近鉄・宇治山田駅は伊勢神宮への玄関駅です。数ある駅の中でも大好きな駅のひとつです。
最近はショッピング街の充実した駅が多くなってきてます。駅構内で買い物も食事も済ますことができる。便利にはなっていますが正直つまらないです。そんなコンセプトで再開発された駅はどれもみんな同じ顔をしています。鉄道会社も運賃収入以外で売り上げを伸ばそうと懸命です。商業主義になればなるほど、効率が優先されてくるので仕方ないといえばそうなのですが、やはりなんかつまらなくなってくるのですね。
私の一番好きな駅は門司港駅です。昭和もんと言われてもやはりレトロな駅が好きですね。宇治山田駅もそんな駅のひとつ。1931年に建設されたとあります。昭和6年ですね。国の有形文化財に登録されています。天皇陛下ご参拝の折の乗降駅となっているため貴賓室もあるそうです。入ったことはありませんが笑
外壁目はクリーム色のテラコッタ・タイル。屋根は茶色のスペイン瓦ということです。旅情を掻き立てるというか旅愁を感じる駅ですね。やはり駅というものはこうでなくちゃです。
