ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「たすけ鍼 天神参り」

2024-05-04 11:06:04 | 

 

「たすけ鍼 天神参り」 山本一力 朝日新聞出版 2023.11.30

 

登場人物や設定に覚えがある。

(「たすけ鍼」)シリーズ、ということに、本を開いてから気づいた。

これは三作目。

「たすけ鍼 立夏の水菓子」という二作目があるようだ。

 

いまりは父・染谷に弟子入りする。

最初の指示は、武術を学ぶことだった。

 

「いやなことから、先に片付けよ」

「目の前の難儀を先延ばししてま、その難儀は時とともに大きくなる」

それどころか……

「いま片付ければ、なんとか始末できたことが、明日には手に負えぬほどに大きくなる」

 

小人は縁に気づかず。

中人は縁を活かせず。

大人は袖すり合う縁も縁とする。

 

「いつまでも、あると思うな親とカネ」

「ないと思うな、運(えにし)と災難」

「大事なえにしですが、無口です」

気づかなかったり、活かせなかったりで、失うと二度目はない。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ビジュアル版一冊でつかむ... | トップ | 「雨露」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事