ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

ナマズの刺身とウサギの鍋!

2020-02-29 21:17:44 | 旅行

 

 

 

おもてなし企画とやらで、超お得な料金!

ということで、マタギの里にいってきた。

 

今年はとりわけ雪が少なくてドライブが楽々♪

手前の道の駅で一休み。

彫像がずらり並んでいる。

 

 

打当(うっとう)温泉に到着。

ここの前にもマタギやクマやフクロウが。

 

 

 

中に入ると、やはりクマがお出迎え。

 

 

  

 

ゆっくりまったり温泉三昧。

お肌はスベスベ♪

 

そして夕食は……

 

 

焼きたての岩魚や山菜料理に、

刺身はなんとサクラマスとナマズ!

 

 

人生初ナマズのお刺身は癖がなくて見た目以上に身が締まってた。

 

そして鍋は……これも人生初のウサギ肉!

 

 

これも癖がなく、鶏肉のような味わいで美味しかった。

 

部屋の窓からの雪景色がきれい♪

 

 

満足、満足  \(^^)/

 

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憮然

2020-02-24 23:02:37 | 考えたこと

 

↓ こんな記事があった。

 

「憮然たる面持ちで」とした場合、「腹を立てているような顔つき」の意味で使われることが多くなっているが、本来は誤り。文化庁が発表した平成19年度「国語に関する世論調査」で、「憮然として立ち去った」の例では、本来の意味とされる「失望してぼんやりとしている様子」で使う人が17.1パーセント、本来の意味ではない「腹を立てている様子」で使う人が70.8パーセントという逆転した結果が出ている。

 

さもありなん!

 

知識として本来の意味を知っていても、

失望してぼんやりしている時に、「ブゼン」という響きはそぐわない。

ブンブン怒っている感じの方がしっくりくる。

 

このところハマってる二次小説で、「憮然」に出くわすことが結構あって、

これまで気づいたシーンでは、100%、本来ではない意味合いだった。

 

言葉は移り行くものだから、

本来の意味に固執することもない。

大多数が納得するなら、それもOKだ。

 

 

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「あちらにいる鬼」

2020-02-22 11:14:36 | 


「あちらにいる鬼」 井上荒野 朝日新聞出版 2019.2.28


そうか、瀬戸内寂聴と井上光晴は付き合っていたんだ。

光晴には妻子があったのに。

この二人と光晴の妻の話を、井上光晴の娘が書く、

しかも瀬戸内寂聴がコメントを書いている。


 作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。

 五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、

 この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。

 作者の母も父に劣らない文学的才能の持ち主だった。

 作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。

 百も千もおめでとう。

 

そう、きたか!

作家の感覚は、どうも一般人とは違うようだ、

と思いつつ読んでみた。

 

(書中では)長内みはると白木篤郎、その妻の笙子との関係を、

みはると笙子の視点から交互に描いていく。

 

 

書き出しは1966年春の、みはる。

 

 セックスというのは男そのものだと思う。うまいもへたもない。セックスがよくないというのは、ようするにその男が自分にとってよくない、ということなのど。

 

そして、同じく1966年、夏から冬の、笙子。

 

 あの女とはなんでもない、と篤郎は言った。何かあったとしても、それはたんに肉体だけのことで、あんたと俺の繋がりのようなものではない。全然違うのだから、と。なんという理屈だろう!でも私は許してしまった。

 

1971~1972、みはる。

 

 ただ、今の自分に白木以外の男と寝ることができるかどうか、試してみたかっただけなのだ。簡単なことだった。簡単だが意味はなかった。わたしは男と寝ただけで、彼を愛したわけではなかったのだから。

 

1973.11.14 みはるの剃髪式

 

(家を建てた白木の反応を見て)

 わたしにはわかってしまった。家。家族。それらが象徴する幸福。あるいはそれらが保証してくれるかもしれない幸福。白木にはそれが必要なのだーー本人がどんなに認めまいとしても。そしてわたしは、それが必要ない人間だった。そんなものはいらない。どうでもいい。(略)ずっと、家庭のある白木に自分が合わせているのだと思ってきた。でも違ったのかもしれない。白木がわたしに合わせていたのかもしれない。

 

 

描きようによってはドロドロするであろう内容だけど、

湿っぽくもネチっこくもない。

みはるも笙子も魅力的だ。

 

この作中の白木篤郎という男性は好きにはなれないけど、

二人にとって特別な存在だったらしいし、

たくさんの女性とも浮名をながしたのだろう。

当事者にとっては魅力的だったのかな……。

 

それにしても、井上荒野さんーー

つくづく作家なのだなぁ。

 

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六月無礼、八月大名

2020-02-20 20:52:39 | 考えたこと

 

パズルは総じて好きだけど、

ここ何年も継続してやっているのは、漢字ナンクロと数独。

 

好きだとはいえ、パズルできる時間はそれほどとれないから、

ナンクロは偶数月に出る『ナンパラスペシャル』のみだし、

数独はネットでやれる日替わり問題のみ。

 

今日は取り敢えず、ナンクロを一問やったところ、

面白い言葉に出会った。

初めて知ったと思うが、以前調べたものの右から左に忘れたの言葉かもしれない (笑)

 

・六月無礼

 陰暦六月は暑さが厳しい時季。

 服装を略式にする無礼も許される。

 

・八月大名

 八月にちょっとした大名気分を味わうということ。

 陰暦八月は刈入れ前の農閑期なので、のんびり骨休めしたり、客を招いたりした。

 

なるほど、言い得て妙。

上手いなぁ。

 

『一月○○』、『三月△△』というような、

こんな言い回しが他にもないかと、少しだけ調べたけど見つけることができなかった。

 

生活に根ざした味わいのある言葉を残しておきたいと思う。

 

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「せき越えぬ」

2020-02-17 09:48:40 | 

 

「せき越えぬ」 西條奈加 新潮社 2019.11.20

 

文政年間、暮れゆく江戸の世ーー

思わぬなりゆきから箱根の関守となった若き小田原藩士・武一。

関所には、切実な事情を抱える旅人も日々やってくる。

西国へカエル訳ありげな兄妹、江戸から夜逃げした臨月の女……

やがて、命を懸けて一人の男にこの国の未来を託さんとする者たちを知ってーー。

 

単純明快? 直情径行?

そんな武一とて、迷い、悩むが、弟は言う。

 

「当たって砕けろ、が兄上の得手でありましょう」

「兄上なら大丈夫ですよ。一度や二度、砕けたところてわものともしない。たくましいお方ですから」

「父上も、同じように申されておりました」

「本当に強いのは、撒けない者てはなく、何度でも立ち上がることのできる者だと」

 

先月行ったばかりの小田原を思い出した。

そういえば「居眠り磐音」にも箱根の関守絡みで小田原藩士が登場していたっけ。

 

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