採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

梅は不作

2019-06-27 | +きのこ以外

ニンニクばかり記事にしていますが、ウメ、びわ、ブルーベリーなど、果実系採集も少しずつやっています。

今年の梅は、絶不作。
木を見上げても、梅の実がみあたりません。

ところどころにぽたぽた落ちているので、1個もなっていない訳ではないのですが、それにしても少ない。
確か、昨年と一昨年、豊作が2年続いてしまったのではなかったかな。
さすがの梅の木もお休みしているようです。
(日当たりも悪いし)

不作ではありますが、梅シロップを少し作りたいです。
これがあると、リンゴ酢と混ぜてピクルスビネガーを作るときに丁度いいのです。
ドレッシングや酢の物、すし酢などにも使います。


昨年作ったものがほぼ底をついてきて、ピクルスを作る季節なのでぜひ欲しいところ。
(でも昨年、確か大量に作ったはずなのになぜ使い切ったんだろう。消費スピードはかなりゆっくりのはずが・・?
あまりに大量にあって、弟にドリンクとして分けてあげたのだったか?)
 

梅の実

2019/06/20 梅の実

地面から拾ったり、脚立にのぼって摘んだりして、ひとまずこのくらい。木の上にほんとにまばらなので、脚立ひとのぼりあたり3、4個という効率の悪さ。


大半が黄色でやや青み残っている程度のものが好みなのですが(ドライフルーツにしたときに綺麗)、多少青くても摘んでしまいました。
あと、地面から拾ったものは、もっと柔らかいです。
青いものは2日ほどザルにおいて追熟させてから漬け込みました。


 

梅の実

2019/06/20 梅の実

不作の年の常として、それぞれの実はとっても大きいです。
このヒトなんて、桃くらいありそうでは?

 


梅シロップの漬け込みは、今年は袋詰め方式。
梅と果糖を真空袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫へ。しばらくして空気が出てきたら、空気を抜いてもう一度シール。
時間短縮を狙って常温でしばらくおいておいたら、発酵して袋がふくらんできたので、多少遅くても最初から冷蔵庫に入れたほうがいいようでした。

大量に収穫できた年は、梅酒の瓶にガンガン詰めて、シロップがあがってきたらそれを汲み出して更に梅を詰める、という方法でやっていました。


コメント (4)
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三つ編みニンニク2019:(1)~(31)

2019-06-26 | +三つ編みニンニクgarlic braid

ニンニク三つ編み、早生と晩生の収穫の間にちょっとやり始めました。
最初はなんだかえらく億劫な感じ。
最初は赤いペーパーラフィアはなしにして、リハビリを。
やりはじめるとまあまあペースに乗ってきますが、それでも思ったよりは進みが遅いです。
 

三つ編みニンニク

2019/06/19 三つ編みニンニク(1)~(8)

このあたりは、完全抽苔早生。
葉っぱが長いので囲みハートも作りやすい品種ではあるのですが、外皮にツヤがないので若干見劣りしてしまうものです。
(鱗片数が少なくて使いやすい品種なのですが)。
囲みハートが売れ残ると結構ショックなので、それ以外の編み方が多めです。


 

三つ編みニンニク

2019/06/19 三つ編みニンニク

ラフィアの入れ方、確かこの3タイプ。
左から、外側、両側、内側。あ、あと、ランダム。

皆さんはどれが好きですか?


 

三つ編みニンニク

2019/06/19 三つ編みにんにくタネ用(右から)(9)~(13)

(9)完全抽苔早生(割れてるのをタネ用に
(10)ナポリピンク 植えたときはピンクでしたが、紫色の縞です。なんかとっても綺麗!
 期待をこめて、タネを多めに
(11)紫で、花茎太目
(12)紫で、花茎長め  どうやら紫が混ざってしまった模様
(13)ソフトネックA 高温障害のものをタネ用に


 

三つ編みニンニク

紫ニンニク、以前は紫(1)、紫(2)と2種類育てていて、その後、紫(2)だけに絞り込んだはずなのです。
ところが、今年収穫してみたら、様子が違うものが混ざっています。

