採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

レ・クリント風プリーツ球体照明(3):地味な作業の末、完成!

2021-03-31 | +紙工作

(1)(2)の続きです。

=====

サンプルを作ってみて何とか作れそうだという目途がついたので、実際に作ってみることにします。

まずは材料ゲット。
必要量は、障子紙2枚。

プリーツ球体照明origami_lampshade

以前2枚入りの障子紙を買って、それが1枚余っていたので、今回は1枚入りを買ってきました。
(前回、何故1枚入りを買わなかったのか・・。ぱっと目についたのが2枚入りで、内容量確認せずに買ったのかなあ・・)


まずは屏風畳み。(写真は以前のものですが・・)

プリーツ球体照明origami_lampshade

これを2セット作ります。
今回は全て2セットなので、なるべく飽きないように、1枚目をあまり一生懸命やりすぎないように、心頭滅却しつつ作業する必要があります。

このあと、鉛筆で補助線ひき。
これも2セット。
(物差しのミリの目盛りはもうつらくって・・・)


プリーツ球体照明origami_lampshade

補助線引きがおわったら、次は折り線を鉄筆でつけていきます。
あと、1枚目の作業後に気づいたのですが、出来上がりの球体の縦線は基本的に全て谷折りになるので、屏風畳みの折れ線の、山折り部分も鉄筆でなぞり、このあと谷折りにしやすくしておきます。


プリーツ球体照明origami_lampshade

全ての折り線に鉄筆で線をひいたら、今度は消しゴムかけ。
はううう。
結構大変だ~。
しかも、消しゴムをかけると(この中高年の視力では)折り線も朧気な真っ白になってしまい、不安でたまりません。


前の時、障子紙の1枚入りを買っておけば、こんな羽目に陥らずに済んだのでは・・・・。
過去の自分を恨めしく思いつつ、2枚目もすすめます。


折れ線をつけて、消しゴムもかけたら、次は楽しい折り作業!
平面が立体に変化していくのって、ワクワクするのよね~。

のはずが。

今回、カーブが急な半球に仕上げるせいか、サイズが大きいせいもあるのか、筆舌に尽くしがたい大変さ。
前のときとは比べ物にならないほど苦戦しました。
折角折っても、うまく抑えておかないと、バラン、とほどけてしまったり・・・。
1枚目であんまり苦労したので、何か折り方にコツがあるのだろうかと、ル・クリントの動画を見直したりしてみましたが、画期的なヒントというものはなく。
仕方なく、2枚目も地道にチマチマ折っては洗濯バサミで仮止めし、を繰り返していきました。


でも、折りまで来ればあと少しのはず!
なんとか気力を振るって、2枚目も折り上げました。

プリーツ球体照明origami_lampshade

こうやって並べてみると、全体像がイメージできます。

実は面倒な工程がまだまだ残ってました。

・2パーツの紙の接続
 本家のように縫うことも考えましたが、今回も、透明ガムテープでくっつけることにしました。

・下端を引き絞るため、針穴をあけ、ゴム紐(マスクのゴム)を通してゆわく


これらを済ませると、なんか壺みたいなものが出来上がりました。

プリーツ球体照明origami_lampshade

ほわわ。
でかし。


プリーツ球体照明origami_lampshade

とりつける照明器具はこれです。
ずーっと前、結婚したばかりの時にリサイクルショップで買ったもの。
シェードの上には手でもっている黒い木製のパーツが飾りでついていました。
今器具にセットしてある白いものは、天井側のカバーパーツなのですが、試してみた結果、こちらの方が都合がよいのでこれを中に入れ込みます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

この照明器具は、買ったときからシェードが欠けていました(で、ちょっと安かった)。
ランプシェード、自分で作ってみてもいいよね、と思って買って、早20年・・・・。
(なんてこったい)
そろそろ照明器具自体が寿命を迎えそうな程ですが、間に合って(?)よかった。

(この20年、普段使わない部屋の照明だったということもあり、欠けたシェードに強い違和感を抱くこともなく過ごしてきましたが、もし20年前のリサイクルショップにいる自分にメッセージを送れるならば、「ちょっと待って。探せばいろいろあるから、欠けてないものを買った方がいいと思う」と伝えたいかな・・・)

欠けてる上にホコリの積もったこのシェードは、躊躇なく割って捨てました。



さて、先ほどの壺みたいなものを引き絞って紐で縛って留めて、なんとか出来上がりです!

