採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ブルーベリー摘み2023

2023-07-03 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

確か去年は、ブルーベリーがあんまり摘めなかったのでした。
(そしてブルーベリーを粘っている間に桑を積みそびれ)

今年は、木にどっさり実っていて、採集の興奮が楽しめました。
むふふ。

ブルーベリー

場所はいつもお世話になっているブルーベリー園。
昨冬の剪定のせいもあるかもしれませんが、随分と大きな木になりました。
昔は腰をかがめて摘んでいましたが、今は、一番高いところは手が届かないほど。
(本当は手が届く範囲に低く仕立てるのがよさそう)

ブルーベリー
どっさり実っていて、味も濃いです。
量や味、あと実の柔らかさは、年によります。

今年は、味は濃いめなのですが、柔らかい実が多め(特に遅い時期)。
摘むときに、三本指で固さをチェックしながら摘むのがよいです。
(オーナーのマダムに教わりました)


ブルーベリー
これは、1回目に摘みに行ったとき。
すれ違いで3人組の女性グループが会計していたのですが、そのうちの一人が、(私同様)大粒狙い。
こっそり覗き込んだバケツの中は、粒ぞろいの大粒ばかりでした。
で、その方たちの丁度後から行った私は、ちょっと出遅れ?
でも、摘み残しの大粒もちょっとはあって、まあまあ楽しめました。
(冷凍庫にはラズベリーもあるので、控えめに摘みました)
実家に少し送ったのですが、柔らかい粒が少し混ざっていた模様。

2回目は、無頓着に摘んでいたら柔らかい粒が沢山混ざっていて、あとでよりわけるのがちょっと大変でした。
やはり摘むときの確認が重要ですね。

「摘むのが大好きなんです~」と農園のマダムにお話ししたら、
「あらー、なら摘み取りのバイトに来ませんか。都合のいいタイミングだけでいいので」
とスカウトされてしまいました。
うう、とってもみりょくてきだけど、ニンニク編みがなあ・・・。
残念・・・。

 

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ラズベリー2023:夏果収穫(大忙し)

2023-06-20 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

ラズベリーの夏果、今年はけっこう沢山とれました。
まだ採れていますが、ピークは6月中旬頃だったでしょうか。

 

ラズベリー

ぱっと見でも、赤い実がけっこうついています。
この中で濃いめの色合いのものを選んで摘んでいきます。
(夏果は展開が早くて、翌日には熟しすぎになることもあるし、収穫後の追熟も早いので、少し明るい色でも摘んでしまいます)
特に雨だと熟すのが早いです。以外にも、晴れていい天気の方が熟し方がゆっくりな気がします。

ラズベリー

浅い箱に摘んで、あまり積み重ねないのがよさそうです。
軸ごと切るため、沢山摘むと重みで軸に刺さって傷がついてしまうのです。
(軸ごと切っているのは、収穫の時間がその方が短いため。その代わりヘタ外しの時間が別途必要になりますが・・・)
3箱分くらいになると、摘むだけで2時間くらいかかります。

(ラズベリー作業にだいぶへばってきて気づいたのですが、桑とかブルーベリーならば、大粒にターゲットを絞って摘むことができるのに、ラズベリーはそれができず、徹底的に小粒まで摘んでしまうのです。あまりに貴重だった時期が長く、小粒を見捨てる習慣がなくて、自分の首を絞めてるかも・・・。)

ラズベリー

なんて綺麗☆ うっとり~。

ラズベリー

摘んでいると、2タイプのかじられ果実があります。
上は、果汁を吸うように舐めとられたような痕跡。これはカタツムリなど口の小さいヒトでしょうか。
下のタイプのかじられの方が断然多くて、粒ごともぎとるように齧るヒト。
たまに実の全部がなくなっていますが、大抵はこんな風に部分的に齧ってある状態です。
この食べ残しの実を、作業中ついもったいなくて食べちゃったりするのですが、得体のしれない動物と間接キスだし、やめといた方がいいかな。

