クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

ひとり言です・・・

2018年04月30日 | その他
 何をのんきなことを書いてんの とお叱りを受けることも覚悟の上で、ヴェネチアのことを書いたのですが・・・
 ありがとうございます むしろ、みなさまから「アクア・アルタのことは知りませんでした。とっても興味を持ちました」「いつかイタリアに行くチャンスがあれば、是非ぜひヴェネチアに行ってみたいです。その時には、きっとまどか先生が書かれたことを思い出すでしょう」のように言っていただけて、とってもありがたかったです 本当にありがとうございました 22日の日曜日、無事に帰ってまいりました 帰りは偏西風に乗って飛行するので、往路よりも30分飛行時間は短いのですが、爆睡していたお陰で、もっともっと早く感じました

 さて。
帰国の翌日、ある学校の幼児教室向けの説明会に行きました。そこでのことです・・・
 その場にいるのは、幼児教室の先生ばかり、です。でもね、「ええっ?」がいーっぱいで、私は悲しかったり、腹が立ったり・・・とても複雑な時間を過ごしたのでした

 私にとって、伝統校も新設校も、キリスト教校も仏教校も、無宗教の学校も、男子校も女子校も共学校も、すべての私立校というものは非常に神聖な学び舎、です。
 尊い建学の精神のもと、どの学校も誕生したのです。そして、そこに集う子ども達、保護者達、先生方、後援者達によって伝統が育まれてきた・・・それが私立校。
 その環境で学び、親子共に成長するために受験に向かうこと・・・それは、ペーパーで高得点をとるための準備であろうはずがありません

 名乗りもせずに、いきなり手をあげて質問をする方。
 校長先生始め、すべての先生が迎えてくださる場所に、どう考えても相応しいと思えない装いの方。
 お箸の持ち方がとんでもない方。
 ずっと私語をされている方。
 いえいえ、もう書き連ねるのはやめましょう
 
 今日は私の大変失礼な「ひとり言」です。どうぞお許しください
 

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マナーズ、お休み中

2018年04月20日 | 教室の近況報告
 Buongiorno, tutti こんにちは、みなさん
じつは私、今日20日はイタリアのヴェネチアにいます 午前中はヴェネチア本島の観光をして、昼食をした後、バスでミラノに移動。21日にはミラノから日本に戻ります ・・・なので、このブログは事前に書いて、投稿予約をして出発をした、というからくりなんですね

 昨年の7月、娘の学校時代のママ友と、1週間のイタリア旅行に行く計画をしていたものの、出発の3週間前に主人のガンが発覚。急遽、旅行のキャンセルをお願いしました。彼女にとっては初めてのイタリアで、とても楽しみにし、半年がかりであれこれ話し合って計画した旅行だったので、本当に申し訳ないことをしたのでした
 でも、彼女とはすでに20年を越えるお付き合い。パパ同士も親しく、治療中はご心配をおかけし、ご夫妻にはずっとずっと支えていただきました
 ということで、きっと20日は、大いに楽しませていただいている・・・ことと思います

 私は興味ないわ~ と言われるかもしれませんが・・・ せっかくなので今日はちょっと知識として、ヴェネチアのお話をしましょう
 ヴェネチアは、イタリア語です。英語ではヴェニス、ですね。ヴェネト州という州の州都です。
イタリアという国は日本と同様、南北に細長い国で、「長靴のような形」と言われますが、イタリアでも「ブーツのような形」と呼びます。ヴェネチアは、ブーツで言えば「ふくらはぎの上、膝の裏に近いところ」にある都市で、地中海ではなく、その反対側のアドリア海という海に面しています。