プリーツ球体照明origami_lampshade

ようやく~。
実は、屏風畳みを作ってから次の段階に行くまで、数か月ほど時間が空いていました。
このままでは未完のまま材料がゴミになってしまう、と奮起して、よかった・・。

プリーツ球体照明origami_lampshade

照明点灯。
何を掲げているかというと、50cmの円形モデル。
作ってみて、えらく巨大に感じるので並べて撮影してみたのでした。
こうしてみると、ほぼ同じサイズかな。


作り終わってしまうと、ちょっと寂しいような気も。
また違う折り方の何かを作ろうかな・・・。
しばらく構想を練ることにします。



■参考情報
作業が終わるまで気づきませんでしたが、Youtubeで
origami lampshade と検索すると、いろいろなプリーツランプシェードが出てきます。

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レ・クリント風プリーツ球体照明(2):試作

2021-03-30 | +紙工作

(1)からの続き

====

さて、こんな感じの球体を作るため、試作していきます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

投影したかたちは、正12角形のようですよね。
ボール状の上に、にょっきり縦軸が伸びています。

プリーツ球体照明origami_lampshade

という訳で、直径50cmで作ることにして、正12角形をつくってみました。
(確か糸をコンパス替わりに使って、直径50cmの円を描いたような気がします)


計算から得られた通り、幅3.3cmの屏風畳みを作成。
更に斜め線をつくって、折り返していきます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

自分の計算があっている自信は勿論なく、サンプルを、12角形モデルにあわせながらの進行。


プリーツ球体照明origami_lampshade

ふむふむ、なんとなくそれっぽくなってきたような。


プリーツ球体照明origami_lampshade

ぴらりん。
菱形になってます。こんな感じで、球体になりそうですよね。


プリーツ球体照明origami_lampshade

上に軸を延ばすのは、頭の中で考えてもさっぱり分かりませんでしたが、実際折ってみた結果、こんな感じでいけそうです。

プリーツ球体照明origami_lampshade

折り線はこんな感じ。複雑・・。
この折り線を見ても、どう組みあがるかは想像つきません。

プリーツ球体照明origami_lampshade

縦軸の上端部は、本物は、なだらかな傾斜で広がっていますが、今回は紙の長さの都合上、もうちょっと短くしたいです。
なのでこんな風に、短く90°くらいに折り曲げる方式にしてみます。


サンプルが概ねできた段階で、念のためもう一度、本物を見に行ってみました。
あと、動画も見て復習。





おりょ。気になる点がひとつ。

サンプルでは、頂点になるところは、各辺が一点で交差して、こんな風に↓、尖るようにつくりました。
プリーツ球体照明origami_lampshade

でも、実物は、この頂点は、点になっていなくて、数ミリ離れているようです。
うーむ。
点にするよりも堅牢なのだろうか。
本物がそうしているなら、やっぱそうした方がいいのかな・・・。

プリーツ球体照明origami_lampshade

という訳で、頂点が点にならないように、4ミリほど間をあけることにしました。
作業用のえんぴつ線を2本ひくことになります。
本当は、この設計で再度試作した方がいいのですが、うー、ちょっと面倒かなあー。
見切りで本番、いっちゃおうかな。

 

コメント (4)
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レ・クリント風プリーツ球体照明(1):設計の準備

2021-03-29 | +紙工作

2019年1月頃、ル・クリントのランプシェードにインスパイアされて、こんな照明カバーを作りました
(写真は、2020年4月に微調整して場所移動したときに撮影)

origami_lampshade

で、このとき使ったプラスチック障子紙、何故か2枚入りを買ったので、1枚で足りて、1枚余っていました。

origami_lampshade

これを有効利用したいものです。
もうひとつ、作ろう。

今度は、お店で見たこれを作ってみたい・・・。

origami_lampshade

紙を折って、球体ができるなんて、不思議です。

前は、適当に自己流で作りましたが、今度はなるべく同じものを作りたいです。
どういう設計になっているのだろうか。


じーっと観察してみると・・・

プリーツ球体テストプリーツ球体テスト

左側が前に自作したもの。右が今回作りたい球体。
ヒダヒダの形状というか、構成する多角形の形が異なります。
左は縦の線が、山になったり谷になったりしているし、縦に細長い6角形で構成されています。
右は縦の線がすべて谷折り。そして菱形で構成されています。

