見つけて(メモにないのに)買ってしまったのがこちら。

栗とうふ

「栗とうふ」 ですって。
お豆腐コーナーにありました。

前にも一度、ナチュラルとうふ チョコレート味 という期間限定のお豆腐デザートを買いました。
(なかなか美味しかった)
この栗とうふも期間限定のようですし、来シーズンまた発売されるかどうかも分からないので、買っちゃえ~☆


中身はこんな感じ。

栗とうふ

3パック入り。


パッケージの裏側を見てみると・・。

栗とうふ

「大豆からつくられた豆腐とは異なります」
だそうです。豆乳ベースなので、とうふと名付けたのでしょうか。

意外だったのがメーカー。
新潟の、一正蒲鉾株式会社 ですって。
蒲鉾屋さん!?
お豆腐メーカーではないんですね!

かまぼこなど練り製品の中では、「オホーツク」や「サラダスティック」などのカニカマに見覚えがありました。
かまぼこ屋さんが、どういう流れか分かりませんが、デザートのラインもいくつか出しています。
栗、サツマイモ、ル・レクチェ(洋梨)、濃い紅茶
今回みかけた店頭には、栗とサツマイモがありました。
(濃い紅茶に興味あるなー)

蒲鉾屋さんが、何故スイーツを・・。
製品の中では、「白胡麻豆腐」がこのスイーツに近い系統なので、白胡麻豆腐の発展形として開発されたのかもしれませんね。

栗とうふ

食べてみました。
胡麻豆腐から想像される通りの、もっちりと弾力のある食感。
そして栗の粒感があります。
パッケージ表面の、「もち つぶっ!」という言葉の通り!

味は、思ったよりずっと栗感があります。
ちゃんと、栗味のデザートになっています。
甘すぎず、丁度良い味。

このままでもなかなか美味しいけれど、あんみつや白玉あずきなど、和風スイーツのパーツとして使ってもいいかも。(すでにコンビニスイーツに使われてるかも?)
和風でなくても、モンブランやココアロールケーキの中に適当なサイズに切って仕込むのも面白いかもしれません。
ケーキ屋さんのケーキにはスポンジ、生クリームだけでなくババロアが使われていたりしますが、自分で作る場合、そこまでは作れないので、こういったものを利用してみるのもアリかなと。

 

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干し芋2021

2021-02-12 | +干し柿・干し芋・栗

干し芋、ほぼ作業が終わりました。
今年はサツマイモの量は少なめで、楽だったはずなのですが、なんか、モタモタとなかなか終わらなかったな・・・・。


もう何年も作っていますが、ひとつ賢くなりました。
サツマイモの上下がわかるようになってきたのです。

干し芋

サツマイモ、まるごとの形だったら、上下って分かります。
この写真の、上がツルの側、下が根っこの先っぽの側。


干し芋

ツルの側は、形状としては細いツルから急に太くなっている印象。あと、芽が出るのもツル側です。
(ヤニで固まっているのも基本的にツル側ですが、根先側ももし収穫後切ったりすればヤニは出る)


干し芋

根先側は、大抵はゆるやかにすぼまる形状(例外もあり)。

干し芋

ところが、干し芋作りのためにこうやって両端を切ってしまうと、どっちがツルでどっちが根先だか、見当がつかなくなっていたのでした。


上下なんてどうでも、と思うかもしれませんが、実は皮やスジの剥きやすさが、向きによって違うのです。
ツル側から剥いた方が、紫色の表皮も、スジも剥きやすいのです。


いつもは、とりあえずどっちかから剥いてみて、イマイチ剥きにくい場合は反対から試す、という行き当たりばったり方式。
でもなんとかわかる方法はないかとじっくり観察してみたところ、光明が!


手がかりは断面に。

干し芋

こっちがツル側。
こちらは、スジのラインが比較的きれいな円形に近く、円の中には黒い点々が見えます。
丸いツルからスジがのびて芋を形成するので、こちら側にくっきり丸くしっかりしたスジが形成されている訳です。
(干し芋を作るときは、私はこのスジの層まで剥いています)

干し芋

こちらが根先側。
スジのラインがやや薄く、ギザギザとした星形になっています。
中心組織部分に見える点々としたスジも少なめ。

この見分け方で、7割くらいは見分けられるようになりました。
のこり3割は両端断面がよく似通ってて、やっぱり行き当たりばったり方式なんですけどね。


干し芋風景。

干し芋

今年は植えた品種は全てべにはるか。
べにはるかは、スジの外側の層がなんか分厚いのかな、芋ペーストがえらくたくさん出来ました。
芋ペーストは、薄く伸ばして適度に干し、ココナツ入りかんころ餅を作ります。


それにしても、今年はなんか、芋作業、飽きちゃったなー。
差し上げて喜んで頂ける相手もいるかどうか・・・。(もらう方もみんな飽きてるのではないかと)
来年はサツマイモ植えるの、1年お休みしようかなあ。そうしたら、翌々シーズンは、気分も新たにまた作れるかも・・・。

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かわいいボックスティッシュカバー

2021-02-11 | +食べるもの以外

ダンナサマが
「ねえねえこれ知ってる?」
とチャットを送ってきました。(いまは少数派みたいですが、昔からの習慣でスカイプを使ってます)

これというのはこちら。

ハムスターのボックスティッシュカバー

ぷくぷくのハムスターがみっちょりくっついたボックスティッシュカバー。
ぎゅうっと寄り集まった様子がかわいいです。
もじゃもじゃした土台部分は、おがくずを表現しているのだとか。

