採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

今頃ラズベリーが!

2020-11-30 | +その他

畑の片隅に、数年前にラズベリーの苗を植えました。
今年の初夏には、ぽつぽつと実をつけてくれて、もうすぐ冬枯れの季節。

Myラズベリー

葉っぱは、寒さによるのか、紫色に紅葉してきています。

が。
この枝をめくってみると・・・

Myラズベリー

なんと、今頃綺麗に色づいたラズベリーの実が!!

ちょっと前に実がついていて、時々摘んで食べてはいましたが、明日はもう12月というこの時期まで熟し続けてくれるとは・・・!
確かに最近は、霜が降りるほどの寒さはなかったですが。

Myラズベリー

あちらこちらに、かなり大きく熟したラズベリーがあります。
自分の畑ではありますが、採集気分☆☆
こんな時期に、赤い実が摘めるなんて☆☆

Myラズベリー

なんか、初夏よりも立派に育ってくれてるかも?
ほどよい寒さで、虫も少なくまた傷みにくいのもいいのかもしれません。

Myラズベリー

嬉しくなって、何枚も写真を撮ってしまいました。


Myラズベリー

いつもは摘むはしから口に放り込んでいますが、今回は片手にためてみました。
そうしたら、この私の大きな手に、こんもりいっぱい☆
持ちきれないくらいの量がありました。


味は、少し薄味かな?
甘さは結構あるのですが、酸味が少な目で(完熟ってことかしら)、あとラズベリー特有の香りも弱め。
でも、大好きなラズベリーだし、こんな時期に真っ赤に実ってくれるので、大感激。
てのひらいっぱいぶん、感動して食べてしまいました。


「畑にラズベリーがあるんだよ」
とダンナサマに言ったら、
「ぼくもラズベリー好きだけど、デザートに出てこないのかな?」
ですって。

ラズベリーは、畑で働いた人限定のおやつですよ! ぷ~ん。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コストコのラムTボーンステーキ

2020-11-27 | +乳製品・肉・魚・卵

先日、会員のお友達に連れて行って頂いて、コストコに行ってきました。
(キョウコさん、ありがとうございます!)
弟が時々コストコに行くので、お願いして買ってもらうことはありましたが、自分で行くのは初めて。

会員のキョウコさんと、あと私を入れてふたり、合計3人の女性でコストコにGO!


噂には聞いていましたが、ひろーい倉庫に、巨大な棚が立ち並び、いろいろなものが置いてあります。

コストコ

棚が大きく、通路も広く、カートもでっかい!
それぞれの商品も、業務用サイズのような大きさです。

最寄のスーパーマーケットのカスミは、何もかもが小さな小分けサイズになっている印象なので、それに比べると、巨人の国に紛れ込んだような気分です。

買い物している間は余裕がありませんでしたが、ほかの人のカートを見るのもコストコの面白さのひとつです。
大きなパネトーネを何個も積み込んでいる人がいたりして。
親戚に頼まれているのか、メルカリで売るのか・・?


コストコ

なにもかももの珍しく、写真を撮る余裕がほとんどありませんでした。
わ~、綺麗~、と吸い寄せられたのがこちら。
『プリザービング』の本に出てくるような、まるごと黄桃のシロップ漬けの瓶詰。
素敵~。

コストコ

内容量2.6キロ、固形量1.3キロもの巨大瓶。
でもよく考えたら、黄桃シロップ漬けは400gの手ごろサイズの缶詰もあるし、こんな巨大瓶、一度あけたら消費が大変。
踏みとどまりました。
これを買う人は、どういう時に、何に使うんでしょうね・・・。いいなー。


コストコ

一時期とっても少量で高値がついていたココナッツオイルも、こんなに大容量でどっさり。
オートミールクッキーを作るのに使えるかしらん。
ちょっと心が揺らぎましたが、あまりに量が多い気がしてひとまず断念。

