到着


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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やっと九州に着いた。
夕方の飛行機で到着したため、今日は移動だけで一日何も出来なかった。
その飛行機も1時間ほど遅れた。

東京から電話で現地に指示を出して、やりとりしただけで、どうなっているか一度も見ていない。
先ほど現場から、状況を知らせる報告の電話は受けた。
綱渡りであるが、明日の朝早く行って、追加の作業を自分でやろうと思っている。

まあ何はともあれ、今日は無事移動出来てよかった。
関東は雪の影響が残って大変だったようだが、こちらは意外に暖かい。
というわけで、今は九州のホテルの一室で書いている(笑)



今日の時計ベルト。
カラトラバ3923にジャン・クロード・ペランのクロコダイル・マットをつけた。

カラトラバ用の決定版として、ペランにオーダーしたベルト。
仕様を細かく書くと、色はPCL14のチョコレート、シェイプは厚さ4mmのR型、ステッチは手縫いのシングルで、糸色はNo.452のダークブラウンにした。
あくまでオーソドックスに徹した。
裏材には当然ラバーのオプションを選び、アンチスエット仕様とした。

熟慮の上決定した仕様であったが、出来上がってみると色が少しイメージと違う。
店頭にあった革のサンプルでは、もう少し明るくて赤みの薄い茶色になる予定であった。
出来上がりを見たお店の人も当惑し、メーカーに確かめたようだが、色番号はこれで間違いないという。
いわゆる革の個体差が出てしまったようだ。

まあカラトラバに合っていないわけではないので、今回はこれでよしとした。
竹斑が見事なほど水平に揃っており、以前の僕だったら喜ぶところだが、水平なのは尾の部分と知ってしまった今となっては、それほど嬉しくはない(笑)
正直なところ、先端部にかけて斑が細かくなる腹の部分を期待したのだが、ちゃんとそれを指定しなかったこちらが悪い。

こういう細かい部分の意思疎通は、やはり日本国内に製造部門を持つジャン・ルソーには敵わない。
一方でベルトの形状自体は、ペランのスマートさが捨てがたいので、何とも難しいところだ。
いずれにしても、カラトラバに関しては、今後このベルトをスタンダードとしたい。

なお今回のオーダーは年をまたいでおり、クリスマス休暇も入るのに、約1ヵ月半で出来上がってきた。
前回もほぼ1ヶ月で出来上がっているので、J.C.ペランは現在のところ納期が早まっているようだ。
この円安なので値上げは時間の問題と思われるが、今のところまだ考えていないという話なので、注文するならチャンスかもしれない。

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全便欠航


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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いやー、参った・・・
午前中は新宿にいたのだが、雪がどんどん舞い降りてきて、まったく止む様子が無い。
予報では雨だと言っていたので、何とかなるだろうと踏んでいたのだが・・・
これは困ったぞと空を見上げた。
今日中に九州に出張しなければならないのだ。

遅れる電車を乗り継いで自宅に一度戻り、大きなトランクを持って羽田空港に向かった。
電車はあちこちで立ち往生する状態だった。
ホームに停まっていた京浜東北線に飛び乗ったら、線路に障害物(要するに雪)があって現在運転を見合わせているという。
慌てて反対側にきた山手線に乗り移ったら、次の駅に着いた時に、京浜東北線も動き出したというアナウンスが聞こえた。
ところがその次の駅で、今度は山手線が障害物でストップしてしまい、また全員が降りて、向かい側に来た京浜東北線に乗り換える・・・
そんな状態だった。

いつもの倍近い時間をかけてやっと羽田に着いた。
すると空港内は異様な混雑・・・
いやな予感がして、出発ロビーの電光掲示板を見ると
「全便欠航」
の文字・・・

全便・・欠航・・
ということは、要するにすべての飛行機が飛ばない・・ということ?
つまり出張できないということだ。

他に移動の方法がないか考えたが、陸路も駄目だという。
もうどうしようもない。
万事休すである。
ドラえもんのどこでもドアでもない限り、九州に行く方法はないということだ。
明日の朝には現地で手伝いの人を雇っており、作業に入らなければならないのに・・・

空港には依然大勢の人がごった返しており、歩くこともままならない。
飛行機が飛ばないのにどういうことかと思ったら、明日の便への変更手続きのために、数百人がカウンターの前に並んでいる状態なのだ。
何しろ全便欠航だから、羽田の全利用者が同じ境遇にあるわけだ。
半端な人数ではない。

こちらは仕事なので、悠長に並んで待っているわけにはいかない。
仕方ないので自宅のMrs.COLKIDに連絡し、ネットから明日の便への変更手続きにトライしてもらった。
その場でやろうとしても、サーバーがパンク状態で、すんなりとは繋がってくれないのだ。
また羽田近くのホテルも探してもらった。

