採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ウコギ育ちすぎ、キノコはなし

2018-04-26 | +きのこ

桜が散るまではずっと晴れ続きでしたが、その後、4月14~15日、17~18日、そして24~25日には、結構しっかり雨が降りました。
雨の中、そして雨のあとも、春のきのこが出ていないかとせっせと歩き回ってみましたが、今のところ収穫なし。えーん、
なので他のものをちょっと摘んで気分を紛らわせています。 

偵察ルート上に、山椒の木数本を、新たに発見。
小さいけれど、何本かあるので、ちまちま摘めばそれなりの量になります。 

1本だけ、アミガサタケが!
でも古びていました。
生息域を広げてもらおうと、切り取って別の場所に置いてみました。 

失意のままトボトボ歩いていると、ウコギ発見!
この時期にしてはずいぶんよく茂っているような気がします。
今年の春は暖かかったから・・?いつもこんなものだっけ。

アマドコロは、丁度いい育ち具合のものがまだいくつもありました。 

採集品。
アマドコロは、以前記事にしたように、サヤ、茎、先端の3パーツに分けてそれぞれ茹でます。
先端部分は、24時間くらい、冷蔵庫で水にさらしておくといいと思います。

ウコギは、茹でてみたらやっぱり育ちすぎ感が。
茎がえらく固いのです。
仕方がないので目立つところだけでも取り除きました。
あとは細かく刻んでしまえば多少固くても・・。
うこぎごはんを1膳分食べ、のこりは小分けして冷凍しておきました。

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久々ベーキング(セモリナ粉のクッキー、パン)

2018-04-25 | +お菓子(西洋)

4月16日の週は、まるまる一週間、ダンナサマが出張でした。
買い物は行かずに家にあるものの消費を心がけます。
料理もまとめて作って数日同じものを食べる、ということをしていると、かなり時間に余裕ができます。

週の終わりには、冷蔵庫の野菜室が、目に見えてスカスカしてきました。
こんなことは珍しいので、記念写真を撮ってしまいました。 

セモリナ粉のクッキーとパン


野菜室上段。
梅シロップ、にんじん、レモン、たまご、FUFUのもと、卵、ぬか床。 

セモリナ粉のクッキーとパン

下段もガラガラで、掃除機をかけて、拭くことができました。
(実は粉類の保存箱やピクルスの瓶など数アイテムがこの下段にあり、掃除のためそれを取り出した状態で撮っています。なので本当は空っぽじゃないです)
そう、粉類。
粉類も減らして循環させていかないとね。
という訳で、久々にベーキングをしました。 

セモリナ粉のクッキーとパン

ひとつはセモリナ粉のクッキー。
卵とごく少量の油を混ぜて丸め、表面に粉砂糖をまぶして焼くというもの。
 

セモリナ粉のクッキーとパン

本来は手で丸めるようですが、この7.5ccスプーンに型詰めしました。

セモリナ粉のクッキーとパン

焼き上がり。
卵が多め、油脂少な目なので、たまごぼうろのようなぽくぽくした固めの触感です。(オリジナルとはだいぶ違う見た目になりました・・)
生地自体にはお砂糖は少な目ですが、表面に粉砂糖まぶしてあるので、結構「お菓子を食べてる!」というパンチがあります。3個くらいで割と満足になります。
これは好きな味かも。
セモリナ粉があるのでまた作ろう。 

セモリナ粉のクッキーとパン

もうひとつはパン。
ライ麦粉を買ったはいいけれど、ずっと使いそびれていました。
(以前一度作って気に入ったHBライ麦パンのレシピがあったのだけれど、その本が行方不明に・・・)
強力粉2:ライ麦粉1でHBに入れてお任せしちゃう予定が、強力粉が思いのほか少なく、セモリナ粉も投入。セモリナ粉を入れるとどうなるか分からないので、ライ麦は少な目にして、強力粉:セモリナ粉:ライ麦粉が2:1:0.5 くらいの割合にしてみました(パン焼き、全然慣れてない割に、こうやってアレンジしてしまう悪い癖が・・)。 
HBにお任せモードでやってみたものの、焼きあげ直前の段階で覗いてみると、発酵がいまひとつな感じ(イーストもやや古かった)。
そこで、取り出してビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。

セモリナ粉のクッキーとパン

翌朝、少しふくらんだものを平たくして丸め、オーブンレンジの発酵モードで最終発酵。
(どのくらい発酵させるかよく分からず、1.5倍くらいと本にあったけれど、もう少し大きくなっちゃってたかな。)
で、ガスオーブンで焼いてみました。 
なんか、パンらしく焼けました!