図にするとこんな感じ。

プリーツ球体テスト

左が前につくったもの、右がこれから作りたい球体。
右は、菱形で構成されています。


実際に紙を折ってみながら確認すると・・・

プリーツ球体テスト

こういう折り方でつくると、表面が六角形になってきます。


プリーツ球体テスト

こういう折り方だと、菱形で構成されることになります。
こうやって屏風畳みの紙を、斜め線が連続するようにに何度か折って、半円をつくるようにする、ということ。

適当に折ってみて思ったのですが、作りたいサイズと、屏風畳みの幅は関係しているような気がします。
適当な幅の屏風畳みを適当に折ったのでは、丸くなっていかないような・・・。
(前に作った時は、適当な幅の屏風畳みを適当に折っただけだった・・・・)


で、うまいこと説明できませんが、正多角形を作るためには、次のような法則があることが分かりました。

プリーツ球体テスト

例えば、投影したときに正10角形になるようなボールを作るには、
・屏風畳みの幅は、蛍光イエローの部分
・紙の長さに相当するのは、頂点を一個飛ばしにした部分の長さ、つまり蛍光ピンクの部分の長さ
となります。

プリーツ球体テスト

直角三角形の各辺の長さは、こういう計算です(グーグル先生、ありがとう!)。

半径rの正2n角形にしたい場合、
中心角θ=360/2n

紙の縦の長さ=r・sinθ x n
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
紙の横幅=ヒダの角度60度とすると円周の約2倍=2×2πr


実際にやってみます。
(うっとおしかったら数式の部分は飛ばしちゃって、写真だけ見て下さいませ)

■正6角形の場合
半径10cmの正6角形とすると

θ=360/6 =60
紙の縦の長さ=10・sin60° x 3
      =10・0.87 x 3
      ≒26.0
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.5
      =5

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

26cmの長さ(×横幅約125cmもしくはもっと)の紙を、5cm幅に折り畳み、26cmが3区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が6角形のボールになります。
(ヒダが粗くてボールとは呼べないかもしれませんが)
(写真はテストピースなので横幅30cm程度でつくっています)


■正8角形の場合
半径10cmの正8角形の場合
θ=360/8 =45° 
紙の縦の長さ=10・sin45° x 4
      =10・0.71 x 4
      ≒28.4
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.707
      =2.9

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

28.4cmの長さ(×横幅約127.6cmもしくはもっと)の紙を、2.9cm幅に折り畳み、28.4cmが4区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が8角形のボールになります。
(写真はテストピースなので横幅30cm程度でつくっています)

■正10角形の場合
半径10cmの正10角形の場合
θ=360/10 =36
紙の縦の長さ=10・sin36° x 5
      =10・0.59 x 5
      ≒29.5
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.81
      =1.9

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

29.5cmの長さ(×横幅約125.4cmもしくはもっと)の紙を、1.9cm幅に折り畳み、29.5cmが5区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が10角形のボールになります。
(写真はテストピースなので横幅30cm程度でつくっています)
だいぶボールぽくなってきました。


■正12角形の場合
半径10cmの正12角形の場合
θ=360/12 =30°
紙の縦の長さ=10・sin30° x 6
      =10・0.5 x 6
      =30
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.866
      =1.34

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

30cmの長さ(×横幅約126cmもしくはもっと)の紙を、1.34cm幅に折り畳み、30cmが6区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が12角形のボールになります。
とてもヒダが浅くなってきました。


作りたい球体は、写真をじーっとにらんで数えてみると、最後の12角形だと思います。
半径25cm、直径50cmくらいでちょうど、照明器具を中にいれられるし、障子紙の縦の長さ90cmにおさまりそうです。

プリーツ球体テスト

実物大投影モデル。

半径25cmの正12角形の場合
θ=360/12 =30°
紙の縦の長さ=25・sin30° x 6
      =25・0.5 x 6
      =75
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =25-25・0.866
      =3.35
紙の横幅=2×2πr
    =2×2・3.14・25
    =314  

紙の縦の長さは、90cmにおさまるし、ヒダの幅は、3.3cmでよさそう。
横幅は、計算上は障子紙180cmの2枚分(360cm)はなくてもよさそうですが、丁度2枚分加工することにします。
1枚買い足すことになります。


これにあうような感じで、まずは実物大サンプルを作っていきます。

(続く)

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フキノトウパスタ(ダンナサマ作)