その間こちらは九州と連絡し、手伝いに来てくれる人の連絡先を聞きだし、明日は僕が不在の作業になるであろうことを告げた。
どうやっても明日の朝の到着は無理なので、作業は電話を使って指示することになる。
また現地のホテルに連絡して、今日の分をキャンセルした。

Mrs.COLKIDから連絡が入り、明日の飛行機もすでに埋まっており、夕方の便しかないという。
それでもいいから、とにかく予約してもらう。
夕刻の便だと羽田の近くに泊まっても仕方が無いので、今日は一度自宅に戻ることにした。
連休ということもあり、帰宅する予定だった旅行客がいっぱいで、近所のホテルは既に電話さえ繋がらない状態であった。
空港のソファーでは、諦めた人たちが雑魚寝を始めている。

明日も到着は夜になるので、結局今回は準備作業は一切出来ない。
かなり苦しいが、会場の設営を見ることが出来ないまま、明後日いきなり本番になる。
そこで蕎麦屋に入って夕食をとりながら、今度は明日の準備作業の細かい指示書を作った。
それをローソンからファックスで九州に送り、作業員に見てもらうことにした。

それから重いトランクを持って、再度羽田から自宅に向かった。
さすがに雪の日の夜遅くで、電車は空いていた。
しかし肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまった。
というわけで、本当だったら九州のホテルの一室にいる筈であったが、自宅のパソコンでブログを更新している次第だ(笑)
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充実の日


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今日はウエスタン関連の少人数の集まりで、尊敬する津神久三先生にお会いした。
長年敬愛していた先生にやっとお会いできて、いろいろなお話を直接伺うことが出来た。
歴史的人物に関する知られていない話、映画関係の裏話など、現在の人たちは到底知らない話が次々に出てくる。
僕はノスタル爺さんと並んでお聞きしたが、アープばかりでなく、ウイリアム・S・ハートやトム・ミックスといった、僕の好きな時代の映画人の話も出てきて大変興味深かった。
本当に知らない話ばかりで、目が回るほど充実していた(笑)

そういえば、ここ数日、米国で限定発売された「シェーン」のサントラCDを聞いている。
モノラル録音であるが、よくぞ音源が残っていたものである。
というか今まで隠していたのだろうか?(笑)
まあ版権の問題で出せなかったのだろうが・・・

個人的に「シェーン」の挿入曲はほぼ記憶していて、組曲を作って演奏したいと思っていたくらい。
サントラを聞いて、これでその必要はなくなった・・と感じた。
ビクター・ヤング楽団の得体の知れない演奏が、長年サントラと称して売られており、今回やっと映画で使われたサウンドトラックが手に入り、40年来の希望が叶ったことになる。



今日の時計ベルト。
シチズンのオルタナVO10-6851Bに、ジャン・クロード・ペランのカ-フのダークブラウンをつけた。

オーダー品であるが、詳細は不明のベルト。
実はお店で、在庫を抱えているが特価で買わないかと勧められたもの。
誰かがオーダーで作ったものが、何らかの理由でキャンセルされたらしい。
そういうベルトが何本かあり、いくつか見せてもらった中から、使えそうなこのベルトを選んだ。

当初の発注者が、どういう仕様でオーダーしたものかよく分からない。
カーフであることは確かだが、ペランのカーフにはいくつか種類があり、その中のどれなのか判定ができない。
だいぶ以前に発注を受けたもののようなので、現在のペランとは違うランナップだったのかもしれない。



表面の仕上がりは、基本的に艶消しであるが、艶がまったく無いわけではない。
しっとりとした質感の柔らかい革である。
裏面はラバーのアンチスエット仕様で、定革ひとつで遊革のないタイプ。(あるいは遊革は紛失?)
サイズは20-18で厚みは約5mm。

汎用性の高いデザインなので、何にでも合うかと思ったが、意外にもどの時計にも合わない。
カン幅20mmの時計はたくさん持っているが、どの時計とも相性がイマイチで困った。
オルタナとの組み合わせが一番無難に感じられたので、とりあえず載せてみる。

どういう理由でキャンセルされたのか分からないが、いずれにしても出来上がりが予定していたものと違ったのだろう。
書類だけでやり取りするペランの場合、どうしてもこういうことが起こり得る。
オーダーの際、仕様書にサインして契約を結ぶので、キャンセル出来たという事は、指定と明らかに違う部分があったのだと思われる。
僕のようにベルトばかり大量に持っているなら、まあ仕方ないかで済ませてしまうが、普通はなかなかそうはいかないのだろう。