決して上出来とはいえないけれど、ホームベーカリーに任せて出来上がった、とっても残念なパンよりは、いいかも。

次への課題は
・冷蔵発酵後、最終発酵させる際、内側はもしかしてまだ温度が低かったかも。中心付近が周辺部とは違う質感だった(目が詰まり気味だし、ややじっとりしている)。中心をどうにかしてあたためた方がいいかも。
・自家製ドライアプリコットを使いたくて入れてみたが、焼くと水分が出るのせいか、アプリコットの周囲がじっとりした感じになる。レーズンの方がいいのかなあ。でも市販のパンではアプリコット入りでも美味しくできているから、パンの方の技術の問題かも。


実は、「新しいホームベーカリーならどんなパンでも上手に焼けるんじゃないかしら」、と作業に着手する前、ひとしきりネットで機種を検討したりしていました。(うちにあるのは初代GOPAN。なんかいつも好みじゃない仕上がり・・・)
HBこね&発酵+冷蔵庫発酵+手動整形+オーブン焼き で、もうちょっと練習してみようかしら。
しばらくHBを買うのはお預けにしてもいいかも。



■■セモリナ粉のクッキーメモ(こちらのレシピを参考にさせて頂きました)
■材料
セモリナ粉 170g
卵 1個  砂糖とあわせて泡立てる
砂糖 60g
溶かしバター 20g 植物油でもいいかも
柚子皮すりおろしを乾燥させたもの すり鉢で細かくした方がいい
ベーキングパウダー 小さじ0.5
カルダモン
■作り方
7.5ccの計量スプーンに詰めて整形し、粉砂糖をまぶして焼く。

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2018ランパショーネ:開花

2018-04-24 | +その他

畑の片隅に、ランパショーネ(ムスカリの一種。ランパチョーネ/lampascioni / tassel hyacinth / muscari comosum)を植えています。
イタリアでは比較的一般的な食材で、ピンポン玉よりやや小さい球根を、ピクルスにしたり、切込みを入れて素揚げしたりします。
(長靴のかかと、プーリア州の特産だとか)

早春に葉っぱが出てきて花を咲かせ、そのあと葉っぱが枯れてしまう、という、チューリップのような生態です。
葉っぱがなくなってしまうのが困りもの。
雑草が茂りまくる季節には、すっかり姿がなくなって、記憶からも消滅。
耕運機で間違って生息エリアを破壊してしまうおそれも・・・。

なので春、芽が出てくると「おー、いたいた☆」と、ほっとします。
 

lampascioni

このあたりがランパショーネのエリア。 

lampascioni

てっぺんに房がついたような、変わった形の花が咲きます。

lampascioni

ちなみにこれがランパショーネの球根。
2014年8月に、耕していたら発掘されたもの。
個体数も少なく絶滅が危惧されるので、全部植え直しました。


■参考情報
lampascioni で 画像検索

2013年の記事

2011年の記事 この前の冬、初めて植えてみました

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台南2018:ステキな廃屋

2018-04-23 | +海外

今回の台南では、ダンナサマと町をよく歩きました。
1人だと、迷いにくく、またお店がありそうな大きめの通りを選びがちですが、ダンナサマは逆。
方向感覚がいいし、静かなところが好きみたいで、お店がなさそうな細い道にもどんどん入っていきます。

たまたま入ってみた路地の奥に、廃屋なんだけれどもとってもかわいい建物をみつけました。
 

かわいい階段の家

私有地かしら?と不安になるような細い路地の奥が、ぽっかり開けていました。
もともと雑草だらけだったところを整備して、地元の人が集まれるような広場にしたものだそうです。
広場の傍ら、写真左端に半分だけ写っている小さなおうち(廃屋)が、なんだかとても可愛かったのです。

