たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ご難の幸楽苑/介護疲れの死

2016年10月25日 | 日記

全国展開している会津の喜多方ラーメン店「幸楽苑」は、先日指入りラーメンをお客に出し、大騒動になった。

次の列車は「喜多方ラーメン行き」表示は12年前の出来事だった。
喜多方ラーメン・会津はご難続き、私も市内にある幸楽苑はよく利用する。先日はゴルフ練習に遠出した帰り立ち寄って、サービス券2枚を貰っていたが、自宅から遠いので使わずじまいでゴミ箱行きです。

明後日27日は幸楽苑は全国一斉休業し、一部のショピングセンターに入っている店は別途休業を協議する、店長を集め食の安全意識を再教育すると、中日新聞だったかで数日前読んだ。
指が入った原因はパート女性従業員がチャーシューの自動カッターで切っていて誤って自分の親指までスライスしてしまったとか。今後はオートカッターは使わず、細切れチャーシューを仕入れることにしたそうだ。
その血の付いたチャーシューを3日間お客に出したとは、これ如何に。
それにしてもこの女性パートさんは痛かっただろう。お気の毒に。

幸楽苑のあっさり中華は私の好みです。故郷飛騨高山の鶏ガラスープの縮れ麺「中華そば」とよく似た味だから。太麺豚スープのラーメンなど食べたくもない。

「幸楽苑 指」の画像検索結果

世の中にはいろんなことが起こる。数日前故郷飛騨高山市の81歳の女性が84歳の夫を介護疲れと、自らも昨年11月末期の胃がんが見つかり、最近不調気味で悲観し、夫を牛舎で使うパイプで首を絞め、自らは自殺する事件があった。
現地は場所ものどかな郊外の農村地帯で、妻が自宅から165メートル離れた牛舎前に自分の車を停め、「おゆるしください、なむあみだぶつ」と遺書らしいものを残し20日から行方不明と。
消防団や警察が付近の山や藪など捜索していると報じた。近くに大きな川がないし、山などへ入らず、自分の牛舎で果てているだろうと思っていたら、当たりでサイロ(牛舎の片隅に作った板囲いだろうが)飼料置き場で、22日そこで首を吊って死亡しているのが見つかった。
春に86歳の従兄弟が老人性鬱で、物置小屋にしている旧宅で首を吊って死んだ。老人は大抵死に場所もわきまえて終って逝くものだ。
このお気の毒なご夫婦の名前も県内版「おくやみ」欄に報じらた。事件というには当たらないと遺族が判断されたのであろう。
22日の夕方、買い物帰りの赤信号で停まった、正面の空には茜色に染まったまだら雲が極彩色だった。
「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 しょうしきしょうこう おうしきおうこう しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう 微妙高潔(みみょうこうけつ)。
青き色には青き光・・・微妙高潔なり。」と極楽を称える阿弥陀経そのものの空だった。
阿弥陀仏が勢至菩薩と観音菩薩の脇侍を従えて、お二人を迎えに来られたと思われた。   

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