それにしても、一見平凡でありながら、妙に存在感のあるベルトである。
自分が好きで選んだデザインではないから、余計にそう感じる。
1点製作ものなので、既製品より品質がずっと高いことも理由であろう。
毎日眺めていれば、そのうち何かうまい使い道がみつかるかもしれない(笑)



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天然


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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髪が細くなったためか、後頭部が薄く見えることがあるようで、何人かからそれを指摘されていた。
一見脱毛症のように見える時があるというが、近くでよく見てもらうとそうでもないという。
単に髪が細くなったために、密度が疎になっているのだ。
もう完治したが、頭に血管腫が出来たときに、髪をうまくとかせなくてよけいにそう見えたようだ。
いずれにしても年齢とともに毛髪が細くなっているのは確かで、気になって時折後頭部に手を当てていた。

何かいい薬はないかと、いつもの理髪店で聞いてみたが、結構高いシャンプーをすすめられた。
仕方ないと購入を考えていた矢先、Mrs.COLKIDからこれを使ってみるようにと、ノンシリコンのシャンプーとコンディショナーを渡された。
アメリカ製の天然成分のみ使用の製品で、あちらでは一般的なものらしい。
ネットで評価を見ると、日本での評判は、まあ中くらい・・という感じである。

そのシャンプーを使ってみると、天然の花の成分が入っているようで、何だか不思議な香りがする。
花畑に足を踏み入れた時に、時折感じる香りだが、言われないと異質な臭いにも思える。
最初はエポキシ系接着剤の臭いみたいだなと思った。

それで髪を洗うと、何だかゴワゴワした感触になった。
明らかに普通のシャンプーとは違う洗い上がりで、むかし飼っていた犬の毛みたいに剛毛になる。
間違えて石鹸で頭を洗った時みたいな状態だ。
続けて同じ銘柄のコンデショナーを使うことで、多少柔らか味も出るのだが、仕上がりは通常とは全然違うものであった。
普通のシャンプー・リンスのように、やわらかくフニャッとした感触にはならないので、人によって評価が分かれるようだ。

驚いたことに、使った初日から効果が出た。
髪を見た人が、えっという顔になった。
近くで後頭部をよく見てもらっても、まったく薄い感じがしないという。
髪の毛に触ってチェックまでしたが、以前と同じ状態に戻っているというのだ。
特別なシャンプーを使っただけだと言っても、当然みな半信半疑の顔である。

まあ効果があったのは嬉しいのだが、そんなに極端に現れるものだろうか?
一回使っただけでこれである。
髪にボリュームが出ればいいだけの話だったの?

今では毎日使用しており、あの特殊な匂いをかぐのが楽しみになった。
女の子みたいに、丁寧にブラッシングしながら洗っている(笑)
あなたにはこのシャンプーがよく合うみたいね・・とMrs.COLKIDも首を捻っている。
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落下


SIGMA DP1 Merrill

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電車の席で居眠りしていると、突然車内の人たちが一斉に
「あっ!」
と叫んだ。

「あ」というより、「あ゛」に近い音だ。
何か由々しき事態が発生したのがわかった。
僕の隣に座っていた人などは、叫びながらソファーから立ち上がりかけた。
大勢の人がまったく同時に大きな声で叫んだ為、居眠りしていたこちらは飛び起きて思わず身構えた。

ちょうど電車が駅について、ドアが開いた直後だった。
ホームから車内に乗り込もうとした、幼稚園児くらいの小さな女の子が、車両とホームの15cmほどの隙間にストンと落ちたのだ。
僕が見た時は、腕のところで引っかかっていて、胸から下は隙間に消えて見えなかった。

周りの乗客が急速に動いた。
何人かは子供を救おうと手をのばし、他の数人は両手をあげて駅員に緊急事態の合図を送り、ドアの前に体を入れて閉まるのを防ごうとした。
抱きかかえられた子供は、恐らく落ちた時と同じように、隙間からスルリと引き上げられた。
特に怪我は無いようで、キョトンとしている。

騒然とした中で、狼狽しきった母親が、周りの人たちにお礼とお詫びを言いながら、我が子を抱きしめた。
女の子はしばらく呆然とした顔で立っていたが、そのうちに表情が歪み、泣き出すそぶりを見せた。
隙間に落ちた痛みというより、自分が引き起こした騒動に驚いてしまったのだろう。

いち早く察した母親が、子供の前にしゃがみこみ、「大丈夫よね。何ともないものね。痛くないでしょ?」と早口で話しかけ、子供が泣き出すのを、何とか阻止しようとした。
この上大声で泣き出し、回りに迷惑をかけるのを防ごうとしたのだ。