片方は花茎が太くて固く、大粒の珠芽がつくもの、そこに少量混ざり込んだのが、花茎がにょろん、と長いもので、玉が割れる場合もあるもの。

以前の紫(1)(2)が混ざってしまった???
それとも単なる個体差?
収穫後も混ざったままで大半を処理してしまいましたが、一部については、特徴が違うものをきちんと区別しておきました。

こうやって観察すると、左は明らかに白っぽいですよね。右は薄いながらも紫色です。


 

三つ編みニンニク

紫の花茎長タイプは、割れたりもしていたので、完全抽苔早生が混ざった?とも思いましたが、並べてみると外皮のツヤ感が違います。右のほうがつややかです。


 

三つ編みニンニク

2019/06/19 三つ編みニンニク(14)~(16)

これらはナポリピンク。
みな整った丸い形状で、編んでいて嬉しいです。
購入タネを植えた初年はだいたいよく出来る傾向があります。
自家タネを植え続けていったらどうなりますか・・・。


 

三つ編みニンニク

2019/06/19 三つ編みニンニク(17)~(20)

これらは紫ニンニクの小粒。
白っぽいものと紫っぽいものが混ざっていますね・・・。


 

三つ編みニンニク

2019/06/22 三つ編みニンニク(21)~(27)

紫ニンニク。
そういえば虫眼鏡スタイルもあったと、思い出しました。


 

三つ編みニンニク

2019/06/22 三つ編みニンニク(28)~(31)

これらはシチリアニンニク。(31)はタネ用。
けっこう小粒をぎっしり集めてリースにしてみました。
全周ぎっしりくっつけるとリボンがつけにくいので、途切れている感じで。
(28)、(29)はリースというより鈴みたいですが、トップにリボンをつけると結構可愛くなるのではないかと見込んでますが、どうでしょう。



 


あせって編んでいるのは、出店が近いため。

7月の出店計画は次の通りです。
もし近くを通りがかかるようなことがありましたら、お立ち寄り下さい。
ほかにも沢山お店が出ていますし、ビル内にも各県の物産館が沢山あって楽しいです。
「ブログ読んでます」と言って下さった方には、何か小さなプレゼントを考えています。

7月6日(土)交通会館マルシェ(有楽町駅前、東京交通会館のピロティ)
7月21日(日)編み方ワークショップ
7月27日(土)交通会館マルシェ(有楽町駅前、東京交通会館のピロティ)(←不確定)
8月4日(日)武蔵新田 宵のえんにち(15:00-19:00)(東急武蔵新田駅 新田神社付近)
(8月に交通会館にもう1回?)

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畑のビーツ、割と成功

2019-06-25 | +その他

畑作業で一番苦手なのは、タネ蒔き。
いつ蒔いたらいいのかなーと考えあぐねているうちに機を逸して、翌年になってしまったりします。
でも、タネって、やっぱり新しい方が発芽率がいいです。(当然ですが、実は最近気づいた)
手持ちのタネは、さっさと使い切ってしまわないといけません。

という訳で、多少蒔き遅れても撒く。多すぎるかもしれないけど、そんな心配はせずとりあえず蒔く。
を心がけています。

春、いつだったか、もう遅いかなあ、と思いつつ蒔いたのはビーツ。
でも、幸い種が新しかったのか、ちゃんと芽が出てきました。

その後、間引きや追肥もちょっとやって、なんだかそれっぽく育ってきました☆

畑のビーツ

2019/06/16 ビーツ畝

畝といっても2メートルくらい。
(隣は食べきれずにトウ立ちしたルッコラ)
全体に、いい感じで茂っています。

こんなによく育ったのは珍しいので、収穫時期がよく分かりません。

とりあえず抜いてみるかな?
 

