クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

お月見を楽しんでください!

2020年09月30日 | 楽しいお話し

 小学校受験では「季節の問題」は必ず出題されますから、しっかりとご家庭でも行事をご家族で楽しんでくださいね。季節の行事は大切な『文化』ですから ・・・と、こんなことを言われ、不承不承で鏡割り、豆まき、ひな祭り、端午の節句、七夕・・・とされたことは、ため息の出る思い出でしょうか?それとも、懐かしい思い出となっていますか?
 もちろん、私としては、受験から数年経過した後も、いくつかの行事を楽しむ習慣が残っていればいいなあ、と思っています 
 何事も「落差が激しい」と辛いものです。日頃から、行事的なものには全く頓着していなかったご家庭が、急に「熱心に」行事に臨んでしまうと、次の年には嫌になる 意気込んで粉から月見団子を作って三宝の上に並べ、わざわざネットで調べた河川敷まで車等で出かけ、ススキをとって来て花瓶に生けて・・・などとやってしまったようなお家は、次の年には「満月を愛でることさえ忘れてしまった」なんてことになってしまいます。
 お団子は買ってきて良し ススキはなくても良し 大事なことは、澄んだ秋の中空に出た満月を愛でること。どうぞ、本末転倒にならないように、「心地よい行事の楽しみ方」をしてくださいね

 すでにご存知かもしれませんが・・・
昔の旧暦では、秋は「8月、9月、10月」でした。その真ん中の月「9月」なので「中秋」です。その旧暦の9月の、新月から数えて15日目が「十五夜」です。
 どうして「秋にお月見なの?」と言えば・・・
ご承知の通り、夏は太陽が高く、冬は太陽が低い。軌道が高いのが夏、軌道が低いのが冬、です。それは、月の軌道でも同じことが言えるのですね。となれば、空の月を愛でるにしても、軌道の低すぎる冬では、月が見えない場合があるし、軌道の高い夏では、真上を見上げないといけなくなってしまったり
 ちょうど良い軌道、高さが春と秋、というわけです。
ところが、春霞と言われるように、春は空がもやっとしている場合が多く、「秋でしょう」となりました。

 今年の中秋の名月は、めずらしく10月に入ってから。10月1日です。
どうぞ、お天気に恵まれれば、お団子でも食べて、美しいお月様を楽しんでくださいね
 ちょっと古いのですが、2015年9月、中秋の名月の日、六本木ヒルズの森タワーの屋上から撮った写真をご紹介しましょうね。

 

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ジュエリーマナーズ「秋の保税展」のお知らせ

2020年09月20日 | 楽しいお話し

 コロナ禍にあって、良くも悪くも、すっかり「自粛の生活」が身につきました
この4連休の初日である昨日の土曜日は、羽田を出発する便はほぼ満席と、「Go toキャンペーンの効果あり」と暗に告げる?ニュースが流れていましたが・・・ なかなか手放しで遠出をして楽しむ、という気持ちにはなれません。それは、私が少しではあっても「お年寄り気質」になってきたから、なのでしょうかね、はっはっは

 こんな地味な暮らしの中で、ちょっとした非日常を感じていただける「秋の保税展」がやってきます なーんてね、宝石がクルンクルン回る絵文字なんかを使うと、調子に乗り過ぎでしょうか?
 でもね、本当に「宝石を見る」ということもさることながら、「会場いっぱいに並んだ宝石達に囲まれる」という時間は、まさに非日常 どんなものを見ても、ひたすらワクワク、うきうき、ドキドキ、の興奮、興奮の時間なのですよ
 今回も、春と夏(夏の開催は変則でしたので)と同様、イタリアからの商材が中心で、そこに昨年からの新顔、UAEドュバイの工房、そして、1年ぶりにロシアの工房モイセイキンが加わります。
 是非、見て楽しんでいただきたいのは、今年の春の保税展からとーっても久しぶりに戻ってきた、イタリアのイル・シジッロとマルキージォ、の商材です どちらも、とーってもイタリアのジュエリーを象徴する工房です。
 イル・シジッロの作品はね、「最初に石ありき」で作られます。たとえば・・・親指の爪ほどの大きさのピンクサファイアが手に入ったとしますよね。形は、ちょっと歪な三角に近いもの。デザイナーは、この石をいろんな角度から眺めて、どのようなデザインにすれば、この石の形と、色が活かされるか?指輪にするとして、どんなふうにしようか、と考えるわけです。その大ぶりのピンクサファイアを手に持ち・・・
 「むー・・・こんなふうに、この角度が良いだろうな。うんうん、じゃあ、この角のところに小さめのシトリン(黄色い水晶です)を置いて・・・反対側には、バロックの(まん丸ではなく、いびつな真珠の玉)パールをあしらって・・・ちょっと斜めにして台を作るかな・・・」
 ここまで読んでくださり、こんなものばかりじゃ、行っても仕方ないな。私には一生縁のないものなんだわ、と思われましたか?いえいえ、それは早合点 イル・シジッロのジュエリーがこういう大ぶりの「美術作品のようなジュエリー」であるだけで、保税展に集まるジュエリーはこんなものばかり、というわけではありません。
 でもね、見たこともないようなジュエリーを見ることができて、実際に指に付けて大笑いするのも、意外と似合うものなんだなあ、なんて思うのも、それは、保税展のように「工房からの借り物(内原は、まだ仕入れてはいません)」だからこそ、なのですよね。
 保税展にはもちろん、普通に使えるジュエリーもたくさんやってきます 同じくイタリアのクリヴェリのジュエリーは、とっても高品質、ハイセンスで、気軽に身に付けられるものから、かなりの高額のものまで、指輪もピアスもネックレスもバングルも、数多くやってきます
 ちなみに・・・この「クリヴェリ」のジュエリーはね、自社の名前「クリヴェリ」では私達の目に触れることはないのですよ。ここのジュエリーはすべて、よくご存知のハイブランドも含め、世界中のジュエリーブランドやジュエリー店等に卸され、そこのブランドの商品として世の中に並ぶのです(当然、工房であるクリヴェリから卸され、中間に企業が入るたびに、価格は加算され、高くなっていくわけです、おお、社会の仕組み