「もう大丈夫、何ともないでしょ? ねっ? ねっ?」
半ば強引に泣かせまいとする母親の言葉に、どうしようか迷っていた女の子は、どうやら泣くのをやめることにしたようだ。
崩れかけた顔が、すっと普通の表情に戻った。
ビックリはしたが、ここは無理して泣きわめいて見せる必要はなさそうだ・・と判断したらしい。

ほっとした母親が立ち上がると、いきなり子供が言った。
「ねえねえお母さん、今日のお昼はハンバーグだよね?」
その場の空気をまったく読めていない、素っ頓狂な子供の言動に、母親が一瞬絶句した。
そして今度は母親が切れて、大声でわめきだした。

「あ・・・あんたって子は、ボケッとして穴に落ちて、あんな騒ぎを起こしたのに、何をとぼけたことを言っているの! 」
逆上した母親の言動は止まらない。
「あんたのオネーちゃんも一緒よ! あんたのお父さんの家系は皆そうなのよ! 周りを巻き込んで騒ぎを起こして、自分では全然理解せずに変なことを言い出すのよ!」
恥ずかしさと怒りで顔を真っ赤にした母親を、周りの乗客は苦笑しながら見ている。
女の子は状況をまったく理解していない様子で、黙って母親の顔を見つめていた。
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お祓い


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日光でお祓いを受ける時、ふと思いつき、カバンからアンティークの時計を出して身につけた。

僕はそれほど気にせずに、普段アンティークの時計を使っている。
しかし時計は肌身離さず持ち歩くものなので、家具などのアンティークとは少し性質が違う。
どんな人が使っていたかわからないと、嫌がる人も多い。

普通に想像すれば、前の持ち主が大切にしていたものを、何らかの理由で手放したか、あるいはその方が亡くなり家族が処分した・・というストーリーが思い浮かぶ。
50年以上も前のものだから、最初のオーナーは多くの場合この世にはいないだろう。
アンティークの時計には、そういう人たちの歴史が刻まれている。

しかしそれならいいのだが、たとえば殺人を犯した犯人が、その時身につけていたもの・・という可能性だってある。
包丁を持った手にあり、返り血を浴びた時計かもしれない。
もっと酷い場合、死体から奪い取ったものが、巡り巡ってここにきた・・ということだって考えられる。
そう考えると、何かとんでもない怨念が宿っていることだってあり得る。

実際軍装品を集めていると、家でいろいろ奇怪な現象が起きるという話をよく聞く。
壁に血の跡が現れたり、収納してある押入れで物音が聞こえたり・・・
何しろ殺し合いをする最中に身につけていたのだから、当然そういうこともあるだろう。

我家にはオールド・ウエスト時代のアンティークがいっぱいある。
僕の部屋などは、所狭しとそういう品々が積んである状態だ。
軍装品ほどではないにしても、大勢の人たちの歴史が一堂に会しているためか、何か霊気が漂うような雰囲気が確かにある。

中には博物館クラスの貴重なものもあるので、夜の僕の部屋は、考えようによっては夜中の博物館みたいなものだ(笑)
個人的にはとても落ち着く場所なのだが、Mrs.COLKIDは気味悪がって入らない。
幸い二人とも霊感が全く無いので、何も見えはしないが・・・

時計も、神様の前に持っていけば、多少は浄化されるかな・・そう思って、お祓いを受ける時に身につけてみようと考えたのだ。
持っていた時計を全部出したら、オイスターデイトとカラトラバとジラール・ペルゴの3本が出てきた。

どうしようかと思ったが、両腕にひとつづつ着けて、ポケットにひとつ入れた。
成金みたいで情けない格好になり、さすがに恥ずかしいので、袖を引っ張って時計が見えないようにした。
それで本殿に向かおうとしたら、そういう貧乏臭いことをするなと家族から怒られた(笑)
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御徒町の人


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新しく取り引きが始まる仕入元の重役の方が、会社に挨拶に来た。
きちんとした身なりの初老の男性だ。
一通り工場内を説明して回り、事務所に戻った。

仕事の話が済んで、世間話になった。
どこに住んでいるのか尋ねると、御徒町だという。

「それはずいぶんと賑やかなところにお住まいですね」
「ええ・・まあ・・」
「御徒町のどの辺りでしょう? 私も毎週のようにあの辺をうろつくんですよ」
「多慶屋の裏の方です」
「バンビの本社のある辺りですか?」
「そうですね。もう少し裏の方です」

