ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「PK」「海の底」「星やどりの声」「剣客商売」「奈落の顔」「仇討ちの客」

2012-05-31 15:15:05 | 
「PK」 伊坂幸太郎  講談社 2012.3.7

 PK、超人、密使 の未来三部作。
 
 「環」か~
 連鎖、タイムパラドックス・・・

 競争社会には二種類あるんだ。一つは全員が努力して競い合う、健全な競争だ。
 でも、多くはそうじゃない。相手を転ばして楽して勝とうっていう、消極的な競いあいだ。
 そうなれば自然、お互いが、ミスを恐れて縮こまる。

 パラレルワールド・・・
 一つの決断が未来を変えるか――


「海の底」 有川 浩  メディアテークス  2005.6.30

 いかにも有川さんらしいノリが楽しい。
 ザリガニが富栄養で急成長?
 
 対策をすぐに講じることができない政府や官僚(笑)
 両親を亡くした兄弟、生意気なガキとその母親。
 
 深刻なテーマが何気にサラッと、でもしっかり描かれている。


「星やどりの声」  朝井りょう  角川書店 2011.10.31

 亡くなったお父さんの名は星則(ほしのり)、そしてお母さんは「りつこ」
 ことみ―みつひこ―こはる―るり―りょうま―まほ、そして「ほしのり」

 余命を宣告された父は天窓を作り、星やどりと名づけた。
 自分がいなくなっても家族の環が完結するように・・・

 家族の繋がり、一人ひとりの自立。。。。


「件客商売」 池波正太郎

 全集でも4部になってて、読み応え十分。
 膨大な分量だ(笑)
 色んな本を読む合間に再読していた。
 
 やっぱり、秋山小平が好きだ(笑)


「仇討ちの客」 澤田ふじ子 2011.8.25

「奈落の顔」  澤田ふじ子 2012.4.10

 いずれも「高瀬川女舟歌」
 これもまた読みやすい♪
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「ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ」「図書館ねこデューイ」他

2012-05-30 11:51:40 | 
まずは3冊。残りは後日メモろう。


「ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ」 
 金井美恵子 新潮社 2012.1.30

 物語(テールズ)とドレスと映画と記憶と夢に祝福された言葉の宇宙
 そして、至福の小説がはじまる
 "読む快楽(よろこび)・書く快楽(おののき)"に充ちた前代未聞の小説!

 と、帯に書いてあった。

 数ページも読まないうちに、息が詰まってきた。
 "。"(句点)がない!!!
 やたら"、"(読点)で区切られた長い長い文章が続く。
段落も改行も、「」もない!!
 一つの文章が3ページ以上続いているのもあった!!

 快楽とは程遠い呼吸困難で(^^;、苦痛はいつか快感に変わるかと思いつつ(笑)
 もう投げ出そうと思いつつ、結局、読み進んだ。
 快感には変わらなかったが少しずつ慣れたような気はする。

 ヒッチコックがインタビューの中で
 普通作家というものは人生の一断面(ピース・オブ・ライフ)を切り取って見せると言われるけど、
 私の映画はケーキの一切れ(ピース・オブ・ケーキ)を差し出すというわけだ、
 と答えたことに感動してタイトルに借用したと言う。
 おまけにこの言葉は口語として、楽々と簡単にできること、という意味があるから
 「楽々とできる語りなおし」というあざといタイトルを持っているとも、著者は言う。

 どこが楽々?と思うが、老女が思いつくままに記憶の断面を語る口調を連想した。
 脈絡がありそうでなさそうで、延々と語り継がれる言葉たちを。


「図書館ねこデューイ」 ヴィッキー・マイロン 早川書房  2008.10.15

 1988年、アメリカ・アイオワ州のスペンサー。
 凍えるような冬の朝、図書館の返却ボックスに子猫がうずくまっていた。

 娘との関係に悩んでいたヴィッキーにかけられた言葉に頷いた。
 「子どもが十五歳を過ぎたら、親は世界でいちばんまぬけな人間になるんだ。
  だが二十二歳を過ぎたら、また利口な人間に戻るんだから。

