「あのメニューが生まれた店」 菊地武顕 平凡社 2013.11.13
市立図書館になくて、県立図書館から回ってきた。
持っていて、時々眺めるだけで楽しくなる。
もう、これは羅列するっきゃない。
知ってたのは、木村屋のあんぱん・ジャムパン、玉ひでの親子丼、
仙台・牛タンの太助、同じく仙台・冷やし中華の龍亭、札幌味噌ラーメンの三平くらい。
ハヤシライス(日本橋・丸善)、すき焼き(横浜・大田なわのれん)、あんぱん・ジャムパンから、
テリヤキバーガー、スープカレー、タコライスまで、古い順に並んでいる。
どれもこれも、食べてみたい♪
「秘闘」 上田秀人 講談社文庫 2010.6.15
奥右筆第6弾。
立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。
糸を引くのは奥右筆組頭を手ごまにしたい松平定信か。
苦悩しつつも併右衛門は、将軍継嗣最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。
そして定信憎しの一橋治済は謀殺の命をついに冥府防人に下す。
家基の死については、居眠り磐音ではじめて知った。
謎の急死であることは間違いないから、色々に想像できる。
剣客商売、磐音など、時代がかぶると、それぞれの展開がなお楽しい。
御殿坊主についてマメ知識を得た。
御殿坊主はどのような用事であっても、腰をかがめて小走りに行く。普段歩いているのに
万一のことがあったときだけ奔っては、かかわりのない者にも異常を知らせてしまう。
それを防ぐため。
衛悟の師が語る言葉が良い。
「あとのことを考えず、その場だけに固執するのを逃げと言わず、どう言えというのだ」
「生き残ることはなにより大切だ。だがな、生き残ったあとのことも考えねば、意味がなくなる。
人を護るというのは、まず、己が無事であって初めて成り立つのだ。身代わりに晋でもいいとか、
己が攻撃を受ければ、助けられるなどというのは、傲慢の局地だ。それで助けられた者が、
後々すがすがしく生きていけると思うか」
「尊敬の念、愛情の想い、憐憫の情、そして金以上の打算。このうちのどれかがないと、
命を凌駕するほどの思いは出ぬ」
「隠密」 上田秀人 講談社文庫 2010.12.15
奥右筆シリーズ第7作目。
一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した併右衛門。だが、愛娘瑞紀はなんと縁談相手の旗本家に
さらわれてしまう。そして定信は将軍家斉の暗殺未遂事件の黒幕探しを併右衛門にあえて依頼する。
併右衛門と衛悟に殺到する刺客たち。
伊賀と甲賀、お庭番、公家など、話がどんどん展開していく。
毎度ながら、衛悟の師の言葉が良い。
「欲と妬心。この二つがなくならぬ限り、人は争う。争いとなれば、買ったものだけが、すべてを
手にすることになる。敗者は命さえ許されぬ。そうならぬため、人は道具を編み出し、
技を修めてきた。剣術もその一つでしかない」
と、せっかく第7作まで読んだのだが・・・・
図書館には、この続きがない。
消耗の度合いが大きい文庫本を、図書館では滅多に購入しない。
磐音シリーズなどが図書館にあったのは、寄贈されたから。
このシリーズも同様で、寄贈された時点のものまでしかないわけだ。
磐音シリーズについては、結局、個人的に揃えている(^^;
奥右筆はどうしようかなぁ。
とりあえず、ブックオフにでも行ってみるか。
市立図書館になくて、県立図書館から回ってきた。
持っていて、時々眺めるだけで楽しくなる。
もう、これは羅列するっきゃない。
知ってたのは、木村屋のあんぱん・ジャムパン、玉ひでの親子丼、
仙台・牛タンの太助、同じく仙台・冷やし中華の龍亭、札幌味噌ラーメンの三平くらい。
ハヤシライス(日本橋・丸善)、すき焼き(横浜・大田なわのれん)、あんぱん・ジャムパンから、
テリヤキバーガー、スープカレー、タコライスまで、古い順に並んでいる。
どれもこれも、食べてみたい♪
「秘闘」 上田秀人 講談社文庫 2010.6.15
奥右筆第6弾。
立花家の一人娘瑞紀にもたらされた格違いの婿取り話。
糸を引くのは奥右筆組頭を手ごまにしたい松平定信か。
苦悩しつつも併右衛門は、将軍継嗣最大の謎、家基急死事件の驚くべき真相に迫っていた。
そして定信憎しの一橋治済は謀殺の命をついに冥府防人に下す。
家基の死については、居眠り磐音ではじめて知った。
謎の急死であることは間違いないから、色々に想像できる。
剣客商売、磐音など、時代がかぶると、それぞれの展開がなお楽しい。
御殿坊主についてマメ知識を得た。
御殿坊主はどのような用事であっても、腰をかがめて小走りに行く。普段歩いているのに
万一のことがあったときだけ奔っては、かかわりのない者にも異常を知らせてしまう。
それを防ぐため。
衛悟の師が語る言葉が良い。
「あとのことを考えず、その場だけに固執するのを逃げと言わず、どう言えというのだ」
「生き残ることはなにより大切だ。だがな、生き残ったあとのことも考えねば、意味がなくなる。
人を護るというのは、まず、己が無事であって初めて成り立つのだ。身代わりに晋でもいいとか、
己が攻撃を受ければ、助けられるなどというのは、傲慢の局地だ。それで助けられた者が、
後々すがすがしく生きていけると思うか」
「尊敬の念、愛情の想い、憐憫の情、そして金以上の打算。このうちのどれかがないと、
命を凌駕するほどの思いは出ぬ」
「隠密」 上田秀人 講談社文庫 2010.12.15
奥右筆シリーズ第7作目。
一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した併右衛門。だが、愛娘瑞紀はなんと縁談相手の旗本家に
さらわれてしまう。そして定信は将軍家斉の暗殺未遂事件の黒幕探しを併右衛門にあえて依頼する。
併右衛門と衛悟に殺到する刺客たち。
伊賀と甲賀、お庭番、公家など、話がどんどん展開していく。
毎度ながら、衛悟の師の言葉が良い。
「欲と妬心。この二つがなくならぬ限り、人は争う。争いとなれば、買ったものだけが、すべてを
手にすることになる。敗者は命さえ許されぬ。そうならぬため、人は道具を編み出し、
技を修めてきた。剣術もその一つでしかない」
と、せっかく第7作まで読んだのだが・・・・
図書館には、この続きがない。
消耗の度合いが大きい文庫本を、図書館では滅多に購入しない。
磐音シリーズなどが図書館にあったのは、寄贈されたから。
このシリーズも同様で、寄贈された時点のものまでしかないわけだ。
磐音シリーズについては、結局、個人的に揃えている(^^;
奥右筆はどうしようかなぁ。
とりあえず、ブックオフにでも行ってみるか。