特に鍵などはなく入れるようになっていたので、ちょっと入って写真を撮らせてもらいました。 

かわいい階段の家

写真がヘタでうまいこと撮れているものが全然ないのですが・・・。
このおうち、すべっとした階段の手すりがかわいいです。
白い壁とペパーミントグリーンの枠もレトロ。

かわいい階段の家

階段手すりのすべすべ丸っこさが分かるでしょうか。
素材はジントギ(人造石研ぎ出し)だと思います。

かわいい階段の家

2階から下をみたところ。
幅は狭く、ステップの踏込も20cmくらいしかなくて、使いやすくはない階段なのですが、なんとも魅力的。 

かわいい階段の家

2階。
1フロア12畳くらいの、ごく小さなおうち。
このフロアは間仕切りしてあったようです。

窓ガラスは全部割れていました。
ガラスの外側の鉄柵はレトロ感があります。

かわいい階段の家

3階。屋根が破れて光が差し込んでいました。

かわいい階段の家

天井には中心飾り(シーリングメダリオン)が。
手すりのジントギといい、この天井のメダリオンといい、ホテルアダージオに似ている気がします。同じ建築家(工務店)のデザインじゃないかなあ・・。同じ時代というだけだろうか。

かわいい階段の家

天井の廻縁も立体的で凝っています。
ミニチュアみたいな小さなおうちですが、どことなく重厚感が。

かわいい階段の家

外の部分にはタイル細工。
何故ここでガラが違っているのか分かりませんが、とってもかわいいです。
タイルって、一度壊してしまうと再利用が難しい素材だと思うので、このまま生かされる方向だといいなあ。

かわいい階段の家

洗面台にもパステルカラーのタイルが。
昔懐かしい感じですよね。


中を綺麗に空っぽにして、掃除して、天井や壁の塗装などをやり直すだけでも、見違えそうです。
(屋根の修理や水道・電気関係はプロに頼む必要がありますが)
もし知り合いがここに住む、とか、ここでお店を開く、というならば、手弁当でお手伝いに行きたいくらい。

次に台南に行ったら、またこのおうちをチェックしに行ってみます。
残っているといいなあ。


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台南2018:アダージョの朝食

2018-04-20 | +海外


 

アダージョ朝食

台南で泊まったホテル、緩慢文旅の朝食は、すぐ隣のこちらのカフェで提供されています。
(昼間は普通にカフェとして営業しているのではないかと思います)

アダージョ朝食

店内の様子。
今風のカッコいい内装です。
右側のグレーっぽいのは、コンクリート風(もしくはブリキ風?)の壁紙。
右手前に見えているのがパンなどのビュッフェコーナーで、ここも統一してグレーの壁紙。

入り口付近には雑貨(天然素材シャンプー、ホウロウカップ等)の販売コーナーも。

アダージョ朝食

初日の朝食。
9種類のおかずとおかゆのセット。
このおかずは二人分が盛り付けられています。 

アダージョ朝食

どれも味が濃すぎず、美味しかったです。
ただ、この旅行期間中、ダンナサマがずっと胃腸の調子をおかしくしていて、あまり食べられなかったのがかなり残念でした。 

アダージョ朝食

2日目以降は、いくつかのメニューから選びます。
どれも結構ボリューミーで満足感たっぷりです。

これはキノコ炒めだったかな。

右上の丸いものは、ぷっくりふくらんだ米菓(?)に蜜をからめてゴマをまぶしたもの。
とても甘く歯にくっつき、ちょっと口にあわなかったです。 

アダージョ朝食

具入りオムレツ。サラダの上の赤いものは、生ビーツだと思います。
かけらが小さくて味はよく分かりませんでしたが、大根みたいな食感でした。

アダージョ朝食

スクランブルエッグと香腸(台湾ソーセージ。ちょっと甘い)。 


このプレートのほかに、別途ビュッフェコーナーがあり、パン、ジャム、ヨーグルトなどを自分で追加できるようになっていました。

満足度たっぷりの朝食でした。

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台南2018:緩慢文旅(ホテル)

2018-04-19 | +海外

3月下旬に台南に行ったときに泊まったホテルをご紹介します。
今回初めての、緩慢文旅台南古根(Adagio Travel Tainan Roots Inn)という宿です。

緩慢(アダージョ)といえば・・・。
以前花蓮で泊まった、豪華別荘を宿にしたあそこと同じ系列です。

アダージオホテル

こんな建物。
場所は、西門路と友愛街の交差点のほど近くで、台南でも昔から街があり、今でも賑わっているエリア。京都でいうと、四条西京極あたりのイメージでしょうか。
(国華街という賑わいストリートが、西京極に近いかなーと)