2021-03-26 | +ふたりの日

最近ダンナサマは、ほぼ毎日、家で仕事をしています。
なのでひるごはんも家。

最初はカップ麺ばかりだったようですが、最近は麺類をささっと作って食べている模様。
それならば、と、私が家にいるときも、おひるごはんを作ってもらうことにしました。

よくできた主婦のみなさんは、お昼どきになったらつい料理を初めてしまいがちだと思いますが、そこをぐっとこらえ、
作ってもらうまで待つのが肝心。
カップ麺でもいいので作ってもらうようにして、だんだん、ランチはダンナサマ担当、という体制になってきました。
(ダンナサマは、「あれ~、いつのまに~?」と思ってるみたいだけど」

まあ、絶対ダンナサマ担当という訳でもなくて、この前は、
ダンナサマ:「お昼おそばかなあ」
Fujika:「なんでもいいですよー。私が作るんだったらのり醤油のお餅だけど」
ダンナサマ:「あ、じゃあ今日はお餅がいいな」
ということも。

でもまあ、麺類はやっぱりダンナサマかなー。
先日は、作って冷凍してあったフキノトウのだし浸しを使って、パスタを作ってくれました。

私が作ってたときは、フキノトウを刻んでいましたが、ダンナサマはごろごろと大きいままで、味付けは和風。
トッピングに海苔です。

フキノトウパスタ

こんな感じです。
海苔の影に隠れていますが、フキノトウが大きいままあちこちにあります。
ニンニクを炒めて、フキノトウが浸っていただしと、あと薄口しょうゆ少々で味付けしてあります。

いやー、ひとに作ってもらったものは美味しいにゃ~。
自分が作るのとは違う味付けで、いいものです。
(あと、麺類を食べる頻度が増えました)

ダンナサマ、これからもよろしく~。

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白実ユスラウメの花

2021-03-25 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

お彼岸頃、ジャガイモの植え付けをしつつ、ふと目をあげると、遠くの灌木にぽつぽつと白いものが。
見に行ってみると、白実ユスラウメの蕾でした。

この畑エリアの片隅にずっと前から生えていると思しき木なのですが、私が気づいたのは昨年。
さくらんぼを小さくしたような(軸は短め)、甘酸っぱいおいしい実がつきます。
実がつくのは、6月初旬。
ユスラウメはバラ科で、ウメやサクラのように、葉っぱが出る前に花が咲くタイプのようです。

今日、花が開いたころを見計らって見に行ってきました。
それはもう、いい感じ☆

ユスラウメの花

見て見て~。
緑のガクに、白い花弁が5枚。
それぞれの花弁の間には隙間があいていて、なんとも可憐で涼しげ。

ユスラウメの花

ほわほわ~。
びっしり花がついています。
毎年こんなに咲いていたのかなあ。
初めて気づきました。


つい先日、デンマーク映画『バベットの晩餐会』をアマゾンプライムで見ました。
1987年公開の映画ですが、1990年前後、学生だったときに見たことがありました。
年取ってから見ると、また味わい深いものが。

で、そのなかに、年頃の美人姉妹をたとえて、
「花咲く果樹のように美しい」
という表現がありました。
デンマーク語の直訳なのか、意訳しているのかは分かりませんが、りんごやアンズ、ラム、サンザシなどの果樹のことじゃないかなあ。
(原作を読んでみないといけませんね)

デンマーク語では慣用表現としてあるのかなあ。
それとも作家独特の比喩なのだろうか。

どちらにしても、寿ぎたくなるような美しさが伝わる表現です。
サクラも、春の喜びを感じる綺麗さだけど、でもサクラじゃ、ないのよね。
このあと、たわわに実がみのることへの期待、というのが、「花咲く果樹」にはあると思います。


ユスラウメの花

ユスラウメ、こんなに沢山花が咲いて、実はどれくらいつくかなあ・・・。
いまのうちに、根本に肥料を置いてみようかしらん。


 

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今年の花粉対策

2021-03-23 | +その他食べるもの

今年は2月に急にあたたかくなって、花粉もばんばか飛び始めました。

今年の花粉対策はこんな感じ。

花粉対策

・フェキソフェナジン
アレグラのジェネリック。
最寄の診療所で出してもらえて、まあまあ効くので基本的にはこれを飲んでいます。朝夕各一錠。
その下にあるのは、昨年ダンナサマが別のクリニックでもらったテザレックス。
これは一日一錠でいいらしいのですが、(昨年私もしばらく飲んでみたのですが)効き目が弱いような??
以前、タリオンというものも飲んだことがあり、これはよく効いた記憶があるのですが、最寄りの診療所にはない薬なので、最近はご無沙汰です。