畑のビーツ

2019/06/18 Myビーツ

大きいものから選んで抜いてみました。
サイズ的には十分でしょうか。


 

畑のビーツ

全部綺麗にまんまるという訳ではないです。
このヒトはえらくおおきなエクボがあります。


 


このくらいの収穫時期は、割とよかったです。
何がよかったかというと、葉っぱ。(根っこはまだ食べてない)
カブのところは冷蔵しておいて、まずは葉っぱを加工したのですが、比較的長時間加熱したこともあり、丁度いいくらいの固さでした
(ニンニク入りのインド風蒸し煮)。

もっと育ってしまうと、たとえ長時間煮たとしても、スジっぽくなってしまいそう。
葉っぱが美味しそうなうちに収穫すると、カブも葉も使えてお得です。
葉ものはあまり植えていないので、利活用した方がいいですよね。

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ニンニク2019:晩生グループ収穫:スペイン

2019-06-24 | +ニンニク

スペインのニンニク、ここ何年か植え続けています。
昨年は、目も当てられないひどい出来。
今年は、昨年よりはましな気がします。

収穫時期は遅めで、晩生グループになりました。例年こんなもんだったかな?
 

スペイン

2019/06/14 スペインにんにく

下ぶくれで、割とにんにくらしい形状になっています。
昨年は、しもぶくれ感が全くなく、まるかったです。


 

スペイン

2019/06/14 スペインにんにく

サイズは小さ目なのですが、にんにくらしい形状だし、許せる範囲じゃないかな?


大半は、ちゃんとニンニクらしくなっていましたが、変わったものもいくつか。
普通は畑に捨ててくるのでしょうけれど、私は持ち帰って観察してみます。
(畑の醍醐味は、こういう奇妙なものを観察できることだと思うのです)
 

スペイン

2019/06/14 スペイン

根元がかすかにふくらみつつ、同じくらいのふくらみが途中にも。
さて中は???
どうなっていると思います?


 

スペイン


茎の途中のふくらみは、中に珠芽が隠れていました。
そして根本のふくらみは、なんと、からっぽ!皮だけ!鱗片なし!!!

鱗片が全く出来ていなくて皮だけでも、なんとなーく膨らんでくるものなのですね・・・。

(↑ もっとすごいのが、フランスピンクにんにくで多発! 乞うご期待)


 

スペイン

こちらは、中央(おそらく)一片、その両側に一片ずつの三片構造。
ヴォギエーラのような扁平な形状でした。
スペインにんにくの場合は、こういうのは1個だけ。


 


■メモ
・春、結構あたたかくなってから「こんな時期に追肥はマズイかもなあ」と思いつつ追肥したのだが、悪くはなかったようだ。
 (玉が割れたりはしていない)
・ためしに2本だけずっと畑においておいてみたのだが、特に玉が太ることはなかった。
暑さにあうと、成長がストップ(休眠)するのかな。根っこが生きていても、土においておけば玉が膨らむというものではないようだ。
・今回は、葉先がえらく枯れて、葉っぱの調子が悪そうだった。
・次シーズンは、苦土石灰で土づくりをしてみようか。

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ニンニク2019:晩生グループ収穫(イタリアピンク)

2019-06-22 | +ニンニク

晩生グループのニンニク、収穫は6/19に一段落しました。

忘れないうちに記事にしてみます。
最近ニンニクネタばっかですみません。

イタリアピンクと呼んでいるニンニク、栽培は2シーズン目でした。
1シーズン目は頂いたタネにんにく2玉分(Aさん、ありがとうございます!)を植え、その収穫を全部使って2回目のタネ蒔き。
 

イタリアのピンクにんにく

2018/09/28 左:ナポリピンク 右:イタリアピンク

ナポリピンクより、濃い色の鱗片でした。


 

イタリアピンクにんにく

2019/06/13 左:イタリアピンク 右:フランスピンク

中央左側がイタリアピンク。その隣のフランスピンクよりも20cmほど背が低く、背丈60㎝ほど。
フランスピンクが80cm程度とえらく背が高いので、60cmは他のものと同じくらいかな。
どちらも花茎が出るタイプです。