 イタリアの国自体が、「イタリア」という国として建国されてからまだ約150年。それまでは、強大なローマ帝国崩壊の後は、イタリアの主要都市は、概ね、小さな自治都市であったわけです。フィレンツェ、ナポリも、ジェノヴァもそうです。
 そんな中でも、ヴェネチアは島々から成る小国でありながらも、西暦600年頃から、貿易によって大きな財力と力を持つ国家でした
 ヴェネチアという都市は、10数個の島々から形成されています。ナポレオンが世界一美しい広場と称したサン・マルコ広場やサン・マルコ寺院などがあるのがヴェネチア本島。ヴェネチア映画祭が開催されるリド島。ヴェネチアングラスの工房が並ぶのがムラーノ島(ヨーロッパでは、ヴェネチアングラスとは呼ばず、ムラーノグラスと呼びます)。レースで有名なのがブラーノ島、などなど。
 いずれもヴェネタ潟という干潟の中の島々です。このように干潟の中に無数のくい打ちをし、作った町なので、冬から春にかけて、アドリア海の異常潮位現象が起こる時期には、日によっては町中が水浸しになります これを、アクア・アルタと言います。
 3年前の12月、母とヴェネチアを訪れた時、まさにそのアクア・アルタを経験しました
朝早くからサン・マルコ寺院、お隣のドゥカーレ宮殿をじっくり見学し、2時間位して外に出ると・・・な、な、な、なんと、朝来た時には普通に歩けていたサン・マルコ広場が、水に浸かっているではありませんか 2時間で急速に潮位があがったんですよね。市の職員の方々が、人が歩けるようにと金属の細いベンチ状のものを並べていくのです。寒い時期の風物詩のようですが、毎日、本当にご苦労なことだと思いました これで画像が出てくるかな?
 
 話し出すときりがありませんね 失礼しました
国内外の旅行も、こんなふうにいろんなことを知った上で見たり、聞いたり、味わったりすると、一層、深みのあるものとなり、楽しめると思います
 幸い、私の父が旅行好きで、私が幼稚園の頃から、旅行先では常に色々な話を、分かりやすく話してくれたので、どんどん私は興味を拡げていけたのだと思います その素地の上に現在があります。
 
 22日の昼ごろには成田到着です。ではでは


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ご入学、ご進級、おめでとうございます!

2018年04月10日 | その他
 29年度の卒業生の入学式も今日が最後の一人で、全員が小学校生活のスタートを切りました
 みなさま、ご進級、そして中学、高校、大学へのご入学、おめでとうございます

 でも、4月はハラハラ、ドキドキも多い月ですよね。
環境が大きく変わるのは「入学」ですが、実際にはクラス替えだって大きな環境の変化です
 親になってからは、すっかり「親の立場」としてしか我が子を見られなくなっているものですが、いかがでしょう?ご自分の学校時代を振り返ってみると、違うものが見えてはきませんか?

 親ともなれば、ついつい「子どものことは何でも知っていてあげたい」「我が子のことは、知っているべき」などと思ってしまいがちですね。知っているからこそ、わかっているからそこ、我が子が困った時にはサッと助けてあげられる、助けられないまでも、適切なアドバイスをしてあげられる そう思うものです。

 でもね・・・
子どもは成長と共に、何でもかんでも「親に知られている」ということを心地よく思わなくなるもの、です。
 いかがですか?みなさんが子どもの頃、自分の両親(父でも、母でも、どちらか一方でも良いのですが)にすべて理解していて欲しいと思っていましたか?
 自分が今、「クラスの中で困っていること」「学業面でちょっと・・・と思っていること」「担任の先生との間の確執的なこと」「友達との関係」そんなことを、ぜーんぶ親に知っていてもらって、何か解決の糸口のアドバイスを、いつでも教えてもらいたい、と思っていたでしょうか?
 私は「NO!」だと思いますよ・・・
 もちろん、中には「Yes! Yes! 超Yes」という方もいらっしゃるかもしれませんが、本当はそういう方のほうが少ないと思います。

 親が子どもに無関心、というのは困りものですが、大事なことは「何かあれば、いつでも私達はあなたのことを聞きますよ」「必要な時には、万難を排してあなたと一緒に考えますよ」というサインを送っていることだと思います

 親のほうが「大人になること」を、子どもが求めていたりして・・・なーんてことのないように

 
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