ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「神去なあなあ夜話」「禁断の魔術」「かあちゃん取扱説明書」

2014-06-05 11:30:36 | 
「神去なあなあ夜話」  三浦しをん  徳間書店  2012.11.30

 かむさりなあなあやわ と読む。
 「神去なあなあ日常」の続きらしい。

 三浦しをんの作品は「舟を編む」以来だ。

 三重県の山奥で、林業に取り組む平野勇気、二十歳。
 神去村の起源、住民の暮らし、恋・・・

 軽い口調のノリが実に読みやすい。
 でも、軽薄さを感じないあたりが気持ちいい。


「禁断の魔術」  東野圭吾  2012.10.15

 リクエストしてから、おそらく1年以上は経つと思う。
 人気者の本は、タイミングを失するとエラク時間がかかるが、
 借りる身だから、これも仕方ない。

 焦って読むような本ではないし(^^;

 ガリレオシリーズの8。
 疲れた頭でもスーッと読める短編集。
 

「かあちゃん取扱説明書」  いとうみく  童心社 2013.5.25

 絵:佐藤真紀子

 題に惹かれて読んでみた。
 いやあ、楽しい、楽しい♪

 おっかないかあちゃんに叱られるばかり。
 とうちゃんの言葉がきっかけで、
 ほめると気分がいいようだ、とか、取扱説明書をつくってみることにした。

 作っていく途中での、とうちゃんの言葉もいい。
  トリセツなんていうと機械的にきこえるかもしれないけどさ、非とって多かれ少なかれ、
  気づかないうちにそうやって相手のことを見て、考えて、つきあっていくんじゃないか?

 4日ぶりにひらいたら、かあちゃんの字で
  
  !警告 危険物につき取扱要注意

 とかかれていたラストも楽しい。
コメント
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