コストコ

純粋に大きくて笑ってしまったのはケーキ。
天板いっぱいにスポンジを焼いて、それを積み重ねたようなサイズ感。

子供の誕生日パーティー用だろうなあ。
でも味はどうなんだろうか。


コストコ

チーズタルトも、あまりみない大きさです。
美味しそうだけれど、買うには大きいですよね。


コストコ

デニッシュ生地のドーナツ。
これはお友達が買っていました。

まずは手ぶらでぐるっと回って下調べ。
その後、フードコートでランチを買って、腹ごしらえしてからお買い物。
私は名物(?)格安ホットドッグを食べました。


みんなでワイワイ言いながらカートに積み込み、会計総額は、3万円未満。
(意外と控えめ)
私が一番沢山買って、1万2千円くらい。
オリーブオイル、チョコパネトーネ、アボカド、グリークヨーグルト、ラム肉、冷凍シーフードミックス、マイタケ、冷凍ブラッドオレンジジュース
だったかな。
(この日はダンナサマが出張でいないので、だいぶ買い控えました)


さて、ラム肉。
見たことのない部位だったので買ってみたのです。

コストコ

どーんと分厚い8切れのお肉。
暑さは、5cm近くありました。近所のスーパーでは、どのタイプの肉でもこの厚さはありえないです。

コストコ

オーストラリア産ラムTボーンステーキ。
100gあたり208円で、約1.3キロ、税込み2700円。


レシピを検索すると、コストコ公式もあるようですし、買い物した人のレシピも多数。
塩コショウ、ローズマリーをふって、焼けばいいみたいです。
煮てもいいけれど、焼くだけで柔らかくて美味しいので、煮るのは勿体ないとのこと。


コストコ

ちなみにTボーンというのは背骨周辺のエリアで、腰に近いエリア(頭に近い側は、人間でもそうですが背骨から長い肋骨がのびていてあり、それがなくなった部分)。
脊椎骨を縦に分割した状態の骨がT字型に見えるため。
(このわかりやすい図はこちらのブログからお借りしました)
あばら骨があるところの背側の肉は、リブロース(人間だとそんなに食べるところはなさそうな場所ですが)。
あばらをつけて成型するとトマホークステーキと呼んだりも。


コストコ

という訳で、焼いてみました。
塩、コショウ、ローズマリーをなすりつけ、フライパンで各面をよく焼き、そのあとオーブンへ。
骨の部分を下にして立てるようにして、様子を見ながら15分くらいだったかな。

焼くと縮むかなー、とか、骨部分がきっと多くて肉部分は目減りするかなーと思っていましたが、意外にも骨は小さ目。
肉も焼き縮みはあまりせず、ボリューミー!
とっても食べ応えがありました。

私は久々の肉なので、3切れ食べてしまいましたが、ダンナサマは2切れ。
(普通の大人の食欲ならば2切れがちょうどかも)
冷凍庫にものを増やしたくなかったので、今回は小分け冷凍せず、全部焼いてしまって、余った分は数日後、温めなおして食べました。
温めなおしでも十分美味しかったです。

肉質が、とてもきめ細かくてしっとり、臭みもなく、美味しい赤身のお肉でした。
(柔らかい、というのは、とろけるような、という意味ではなくて、肉質のきめ細かさのことを言っているのだと思います)
特に、厚みのあるところが好みでした。
これくらいボリューム感のあるお肉、たまにはいいものですよね。


また食べたい美味しさでしたが、今度コストコに行ったら、ほかに買いたいものがまだまだ沢山。
検分していない棚もまだあるし・・。
ぐふふ。

キョウコさん、また次も、よろしくお願いします☆

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅しぐれ大根

2020-11-25 | +野菜

お友達から、紫色の大根を頂きました。
(ハツエさん、ありがとうございます!)
ご主人さまが広い菜園を丹精していらして、プロ並みの腕前なのです。

品種名はおそらく「紅しぐれ大根」。

紅しぐれ大根

名前には「紅」がつきますが、シックなうす紫色。

紅しぐれ大根

断面はこんな感じ。
周辺と、中心付近が濃いめの紫色。

紅しぐれ大根

縦切りにするとこんな感じ。
この大根は、皮は剥かずに薄くスライスして甘酢漬けにするのがおススメ、と伺いました。
「とってもきれいな赤になるのよ」
と。


薄紫色なのに赤???
全然ピンときていませんでしたが、やってみて分かりました。

紅しぐれ大根

どうでしょう! この鮮やかな赤!
生のときとは全く違う色合いです。

酸で紫が赤く発色して、更に白かったところにもその赤い色が染みて、全体が真っ赤な色に染まるのです。
どうりで、「紅」しぐれ大根。


紅しぐれ大根

パンにレバーペーストを塗り、その上に、ピクルスとしてこの甘酢漬けをのせてみました。
お皿が一気に華やかに!