ラズベリー

これは収穫時の事故。
誤って有望な青い実を折ってしまったり切ってしまったりすることもあります。
「うああ!」と思いますが、全体としては沢山あるし、許すね。

積んだ後は、その日のうちにヘタを抜きます。(だいぶ色が薄いのはパックに入れて冷蔵し翌日まで追熟)
その際に、立派サイズとそれ以外(小さ目)に分類。
収穫量が多いと、このヘタとり作業の時間もばかになりません。1時間くらいかかるかな?
(ヘタをとりながら状態をよくチェックできるので、摘むのとヘタとりを分けるのは、悪くない作戦ではあるのですが・・・)

夜には、昼よりもやや追熟して濃い色になっているので、基本的にその日のうちに冷凍してしまいます。
小さい方は、基本ピュレ要員。

ラズベリー

毎日どんどこたまってくるので、数日に一度はスペースを節約するため、裏ごし処理をします。
鍋一杯のラズベリー(小さ目)を軽く加熱(電子レンジ)。

ラズベリー

ぺしょっと柔らかくなったところで裏ごし。

ラズベリー

ピュレ二袋と、種一袋くらいになります。体積でいうと、ピュレ:種=3:1くらいでしょうか。
(タネもね、ラズベリーの味がまだすごくするので捨てられない・・・。自分用ジャムにしようかと・・)
最初の粒のときと比べると、カサは6割くらいに減ります。

大き目ラズベリーとこのピュレを混ぜて、種が少な目のラズベリージャムにしようかと思っています。
ピュレになっていればムースとかもすぐ作れるし・・・(作るかな・・・)。

ラズベリー

今年の大きめ粒は、自分的には瞳孔がひらいちゃうくらい大きいです。
摘んでいて、一粒でも重さを感じるくらい。
大きいものは、指先、ときには親指のさきっぽくらいあって、わー、いちごがぶら下がってるみたい~とワクワクします。
今回、この10粒の重さをはかってみたら、29gでした。一粒約2.9g。


低い鼻がにょーんと伸びる日々だったのですが、先日コストコで、アメリカ・メキシコ産だというラズベリーを見たら別物でびっくり。
指先と比べてみて下さい。

ラズベリー

何このマンモスは。大きいイチゴ?巨峰?
うちでいちごジャム用として買う小粒イチゴより断然大きいです。
大きい分中心の空洞も大きいのかと思ったら、結構果肉が厚いです。

アメリカは広大な農園で機械で収穫するらしいですが、こんな大粒がごんごろ採れたらすごいなあ・・・。
研究のため、と思わず買いそうになりましたが(この1パック340gで1198円)、ぐっとこらえました。


ラズベリー

折角の生ラズベリー、簡単おやつなどでせっせと食べています。
しっかりめの水切りヨーグルト、牛乳少々(生クリームっぽくなるので是非。生クリームがあれば尚リッチ)、蜂蜜を練って、ラズベリーを混ぜ、マリービスケット(日本のではなく輸入のがよい。大きくて甘さが薄いため)に挟み、1~2日おく、というもの。
水分をマリービスケットが吸って、ふんわりしたケーキサンドのようになります。


ケーキより低カロリーのはず・・と思ってたんだけど、最近ほっぺがぷっくりしてきたような・・。

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桑摘み2023

2023-05-31 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

去年は天候不順(?)で摘みに行きそびれてしまった桑の実。
(ブルーベリーを優先したら桑の時期を逸した)
あれから一年、もんもんと無念を募らせていたのでした。

そして、今年はとっても近いところに、小さ目の木を一本みつけました!
う、うれしい~。
こんな近くにしあわせの青い鳥が。

桑摘み

5月中旬から「あっ、これは桑だ!」と目星をつけていましたが、ニンニクやらいろいろあって、摘みに行ったのは5月27日。

桑摘み

こんなにいっぱい落ちてしまっていますが、でもまだ木の上にも沢山。

桑摘み

この桑の実は、水はけのよい立地だからか、それとも木が若いからか、なんか健康そうな感じ。
とっても厄介な、あの桑実菌核病(白いカチカチの実が出来てしまう病気)が全然なし!

