本棚を眺めていて、手に取ったのは最初に読んでからだいぶ時間は経ちましたが、刺激的なタイトルの恐竜はなぜ鳥類に進化したのかです。確かに鳥、特に鶏などをじっくり見ていると、その眼付、脚などは恐竜のそれと変わらないと思います。しかし、この本の原題はOut of Thin Airというもので、地球大気の酸素量が進化を促したという話なのです。地球は大気にも海にも酸素が無かった時代のほうが長いのですが、カンブリアの大爆発と言われる生物の爆発的発生と進化は酸素が決めてとなりました。タイトルは本の売れ行きを左右しますが、本質は合っていますが枝葉に凝りすぎたタイトルのような気がしますね。
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