・べにふうき茶(粉末)
朝おきてまずは一杯これを飲んでいます。
なんとなくすっきりするような気がします。
こちら、「スリムレッドミスも酸っぱくて好きなのですが、ダンナサマはここまで酸っぱいとイヤみたい・・・)

・アレルケア
今年初めて買ってみた乳酸菌。
乳酸菌ごときがアレルギーに効くとも思えませんが、あまりに目がかゆかゆだった日、「だあ~、誰か何とかしてくれ~」とやけっぱちになって、ついネットでぽちってしまったもの。
レビューでも褒めている人は少なく、全く期待していなかったのですが、二人で飲んでみた翌日、
「あれ?今日ちょっと楽? 飛んでる量が少ないのかな?」
という感じ。
その後何日か経過してもやはり
「今日も飛散少な目なのかな?」という印象。
もしかして、少しは効いてるのかな?
来年も試してみようかしらん・・・。
(レビューに「おなかがゆるくなる」と書いている人がいましたが、ダンナサマも私も、問題ないようでした。)



腸活(菌活)といえば。
もともとお通じがよくないので、プルゼニド(下剤)に加え、乳酸菌もだいぶ前から試しています。

花粉対策

ビオフェルミンは、ほとんど効果ないかなー。
飲んでも特にいい感じはありませんでした。
でもまあ、ちょっとはいいことあるかも、と続けています。

ビオフェルミンがあまりに効果がないので、ドラッグストアでふと買ってみたのが、パンラクミンプラス。
特に期待していませんでしたが、こっちは、ちょっといいかも。
腸内環境がよくなったような気がします。
(プルゼニドを減らすことができました)

ビオフェルミン、パンラクミンプラスに加えて、さらにもうひとつアレルケア。
だいぶ胃酸で死んでるとしてもいくらかは腸まで届いてるはずで、腸内で、どんなたたかいが繰り広げられていることか・・・。

 

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飴がけポテト

2021-03-22 | +お菓子(各国)

チョコの、飴掛けナッツが割とおいしくできて、なんとなく飴気分が盛り上がっていました。

飴がけといえば、大学芋。
サツマイモを素揚げして、飴をからめたものですよね。

でもサツマイモってそれ単体でも(天ぷらなどでも)十分甘くておいしいし、そこにお砂糖的な何かを追加する必要があるかどうか・・?
さんざん迷いましたが、迷っている間にサツマイモがしなびてしまうので、ひとまず一度作ることにしました。

松太郎ママさんから頂いた、新潟の特別美味しいべにはるか、残り4本のうち2本使って、作ってみました。
(松太郎ママさん、その節はありがとうございました☆)

作業中はてんてこまいで、写真なし。

手順は次の通り。
・サツマイモを50-70度のお湯にしばらく漬ける
・皮を全部剥き、適当なサイズにカット。水でゆすぐ。
・素揚げ
・(できれば二度揚げ。今回は一度揚げでこんがり色づいてしまったので一度)
・揚がった芋は紙の上においておく
・別のフライパンでグラニュー糖と水少々を加熱し、べっこう飴程度に色づかせる。
 そこに揚がった芋を投入、飴をからめてから、オーブンペーパーの上に並べて、バラバラに離す。

飴がけポテト

お芋を揚げる時間を除けば、かなり手早く出来る印象でした。
飴の量は、かなり少な目にしてみました。

飴がけポテト

つやつやのてっかてか~。

食べられる程度の温度になったら、なるべく早く食べるのがいいです。
表面に極薄のパリッとした香ばしい層があり、中はほくほく。
すごく美味しい!
既に甘いサツマイモですが、これは作る価値があります。(カロリーに見合う美味しさ)


ただし大きな問題は、飴が薄いせいもあり、あっという間にパリパリ感がなくなってしまうこと。
冷めきる頃には、もはやパリッとした飴は溶けてしまっています。
飴をぶ厚くがっちりコートするともちがいいようですが、私としては、このくらいの極薄の飴がおいしいなあ・・・。

完全に食べきれる分量だけ作るのがふさわしいというのは、量産タイプの私にはややもどかしい・・・。
でもまあ、そういうものですよね。
(素揚げ段階で冷凍しておけばあるいは・・?とも思ったり)


サツマイモでももちろん美味しいですが、サトイモで作ったらどうかなーとも思います。
サトイモが甘くない分、より沢山食べられる(=より沢山作っていい)ということにならないかしら。