皮ごと使っていますが、皮の固さは特に気にならずに使えます。
大根って、なかなか一本減らないなあ、という印象でしたが、一本まとめて甘酢漬けにしてしまうと、しんなりしてカサも減り、あとは食べるだけになっているので便利ですね。
ハツエさん、ご主人様、ご馳走様でした!


■紅しぐれ大根甘酢漬けメモ
・皮は剥かずにスライサーでスライス。
・直径が大きい場合は縦半分に切ってからスライス。

・甘酢は、今回は酢、砂糖、スダチ果汁、梅シロップを煮立てた。
 大根の水分がかなりあるので、なるべく濃い味(甘め)にして、量は少な目でよい。

・うまいこと並べると、バラの花みたいになるかも?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

sacoカヌレ(岐阜)

2020-11-24 | +お菓子・おやつ

岐阜のお友達から、とってもお洒落なカヌレを頂いたのでご紹介します。
(miyakoさん、ありがとうございました!)

sacoカヌレ」というカヌレ専門店のお菓子です。

sacoカヌレ

油紙のパッケージで、なんかものすごくお洒落~。
金ボタンみたいなのが見えますよ。 ほよ~。

sacoカヌレ

口部分を一度折り返し、ラベルをセットしてパンチ穴をひとつ。
そして鋲みたいなので留めてあります。

sacoカヌレ

上段:ヘーゼルナッツ、チョコレート、バニラ
下段:オレンジチョコレート、抹茶、紫芋
6種類もあります。


sacoカヌレ

一番ビビッドな色なのは紫芋。
切ってみると、中も綺麗な紫色でした☆
味は、それほど芋っぽい訳でもないです。美味しいカヌレです。


sacoカヌレ

こちらはバニラと抹茶。
抹茶は、黒々するほどに抹茶が使われていて、ほろ苦い風味満点でした。
バニラはやさしい味わい。ラム酒の香りは控えめで、バニラ風味です。

写真は撮りそびれましたが、チョコレートやオレンジチョコ、ヘーゼルナッツも美味でした☆


こちらのカヌレ、味がいいのは勿論ですが、一個のサイズが大き目でたっぷり感があるところがすばらしい!
最近、高級系のパン屋さんにカヌレがおいてあったりしますが、「ええっ、こんな小さい型あるんだ・・」と思うほど小さ目だったりします。そしてお値段はお高い・・・。
クロワッサンと変わらないようなお値段だったりしますが、原価は多分だいぶ違うと思うんだけど(バター使用量は断然少ない)。

ボリューミーで美味しいカヌレ、堪能しました☆
岐阜の、どんなお店なんでしょう。
ネットで日本全国に発送しているのかな・・・。
miyakoさん、ご馳走様でした☆☆


ダンナサマと半分ずつなので、ひとりあて3個。
ちびちび大事に頂きましたが、満足、というよりは、呼び水、って感じ。
私も型を持っているので、久々に作ろうかな。
まとめて作って、冷凍しておくといいですよね。
うちのカヌレは自家製ノチーノ(青くるみのお酒)で風味付けしています。これもまた、結構乙なのです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八珍柿2020:剥きました

2020-11-19 | +干し柿・干し芋・栗

我が家の秋の風物詩、佐渡の八珍柿もいっぱい剥いています。

今年は8月のカラカラお天気で、柿の肥大が遅れ気味だったのだそうです。
ギリギリまで収穫を粘ったそうですが、それでも木にはSサイズが沢山。
(うちに分けて頂いているのはSサイズ)

今年はいっぱい剥かなきゃ、と秋の始まった頃から待ち構えておりました。

八珍柿は、平核無柿とも。
四角くて平たい、こんな柿です。

佐渡の八珍柿

今年は、ヘタがカサカサの場合、綺麗に切りにくいので、一度ヘタをしっとり戻すようにしてみました。
水でもいいかもですが、一応消毒もかねて、食品用アルコールをヘタに噴霧。
渋抜きとは違って、剥く直前に柿を並べて、そこに噴霧して、そのまま剥き始める、という感じです。