奥に見えているのはヴォギエーラ(抽苔しないタイプ)。

晩生タイプは、早生タイプに比べて、害虫のネギコガの被害が多いです。特に抽苔するタイプ。
花茎は虫食いだらけで、あまり食用にはしていません。


 

イタリアピンクにんにく

2019/06/13 イタリアピンクにんにく

収穫のタイミングはいつも迷います。
うーん、もうちょい待ってもよかったかなあ。
しもぶくれ度合いが足りないかも・・。

昨シーズンの記録記事を見てみると、10月下旬植え付け(タネを頂いたのがこの時期だったため)、二次成長多発、6月3日収穫完了でした。
今シーズンは、9月末植え付け、二次成長なし、6月中旬収穫。
(より早く植えた今シーズンの方が、より遅い収穫なのだわ)

成長具合は、今シーズンは特に不調の様子もなく、二次成長もなし。
今シーズンくらいの時期の植え付けでいいように思いました。


 

イタリアピンクにんにく

2019/06/13 イタリアピンクにんにく

外側の色は、真っ白だったり、紫の縞だったり、うっすらピンクだったり。

それにしても、もう少し畑においておいてもよかったかな?
鱗片がぷくぷく太った感じがあんまりないような・・。こんなもんかなー。
昨シーズンは、植え付けが遅くて鱗片数がやや足りなかったから、ぷくぷくに見えたのかな・・・。


 

イタリアピンクにんにく

2019/06/13 イタリアピンクにんにく

この日の収穫はこんな感じ。

 

イタリアピンクにんにく

2019/06/17 イタリアピンクにんにく

4日後の収穫。この日は変わったのが1個とれました(手前)。

 

イタリアピンクにんにく

2019/06/17 イタリアピンクにんにく

これ、中身はなんと、1球なのですよ!
こういうのがフランスピンクにんにくで多発。詳しくはそちらの記事にて。こんなのは今年初で、びっくりでした。

 

イタリアピンクにんにく

2019/06/13 イタリアピンクにんにく

花茎の折りわすれがありました。


 

イタリアピンクにんにく

先端には、もしゃっとしたものが多少ある程度。


 



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ニンニク2019:青変はやっぱダメ

2019-06-21 | +ニンニク

主力品種のソフトネックY,ソフトネックAの収穫時、異様な高温状態でした。
そのせいだと思うのですが、ニンニクの一部が青変してしまっていました。
 

青変ニンニク

2019/05/17 青変にんにく

おそらくこれは高温障害。
理由を推理してみると・・
・「乾いてから払い落とそう」と、土の塊をニンニクにくっつけたまま干しておいた(24時間程度)。
この茶色い土が強烈な日差しで温められて、超高温状態に。
この熱で煮えてしまった。
・今思うと、収穫時、これら品種のニンニクは、とてもしっとり、みずみずしい状態だった。
 水分が多い状態だと熱をよく伝えて、高温による被害が拡大するかも。


表面の皮、数枚分だけの問題で済まないかな?と期待しつつ、先日、チェックしてみることにしました。


 

青変ニンニク

2019/06/16 青変にんにく

剥いてみると、これなどは皮がうっすら緑色になっている程度のように見えます。
でも違うのです・・。


 

青変ニンニク

より深く剥いていくと、内部に問題が生じているのが分かります。

 

青変ニンニク

鱗片がダメになっちゃってます。うわーん。
これなどはまだマシな方で、カビが広がりかけているものもありました。(動揺のあまり写真撮りそびれ)

泣く泣く、ダメな鱗片を除去。
しかも大量。(50玉くらい?もっとかな?あとで数えます)

青変ニンニクは、それだけでまとめて、分かるようにしておいてよかったです。
(でも、青変ではない束にも、ダメなものが出てきそうな気がする・・・。)
 

青変ニンニク

だめになっている鱗片を取り除いたところ。
こんな風に、半玉近くダメなものもあれば、1~2片程度で済んだものもあります。

それにしても大量。

 