「私は時計のジャンクなどを探しに、よくアメ横周辺をぶらつくんですよ」
「ああ、そういうお店もありますね」
「面白いところにお住まいで羨ましいです」
「まあ・・若い人には面白いところかもしれませんね・・・」
「住んでいる方にはそうでもないですか?」
「私の場合は、もっぱら飲んで回るくらいですから」

男性は何となくはっきりしない返事で、詳しく語ろうとはしない。
それでいながら、御徒町の街の事はかなり細部まで心得ているのが伝わってくる。

「以前知人が御徒町でウエスタンのお店を開いていたんですよ」
「ああ・・線路のところの」
「え・・ご存知なんですか?」
「知り合いに連れられて、行ったことがあります」
「T氏のお店をご存知とは驚きました」
「今はもうありませんね」
「ええ、お店をたたんで岩手に帰ってしまいました」

まさかウエスタンショップで結び付くとは思わなかった。
人は見かけによらないというが、まったく想像もしなかった。
考えてみたらウエスタンに傾倒した世代かもしれない。

「ウエスタンに興味がおありなんですか?」
「・・・いや・・・特には」
「でもあのお店に行かれるのは相当の方ですよ」
「まあ・・・そうかもしれませんね」
「T氏に会われましたか? 髭を生やした無愛想な男性です」
「ああ・・・そういう人がいましたね」
「扱っているものが特殊なので、警戒して親しい人以外にはそっけなく振舞うんですよ」
「ええ、何度か会っていますが、そういう感じの人でした」
「え、何度も行かれているんですか?」
「ええ・・まあ・・・」
「・・・」
「・・・」

理由はよくわからないのだが、あまり触れられたくない話題なのか、話が続かない。
謎の多い男性であった(笑)
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値上げ


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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昨年11月にジャン・ルソーがネット通販分を対象に突然値上げした。
と思ったら、カミーユ・フォルネもこの1月から値上げだ。
こうなると御三家では、ジャン・クロード・ペランだけが頑張っている。
今のところ・・ではあるが。

政権が変わることで、円安になると読んでいたのであろうか?
海外からだと、ある意味人事だから、そういう動きがよく見えるのかもしれない。
と思ったが、実際に円安になる前に、中途半端に値上げするメリットは無いか。
単に利益を上げるために値上げしただけなのだろう。
円安を理由に、再度値上げする可能性もある。

そんなことを考えながら、価格破壊で有名なバンダ・ジャパンのサイトを見た。
こちらは逆に期間限定セールを実施しているぞ。
ところがよく見ると、テーラーメイドの価格がいつの間にか改定されているではないか!
それもかなりの値上げである。

ウーン、世の中甘くない。
輸入業者は予告なしに値上するところも多いのではないか?
特に薄利でやっていたところは、値上する以外に方法が無い。
かといって一般の人の給料が上がったわけではないので、値上すれば売れなくなるだけだろう。
急激な円安でどういうことが起きるのかよくわからない。
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ワールド・オブ・ビューティ


D800E + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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毎年JALのワールド・オブ・ビューティという、高さが1.2mもある大型のカレンダーをいただき、応接間の壁に飾っている。
世界の国々から美女を選出し、その国ならではの美しい光景をバックに撮影された、異国情緒溢れるカレンダーだ。
いつもいただくのは1年が6枚綴りの大きなバージョンで、6人の「世界の美女」が中央にドーンと写っている。
印刷面積が大きいこともあり、かなりインパクトの強いカレンダーで、市場での人気も高いらしい。
一般の家庭では飾る壁が無いのではないかと思われる大きさで、応接間でも目立つ為か、来客が話題にすることが多い。

今年も仕事始めの朝一番に、送られてきた箱から出して壁に吊り下げた。
ところがいつもと雰囲気が違う。
今までは近寄り難いような際立った美女を選び、ゴージャスでカラフルな場所を背景に撮られた写真が多かった。
それが巨大な紙面に印刷されているので、凄い迫力があったのだ。

ところが今年のものは、なぜか「近所の娘さん」的なモデルさんが多い。
背景も、言っちゃあ何だが、その辺で撮ったような場所ばかりだ。
どちらかというと、スナップ的な写真である。

コンセプトを変えたのだろうか?
親しみやすいといえばその通りで、決して悪いわけではないのだが、ワールド・オブ・ビューティと銘打ってまで、大きく印刷して壁に貼る理由が希薄な感じがする。
昨年までのカレンダーを知っている人たちも、あれっ?という不可解そうな表情で見ている。

画質も今までと違うように感じる。
正直なところ、一般的なデジタル一眼レフで撮った写真と、それほど変わらないのではないかと感じた。
画像処理の方法が変わったのか、あるいは印刷の品質が変わったのだろうか?