佐渡の八珍柿

ヘタがパリパリだと、最初にこうやってヘタ周りを包丁で剥く際、ヘタが割れたり欠けたりすることがあるのですが、しっとりしていると、こうやって綺麗に剥けます。
包丁の切れ味をキープさせる点でも、ヘタが少し柔らかいといいみたい。


佐渡の八珍柿

干し始めてからはお天気に恵まれています。
毎日日光がサンサンと。


佐渡の八珍柿

自作のカート2台がお役立ち☆
現在、もうこれらのカートはいっぱいになっていて、物干し竿も柿に占拠されています。

佐渡の八珍柿

柔らかくなってきた次郎柿や、八珍柿で丸ごとは干せないもの(うっかりとっても柔らかくなってしまったものなど。数としてはわずか)は、こうやってスライス干し、カット干しに。
濃いオレンジ色が次郎柿で、明るい色のが八珍です。


ベランダが明るい色に包まれています。
何かしあわせ~☆


今年は結局、8箱送って頂きました。
例年より少し小さ目の箱だそうで(96個入り。例年は・・いくつだっけ・・)、例年の7箱弱に相当するかな?
(柿のまま人にゆずったり、渋抜き柿も入れて頂いたので、丁度6箱分くらいかも)
ま、それほど多すぎはしないかな?
(勢いに乗って剥きすぎると、後で自分の首を絞めることに・・・。嫁入り先がね・・・)

矢田さん、今年もありがとうございました!


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

My柿2020

2020-11-18 | +干し柿・干し芋・栗

今年のMY柿は、少な目でした。


鶴の子柿は、確か2年連続豊作が続き、今年は息切れ。
たったこれっぽっちでした。

鶴の子柿

9個。
とはいえ、ちょっと大き目です。



もうひとつのハート形柿と呼んでいるものは、全体にとっても小さ目。

鶴の子柿

がんばって摘んでも、小さいのばかりでは、と思って、手の届く範囲でささっと摘むだけにしておきました。

でもこれが少なかったおかげで、産直でサンザシをみつけて、遊んでみる時間があったのでした。
ゆとりがあるのもいいもんだな、うむ。


ほんのぽっちりだったので、干しあがりも寂しいものです。

My柿

ほぼすべてが、このひと缶に収まってしまいました。
小さい柿は、見事にちっこくなってしまいます。
手でもっているものなど、唐辛子くらいのサイズ。

これで、巻柿、4本分くらいかな?
ゆずピールは、昨年の残りが冷凍してあるので、今年は作らなくてもいいかもしれません。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳福祉農園のほおずき(2020)

2020-11-16 | +フルーツ

今年、食用ほおずきの種を蒔いて、そこそこ株は大きくなったものの、実をつけるほどにはうまく育たなかったとブログに書きました。
今年は長野でほおずきを買う機会もなかったので、来年は種を買わなくては・・・と思っていたのですが、よく考えたら、ほおずきのフルーツを買えばいいんじゃん!

ちょっと前、TVで見た高萩のほおずきは、販売終了でした。(あと、高かった・・)

だいぶ前(2009年)、ほおずきをどっさり取り寄せた、八ヶ岳福祉農園というところがありました。
その後、また買おうと検索しても、サイトがみつからなくなってしまっいました。
販売をやめてしまったのかなあ、それともサイトリニューアル中・・・と思いつつ忘れていたのですが、今回また検索してみると、発見! 販売していました!
これは嬉しい。

早速取り寄せ。

食用ほおずき

一梱包のマックス(4キロ)買おうかとも思いましたが、ちょっと控えめに、3キロ。
平たい箱で届きました。
(それぞれ新聞紙で包まれていました)

食用ほおずき

ほおずきは、しっかりした酸味とさわやかな風味が美味しいです。
サラダに散らすと、逆に甘みが際立って、「なんか美味しいものが入って!」と感激します。

小鉢に入れてテーブルに置いておくと、いつの間にか減っています。
(ヘタのところはちょっと渋いので食べないようにしています)

ぽぽぽっと何個も食べた後、そうだ、種を取るんだ、と思い出しました。
ナイフで切り目を入れ、表層を剥ぐと、種がいっぱい見えてきます。
これをこそげて、種を確保。

こんな小さい種からあんな大きな植物が育つのだからすごいよなあ。。。
(来年も実がなるとはあんまり期待してないけど)

(種の写真あとで)


■参考情報
八ヶ岳福祉農園SHOPページ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェイジョア2020

2020-11-11 | +きのこ以外

父の実家の庭に、フェイジョアの木があります。
フェイジョアは、実ると自然に落果するようです。

叔父から父あてに、今年はどうする?と連絡があったようで、
私に送ってもらうことにしました。
(A叔父さん、ありがとうございます!)