今年は大玉が豊作だ~☆とぬか喜びしていましたが、一気に減収となってしまいました・・。
(ダメになった玉はタネ用にするのですが、それにもやや多すぎるほどなのです)


あの日、暑いなあとは思ったけれど、こんな問題が出てしまうほどだったとは・・。
ショックー。えーん。

私よりずっと畑歴の長い畑友も、掘り上げたニンニクを畑に数日干しておいたら、こんな感じの玉煮え現象が起きてしまったそうです。
例年は全く問題ないのに・・。  彼もとても落胆していました。

あまりの被害に言葉もない状態ですが、晩生ニンニクの収穫に追われて、悲しんでばかりもいられません。
でもでも。
知っていれば防げたかもしれないことで、こんなに沢山、ダメにしてしまって・・・。
サビ病も免れて収穫にこぎつけたのに最後の最後の段階で・・・。無念・・。
ぐすん。



■今後の課題
・収穫前、畝の両側を掘り下げるなどして、なるべく土とにんにくを乾燥方向に持って行く。
水分の多い状態だといろいろな障害がおこりやすい気がする。
・気温が高すぎるようならば、収穫は避ける。
どうしても収穫したい場合は、持ち帰って、玄関において日影干しする。
・掘り上げて、干しておいておくときは、大きな土の塊は、玉から完全に取り除いておくようにする。
・多分大丈夫だけれど心配な場合は、干す際にニンニク同士を重ねるようにして、玉を別のニンニクの葉っぱの陰にするなどしてみてはどうか。

☆三つ編みに出来ない玉がたっぷりあるし、折角なので、黒ニンニクでも作ってみようかしらん

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にんにくペースト2種

2019-06-20 | +野菜系保存食

アンチョビの缶詰が、なんか膨らんでいます。
急遽、使ってしまうことにしました。

パカッと玉割れしたシチリアニンニクが沢山あるので、それを隠滅してしまいます。
(よく成熟して割れたので、未成熟よりは味などもいいはずなのですが、見た目が悪いとやはり気分が下がるので・・。)
 

ニンニクペースト


アンチョビは、開けて少量食べてみると、やや発酵気味ですが、変な味ではないです。
使ってしまうことにします。
オリーブオイルで加熱すると、ペースト状に煮崩れます。


 

ニンニクペースト

ここに、牛乳と水半々で柔らかくなるまで茹でたニンニクを投入。
このあと、スティックミキサーでペースト状にします。



もう1種。
思いついて作ってみました。
 

ニンニクペースト

ミルクと水で茹でたニンニクに、茹でて冷凍しておいたアーティチョークの茎を混ぜます。
(これにはアンチョビはなし)
塩、胡椒、オリーブオイルを加えてペースト状に。


 

ニンニクペースト

更に、パンプキンシードオイルも混ぜます。
パンプキンシードオイルは濃い緑色でナッティーな風味。
アーティチョーク・ニンニクペーストは草っぽい風味なので、やや味の方向性は違いますが、緑色が断然鮮やかになるし、コクも出るかなと。

味見してみると、アーティチョークがやや弱め。更に追加してみました。


 

ニンニクペースト

2019/06/01 ニンニクペースト2種

白いバーニャカウダと緑色のアーティチョーク入り、二色のニンニクペーストが出来ました。
少量ずつ使いやすいので、瓶詰ではなくて平たく袋詰めして、冷凍してあります。


 

ニンニクペースト

2019/06/11 ジャガイモとアーティチョークの、ニンニクペースト(緑)炒め

カットして茹でて粉ふきにしたジャガイモを、緑のペーストで炒めてみました。
ペーストに混ぜてあるアーティチョークの風味は・・・んー、かすかに?
ニンニクの風味が強いです(なにしろふんだんにあるのでどっさり使ったからね・・・)。
具としてアーティチョークも入れて、アーティチョーク味が目立つようにしてみました。