フェリシモの通販で売っているものです。
このハムスターは、ロボロフスキーハムスターという種類なのだとか。
HPには、製品化するまでの試作品の変遷があって、確かに初期試作品より最終形態はとってもかわいくなっています。
商品開発も大変なのだなーということがよくわかります。


結婚して数年以内かな、スーパーのぶどうの前で、「あ、Fujikaちゃん、ぶどうがあるよ」とダンナサマに言われたのでした。
秋になったねーという季節の移り変わりを表現した言葉かと思って「そうだね」と答えたのでした。
そのちょっと後に「一番好きな果物って何?」と聞いたら「ぶどう」と即答。
「え?そうだったの?
 それならそうと言ってよ~。うちのお父さんがちまちました小粒のぶどうは好きじゃないから、男の人ってみんなそうかと・・・。」

「もしかして、『ぶどうがあるよ』というのは、『ぶどうが食べたいなあ』という意味だったのかな?」
「うん。もちろん」
「・・・・。」
(ダンナサマとしては、「ぶどうがあるよ」とお知らせすれば、(自分以外も皆ぶどうが好きなはずだし)「あ、ほんとだ☆買おっか☆」と当然なると思っていたらしい)


ということは、
「これ知ってる?」
というのは・・・。
・・・・・・・・・?? 


でもさー、うち、なんかすごくゴチャゴチャで、こういうかわいいものが折角来ても、散らかりに紛れてしまうと思うのよね・・・。
5月までの発注は満杯のようなので、まー、しばらく考えて、そのうち忘れるかなと・・・。




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ふきのとう2021

2021-02-10 | +きのこ以外

農産物直売所にふきのとうが出始めていました。小さなツボミのもの。
あと、地域ニュースでもふきのとうの話題が。

ということは、Myふきのとうスポットも、そろそろ?
見に行ってみなくては!
例年、2月に入ったらもう見に行ってもいいかなーという印象ですので、10日なら、もうパカッと開いてるくらい?


ふきのとう摘みって、採集の中では簡単な方のように思えますが、Myフキノトウスポットは、年々難易度が高くなっています。
団地の一画なのですが、昔は草刈りがされていましたが、廃団地になって以来草ぼうぼう。
年々、セイタカアワダチソウなどの雑草が密度高く茂って、ヤブ漕ぎしながら進まないといけません。
(ところにより誰かが定期的に歩いている痕跡がある)

ようやくたどり着いたMy蕗スポット。

ふきのとう

小さな葉っぱが、ちょろりん、ぴろりん、とあるばかり。
あれ?
よーく探すと、フキノトウもありました。

もしかして、今年は冬が寒かったので、フキノトウは生育が遅めかな?
(夏季、びっしり茂ったセイタカアワダチソウ等によって日照・栄養不足というのもあるかも)


じっくり探してみましたが、出ているものは少な目で、どれもまだ固め・小さ目のツボミ状態でした。

ふきのとう

天ぷらにするならば、左手で持っているくらいのものがサクサクに揚がって好きですが、小さいのはアクが弱めでいいかもしれません。


調べてみると、昨年(2020)は摘みそびれていました。
一昨年(2019)は、2/19と2/25に行って大収穫でした。
よし、これからだね!




ほかに見かけたもの。

ふきのとう

そびえ立つタラノキ。
この他にも、低めのタラノキがいくつか。
これは、誰かが狙ってるだろうなー。誰にもみつけられてない太タラノメって、まずないですよね。
踏み跡はこれのそばについていたのでした。



歩いていたら、地面に枯れ枝が沢山。

ふきのとう



なんでまた?と見上げてみると、大きな木がまるまる一本、枯れ果てています。

ふきのとう

薪集めをするならば、この木は覚えておくといい場所です。
(特に強風の翌日が狙い目)
だけど、うちにはカマドなんてないしな・・・。


 

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畑にセグロセキレイ

2021-02-08 | ■いきもの観察

畑にて、ニンニクの雑草むしりなどをしていたら、物怖じしない小鳥が近づいてきました。
2mくらいの距離に、平気で近づいてきます。
最初はなるべくじっとしていましたが、身動きしてカメラをポケットから取り出して向けても、特に遠ざかったりしません。
度胸のある鳥だこと!
滅多にないチャンスなので撮影を試みました。

セグロセキレイ

白黒の小さな鳥。
セグロセキレイのようです。
まんが『とりぱん』を読むまでは、世の中に野鳥というものがいっぱいいる/鳴いたりもしているということにほとんど気づかずに過ごしてきました。
いつも下ばっかり見ているからかな。
(あと、素早く動くものは目に入らなかったりする)

セグロセキレイ

嘴から目を完全に隠すように黒い模様になっていて、眉間から目の上にかけて、白い眉毛ぽくなっているのがセグロセキレイ。
(ほかにハクセキレイというのがいて、それは顔が全体に白く、嘴から目にかけて、黒い一本線が描かれています)

セグロセキレイ

ズームアップで撮ってみました。
向こうからこんなに近づいてきてもらうと、なんだかうれしい気持ちになります。




おまけ。
下ばっかり見ていても、そして動体視力が悪くてもみつけられる霜柱。

霜柱

今年は昨年よりはしっかり寒い冬で、何度か霜柱ができていました。
(昨年は、霜柱、一度もみつけられませんでした)
もっと長い霜柱が出来ることもあるんだけどなー。

もう2月になってしまって、立派な霜柱はもう見られないでしょうか。
寒くて、ものが腐りにくい冬は、時間がゆっくり進んでいるような気がします。
温かくなって植物やら微生物やらいろいろ動き始めると、気ぜわしいなあ・・・。

 

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