今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

なめこ山の探索のはずが・・・・・   2011.12.06(1).

2011-12-08 22:34:26 | Weblog




 週末の土曜日は、一日、天気が悪いとの予報だったので、のんびりと過ごした。花の苗を買って植えたり、酒屋でビールを買ったり・・・・。その時に、これからはやっぱり日本酒だよな・・・、と思って買って帰った。


 その晩、河豚のヒレを炙ってヒレ酒を飲んだ。それがよくなかった・・・・。日曜は天気も良いとのことで、今年最後の山行きを考えていた。いや、行きたいと思っていただけで、何処に行くかは決められないでいた。何故・・・・、新しいなめこの山を探そうと思っていたから・・・、どこにあるかなんて分からない・・・。


 朝の六時には目が覚めたが、疲れと飲みすぎ。。起きる気力が出てこない。やめた・・・・


 また、寝てしまって、八時過ぎに朝食。今日は、近所のコナラの紅葉でも楽しもうか・・・・。この時期にいつも来る、茶畑からの紅葉を撮る。






 いつもはただの里山なのだが、この時期だけ紅葉が綺麗だし、茶葉との対比が面白い。普段、茶畑の持ち主が仕事をしている以外は人気のないところなのだが、この時期のこの場所の愛好者が他にもいるようだった。邪魔をしないようにこの場所を離れた。


 次に向かったのはコナラ林の中の小道。落ち葉を踏んで歩いてみたかった・・・・・。



冬いちご

 これは、何だっけ。春に新芽を摘んで炊き込みご飯にした・・・





 森の中に入って行く。




空は良く晴れているようだ。コナラが色付いている。


 そして、林の中の道・・・・





ここはよく、きのこを探して歩いた道だ。もう、流石にきのこの姿はなくて・・・・





 ただ、一人歩いてゆく。こんな山の中の道だと言うのに、突然、ジムニーが通り過ぎていった。唖然としていたが・・・・思い当たることがあった。今日は、山の猟の解禁日?イノシシ狩りの罠を仕掛けに来た人たちがウロウロしている?これは、迂闊に森には入れない・・・・・。






 これは何の紅葉だろうか・・・・








分からない。。。


 車に戻り、走って茶畑に戻る途中。




辺りは紅葉の見頃。林が輝いている・・・・・


 そして、茶畑。そこには、さっき、立ち寄ったときに写真を写していた人がまだいた。今度はその人の近くに車を停めて、挨拶をしてからカメラを構えていた。





 空には雲が出てきていて、光が雲で遮られて刻々と景色は変わって行く。


    


 そんな光景を見ながら、写真を撮っていると、先客が話しかけてきた。多分、自分の父親とは言わないがかなりの年齢の方だろう。


 「いつもは何の写真を撮られているのですか?」

 「何でも。。花とかきのこの写真を撮っています。今日は山になめこの出る場所を見に行く積もりでしたが・・・」

 
 こんな、感じで話し始めてから1時間近く話していた。その方は、定年になってから、会社から残ってくれと言われたが断って、デリカスペースワゴンで日本を走り回っていたこと、信州が好きで蕎麦が大好きなこと、今は山には登れないが奥さんと山の麓まで行ってトレッキングを楽しんでいること、最近はスイスアルプスまで行ったこと、などなど。


 それから・・・・・、この周辺の松茸のシロを40箇所以上知っていて、でも、もうその場所には登って行く体力がないから、誰にも報せずにこの世から消えて行く積りだということ・・・・。


 何でも、この方には先輩がいて、その人と一緒に山で松茸を採っていたらしい。そして、その先輩はもう亡くなっているのだが、出版社の編集員が訪ねてきて、松茸の採り方?について本を出版したらしい。


 その話を聞いていて・・・・、何年か前に、町の図書館で借りた本にそんなことが書かれていたことを思い出した。「あ、その本、読んだことありますよ」と言ったら、驚いていたようだった。


 本当は色気を出して、その場所を教えてもらおうかとも思ったけれど、初対面の方には余りにあつかましい。万が一、もう一度、出会うことがあったら、背中に担いで登っていくから継承させて下さいとでもお願いしてみようかな。


 何事にも、先達は在らま欲しき事なり。


 最後に、親近感を感じてくれたのか、何十年か前に撮った蒸気機関車の三重連がどこかの峠を越えている写真、A4サイズの写真を記念にくれた。何とか、図書館で借りた本をもう一度、探して読んでみたいと思っているのだが、記憶が希薄なんだ・・・・。




 

コメント (6)
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