ま、アーティチョーク入りと分からなくても、ニンニクペーストとしては割といいんじゃないかな。
刻みパセリとオイルを足して、ガーリックトーストみたいにしてもいいかも。


 



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ニンニク2019:晩生グループ収穫(ナポリ白)

2019-06-19 | +ニンニク

おおきい、白くない、抽苔なし、芯の葉がぐちょ、

作秋、イタリア系の白っぽいニンニクを入手して、初めて植えてみました。
名前はひとまず、「ナポリ白」。
 

ナポリ白ニンニク
ナポリ白ニンニク

2018/10/09 ナポリ白にんにく

こんな感じのニンニクです。
外皮はアイボリーホワイト。
根っこのところはややくぼんでいるような感じです。


 

ナポリ白ニンニク

鱗片を外してみると、花茎はみあたりません。
抽苔しないタイプのようです。
 

ナポリ白ニンニク

鱗片数は10辺程度。


特に期待していなかったのですが、生育はえらく旺盛。
極太の茎がにょっきり立って、葉っぱも幅広でした。

いつまで経っても玉がふくらまないなーと思っていましたが、晩生タイプのようで、6月に入ってから急にふくらんできました。
抽苔しないし、茎が倒れる訳でもないので、いつが収穫時期なのかよく分かりません。
時々土をよけてのぞいてみて、玉が割れそうになってきたので、収穫してしまうことにしました。

 

ナポリ白ニンニク

2019/06/13 左:ナポリ白  右:ヴォギエーラ

ヴォギエーラがやや華奢なのもありますが、茎がふとくて葉っぱもでっかい感じなのが分かります。
この日、ナポリ白は全部収穫してしまいました。
 

ナポリ白ニンニク

葉っぱは、植えているなかでも一番幅広の部類に入ると思います。
(次に幅広なのは、ソフトネックY,A)

生育旺盛な時期から、黄緑のマダラっぽいのがやや気になるところ。モザイクウイルス?
ほかのニンニクに移ったりしないよね・・??


 

ナポリ白ニンニク

2019/06/13 ナポリ白にんにく

地上部が立派だったせいか、玉もえらくおおぶりです。
植えたものよりかなり大き目になった印象。


 

ナポリ白ニンニク

花茎が出ないので、茎を切り裂くと葉っぱが沢山詰まっていますが、中心部の葉っぱがやや傷み気味。
ぐちょっとなっています。
なので、全部切り開いて、芯の葉っぱを取り除きました。
固い茎がないものでも、切り開いておくと乾き易くていいです。


 

ナポリ白ニンニク

たったひとつだけ、花茎が形成されていたものがありました。
たまたまこれだけ、何故なんでしょうね。


 

ナポリ白ニンニク

花茎の先端には、ツブツブしたものも何も入っていませんでした。


 

ナポリ白ニンニク

2019/06/13 ナポリ白にんにく

どれも大玉。形も丸くて割といいです。

タネニンニク購入の年は、大抵よくできるのよね・・・。
作り続けると段々ダメになるパターンも多々。
次の植え付けが楽しみです。


 

ナポリ白ニンニク

皮を剥いてみた様子。
こういうのは、非放射状、でしょうか。


 



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ニンニク2019:晩生グループ収穫(ヴォギエーラ)

2019-06-18 | +ニンニク

巾着袋型のものばかり ぱったり倒れる 昨年よりやや葉っぱや全体が華奢か

イタリアのヴォギエーラVoghiera地域のニンニク、収穫を迎えました。
タネを頂いて以来、植え付けは、2回目。(Aさん、その節はありがとうございました!)