フェイジョア

緑色のフェイジョア。
フェイジョアは、緑色で最終形です。
(追熟すると、少し色が薄くなりますが)

打ち身跡があまりなかったので、わざわざ木からもいで下さったのかもしれません。
お手数おかけしてしまった。

箱をあけた瞬間、フェイジョアのいい香りが漂います。
自然追熟待ちで、こうやってざるに置いていると、その期間ずっと、部屋がいい香り・・・。

フェイジョア

むぎゅっと持ってみて、少し弾力がある状態で、追熟できているはず。
(とっても固い状態ではまだ切ったことないです)

断面はこんな感じ。
皮のそばは固いので、柔らかい部分をスプーンでくり抜くようにして取り出します。

味は、洋梨に似ているかな?
クリーミーで少しザラっとした感じがあります。
甘さも酸味も優しい感じです。
空気に触れるとこの白い果肉は茶色くなってきます。
なのでときどきすだち果汁を絞りながら作業しています。

ひとまずくり抜いて冷凍しておきました。


そうこうしている間に、第二弾が!
(私があればあるだけ欲しいかなーと言ってしまったからなのですが)

フェイジョア

どどーんとたっぷり!
くり抜くとだいぶカサは減るのですが、それでも冷凍庫に収まるか、不安になってきました。
(あとその先の消費も)


そこで緊急企画。
読者プレゼント。ていうかお助け要請か・・。

お使いになりたい方にプレゼント致します。
(3-4名様)
分量、発送時期は適宜、ということでよければ。
コメント欄にご連絡下さい。
丁度、干し柿用渋柿(あの美味しい佐渡矢田さんの八珍柿。ただし枝なし。専用留め具かホチキスなどで止めて下さい)もあるので、希望の方に渋柿も数個おつけします。
コメント欄に、渋柿あり、なし、どちらか書いて下さい。


既に住所を教えて頂いている方、ぜひご連絡頂ければ・・・。

※ひとまず締め切ります。
石川さんまでお送りします。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越の笹舟(新潟の笹包み餅)

2020-11-10 | +お菓子・おやつ

10月から、ダンナサマが時々出張に行くようになりました。
しばらく前は北海道。
あまりに久しぶりのため、
「え、羽田ってどうやって行くんだっけ。ちゃんと飛行機乗れるかしら」
とか言ってました。
ずっと出張なかったですからね。

出張のたび、大きなお洒落保冷バッグを、すすす、と差し出して、
「これに何かおみやげをね☆」
とお願いしています。

北海道のときは、ぱんぱんにお買い物してきてくれました。
空港のあのめくるめくショッピングモールで、つい魚の干物にくらっときてしまったよう。
カレイと、甘塩タラ
(干物か・・。)
気分はさほど上がりませんでしたが、夕食のメインディッシュに、即戦力になりました。
特に甘塩タラは、じゃがいもとあわせたミルク煮が美味しかった☆ 好評でした。

で、先日は新潟。
「米どころだよねー。お餅とか。餅菓子とか。大福とか!」
今度は潜在意識に刷り込むべく、事前にアピール。

今回は、袋8分目くらい買ってきてくれて、お菓子も。
大福餅セットと、あとこちら、「越の笹舟」。

越の笹舟

新潟といえば、繭型にぴったり笹で包まれた笹団子が有名ですが、こちらは初めてみます。
笹でふんわり巻いてあります。
五個、エージレス入り袋に入っていました。

越の笹舟

笹をあけてびっくり、中のお餅はセロハン包みで、しかもきなこもち!
なるほど確かに、こうやってふんわり包んであるだけだと、お餅が裸のままでは乾燥してしまいますよね・・。

