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マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

我が家に起こった惨事から

2023年09月10日 | 教室の近況報告

 先週の金曜日、外出先から帰宅すると、家の電気、エアコン、みんな点かない
「アレ、エレベーターには乗ってきたから、我が家だけ
 すぐに東京電力に電話して、調べに来てもらうことになりました。けれど、この日は台風ということもあり、到着までにはいつもより時間がかかります、とのこと
 でもね、こんな困った状況下でも、「お腹が空いたなあ・・・」と思うのでした。
幸い、台風の大雨でこの日は気温が低く、エアコン無しでも耐えられましたが、電子レンジやトースターも使えません それに、冷気を外に出さないため、冷蔵庫の開け閉めは避けたい  結局、ごそごそ探して、くらーい部屋の中で固くなった冷たいパンを食べ、待ちました

 2時間後、東京電力の方が到着。
台風時には、あちこちで漏電事故があったりするとのことで、本当にお忙しいそうでね。そんな状況にも関わらず、到着が遅くなったことを詫びてくださり、「ご不便をおかけします、申し訳ありません」と何度も声をかけてくださり、私のほうが恐縮でした。
 こういう言葉って、その方の「本当の心」が見えるもの、ですよね。たぶん、それは会社での決まり事の「お詫びの言葉」だったのでしょう。けれど、この方の声や様子から、この方が心からそう思ってくださっている・・・ということがひしひしと伝わってきました。急に、気持ちが和らぎました。

 調べてもらうと、我が家のブレーカーそのものが壊れている、ということが判明。
ブレーカーを新しいものに取り替えをしても、果たして電気が正常に来るかどうか?を調べる必要があるということで、強制的に電気を流してみたら・・・なぜか、やってきたのは200ボルトの電流
 日本は100ボルトですからね。
すぐに一旦通した電流は切ったものの、東電の方は青くなって、すぐに私を呼び、説明をしてくださいました。
 青くなった原因は、「たとえ一瞬でも100ボルト使用の電化製品に、200ボルトの電流が流れたら、破損してしまう可能性が大きい」というのです。
 要するに、コンセントに刺している我が家の電化製品のすべてが使えなくなってしまった可能性がある、ということ。
 げげげーーーーー
まあでも、その時点では調べようがなくて。
 
 その後、こんな異常事態が起こった原因は、じつは我が家のブレーカー破損が原因ではなく、マンション施設の「我が家向けのブレーカーの老朽化により、3本中の線の1本を留めるネジが緩み、ブレーカーが破損したため」とわかりました。東電の方に呼ばれて、マンションの廊下にある集合電気メーターとブレーカーのあるところを見に行くと、するとどうでしょう 我が家向けのブレーカーから3本出ている線の1本が真っ黒に焦げていて、焦げ臭い臭いがすごいのです 一目見て、とんでもないことが起こったのだ、と理解しました。本来ならば、3本それぞれ1本1本が正常に機能し、各世帯に安定した100ボルトの電気が送れているのですが・・・
 マンション設備の問題だから、管理組合に報告して、そして云々の問題はあるものの、まずは我が家の電気を復旧してもらわないことには!と丁寧に丁寧にお願いを話をして、マンションの設備側のブレーカーと我が家のブレーカー、双方を仮の形で修理。それが済んだ時点で、東電の方に急かされ、電化製品をチェック。

 結果的に、壊れていたのは「洗濯機」「電子レンジ」「浴室乾燥機」の3つでした。エアコンや冷蔵庫、テレビも大丈夫。
 東電の方は、200ボルトが流れた時点で「ああ、この家の家電はすべてダメになってしまった…」と絶望的に思われてた、と話してくださいました。被害が最小限だったことを一番喜んでおられたのは、この方でした、笑。

 しししかし…
うちは外に洗濯物は干せないし、そもそも洗濯機も壊れたし… 浴室乾燥機なんて、工事しないと新しいものに交換出来ないし、我が家の洗濯物は脱衣室ではなく、専用の狭い狭いスペースに設置してるので、新しいものを買うにしても、そのスペースに設置した、組立式のキャビネットをすべて、一旦取り外して、組み立て直さないといけない…
 等々、考えていると泣けてきて、金曜日の夜は寝られないほどブルーでした。(寝ていましたが
 まあでも、悲しがっていても何も進まず、です
昨日からは気を取り直して、留守中にその破損が原因で火災が起きたりしなくて良かった!と思うことにしました。きっと大難が小難だったんだな、と思い直しました そしたら、前向きに動き出す原動力が生まれました~
 とまあ、これからすべてがもとに戻るまで、すべき事は山積みですが、楽しみながらがんばります

 みなさんのお住まいがマンションの場合、ブレーカーの点検をされたことはありますか?
 我が家のブレーカーは、「1978年製」でした。このマンションが建った時のもの、です。住人が入れ替わり、リフォームやリノベーションをしても、多くの業者は元の電気設備を新しくすることは滅多になようです。
 でもね、電化製品の寿命が約10年というように、その電化製品に電気を送る元のブレーカーやコンセント等、あまりに古いものを使い続けるのは危険。
 今まで、そんなことを考えたこともありません
 今回の我が家のように、マンション設備のほうに問題があれば、もうどうしようもありませんが、東電の方がおっしゃるには、多くの事故は「個人宅のブレーカーやコンセントが原因」なのだそうですよ。
 この心配は、しっかりと点検をお願いすることによって解消します

 すっかり「点検をしましょう」の宣伝のようになってしまいましたが でもね、私のようなことにならないために、みなさまへの注意喚起です。
 電気は目に見えません。
それに、どんなに災害のニュースを見て、何てお気の毒なんだ…と心を痛めていても、実際には、よほどのことがない限り、自分の家のライフライン、電気等々は正常に機能していて当然、と思い込んでいませんか?私のように
 しかし、一旦、こんな問題が起こると、本当に本当に大変ですよ
 こんな重要なことに気づかせてもらえるために、今回の問題が起こったのかな?とも思っています・・・

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