特にこのときは、数日雨が降っていなかったので乾燥気味で、触ってもべちょべちょするものが少なかったです。
そして、しっかりした実なので、冷蔵庫に入れて2日くらいは、カビなどの問題もありませんでした。
(他の場所の桑は、当日中に加熱までしてしまわないとカビがくる恐れが高い)


桑摘み

大きさも、そこそこいい感じでは☆


桑摘み

この日は、一粒づつ手摘みしたので、本当に綺麗な実が摘めました。

この後、日参する勢いで摘みに行っています。
手が届かないため、禁断の、カサの上で枝を振る、をやってしまったりして、そうするとやっぱりちょっと柔らかい実もあったのでした。

(写真あとで)

この桑の実は、粒がぽろぽろ脱落しやすいようです。
実の下端から粒が落ちるのは知っていましたが、中ほどからも落ちる感じ。
粒がぎゅうぎゅうすぎて一列もぎ取られているような・・・。
こういうのを食べてみると、よく熟している状態の甘~いものばかりでなく、酸味が残っているものもあったりします。過熟でなくても脱落してるということ・・・?

勿体ないので、こういうのも含めて使ってしまっています。(最初混ぜていたけど、2回目からは分けるようにしてみた)


一煮してためておいて、近日中に瓶詰にします。
桑ジャム、久々だ~。

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ラズベリー花芽、ブラックベリー開花

2023-05-10 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

畑の一番の楽しみは、ラズベリー。

4月下旬、無事花芽が出始めたことを確認しました。
連休明けのいまは、花芽が多すぎるほど。
(特に二季なりの方)
こんなに花がつくと、実のサイズが小さくなりそうだけれど、どうでしょうか。

 

ラズベリー花芽二季なり

こちらは二季なりのほう(おそらくインディアンサマー)。
二年目の枝を、残しすぎたかもしれません。

ラズベリー花芽

トゲなし、一季なりのグレンアンプル。
インディアンサマーに比べるとたおやかで弱弱しい感じですが、一応花がつきました。

ラズベリー花芽

これは、一季なりの、ちょっと高かった苗。コカニ―ホームガーデン。
姿はグレンアンプルやグレンモイとはだいぶ違って、完全にしなだれているツル状ではなく、自立する感じです。花芽はまだですが、一応葉っぱが出てよかった。高かったし。

ブラックベリー

このかわいい花は、ブラックベリー。
ラズベリーの花は全然地味で咲いているのかも分からないほどですが、ブラックベリーの花はお花見ができるくらい綺麗です。

ランパショーネ

これはベリーじゃなくて、ランパチョーネ。
イタリアの、ムスカリ的なものです。
あちらではこれの球根をマリネにしたり、揚げたりします。
勿体なくて収穫できず、毎年花を楽しんでいます。

 

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ラズベリー2023:新芽

2023-04-17 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

旅行から帰ってすぐ、Myラズベリーを見に行ってみました。
行く前はまだ枯れ枝状態でした。

特に、昨年植えたばかりの、一季なりラズベリー(グレンアンプル、グレンモイ)がどうなっているか。
ツタのように細くひょろ長くて、自立しないタイプの植物なのです。
トゲがないのはいいけれど、あまりに華奢で、冬を越せているのか・・・。

一季なりラズベリー

一季なりラズベリー、このヒトはツルの先端まで生きてました!