お餅部分は、お砂糖がしっかり入って、あとよもぎ?も混ざった緑色の求肥。
中には粒あんが。
小粒ですが、とっても甘いです。

越の笹舟

セロハンから出して笹の上にのせてみました。
ただこうやっても、笹の香りが移るというわけではないです。
見かけは笹包みで風流ですが、味には特に関係なしでした。

とはいえ、「新潟みやげ」で検索して、これどんな感じかなー、と思っていたので、買ってきてもらえてよかったです。


そう考えると、笹で包んでから蒸してある笹団子は、笹の風味がしてより個性的です。
二日ほど経って、笹がカサカサになっても、お餅はむしろより笹風味が強くなって、ほどよい、しねっとした歯ごたえで、美味しいですよね。
蒸しなおすことも出来ますし。
新潟物産展があると必ず売られていますが、よく売れているように見えます。
やっぱ笹団子ならではの個性と魅力があるからなんだなー。

「今度新潟県アンテナショップに笹団子買いに行こうか。久しぶりに食べたくなったよね」
と二人で話していました。


ダンナサマへ、次の出張のときもまたよろしくね~。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンザシ

2020-11-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

近所の産直で、珍しいものを見かけました。
この産直は、とても小さくてローカルなので、基本的にはあまり冒険したものは置いていないのです。
でもたまに変わったものがあります。

今回は「山査子 サンザシ」。

サンザシ

なにこれ初めて!
これまでも出ていたのに見逃していたのか!? 
不安になってお店の方に聞いてみましたが、
「いや、今年初めてなんですよ。だから私たちも使い方よく分からなくて・・」
とのこと。

これは買ってみなくてはね。

サンザシ

ぱっと見、さくらんぼくらいのサイズの赤い実です。
でも比重はずっと軽く、コロコロと軽い実です。

サンザシという名前はずっと前から知っていた気がします。
子供の頃に読んだ児童文学のあちこちで見た記憶が。
(ちなみに英語だと hawthorn ホーソーン や mayblossom などいくつもの呼び名が。 
『緋文字』の作者 ホーソーンは、Hawthorne で末尾にe がつくみたいです。)

あと、高校生頃だったか、十円玉くらいのサイズの円盤状の中国の甘酸っぱいお菓子(山査子餅)を食べたことがあります。
父が中国に赴任していたのでそのおみやげだったかなあ。それとも友達にもらったのだったか。

山査子餅というのはこれです。

サンザシ

(写真は借り物です)
この写真だとほんとに10円玉みたいな色合いに写っていますが、もう少し赤紫色ぽかったような気がします。
ごく小さなうすべったいお菓子ですが、酸味のパンチが効いているので、この1枚で結構満足感があるものでした。

それにしても、この状態では、もとの果実が何か、というか、もとが果実かどうかすら不明ですよね。
なのでサンザシってずっと謎の植物でした。


さて、初めて見る本物のサンザシを観察してみます。

サンザシ

大きさは、小さ目のサクランボくらい。
色はきれいな赤い色で、つるつるしていて、ゴールドの点々が散っています。
軸がついている側は、ほとんど窪んでいません。
花落ちのが環は、大きく窪んでいて、ガクが残っています。

断面を見ると、皮の赤さが中までしみているように、果肉も赤く染まっています。
果肉が赤いりんごの御所川原や、ムーンルージュ・なかのの深紅を思いおこさせますが、赤さはサンザシが一番濃いかも。

まずは生でちょびっと食べてみました。
皮はとても薄く、果肉は以外にも、リンゴやナシとは違って、フカフカ。
(りんご的なシャキシャキ系か、もしくは梨みたいにツブツブがあるのかと想像していました)
水分がなくてわりときめ細かいスポンジ状(劇落ちスポンジくらい?)。
古くなったりんごからさらに水分を抜いた感じかな(よりきめ細かい)。

こんなにフカフカなので、持った感じ、比重が軽かったのですね。
ただ、組織が柔らかいせいか日持ちはしなさそうで、軸が千切れたところなど、割といたみが早そうでした。

味は、甘さは控えめだけれど、ほどよい酸味があって、古くなったりんごよりは美味しいです。
(これが、加熱するとまた変わってくるのです!)