まあ、まだ見慣れないので違和感を感じているだけかもしれない。
案外時代の先取りで、これからはこういう写真が主流になっていくのか・・・
そう思ったが、考えてみるとこれ見よがしのゴージャスな写真は、会社として出すわけにいかない状況にあるのかもしれない。
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高い塔


SIGMA DP1 Merrill

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招待券をもらって、東京スカイツリーに上ってきた。
日付が1月4日と指定されているが、その日は会社だったので、仕事が終わって夜になってから出かけた。
昼間に行けなかったのは残念だが、まあ仕方がない。
それは次の機会に譲ろう。
その分、今回は十分に夜景を堪能してきた。



SIGMA DP2 Merrill

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高い塔というのは、集客効果が異常に高い。
それは明治時代の浅草十二階の頃からそうだ。
やがては飽きられて話題に上らなくなるのだろうが、建設当初の注目度は抜群に高い。
地方に出かけた時に、東京スカイツリーに行ってみたいという話を何度も聞いた。

実は毎日自宅の窓から見ているので、個人的にはそれほど行きたいという気持ちはなかった(笑)
このブログにも、ベランダから撮った写真を何度か載せている。
しかしいざ行ってみると、やはり大したもので、なかなか見応えがあった。
眼前に東京の全景がパースペクティブにグーンと広がり、非常にエキサイティングである。
離れたところの低い位置に、東京タワーがちょこんと見える(笑)



SIGMA DP1 Merrill

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さすがに時間帯が夜遅めだったためか、混んで歩けないというほどではなかった。
しかも招待客待遇だったので、エレベータもMrs.COLKIDと二人きりだったりして、並ぶことなくスムースに上がることができた。
まずは地上350mの展望デッキに上がり、軽く見物した後、次のエレベータで450mの展望回廊に行く。
展望回廊では、傾斜の付いた廊下を夜景を楽しみながらぐるりと歩く。

面白かったのは、来ている人たちが皆一様に興奮し、声が大きくなっていたことだ(笑)
人は高いところに上がると興奮するものらしい。
あちこちから感嘆する声や、同行者と興奮気味に話す会話が聞こえてくる。
黙って見ていられず、夢中になって家族に解説を始めるお父さんや、我を忘れて走り回る子供たちを見かけた。
また外国人の観光客も数多く見られた。



SIGMA DP1 Merrill

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残念なのは、写真撮影を考慮した作りにはなっていないことだ。
そうではないかと危ぶんでいたのだが、やはりそうであった(笑)
通路と窓の間には距離があり、ガラスに直接触れることは出来ない。

広角で撮れば窓枠が入ってしまうし、かといって望遠ではつまらない。
常にガラスの反射に悩まされながらの撮影になる。
途中からガラスの反射は仕方ないと諦めて撮影した。
三脚はもちろんであるが、偏光フィルターもあったほうがいいかもしれない。

とりあえずメリル2台のみで、三脚は持って行かなかったのだが、夜景だったこともあり大分苦労した。
カメラを手持ちか、手すりに乗せてのロングシャッターという最悪のパターンである。
高感度に強いニコンの方が、少しはましだったろう。
いずれにしても写真に関しては、カメラを窓ガラスにつけて撮ることの出来る六本木ヒルズの方が優れている。

隣の東京ソラマチのビルの上で食事をしたが、美味しいと聞いていたお店は、お客が大勢並んでいるか既に予約で埋まっていた。
仕方なく空いているところで食べたら、けっこうな値段を取るわりに味がいまいちでガッカリした。
心得ている人は、まず定評のあるレストランで食事の予約をして、それからゆっくりスカイツリー見物に向かうようだ。



SIGMA DP2 Merrill

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明日にします。


SIGMA DP2 Merrill

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実は昨日東京スカイツリーに行ってきた。
・・が、今日は家族で食事に行って遅くなったので、レポートは明日にする。
というわけで、おやすみなさい・・・(笑)
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仕事始め


D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今日から仕事始め。
まだ休んでいる会社が多く、電話は少ない。

だがこうしている間にも、円安がどんどん進んでいる。
年末年始を挟んでいるにもかかわらず、この数日間で大幅に動いた。
本当は皆のんびり休んでいるどころではないはずだ。

休み前と、休み明けでは大きな違いがある。
出てきたら世界が変わっていた・・ということになりかねない。
輸入業者は休み明けからどう対処するのだろう。

当然のことながら、円安のせいでeBayの魅力が大幅に減ってしまった。
少し前まで70円台だったのだから、現時点の為替レートでは、全ての商品が1割以上値上げしたのと変わらない。
90円台半ばまで行けば、一律2割上がったことになる。
海外からの買い物に食指が動かなくなるのは当然だ。