この品種は、花茎が出てこないタイプ。
葉っぱの色は濃い緑色で、細め。
今年は、心なしか昨年より華奢な草姿でした。 

Voghieraニンニク

2019/06/16 ヴォギエーラにんにく

6月中旬、ぱったり倒れる感じになりました。
(昨年はこうならなかった気がする)
倒れてしまうと急速に葉っぱが傷んでくるので、収穫してしまいます。
6/13から、数日間かけて収穫していきました。


 

Voghieraニンニク

2019/06/13 左:ナポリ白  右:ヴォギエーラ

前日に抜いて置いておいたので、葉っぱの色が褪せてしまっていますが、ヴォギエーラは濃い緑色で、細めの葉っぱ。
葉と葉の間隔があいて生えているように見えます。

ナポリ白の葉は、明るい黄緑色で、ほかの全ての品種と比べても、一番幅広いもののひとつです。

ヴォギエーラは収穫時だというのに、下の方の葉っぱもあまり枯れていません。


 

Voghieraニンニク

2019/06/13 ヴォギエーラにんにく

抜いてみたところ、今年のニンニクはほぼ全てが巾着型。
前から見ると、こんな風にぷっくりしもぶくれ風ですが・・・


 

Voghieraニンニク


横から見ると、薄べったいです。
あにゃにゃ。

 

Voghieraニンニク

2019/06/13 ヴォギエーラにんにく

かろうじて丸いものは、1,2個程度。
ほぼ全てが、左側のように平べったい形状になりました。
(こんな形でも、「なんか可愛い☆」と思うのは親バカでしょうか)


できれば丸く育てたいのだけれど、どうしたらいいんだろう・・・?

植え付けが遅すぎると鱗片数がやや減る傾向があると思うのだけれど、今回の植え付けは、遅すぎはしなかったはず。
日当たり?肥料?



 

■2018-2019年メモ
・植え付けは××月××日頃(あとで記入)
・病気はなく、比較的元気に育っていた
・やや葉っぱが細め(ほっそり)気味か(前年比)
・収穫は6月12日頃から(晩生グループ)
・玉は、丸くならずに扁平
・抽苔しない
・前年より、玉が扁平なものが多い(今年はほぼ全てが扁平)
・葉っぱや皮が、乾きにくい気がする
・玉が、心なしかずっしりしているような気がする(乾きにくいせいか?)
・葉は細いのだが、枚数が多いのか、葉のつきかたのせいか、編むと太くなる印象。

■参考情報
2018.6収穫の際の記事

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ヒョウタン型の赤い実

2019-06-17 | +きのこ以外

とある団地の植え込みで、綺麗な赤い実をみつけました。
ぷるぷるとしたゼリー状。

「あっ、ユスラウメかも」
 
「かも」のところではもう口に入っていました。
味見というよりは、思いっきり食べるモードになっていましたが、口の中に次第にいやな味が広がります。
「ぺっぺっぺ」
あわてて吐き出しました。


よく見るとユスラウメではありません。

キンギンボク

ふたつの実がくっついていて、ダルマというか雪だるまというか・・・。

ユスラウメがどんなだったかよく覚えていませんが、この形の実は絶対違う!

 

キンギンボク

たまたま、じゃなくて、すべての実がこんな形です。

調べてみると、キンギンボクという名前の植物でした。
春に、白い花を咲かせ、その花は次第に黄色に変わって、白と黄色の花が混ざって咲くことから「金銀」木というようです。
このひょうたん型の果実から、ヒョウタンボクとも。


 

キンギンボク

葉っぱは対生。


 


でね、「果実は有毒とされる」ですって! きゃん。

花を楽しむための木、みたいですね。

子供も住んでいるような団地に、一見おいしそうな実がなるようなものを植えない方がいいと思うんだけどなあ・・・。
そこらの実をとりあえず食べてみるのは、私だけ?



■メモ
○キンギンボク
スイカズラ科スイカズラ属
葉は対生。
実は毒。
(スイカズラ属で食べられるのは、ハスカップのみ)

○ユスラウメ
バラ科サクラ属
実はさくらんぼに似て加食。

○ドクウツギ(全部位が致死的な猛毒)
ドクウツギ科ドクウツギ族
葉は対生。
赤~黒に熟する実がつくが猛毒。


ドクウツギは以前覚えたので分かるはず。
対生の葉っぱの実には、手を出さないようにしよう・・・。

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