2階、バルコニーのすぐ左、小窓があいている部屋に泊まりました。

アダージオホテル

隣接するビルは、色とりどりに塗られていました。

アダージオホテル

ビルに向かって右側がカフェ。
ここで朝ごはんを頂きます。
おしゃれな扉は本物の木製だと思います。軒が深いから雨もあたりにくくていいですよね。

アダージオホテル

小さな道を挟んで左側にも同じデザインの扉があり、こちらが宿の入り口。


部屋の様子は・・・。

アダージオホテル

中に入ったところ。
窓はあけられるようになっており、網戸も閉められます。

アダージオホテル

部屋の奥から振り返ったところ。
宜蘭のリゾートホテル同様、ガラス張りバスルーム方式です(ロールカーテンあり)。最近の流行りなのかしら。
最初はベッドルームからトイレが見えてしまってぎょっとしましたが、確かにこうしておくと、バスルームがとっても明るいです。

アダージオホテル

入り口付近には収納スペース。
これはホテルによくあるパターンですが、ここにちょっと面白い仕掛けが・・。

アダージオホテル

壁だとばかり思っていたこの白い部分。
小さな取っ手を引っ張ってみると・・

アダージオホテル

扉になっていて、寝室と廊下・浴室をしっかり仕切ることが出来ます。
スーツケースやクロゼットから着替えを出してシャワーを浴びて、というようなときにとっても具合がいいです。
普段はこの扉が目立たないようになっているのもいいアイデアだと思いました。

アダージオホテル

窓際には畳ベンチが。
上にあるこの木製のものは、ベンチの上に置いてあるだけで、場所をずらしたりすることもできます。
横からみるとロの字になっていて、中にものを隠しておけます。
畳ベンチは、椅子にもなるし、床に座ればここをテーブルにもできて、お部屋ピクニックのときに、とても重宝でした。

アダージオホテル

窓枠部分は、ジントギというのでしたっけ(人造石研ぎ出し)。古い建築のままを生かしていて、レトロ感がいい感じです。

アダージオホテル

天井の丸い飾り(中心飾り、シーリングメダリオン)も、古い建築のものじゃないかなあ。

アダージオホテル

洗面所はこんな感じ。
バスタブはなくてシャワーのみですが、新しくて清潔で使いやすいです。

6階にライブラリーがあるとのことで、行ってみました。

アダージオホテル

わー、すごい広い!
東と南、2面が窓になっており、とても明るいです。

アダージオホテル

天井付プロジェクターがあったり、一部をパネルで仕切れるようにもなっています(天井に線が見えるところ)。
本はまだ少な目ですが、日本語の本も少しありました。あと、インテリアの本など、眺めて楽しめる写真集も結構ありました。

アダージオホテル

ハーブティもセルフサービスで頂けます。
(蛇口をひねると熱湯が出るようになっています)
このホテルに泊まったならば、このラウンジは、利用しないと勿体ないです。
特に夕方、屋外席はほどよく涼しく(たまたま寒波がきていたせいもありますが)、お茶をしながらのんびりするのは最高でした。
(朝のうちは、東向きなので日差しがきびしくて暑かったですが・・・)


カフェとホテル入り口の間の細い道も、探検してみる価値ありです。

アダージオホテル


とっても細い裏通りが入り組んでいるのですが・・

(写真を埋め込む際にうまく縦にできません。クリックすると拡大して縦置き画像が出ると思いますが・・)

アダージオホテル

ふと、こんな雑貨のお店があったり、小さなコーヒーショップがあったりします。
古い街並みを生かして若いヒトのセンスでお店を、というのは、台南では神農街が有名ですが、ここはもはや俗化しすぎてしまっている気がします。
神農街に限らず、さびれたような小路に意外な小さなお店が出来ているので、自分で探検してまわるのはとってもおすすめ!
私はコーヒーはあまり飲めないけれど(3日に1杯くらいが適量みたい)、もしコーヒー好きなら、隠れ家的コーヒーショップをさまよう旅、というのもいいかもしれません。歩いてうろうろするならば、台北より断然台南が丁度いいサイズです。

 

 