畑のどこかにヤツガシラが埋まっているのだけれど、それがもし生きていたら、作ってみたい気がします。
(ヤツガシラや芋頭の場合、一度蒸してから揚げる方がいいかも)


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チョコがけ2021

2021-03-17 | +チョコがけ

冬仕事のネタは、これで最後かな?
毎年やってるチョコがけです。

チョコレートは、やっぱり冬の寒さきびしい頃が美味しいですよね。
バレンタインデーがチョコ祭りと化したのも分かる気がします。
この頃ってダークなチョコレートが美味しい時期です。

ホワイトデーの時期になってしまうと、体が春モードになってくるのか、ダークチョコレートをモリモリ、という感じではなくなってきます(でも食べるけど)。
ホワイトデー用の商品は、パッケージも春らしい淡い色合い、中身もホワイトチョコやいちごを使っていたりして、全く食指をそそられません。
(もし男性が女性にお返しするならば、出来ればホワイトデーまで待たず、チョコ祭り(バレンタイン)の時期内に、上等な品物を手に入れてプレゼントするのがいいと思います)


作ったあとひとに差し上げる可能性もあるので、なるべくならば2月の早いうちに、と思いつつも、2月中旬に少々、そして下旬にもう一度、と遅めの作業になってしまいました。
(しかも、今年は2月中旬にポカポカ陽気の日があったりして、あせった)

今年の具は、
・ダイダイ
・マイヤーレモン
・ブラックケーキ
・晩白柚
・ナッツ飴がけ
・柿ログ、柿ログ+マイヤーレモン果肉


オペラカルパノ

今年使ったチョコレートは、まずはいつものオペラ社のカルパノ。
これは、以前ブロック状1kgでの販売だったのですが、最近は小さなチョコチップ状(チョコチップクッキーに入れちゃっていいくらいの小ささ)で、1.5キロ入りになってしまいました。
ブロック状のときは「美味しいなあ」と感動したのですが、小粒になってしまうと(たとえ開封したてでも)風味が飛ぶのか印象が薄れます。ブロックとチョコチップ、選べるならブロックで買いたいなあ。

カカオバリーオコア

で、買い足したのがこちら。
カカオバリーのピュルテシリーズ「オコア」。
(久しぶりに製菓用チョコのネットショップをじっくり見ると、新商品がいろいろ出ていて萌えますね)
70%ですが流動性に優れてコーティング向きなので選んでみました。
解説には「力強いカカオの風味とキレの有る程よい酸味」とありましたが、確かに黒々濃いめで力強い風味。
私は、レーズンやプルーン、赤ワインのような気配を感じました。
ワインと一緒に頂くのに、すごくあいそうなチョコです。
柑橘との相性は、どうかな???(合わないってことはないと思うけれど)


チョコがけ

チョコレートのテンパリングは、最近は電子レンジ方式。
電子レンジを買い替えたときに、一度うまくいかなくなったのですが、またコツをつかみました。
300Wで、温度が30度を超えないように気をつけつつ、9割5分方溶かして、最後、よくかき混ぜながら余熱で完全に溶かす
という方式です。
こうすると、温度を上げたり下げたりせず、すぐにチョコ掛けにとりかかれるので、かなり楽です。
(とはいえ、左端、テスト用紙の数を見ると、悩んでる様子が分かるかと)

チョコが液体になってからは早いので、具の方の準備は済ませておく必要があります。
あと、途中温度が下がってきた場合は、ドライヤーで温風をあててあたためるか、300Wで再度10秒ほどあたためます。


チョコがけ

チョコレートにくぐらせるのは、最近はお友達のカノンさんのやり方を真似して、あらかじめ爪楊枝を刺しておくようにしています。
チョコフォークは、フォークにくっついたり、転げ落ちたりが多々あり苦労しますが、爪楊枝があると大変にスピードアップです。

爪楊枝を刺した場合は、チョコがほどよくかたまりかけた段階で抜くと、スペースの節約になります。
完全にかたまってしまうと、チョコがオーブンペーパーがらポロリと剥がれてしまって、ピールの側を手でおさえないと抜けなくなります。
上の写真に、いくつか楊枝がついたままのものが・・・。

(楊枝を刺した場合は、楊枝の場所はチョコをかけないようにすると抜きやすいですが、でも完全コーティングした方が具の乾燥を防げるので、悩ましいところ)


チョコがけ

今年の具の新作は、ブラックケーキ。
年末頃にまとめて焼いてひとにおしつけたりしたのですが、これにチョコレートをかけたら美味しいかもなーと、いくつか残しておいたのでした。