一季なりラズベリー

こちらは、長い枝の方はどうやら枯れてしまったようですが、株の付け根あたりから新芽が出ています。
一応生きてはいたということですね。


さて、二季なり(大半がおそらく一番一般的なインディアンサマー)。

二季なりラズベリー

このヒトたちは、いちおう自立して生えているところが安心できます。
それにしても、少し枝を残しすぎたかな・・。

二季なりラズベリー

葉っぱが芽吹いてきたけど、それより目立つのが地面の雑草。
なんとかせねば・・・。


昨年は、植え替え直後で、枝は短く切り詰めたものの、夏果は割と採れてうれしかったのでした。
その記憶があって、今年は枝を残しすぎ。
しかも、あまり切り詰めていなくて、長いです。栄養が分散して、小さい実になるかも・・・。

多めに残したのは、新梢の成長が少し抑え気味になるかと試してみたくて。
ぐんぐん育つ新枝は、真夏に花を咲かせて、で、それはちゃんとした実にはならないのです。
できれば秋になって花が咲くようにしたいのだけれど、どうしたものか。
(初夏の剪定でコントロールするのかなあ・・・)

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ラズベリー2023:剪定

2023-02-21 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

1月末頃から着手して、ラズベリーの剪定、ほぼ終わりました。
参考にしようとあてにしていた栃木のプロのラズベリー園さんは、春果は採らないとのことで、全て地際でカット、だそうです。
私は、去年の春果が割とよかったので、今年もそれを期待しています。あと昨年は植え替えた年だったので30~40cm程の短めにカットしてありましたが、より長めに枝を残してあります(これが凶と出そうな気もする。短い方がそこに栄養が集中して大きな実になりそう・・・)。

剪定方法
・昨春に実をつけた、完全に刈れた枝は根元から取る(これは除去済み)
・昨秋に実がついていた、枝の先端は落とす
・地面から生えている枝で、鉛筆よりも細いものは地際でカット
・細かい枝は付け根から少し残してカット
・切った枝は、ちょっと離れたところに捨てる
・トゲトゲが痛いので、手袋をして実施

あと、昨年欲しかった場所にヒモを追加してみました。


ラズベリー剪定

手前に、剪定済みの枝が。
高さはお腹くらいにしてあります。
白っぽく見えるのが追加したヒモ。
主枝的な枝を、なるべく中央に揃えたいのです。


ラズベリー剪定

こちらは別の列。
追加したヒモが白く見えています。
高くぴょーんと伸びているのは、竹の支柱。

ラズベリー剪定

ラズベリーって、最初まっすぐしっかり立っているように見えて、途中から腰砕けにぐにゃぐにゃしてくるので、できれば支柱で支えたいかなと・・・。

ていうか、そもそも、この紐を張った範囲内に新芽が出てくるかが大問題です。
去年は植え替えたばかりだったのでそれなりに列におさまっていましたが、この1年で根っこが好きなところに伸びてるはずで、来春はそこらじゅうから芽がでてきそうだ・・・。
新芽の植え替えってありなのかな。
生きている根が傷ついて成長が遅れたり、病気になったりとかで普通はしないはずですが、多少成長が遅れる分には、夏に無駄な花が咲かない分、いいかも・・・。

ラズベリー剪定

このあたりは、オリジナルの株の一部が植わっていたところ。(植え替えていないところ)
昨冬時点では一列っぽく見えましたが、新芽が勝手に列外から出ています(より日当たりのよい側へ)。
今シーズンは、これに似た現象が全域で起こるってことよね・・・。

でもって、ここの枝はえらく太くて立派で、除去するに忍びなく・・・。
この春の新芽は、このエリアの更に右側から出てくるよな、きっと・・・。
ここの枝は、今、植え替えてしまったほうがいいのだろうか・・。



ラズベリー剪定

こちらは一季なりラズベリー。
この枝から新芽が出て、そこに年一回、実がつくようです。
それにしても細い枝・・・。(二季なりの方なら切り捨てている太さ)
生きているのか死んでいるのかもわからないくらいです。
どんな風に育つのか楽しみです。