 P250
 いいこと、悪いこと、ただの人生だ。ただ進んでいこう。過去について悩んでもしょうがない。
 問題は、誰と明日、その人生をわかちあうかだった。



「本と図書館の歴史」 文:モーリーン・サワ 絵:ビル・スレイヴィン 西村書店 2010.12.25

 子供向けの絵本だけれど、内容はわかりやすくて充実している。
 
 鉄鋼王カーネギーの言葉が帯にあった。
 『図書館は向上心に燃える人に手をさしのべ、世界最高の宝、つまり書物につまった宝への道を開いてくれる』

 世界最古の図書館はメソポタミアのシュメール人による。
 楔形文字を刻んだ粘土の書字版を集めた系統立てて分類するようになるのは紀元前2700年頃。

 デューイ十進分類法は1876年。

 大英図書館のページめくりが面白そうだ。
www.bl.uk/onlinegallery/ttp/ttpbooks.html
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ディズニーシーと隅田川

2012-05-29 14:32:44 | 旅行
二人ともはじめてのディズニーシーは
少しくらい混んでても、夜も体験したいので日曜日にしたのだった♪

さすがオフィシャルホテル!
舞浜駅に隣接するウェルカムセンターでチェックインOK。
荷物も預けることができたし、スターライトチケットも買えた。

3時ジャストに入園!
ファストパスをチェックしたら二つしか残ってなくて、
残りわずかというレイジングスピリッツに直行した。
その時点でとれた時間が閉園間際の21時35分~22時!

私は何しろ大物狙いなので、ひたすら並ぶことになった(笑)
過去に家族とランドに来たことがあるSだが、こんなに並んだことはないという。
並ぶのは嫌いと言いつつ、そんなにイヤな顔をせず、私に付き合ってくれた。

2回乗ったのも含め、9つ制覇! 上々だ。
2度目の海底2万マイルはガラガラで、乗り物の中でイチャイチャできた(^^;

遅い時間に並んでいるとき、Sが気付いた。
年配の人々がいない…!
なるほど、見渡す限り若者と子どもたちだ。
アトラクションではなく、ショップには、いたのかなぁ。

ホテルに着いたのは11時直前だった。
汗を流してワインで乾杯♪

2012年5月21日は、寝不足をモノともせず起床!
メインテーマの金環日食を観て、ゆっくりチェックアウト。

二人とも足が棒のようになって、美術館を回る気力も体力もない(^^;
お台場に向かった。
水際で、しばしのんびり。
何と、潮干狩りをしてる人々がいて驚いた。
そんなに水がきれいなんだ!
とれたアサリは、あまり砂抜きをしなくても食べられると言う。

水上バスで隅田川を上った。
Sは初めて、私は二十年ぶりくらい。
乗った船はヒミコ。



レインボーブリッジの下をくぐり抜けた。

浅草からは、開業前日のスカイツリーが間近に見えた。




船から見た川沿いが気持ち良さそうだったので両国まで歩いたら、こんな絵が^^




国技館に隣接する安田庭園を発見し、無料だったので一休み。
思わぬ発見はうれしい♪

力士とすれ違った。
振り向いて浴衣を見たら雅山だった。
そういえば、前日まで本場所だったなぁ。

駅でもどこでも、いつもは階段を上り下りするのだが、
両国でも東京駅でも、再び立ち寄った仙台でも、帰途はエスカレーターが有難かった(笑)

テニス、温泉、ベガルタ、ディズニーシー、金環日食、水上バス…
何ともてんこ盛りの三日間だった。
仕事も立て込んでいたので、数日尾を引くほど疲れたけれど
楽しくて充実した時間を過ごせた。
寄り添ってくれる彼がいるのが何よりと、改めて思う。
一人旅もしたいけど(笑)

アッ、一応メモッておこう。
今回初めて、私も相応の金額を負担した。
これは元々、私の旅だから。
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植樹♪

2012-05-28 15:33:29 | 日記

一昨年、最初に植えたブナが元気に育っている。
名札をつけた木は、ことさら いとおしい。


今回植えたのはアオダモ、バットを作る木だ。






何本も植えたけど、最初の木以外、自分で植えた木を覚えてなく、
去年、1本だけに付けた名札すら発見できなかった(^^;

みんなが植えた木々が森になる姿を見ることはできないだろうが、
せめて、桜が咲くのは見届けたいものだ!
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今年も満喫♪

2012-05-27 16:19:33 | 日記

広大に咲き誇る菜の花と、雄壮な鳥海山!
高原を渡る風~~

幸せなひととき♪
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