 おっと、話題を元に戻します 久しぶりに戻ってきたイタリアのマルキージォという工房。ここは、むかーし昔からの「チェーンの工房」です。つまり、チェーン状のネックレス。すべてハンドメイドの、中世からの技術ですね。イタリアでもこの技術の継承が難しく、現在ではマルキージォとあと数社しか扱っていません
 正直、年をとってくると金製品や真珠は重く感じて、特にロングのネックレスとなると、マルキージォ製のようなしっかりとした造りのジュエリーなどは肩が凝りそうです しかーし、手の込んだ編み方などなど、チェーンの技術はすごいんです 実際に手に取ってみると、そのしなやかさには感動します。機械で大量生産されるチェーンとは、一味どころか、何味も違います。まさに「似て非なるもの」なんですよね。

 ・・・と、このように。
保税展は、普段は(株)内原でさえ見ることのできないジュエリーが、この1ケ月間、各工房からの「預かりもの」としてやってきて、所狭しと会場に並び、あれこれ身に付けて楽しむことが出来ます もう一度、保税展のおさらいをしたい場合には、こちらをどうぞ
 コロナ禍でのご来場者の安心、安全のために、(株)内原は様々な工夫をされ、この保税展は開催します。
 どうぞ安心して、ご来場ください。そして、こんな時期だからこそ、非日常を私と一緒に楽しまれませんか?
 
 10月8日(木),9日(金),10日(土),11日(日),23日(金),24日(土),25日(日),30日(金),31日(土) 午前10時30分 ~ 午後6時(24日と31日の土曜日のみ、午後2時から6時) 

 会場は、内原東京保税蔵置場(ガレリアUCHIHARA B2ホール) 港区六本木7-2-7

 日程がお決まりになりましたら、メールでお知らせくださいね。楽しみにお待ちしています

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コロナ禍での受験

2020年09月11日 | その他

 一日遅れました ごめんなさい
昨日、朝早くに「湯島天神」にお参りに行きました。私が到着した時には、まだ社務所は開いておらず、久しぶりにゆっくりと、境内の隅から隅まで歩きました。
 昨日は、早朝から強い陽ざしが照り付け、真っ青な空でねえ・・・もう、9月も半ばになろうとしているのに、必死の夏のあがきのように思える空の色でした

 3月下旬から、本格的に様々なところに影響の出てきた新型コロナウイルス。2月、横浜に入港し、停泊していたダイヤモンドプリンセス号の騒動が、遠い昔のように感じられます。あの頃は、あの船内での集団感染問題が「ほんの序章」であったなんて、誰が想像しえたでしょう?
 もっともっと年をとったら、いつかイスタンブール辺りから出港するイタリアの客船に乗って、船からヴェネチアに行ってみたいとか、1週間ほどでエーゲ海の島々をめぐるクルーズもいいなあとか。それは私の夢で、想像してはニヤッと微笑む・・・
 あの出来事は、そんな私に突き付けられた「船旅の想像しえなかったマイナスの一面」でしかなかったはずが、今ではコロナは全世界に広がるパンデミックの恐怖であり、現実です

 小・中学校は義務教育とは言え、私立の小・中学校の場合は、入学試験を行わなければ新入生の入学を経て、新学期を迎えることが出来ません。こういう現実がある限り、どういう形であれ、必ず入試は行われます。
 しかし、「三密を避ける」が暮らしの大原則となった今、中学入試を控える小学校6年生でさえ、まだまだ身体的にも成長の途上。小学校受験、幼稚園受験となれば、志願者を迎える側の苦悩、ご苦労はどんなものでしょうか。
 当然、入試に臨む側は、何を考えても心が折れそうになる・・・年です。

 私は毎年、この時期がやってくると、卒業生のみなさんに、「どうぞ、マナーズの後輩達、ご両親、ご家族のために祈っていただけませんか?」とお願いしています。
 どうぞどうぞ、今年は「がんばれー」というエールと共に、すべてのことがつつがなく、無事に終わることを祈ってください お願いします

 毎年、私は湯島天神にお参りをした時には、絵馬を奉納します。書き終えた絵馬を、ご本殿の前に結ぶとき、なるべく、他の絵馬に書かれたことには目がいかないようにしています。絵馬には、その人一人の一人の「心の言葉」が綴られていますからね。
 でも、昨日は図らずも、私が結ぼうとしたすぐ下のあたりにあった「なんで私は、こんな年の受験になったのだろう。悲しい。」と書かれた絵馬に目が留まりました。

 どんな年であっても、受験をする子、支えるご両親、ご家庭は、とても苦しい時間を過ごします。だからこそ、最後のお願いにと、神様や仏様のお力を、お守りを、願うのです。
 どうぞ、すべてが無事に終わりますように みなさんの祈りのお力をお貸しください

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