ラズベリー剪定

このヒトも小さいな・・・。


春果を期待しすぎて、残している枝が多すぎのようにも見えます。
今度もう少し減らすのと、畝外の太い株を掘り上げて、細い株のところに植え替えるのもいいかも。


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ラズベリー苗さらに追加2種

2022-12-09 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

10月下旬に、一季なり(初夏収穫)のラズベリー用の、垣根みたいな支柱(+ヒモ)を作って、グレンアンプルとグレンモイを4本ずつ植えました

 

ジップ袋

両端から4本ずつ植えて、真ん中あたりにまだスペースが残っています。
来年にはシュートが出るだろうから、それを増殖させるつもりでわざとあけておいたのですが、ナーセリー(苗木屋さん)のサイトを見ていたらまたちょっと欲しくなってしまって、「このスペースに植えればいいし」とまた買ってしまいました。


ジップ袋

2種類の苗です。
左の2本は、一季なり品種、キャンバイ。
右の1本は、二季なり品種、コカニ―ホームガーデン。

前回届いた一季なりのグレンモイやグレンアンプルは、ツタかと思うような長い茎が伸びて、来年にはきっと花枝が出るだろうと思われるものでしたが、今回のキャンバイは小さいです。(確か2年製苗? 値段も安かった)
実がみられるのはいつでしょうか・・・。

ジップ袋

キャンバイ(Canby)
こちらのサイトによると、
果実は中型からで、淡い赤色の果実。
果実は硬く甘みがあり、生食や冷凍保存に適している。
生育は旺盛で、適度な冬の耐寒性を持つが、涼しい夏を好む(わあ、日本は大変かも)
ウイルスとアブラムシの両方に対して高い免疫力を持っている。

こちらのサイトによると、
起源: オレゴン州(アメリカ合衆国農務省) 1953年 (Viking x Lloyd George)
収穫期:6月下~7月中(オレゴン州にて)、1季成り
大きさ:中~大
果実:明るい赤色、いくらか柔らかい
味と香り:風味が非常に素晴らしい
---------------------------------------------------
1933年交配、1937年選抜、1953年に発表された。
現地で充分に普及しきった後で、公式に命名された珍しい品種である。
機械収穫ができず、収量性が悪いため、現在では家庭用の品種としてみなされている。
ただし、木が丈夫で風味が優れているというのは、家庭用として大きな長所である。
そのためか、1953年発表という古い品種にも関わらず、未だに苗木の販売が続いている。
日本では、大関ナーサリー社が別名で苗木の取り扱いを開始した。



今考えると、これはツタみたいに長くなる品種ではなくて、木立タイプなのかも。
とすると、一季なりだからと垣根の場所に植えてしまいましたが、二季なりの方に植える方がよかったのかな・・?
真冬、再度植え替えしてみようか・・・。

ジップ袋

コカニ―(Kokanee)
大粒 甘く優れた風味 たいへん硬い 鮮やかな明赤色 平均糖度11.6%

これは、暑い国でも育てられる、画期的な新品種だそうです。

◆特長
世界初、低温要求量の必要ないラズベリー誕生
温帯から亜熱帯、熱帯地域でのラズベリー栽培が可能

(当社での観察)
一般的にラズベリーは夏の暑さに弱く、果実が柔らかくなる傾向があります。
しかし、この「コカニー」は全く違います。
当社、雨よけハウス内コンテナ栽培において、ハウス内の最高温度40~45℃にもかかわらず、たいへん硬く、美しい高品質の果実を収穫することができました。
赤く熟した果実が簡単に摘み穫れます。
収穫後は冷蔵庫内で保管して、4~5日以上品質のよい果実を楽しむことができました。
今までのラズベリーの中で最高の品種の1つと言えるでしょう。

なのだそうです。
更に、権利保障もなんかすごくて、
・苗木を増殖しない
・苗木を売ったり譲ったりしない
だけではなく、
・収穫果実も自家消費専用で、他人に売ったりタダで譲ったりしてもだめ
・果実加工品(ジャムなど)も他人に売ったりタダで譲ったりしてもだめ
なのですって。けーちー。