なるべく綺麗にカットして、これも楊枝を刺して、チョコがけ。
ガナッシュチョコレートよりもずいぶん大ぶりですが、中がケーキで、ケーキのサイズとしては小さ目なので、無理のないサイズかと。

味は、ブラックケーキそのままより、こうやってチョコがかかってた方が美味しい☆
ブラックケーキ、年末に無理やりおしつけちゃったのですが、チョコをかけてから差し上げればよかったかなー。こうなっていると切る手間もないし。



チョコがけ

今年久々に作ったのが、ナッツの飴がけ。
思い出せないくらい前に、一度?作りました。
ナッツは、生からのスタート(から焼きしてからだと焼きすぎることに)。
砂糖液を110度になるまで熱し、そこに常温のナッツを投入してぐいぐい混ぜると、一度結晶してナッツの砂糖絡めになります。
そのまま熱し続けると、砂糖が溶けて透明になってきて、更にカラメル色に。
ほどよい色になったら大き目サイズの油を塗ったアルミホイル、またはオーブンペーパーにあけて、バラバラになるように並べて冷まします。

気づいた点としては、
・砂糖の量は、レシピより少な目でも大丈夫
・くるみの窪みにはカラメルがつきにくいかも

チョコがけ

飴掛けされたナッツを、今度はチョコがけ。
このやり方は、まだいろいろモタつきました。
手順としては、
・少量ずつがきっとよい(今年、2回にわけたのだけれど、たぶんそれでよかった)
・チョコを垂らしてはかきまぜて、ある程度固めて、を繰り返す
・何度か繰り返すことで、チョコの層が厚くなる
・ナッツだけでなく、丼にもチョコが厚くコーティングされるのだが、おそらく仕方ない。
 (何とかならんもんかとどんぶりを温めてしまったら、ナッツに絡めたチョコがいつまでもベタベタして相互にくっついて大変だった。よくない。)
・どんぶりにくっつく分も考慮して、チョコは多めに準備。
 (ピールのチョコがけをある程度やって、これくらいかなーと残したチョコが思いのほか少なくて、チョコの層が薄くなってしまった)
・出来上がったら、タッパ―に準備した振るっておいたココアパウダーの中に投入し、フタをして揺すぶって、ココアをまぶす。
ザルにあけて、余分なココアをおとして出来上がり。
・どんぶりに直接ココアを振り入れるのは不可(数年前に経験)。どんぶりのチョコもココアもロスになってしまう。どんぶりにはチョコが結構な量、くっついているので、電子レンジでゆるめてこそげれば、またチョコとして使える(オーブンペーパーにのせて、おやつ用にしてます)。

今年は、この飴ナッツのチョコ掛けが、ダンナサマに大好評。
すでになくなってしまって、追加作成を依頼されています。



チョコがけ

この具は、晩白柚。
皮が分厚いタイプなので、短く切ってみました。


チョコがけ

マイヤーレモンの輪切り。(瓶詰してあったもの)
マイヤーレモンは、酸味が穏やかなタイプのレモンですが、それでも果肉がついているのできゅっと酸っぱめ。
なので小さくカットしてからコーティングしてみました。
(皮を噛み切る必要がなくて、一口サイズというのは割とよかったと思う)

チョコがけ

柿ログ。
(干し柿とクルミや刻んだピールを練り混ぜて、表面にはエゴマをまぶしたもの)

柿(干し柿)とチョコって、合いそうでビミョーに物足りない感じがします。
柿ログも、やはりなんとなくぼんやりした感じなので、上にマイヤーレモンピールの果肉部分をひとかけ乗せてみました(左側)。
こうすると、きりっとした酸味がアクセントになって、パンチの効いた味になります。

チョコの中にエゴマのぷちぷちがあるというのは、割と面白い食感でした。
何かに応用できるかも。


チョコがけ

チョコレートの色が違うのが分かるでしょうか。
右側の晩白柚がオペラ社カルパノ。やや明るい色。
左側のマイヤーレモンが、カカオバリー社オコア。黒っぽい、濃い色合いです。





そうだ、今年は箱もつくりました。
(確か昨年は作らなかった)
何故作ったかというと、今年も作らないと、作り方を忘れてしまいそうだと思ったから。
半分忘れかけてたのをなんとか思い出して、ちまちま作ってみました。
詳しくは、また別記事にて。