今日の時計ベルト。
ジラール・ペルゴのアンティークに、ディ-モデルの「スポーツ・ウォータープルーフ」のブラックをつけた。

普段からカラトラバというわけにもいかないので、日常的に使えるシルバーの手頃なアンティークを探していた。
ロ-マン・インデックスにブルー・スチール・ハンド、さらにはファンシー・ラグと、ほぼ完璧に条件を満たしたジラール・ペルゴの手巻きを見つけたので、円高のうちに確保しておいた(笑)

ところが届いてみてビックリ。
何とフィックスド・ラグであった。
ベルトは縫い込んで固定されており、簡単にはベルト交換がきかない。
要するにこのコーナーには使えないのだ。
勝手な思い込みではあったが、この形のラグでバネ棒を使っていないとは考えもしなかった。

オークション画面の写真解析で判別する段階では、カン幅が17mmと18mmの中間くらいの数字になってしまい、どちらだろうと思っていたのだが、届いた現物を測ってみると実際に中間的な値であった(笑)
考えてみたらバネ棒をそこに固定する必要が無いので、ラグ間の距離はそれほど精密でなくても済むのだろう。
溶接されたバーが補強材のように突っ張り、ラグががっちりと固定されているので、ペンチで修正することも出来ない。



これは困ったぞと思い、手持ちの中から取り付け可能なベルトを探す。
シルバーの文字盤にブルー・スチールの針ということもあり、基本的に寒色系のベルトと相性がいい。
ブルーやグレーのベルトがしっくりくるが、どちらも捨てがたく、自由に交換出来ないのが残念でならない。

市販でフィックスド・ラグ用のオープンエンド型のベルト・・ましてや奇数サイズの17mm用となるとほとんどみつからない。
ヒルシュからクロコダイルとキャメルグレインの2機種が出ているが、国内では販売されておらず、海外のショップから取り寄せるしかない。
御三家にオーダーすれば作ってくれるが、それだと例によって数ヶ月待たなければならない。

とりあえず、まずはオリジナルのベルトをステッチをほぐして外し、手元にあったディ-モデルの「スポーツ・ウォータープルーフ」の17mm幅を改造して取り付けた。
個人的に気に入っているモノトーン調のベルトだ。
時計との相性もまあまあである。

ディ-モデルやヒルシュの製品には、取り付け部分が折り曲げて接着しただけの構造のものがあり、それを無理矢理はがすことで、とりあえずオープンエンドのベルトの代用として使うことが出来るのだ。
(事実上の破壊行為なので真似しないように・・・笑)
バーを通した後、はがした部分を瞬間接着剤で再度固定して、何とかディ-モデルのベルトを取り付けた。

もうひとつ、予想外だったことがある。
写真で見た時は地味で普段使いにいいデザインだと思っていたが、ファンシー・ラグが意外に目立つものであることがわかった。
腕に巻くとケースとベルトの隙間がやけに広く見えて、遠目でも特殊な時計だと判ってしまうのだ。
こうなったら中途半端に地味な路線をとらずに、思い切って鮮やかなベルトを選んだほうがいいかもしれない。

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今日のフェラーリ


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今年最初の、今日のフェラーリである。
もっともこのコーナーは本当に久しぶりだ。
最近は目の前をフェラーリが走っていても、積極的に撮ることをしないので、ここに載せる写真が無かった。
不況で街を走るフェラーリが少なくなった・・ということは無さそうだ。
実際この写真を撮っている間にも、フェラーリとランボルギーニが一台ずつ横を通り過ぎていった。

昨日とうって変わって、今日は寒い一日であった。
よく晴れていたが、今日は休息日にしようと家に閉じこもっていた。
ちょうどいいので、ベルトを一本改造しようと思い、ペランをばらしたりして過ごした。
しかし例によって、夕刻近くなって我慢できずに散歩に出た。

雪だるまのように着込んで街を歩いた。
寒くて手がかじかんだ。
丸の内界隈を歩き、ベルト屋さんに挨拶をして、秋葉原を覘いて帰ってきた。
それだけ(笑)
いつものコースであるが、まあ楽しかった。
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帰宅


SIGMA DP1 Merrill

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スムースに帰宅した。
昼頃には日光を発ったので、一回も渋滞にはまることは無く、2時間ほどで帰ってしまった。
日光はこれだけの自然がありながら近いので助かる。

途中二荒山神社で正式に祈祷していただいた。
神社でお参りする時は自分の住所をちゃんと言わなければダメだとテレビで言っていたが、確かにお祓いを受ける時は神職の方が住所氏名を読み上げる。
それも番地まで正確に読む。
神様は人間界の地図を持っておられるのだろうか・・などと漠然と考えながらお祓いを受けた。