じょうぶそうな苗木ではありましたが、ほんとに美味しい実が出来るんだろうか・・・。
植えたのが、一番北側、日当たりが悪くて雑草と闘うような場所だったのだけど、一等地を譲るべきだっただろうか・・・。
(南側は、今植わっているインディアンサマーの茎が太くて、来年の夏果が勿体なくて抜けなかった・・・)

 

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ラズベリー2022:甘くなってきた

2022-11-15 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

ラズベリー、まだコツコツ採れています。

冬になって、甘さが増してきたような☆

というか、昨冬は、
「暗い色になるまで樹上完熟させてしまうと味が薄い」という問題があり、
少し早めに収穫して、冷蔵庫で追熟させると丁度良くなったのでした。

で、今年もそのつもりで、これまで結構早採り傾向で、とても酸っぱかったのでした。
すっぱいならば、もう少し完熟させればいいのでは、と最近ようやく思い至りました。

おおむね完熟で摘むようにしたせいか、もしくは晩秋の寒さで熟すのに時間がかかり、かつ酸が抜けやすくなったせいかはよく分かりませんが、そのまま食べても十分甘く美味しい味になってきました。
(前は蜂蜜必須でした)

以前は毎日摘む必要がありましたが、最近はゆっくり熟すので、二日に一度でもよいくらい。
(でもつい毎日見に行ってしまうのですが)

ラズベリー

この写真の色より、もうちょい濃い赤になってから摘みます。

完熟ラズベリーは、酸味ももちろんあって、全体に、複雑で濃い、美味しい味☆
去年より美味しいような気がします。
大粒は滅多にないのですが、小粒でも、その分いっぱい食べればいいよね。


という訳で、買ってきたケーキにトッピング☆

ラズベリー

回転ずしに「こぼれイクラ」とかありますが、「こぼれラズベリー」状態。

このくらいの赤黒い色になると、濃厚な旨味で美味しいです。
スーパーのお安いケーキなのですが(柿作業中で手作りケーキの時間がなく・・・)、ぐっと高級感が増します。



 

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ラズベリー収穫中

2022-10-26 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

ラズベリー、ぼつぼつ収穫中です。

 

ラズベリー

これは10/16撮影。
ひとふさに、こんなに大きな赤い実がいくつもついているのは本当に本当に珍しいこと。
わざわざ車にカメラをとりに戻って撮影しました。


ラズベリー

この房からとれた分。
ああ、すべての花房のすべての実がみんなこうだったらいいのに・・・。

実際のところは、熟していたとしてもだいたい1房に1個。


ラズベリー

そしてそれは、こういうクズだったりします。
こういうのは、実が青いうちにチェックして切り落としているつもりなのですが、チェック漏れもしばしば。
青いうちならば大胆に摘果できるのですが、赤くなってしまうと、
「チリも積もればそれなりに・・・」
とつい収穫してしまいます。
(だいたいは、ヨーグルトに乗せる前に口に入ってしまいます)

ラズベリー

10月25日時点で、まだ青い実が枝先に沢山。

ラズベリー

枝先といっても2タイプあって、濃い緑色でやや厚い、古い葉っぱの枝先。
しばらく前に強風でトゲと葉がすれあって、葉が傷だらけです。

ラズベリー

こちらも古い葉っぱの枝先。


ラズベリー

これも古い葉っぱ。
この枝は、ラズベリーの株が沢山あるなかでも特に太くて長く、強く伸びた枝でした。
その割にはツボミの出方はちょぼちょぼで大したことがないです。
そういえば、強い枝先がいくつかあって、切り戻すのと、そのままのと、実験してみたような気がします。
この枝は、切り戻していない方だったかも。
切り戻した方がどうなったかは、枝がモジャモジャでよく分からなくなってしまいましたが、切り戻さないのはよくない、ということが分かりました。
(樹勢が強すぎる枝先は、あまり実がつかなさそう)