コメント (4)
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巻き柿2021

2021-03-16 | +干し柿・干し芋・栗

巻柿、例年ならば1月には終わらせている作業でした。
今年は、

「ずいぶん量がすくないなー。種もないし、これならすぐ終わるな」

と思ったのがよくなかった。
延々と忘れ続け、2月作業になってしまいました。

今年の巻柿は、主にハート形柿(種が入らないタイプ)。
あと、八珍もいくつか残してありました。

巻き柿

冷蔵庫2号機で、しっかり冷え続けて、綺麗に粉が吹いていました。

巻き柿

八珍は、まだ乾燥が足りないようで、トロリン。
他のを巻きながら、八珍は天日干しすることにしました。
(陽気もよくて、よく乾きました)

巻き柿

三角形の柿(ハート形柿と勝手に呼んでる)は、通常はタネが入りませんが、今年はなんと、種3個入りが!
こういうこともあるんだ~。

巻き柿

丁度ダイダイピールが出来上がっていたときなので、ダイダイや、くるみを巻き込んだバージョンも作ってみました。
ただ、香りとしては、ゆずの方が明瞭に香るかなー。
(ゆずピールは昨シーズンの冷凍を使用)

最初の頃、巻き方のペースがつかめず、えらく長くなってしまった・・。


巻き柿

ひとまず、全部で9本、約2キロでした。
(年によっては、ほじり出したタネだけで2キロくらいあったときも・・・)



なんでも、やっちゃえばすぐなので、後回しにしないようにしようね・・・。

 

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ポンデローサレモンピール

2021-03-15 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

冬作業のネタがもうちょっと続きます。

====

12月に入る頃、お友達からポンデローサレモンを頂きました。
(楽子さん、ありがとうございました!)
ビッグレモンとも呼ばれる、文旦くらいのサイズの、シトロンの仲間です。
(分類上は、レモンよりは獅子柚子に近い)

うっすら青みが残っていて、まだまだ日持ちしそう。

と思ったのがよくなかったのか、長いこと待機させていました。
その後に届いたダイダイを加工するとき、あ、一緒に剥こうかなー、と思ったのですがコロリと忘れ、はっと思い出して大慌てで着手。
幸い、ほんとうにしっかりした果実で、どこも傷まず、しぼんだりもほぼしていない状態でした。


「大変、大変、急がなきゃ」と(今更)思っていたせいかどうか、過程の写真はほぼ撮り忘れ。

ポンデローサレモン(ビッグレモン)

で、この写真は、2008年12月頃のものです。
ポンデローサレモンというのはこんな感じの黄色い柑橘です。
これまで何度か加工したことがありますが、すっかり黄色く熟すると、皮の白い部分にはほぼ苦みがありません(文旦とは違いますね)。
果肉は文旦よりやや柔らかめですが、レモン絞りで絞るにはちょっと固いかな、というもの。

今回は、青みの残った果実でした。
で、切ってみると、いつもと違う香り!
いわゆるシトロン的な、香りと苦みがとても強いです。
普段はゆでこぼす必要がないくらいなのですが、今回は苦みが落ち着く程度までゆでこぼしたり晒したりしました。
(お砂糖をどっさり入れて煮るうちに苦みはだいぶ減るので、風味を生かすためにも苦みを抜きすぎないのがよいです)


ダイダイピールで、ゼリー化しないうちに乾燥させてしまって失敗したので、今回は、お砂糖をエイヤと入れて、レモン汁も入れて、きちんとゼリー化させました。

ゼリー化してきたな、という状態で、オーブンペーパーに挟み、ブリキ缶のフタにのせて、ホットプレートの保温モードで乾燥。
(天気が悪かったというのもある。真冬なら天日干しで済むのですが)
今回は、無事、もっちりしたピールが出来上がりました。

ポンデローサレモンピール

乾いたところで真空パック。
これを冷凍保存します。
果皮を6等分したので、6パックできました。

ポンデローサレモンピール

今回は、表面の黄色い部分はつけたまま加工しました。
(表皮がついていると、煮すぎても煮崩れるということがないので)
なので使う時に、ゼスターグレーターで削るか、ナイフで剥く予定です。

ピールにする際は、いわゆるオレンジピール的に細長くスライスしようとすると、果皮がぶ厚いので、ボリューミーになりすぎます。
厚さ方向にふたつに分けて、細いピールにするか、もしくは厚さはそのまま、短く切って、パート・ド・フリュイ風(もしくはチョコレートボンボン風)の、小さなスクエア型にするのがいいかもしれません。

 

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