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自家製生ハム、カビ掃除

2018-04-17 | +肉・魚系保存食

我が家には2本生ハムがぶら下がっています。
冬の間は、お預けしているわらびさんの山荘では寒すぎるため、自宅に引き取ってあるのです。

片方は2年もの(2016年1月頃仕込み)、片方は1年もの(2017年1月頃仕込み)。

これから高温多湿の時期なので、両方ともカビを掃除して、綺麗にしておきます。

以前同様、ベランダで作業。
丁度、気温も高すぎず、日差しもあまりない日でした。 

自家製生ハム

愛用の万能物干しカート(もとは洋服ハンガー)にぶら下げました。
右が2年もの、左が1年もののはず。
大きさが違うのは、乾燥もあるかもしれませんが、もともとの肉の大きさが違いました。2年物の方は結構小さ目だった記憶があります。

左側は、ちょっとだけ削ってみたところ。

自家製生ハム

薄刃のペティナイフと、凹面を削るためのわらびさん特製バターナイフを駆使して、おおむね綺麗になりました。(ちょち詰めが甘いか)

削り落としたカビ部分は結構すごい感じ。
(写真撮り忘れ・・)
新聞紙を敷いてあったので、新聞ごと丸めて捨てました。

食品用アルコールをたっぷり吹き付け、オリーブオイルを塗って・・・と思ったら油を切らしていました。後日またアルコールからやりなおそう・・・。

自家製生ハム

2年物の方は、食べ始めようかと思います。
確かこっちが2年物よね。
ハモネロ(生ハム台)にのせるのもいいのですが、暑くなる時期までには消費しきれないのは確実。
当面食べる塊を切り取って冷蔵庫で保存しよう(スライスは電動スライサー)。
で残りの大きな塊は、パテを塗ってまた山に預かって頂こうかしら?それとも冷蔵庫?
ひとまず肉が厚い方のでっぱりを、すぱんと切ってみることにしました。

自家製生ハム

すぱ。
(実はそんなに簡単じゃなかったけど)
途中、寛骨にあたってうろたえましたが、骨の周りをさぐるようにして、なんとか分割。
切ってみてやや意外だったのは、思ったより中がしっとりしているということ。
もしかして間違えて1年物の方を切ってしまったのかしら!?
うーん、どうかなあ。小さい方を切ったつもりだったけれど。
もう取り返しがつかないので、あまり考えないことにします・・・。

せっかくなので切りたてのブロックをスライサーにかけて、味見しました。
(ダンナサマが出張中なのでひとりじめ) 
しっとりまろやかで、美味しい☆


ダンナサマの再就職先は、食堂が近場にないところなのです。
なのでお弁当持参(ひゃーん)。
生ハムサンドイッチをお弁当に持って行ってもらって、どんどん消費していこうかと思います。

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木の芽味噌、タケノコ水煮

2018-04-16 | +野菜系保存食

土曜日、ダンナサマと一緒にクリーンセンターにゴミを持ち込んだ帰り、農産物直売所に寄ってみました。
翌日からダンナサマが出張のため、買い物は控えめを心がけたのですが、山椒の葉がひとつかみ100円ほどで売っていたので、買ってきました。

春のマイタケ作業の際、那須で摘んだフキノトウで作った蕗味噌が美味しかったのです。
味噌消費には、こういう香りの強い味噌が一番好きかも、と思ったので、木の芽味噌に挑戦してみます。 

lampascioni

山椒の葉、もっさり。
採集派としてはこういうものを買うのはちょっとくやしいのですが、家の近所でこんなに沢山摘める木を知らないので(貧弱な木は1本あって、あしらいに散らす位ならこの木で摘むのですが)、ありがたく買わせていただくことにしました。 

lampascioni

すり鉢にふぁさっと入れたあと、結構太い軸があることに気づき、取り除きました。

lampascioni

味噌とみりんをあわせて軽くチンして冷ましておきます。
そして木の芽をよく擦り、そこに、さきほどの味噌を投入。さらによく擦る、という感じで作ってみました。
甘さは控えめにしておきました。
3分の2は冷凍。


木の芽味噌といえばタケノコ。
日曜日は雨が降りそうなので、畑には行けないかも。室内作業日和・・・?
ということは、土曜にタケノコを茹でておくと、日曜に瓶詰作業が出来ます。
夕方、また出かけてタケノコをゲット。
大鍋でぐつぐつ煮ました。