ラズベリー

こちらは、あかるい緑色の柔らかい若い葉っぱの先に花房がついています。


ラズベリー

こちらも若い枝先の花(実)。

ラズベリー

この若い枝先は、まだ小さなツボミ。


古い枝先と、若い枝先、どちらにも実がついています。
(どちらも秋果になるのだとは思いますが・・・)
大粒とか小粒、クズの傾向は、どちらも似たような感じかなあ・・・。
ただ、実の育つ加速度みたいなものは、若い枝先の方がやや早いような気がします。
葉っぱが成長したり蒸発散する勢いに乗って実も成長しているような感じ。
古い枝先は、ついている葉っぱもなんだかカサカサで、実はぷるぷるに熟すのではなく干からびてしまうのでは?と思うような気配。
(気のせいかもしれませんが)

今年は、こんなに植えたのだからさぞかし大収穫でお友達にもおすそ分けして、と期待していましたが、いまのところそのような気配はなし。
(特に、ひとにあげられるような優良な粒が一回の収穫に数個くらいしかないのが悩ましい・・・)

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一季なりラズベリー植え付け

2022-10-24 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

ラズベリー、収穫中なのですが、今年は出来がよくない・・・。
小粒とか変形の実ばっかりで、収穫していても嬉しさがあんまりないです・・・。
摘果がだいぶ行き届いてきたので、これから、ちょっとマシな実がとれてくるかなと期待・・。

で、いま植わっているものはさておき、苗をあと2品種、買い足してしまいました。

トゲなしで一季なり(初夏の収穫)の品種で、グレンアンプルとグレンモイというもの。
各4本、計8本です。

届いてみてびっくりしたのですが、

グレンアンプル

苗が長~い。
ツタですか、あなたは。



グレンアンプル

ちなみにいま植わっているもの(おそらくインディアンサマー)はこんな感じ。
けっこうぐねぐねはしていますが、途中から枝分かれしていて、どちらかというと、ピーマンとかナスのような樹形。
トゲなしのヒトたちは、きゅうりっぽい感じ。

とても同じ植物ではないみたい。

にょろにょろ状態では、絶対に支柱が必要です。
しかも、インディアンサマーとは違う仕立て方。

画像検索してみつけた、一本棒の支柱に数本ヒモを張って、そこにむすびつける方式でやってみました。

グレンアンプル

こんな感じ。
支柱は、両端とまんなか。
今回は、支柱差し込み用金物を地面に打ち込み、そこに6cm角の角材をのせました。
本来金物と角材はネジどめするべきもののようですが、紐で固定してひとまず安定しているので、ネジはなし。
(電池式ドリルを持っていないし)

杭たてとヒモ張りは、ダンナサマがやってくれました。
私は構造物はどうも苦手で・・。


グレンアンプル

それぞれの苗の場所には篠竹を刺してサブの支柱にし、ヒモと固定。
そしてそこに、苗を結びました。


現段階では、相当いい感じ☆
「管理されてる!」っていう雰囲気が漂っています。
ダンナサマもなんだか満足気。


このあと冬は葉っぱがおちて、春になると、いまの葉っぱの付け根から側枝が出てきます。
そうなったとき、どうなるか・・・。

側枝を支えるため、中心から少し離したところにきゅうりネットのようなものを張っている画像も見ました。
あと、上に、雨よけや強い日差しよけを張ったりとか。
いまのところ、そこまではちょっと・・・。
もし実がついて、とっても大粒で美味しかったら考えよう・・。


■参考情報
●一季なり(floricane)タイプのラズベリーを剪定(pruning)・誘引(training)したところの図。
こちらのサイトより)
一季なりラズベリー


●グレンアンプルの農場。おそらくポーランド。壮観です。
収穫のバイトに行きたい・・・。
中心の支え+ネットによる側枝の支え。


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