高速を飛ばしていると、佐野のインターで出る車の列が出来ていた。
上りも下りもかなりの長さの列が続き、こちらはそれを横目で見ながら走った。
アウトレットに行く人達だろう。

実は大晦日に日光に向かう時、途中佐野のアウトレットに寄っていろいろな買い物を済ませた。
朝早めに寄ったのでけっこう空いていた。
中のスターバックスが施設の開店30分前から営業しているので、皆そこでゆっくりコーヒーを飲んで開店を待つのだ。
その時間に行くと駐車場もがらがらである。

多分正月になって来れば福袋などが出るのだろうが、モノによっては年末のほうが安い場合もあるようで、5割引は31日までなどと書いてあるお店もあった。
並ぶことを考えたら、年末に行った方が得のようにも思えるが・・・
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凍結


SIGMA DP1 Merrill

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奥日光にいる。
いつも通り、昨晩は二荒山神社で新年を迎えた。
今年は例年と違い道路中央に雪はなく、普通に車を走らせることが出来た。
しかし気温は低いようで、側道は凍っていてかえって危険な場所もあった。

今朝はよく晴れて、撮影を楽しみにしていたのだが、ホテルでのんびり過ごしていたら雲が出てしまった。
元日の朝だから、家族とゆっくり過ごすのは致し方あるまい。

湯ノ湖まで上ってみたが、道路は乾いているのに、一歩道を外れるとガチガチに凍っている。
数日前に大量の雨が降ったが、それが凍結したのかもしれない。
車を停める場所も磨いたようにツルツルで、走りだせるのか不安に感じるほどであった。

湯ノ湖の周辺も凍結がひどく、重いカメラを肩に提げて歩くのは危険極まりない。
雪が積もっている方が余程歩きやすい。
手すりにつかまったり、三脚を杖代わりにしたりして何とか進んだ。

時折突風が吹き、氷の上の雪が煙となって舞い上がる。
ただでさえ足元がおぼつかないのに、条件が非常に悪い。
手がかじかむ中、シグマを出して撮ろうとしたら、何とカメラがエラーになりまともに動かない。
DP2Mは最初からカードエラーになり、DP1Mは何枚か撮ったら動作がおかしくなった。
寒さで動かなくなってしまったようだ。

慌ててD800Eを出す。
こちらは何の問題もなく安定して動く。
ニコンを持ってきて良かったとつくづく思った。
機動力とはこういうことを言うのだろう。
車内に戻りしばらくすると、シグマのエラーは消えて復帰した。



今日の時計ベルト。
モバードのミュージアム・ウォッチに、ヒルシュのマッサイ・オストリッチのブラックをつけた。

黒い文字盤にゴールドのドットがひとつだけの極めてシンプルなデザイン。
人間は本来太陽の位置で時間を読むものだという発想で、バウハウスの流れを汲むアメリカ人デザイナー、ネーサン・ジョージ・ホーウィットによって1947年に原画が描かれた。
当初はこの大胆なデザインに興味を示すメーカーが無かったそうだが、1959年にニューヨーク近代美術館(MOMA)に永久所蔵品として収められ、その後61年にモバード社がこのデザインを採用、ミュージアム・ウォッチとして発売された。

同デザインに基づく様々なモデルがモバードから発売されているが、これは比較的安価なクオーツのモデル。
さすがMOMAの永久所蔵品に選ばれただけあり、極めて完成度の高いデザインであるが、組み合わせる時計ベルトという観点から見ると料理のしようがない面もある。
黒いベルトなら多くの場合ほどほどにマッチするが、それ以外の色のベルトはほとんどマッチしない・・という難物。
個人的にはこのデザインだと瞬間的に時間を認識することが出来なくて使いにくい(笑)

黒いベルトばかり載せても面白くないので、とりあえずもっともマッチするベルトの一本として、ヒルシュのマッサイ・オストリッチを組み合わせてみた。
文字盤が塗りつぶしたような黒一色なのに対し、同じくモノトーン調のプレーンなベルトでまとめるのも面白いが、このように有機的な模様が入るのもいい。
オーストリッチのクイル・マークは、何となく気味が悪くて嫌だという人もいるだろうが、ブラックの場合それが目立つこともなく、程よくアクセントになっている。

表面にオーストリッチ特有のきめ細かい皺と艶があり、シンプルなデザインの時計に上品な雰囲気を付加することに成功している。
耐汗性能にも気を遣った製品なので、実用面でも優れているだろう。

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