ぬかも、椿の葉も、重曹も省略。あらかたゆであがった頃に、新しいお湯の鍋に移してもう一煮立ち、という方法にしてみました(以前ラジオで料理研究家が言っていた方法)。
えぐみはしっかり抜けた気がします。

ぬかを入れると、(えぐみ抜きというよりは)ミルキーな風味がたけのこについて美味しいと思うのですが、この時期、どこのコイン精米に行ってもぬかは空っぽ(今年は確かめていませんが、数年前はそうでした)。
では、ということで牛乳を混ぜて煮たこともありましたが、(ぬかもそうだけれど)タンパク質系を混ぜると、後で鍋を洗うのがちょっと大変なんですよね・・。
なので今回は簡単バージョンの茹で方です。 

lampascioni

土曜日に茹でておき、日曜日、皮を剥いて、中身を瓶詰。
湯せんで煮沸して、水煮瓶詰にしてみました。
保存は冷蔵庫にしています。

皮の付け根の部分は大好きなので、やわらかい部分を全部カットしてよけておき、当面食べる用にしました。(木の芽味噌和え、梅肉和え)


ダンナサマは日曜早朝から、丸一週間出張。
帰ってきたらこのタケノコで何か作ることにしましょうか。

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台南2018:蝶豆花

2018-04-12 | +お茶・お酒

台南のファーマーズマーケット(台南市農會假日農市)で、初めて見るものがありました。 

蝶豆花ブンガ・トゥラン

蝶豆花のタネですって。
何だろう。 

蝶豆花ブンガ・トゥラン

あ、こちらにはタネではなくドライの蝶豆花が!
(下のオレンジのものは金柑の甘露煮的なもの)
マメ科の植物の花のように見えます。
食べ物と一緒に売られているし、やっぱ食べ物系よね?

ハーブティーか何かの材料かしら。
漢方薬の本場だし、何か薬効が・・?

売り場の若い男性に聞いてみたところ、英語で「味は特になくて、青い色が出ます」とのこと。
青い色ねえ。味がないんじゃ、ハーブティとはいえないですよね。

はっ!
これはもしやアレでは。

蝶豆花ブンガ・トゥラン

マレーシアで食べたニョニャ菓子のこちら。
この青が、何かの花で色づけしてあるということでした。

これか! 


マレーシアでは「ブンガ・トゥラン」、英語ではBlue Pea Flower、バタフライピー、が青い色のもとだそうなのです。
まさかマレーシア菓子の材料に、台湾で出会うとは。

興味は惹かれましたが、味には関係しないものだし、青い色のものを作る予定もしばらくないので、今回は買いませんでした。
(お正月のお餅を青くしちゃったら面白いかしら??)

追記:色がつくだけでなく、美容と健康にも効果があるとか。買ってみればよかったかしらん。




マレーシアと台湾は最近かなり交流が深まっていると、台湾の友人から聞きました。
各種商品が輸出入されたり、マレーシアから台湾にお嫁にきたり、などが多くなってきているとか。
台南駅の近くには、東南アジア料理店やスーパーマーケットまでできているそうなのです。
蝶豆花はともかく、東南アジアスーパーには次の機会に行ってみたいものだと思っています。




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マレーシア2018:イスラム美術館

2018-04-11 | +海外

クアラルンプールで、アラブ菓子屋さんを探してショッピングモールをさまよった後、イスラム美術館に行ってみました。

イスラム美術館

正面玄関。
実は裏山をひと山超えて、裏口からこの美術館に入ったので、正面玄関を見たのは出るときでした。

イスラム美術館

現代イスラム建築、というのでしょうか。直線とタイルの模様の組み合わせがスッキリしてスタイリッシュです。

このイスラム美術館ですが、イスラム世界の古今東西の各種宝物を集めてある、という感じです。
地域的にも歴史的にも、そしてジャンル的にも幅がありすぎてすっごく消化に悪い印象です。(理解を超えてる)

東洋料理ビュッフェレストランというのがもしあったとして、そこに、日本・中国・韓国・インド・ベトナム・タイ料理がまぜこぜにおいてあったら、何に焦点をあてていいか分からなくなりますよね。そんな感じ。

そもそもイスラム世界の知識が全然ないのに、流れもなにもなしに宝物を見せられてもなあ・・・。
解説が英語で少しはあるのですが、字が小さくて読めないことが多いし・・・。
でも綺麗なことは綺麗でした。
見ごたえはかなりあります。

今回一番見られてよかったなーと思ったのは、細密画。
「私の名は紅」(オルハン・パムク)という、オスマン・トルコ時代の細密画工房の小説(ミステリ仕立てで面白かった!)を読んで、トルコのトプカプ宮殿の細密画コレクションを見てみたいなあ、と思っていたのでした。
細密画工房には師匠以下何人も弟子がいて、それぞれ得意分野があったりするのだそう。
主人公の顔を描けるのはやはり師匠クラスだけれど、縁飾りの唐草模様や、背景の「××の花」専門の(しがない)職人もいたりするとか。

イスラム美術館

で、おもに縁飾りに注目して見てきました。
(ここの所蔵品はインド方面の細密画のようですが、トルコのともきっと似ていますよね)

なんてきれいな模様だろう。
ほんとに手描き?

イスラム美術館

こんな縁飾りが描けたらいいなあ・・。

イスラム美術館

これは、黒い紙(黒く塗った紙)に、金泥で描いてあるのではないかと思います。

イスラム美術館

見事・・・。

イスラム美術館

この絵は、密度のある唐草模様ではなく、罌粟の花がちらほら、という風情の縁飾り。これもかわいいなあ。
壁紙のデザインにしてもよさそう。

イスラム美術館

りりしい男性の顔も綺麗だけれど、馬具の装飾がまた美しい・・・。当時、本当にこのくらい豪華絢爛な馬具があったのでしょうか。

イスラム美術館

美形です。絵によってはもっと素朴な感じの人物像もあるので、この絵は格別入念に仕上げられていると思いました。

イスラム美術館

馬の衣装(?)の模様の美しいこと・・・。
ヘリは網目状になって透けてみえます。

イスラム美術館

この縁飾りも見事。
金色にまず塗って、その上に模様を描いているのかな。

 

きらきらもの(宝飾品)も沢山ありました。

イスラム美術館

金工技術の解説も多少あった気がしますが、うーん、忘れてしまいました。

この上にあるものは、ヨーロッパの工房に作らせたものではなかったかしら。

イスラム美術館

頭飾り。

イスラム美術館

耳飾り、にしてはとても長く、重たそうです。
こんなのを耳に?と思ったら

イスラム美術館

この写真のように、ターバン的なものを頭につけ、そのこめかみの位置から垂らして飾るためのものでした。
これならかなり重くても大丈夫ですよね。
豪華で素敵。

イスラム美術館

これは上のものとはまた違う地域ですよね。
重そう・・・。

イスラム美術館

頭飾り、かな。
ピンクと明るいグリーンの彩りが綺麗・・。


布関係も沢山。
衣服といってもイスラム世界は広く、地域によって、また身分によっても全然違います。全部見せられても頭が混乱しちゃって・・・。

イスラム美術館

美しい刺繍の衣装。
つくられた当時はもっと色鮮やかだったでしょうね。

イスラム美術館

中央アジアあたり?
赤と白の色が印象的でした。

イスラム美術館

刺繍とパッチワークの組み合わせの布(多分)。
いわゆるペルシャ絨毯的なものは少なかったです。


ある地域のある場面を再現した小部屋みたいなのが、いくつもありました。

イスラム美術館

これはオスマントルコ時代の宮廷のどこか、だったか・・・。
刺繍のガウンがすごいゴージャスです。
家具の螺鈿もびっしり。
余白=手抜き、とみなされるのだろうか。何もかもすごい気合の入りよう。


イスラムといえばタイル(連続模様)。

イスラム美術館

幾何学的な図形から、こうやってデザインするんだ~というのが分かって面白いです。

イスラム美術館

イスラム地域の美大あたりでは、今でもこういうデザインを教えたりするのだろうか。

イスラム美術館

コンパスと定規から、不思議な図形が出来るものですよね。


このほかにも宝物がどっさりありました。
全然写真を撮らなかったジャンルも(武具とか)。
盛りだくさんなので、朝いちばんから行くのがおすすめです。
あと、どれかひとつの分野でも予習しておくとより楽しめると思います。


根性でひととおり見終えたものの、もう一歩も歩けません。
力尽きてタクシーでホテルまで戻りました。

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