種は、りんごとは違って鞘には入っておらず、ツブツブしたものが数個あります。

サンザシ

この種は、縦長形状で、小石のように固くてなめらか。
色は、サクランボの種のような色合いでしょうか。

サンザシ

種は、当然バラ科だし5個かと思ったら、受粉の度合いによるのか、いろいろでした。これなどは4個。

サンザシ

こちらは5個。
きっちり5個あるものの方が少なかったかも。
セイヨウサンザシのある品種は、種は一個なのだそうです。


種と軸、花落ち部分を取り除くために、縦横に4分割しました。


大量に木から摘んだ場合は、水たっぷりで煮て、透明な液体部分のみ使ってジェリーにしたり、越してジャムにするのかなと想像しますが、丸ごと使うのはちょっとおすすめできません。
というのも ↓

サンザシ

こんな風に、結構虫食いの個体があるのです。
少なくとも半分に切って、中をチェックした方がよさそう。


サンザシ

きれいにしたサンザシに、お砂糖をまぶしてしばらくおいたところ。
あまり水分は染み出してこず、白っぽかった果肉がちょっと濃い色合いになってきました。
(リンゴの変色みたいですね)
で、これを電子レンジで加熱。

サンザシ

果肉が少し透明になり、全体が赤く染まってきました。
なんかきれい☆ わーい☆☆

で、この状態で食べてみると、生のときはフカフカだったのですが、今度は不思議とモチモチに。
皮はもともと薄かったので全く気になりません。
このモチモチ感はペクチンたっぷり、ってことかな?

で味なのですが、さっきは、ああ、酸っぱいなーくらいの味わいだったのですが、加熱後は
「うわ、すっぱ!」
と、酸っぱいもの好きの私が思うほど。
触感のモチモチ感が楽しくて、ひとかけずつつまみ食いするのですが、4つくらい食べると、酸っぱさのあまり一休みしたくなるほど。
ダンナサマは、酸っぱいもの、そこそこ大丈夫なのですが、「食べてみる?」と聞いてみても、
「いや、やめとく。サンザシが酸っぱいって知ってるし」
ですって。子供の頃、何らかの形のサンザシを食べたことがあるようです。(時代? それとも九州ローカル?)

酸味が強いだけでなく、独特の風味があります。
(昔食べた中国の山査子餅を思い出す・・・。でも加工食品のアレよりはもっとおいしいですけれど)
なんかいい香りです。


せっかくの強い酸味なので、酸味不足のものとあわせてみることにしました。
丁度、酸味がなくて物足りないりんご(ひめかみ)があったので、それをレンジで加熱してから混ぜます。

サンザシ

加熱後のかさで、サンザシ:りんご=1:2くらいかな?
これをスティックミキサーでピュレ状に。

サンザシ

きれいなオレンジピンクのジャムになりました。
(りんごが黄色かったので、オレンジ系の色味が強くなったのかな)

だいぶりんごで希釈しましたが、これでもまだ酸味のパンチが効いています。
でももっと薄めると、サンザシの風味が薄れてしまうかなー。
サンザシのペクチンのせいか、とってもぽってり固めになったので、水を足してもいいのかもしれません。



初めての食材、とっても楽しみました。
今年の売れ行きが悪いと来年出てこないかもしれないけれど、注文してでも買ってみたいです。


■参考情報
サンザシ Wikipedia
この項目は日本語版が一番充実していました。
というのも、よく見ると、中国から日本に伝わった Crataegus cuneata という品種についての項目でした。

英語圏でも結構有名な植物なはずなのに、と思って調べてみると、英語が充実しているのはこちらでした。
Crataegus monogyna (セイヨウサンザシ、シングルシードサンザシ)
Crataegus (サンザシ属)

さらに調べると、サンザシにはものすごくたくさんの種類があるようです。(全部利用される訳ではないとは思いますが)
黒い実のサンザシが約40種
黄色い実のサンザシが135種くらい
(赤い実のはおそらくさらに沢山)

へー、黄色い実・・・と、書いていて思い出しました。
イタリアで、黄色い実のサンザシ、見た

うわー。完全に忘れていた。ナポリの市場で、小さいマルメロみたいなの、なんだろう、と思ったのでした。
今回赤かったし、全然違う雰囲気。
あと、イタリアのは、買わなかったし印象が薄かったのだわ、うむ。

写真を再掲しておきます。AZZERUOLE がイタリア語のサンザシになります。
三番目のものは商品ラベルがなくてよく分からなかったのですが、たぶんサンザシじゃないかなと・・。

西洋サンザシ
西洋サンザシ
西洋サンザシ
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする