クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

いくつになっても、学びは尊い!

2020年10月20日 | その他

 このコロナ禍にあって、すべての人が様々な難儀を強いられています 日本人ってえらいなあって思います。徒党を組んで、シュプレヒコールがんがんで文句を言わない・・・言ったもん勝ち、って感じがない・・・ブツブツと小声で文句を言いながらも、やっぱり、粛々と毎日を過ごす日本人の気質を、あらためて感じます
 みんな難儀をしているわけですが、そんな中で、今日から本年度の考査が始まりました
よくぞ、各学校もここまでこぎつけたものだ・・・とも思います。でも、もっともっと、よくぞすべての受験生、受験生家庭が、今日を迎えられたものだ、と感無量です
 夫は日曜日から北海道へ出張中。家には私一人で、いろいろと季節の入れ替え等、雑用をこなしながら秋の夜長を過ごしましたが、ベッドに入ってもなかなか寝付けません 近くを走る高速道路の音が、小さく聞こえるばかりで、どんどん意識がはっきりしていくばかりで、一向に睡魔はやってこない・・・いっそのこと、起きてしまおう、と決めて、映画を観ることにしました 少し前から気になっていた「The Promise」というアメリカ映画を観るこよにしました。
 「少し前から気になっていた理由」は、解説の冒頭に「20世紀初頭、オスマン帝国の・・・・」とあったから。昨年の春、トルコ旅行に行き、それ以降、一層トルコやオスマン帝国に興味深めた私は、解説の中の「オスマン帝国」にヒットし、どんな内容かも全く調べることもなく、見始めたのでした。
 しかし、その内容は非常に重く・・・20世紀初頭、ちょうど第一次世界大戦が始まった時期、トルコでは、トルコ国内の「アルメニア人」の大量虐殺があった、という史実に基づいたストーリー。
 歴史好きの私ですが、今まで一度も見聞きしたこともなく、学生時代にも、全く習ったことのない歴史でした。ただただ驚き、ショックで、何も知らずに暢気に「トルコ、大好き」などと言っていた自分が恥ずかしくなりました 

 最近、とみに思うのです。62歳にもなって、何と知らないことの多いことか、と もちろん、そんなことは当然です。でもね、「トルコ」という国に全く今まで縁がなかったわけではありません。たった8日間ではありますが、その映画にも出てきた「コンヤ」という町にも行きました。
 そして、そんなたーくさんたーくさんある「知らないこと」を知るチャンスに恵まれ、「知ることができる」という幸運
 たまたま、今回「知ったこと」は、アルメニア人の大量虐殺(100万~150万人と言われています)という不幸な歴史なので、「知り得た幸運」などという言い方は不適切だと思うので、どうぞ誤解はしないでください それでも、知り得たことによって、今後はその人達のために心を向け、祈ることはしたい、と強く思っています

 知ること、新しい学びって、本当に素晴らしいですね
毎日制服を着て、次から次へと新しいことを教えていただける学校生活に戻ることは出来ません。でも、私は死ぬまで、新しいことを知ること、学べることに感謝し、死ぬ瞬間まで学ぶ楽しさを満喫したいと思いました

 

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秋の保税展が始まりました!

2020年10月10日 | 楽しいお話し

 この週末は、台風14号の直撃を受け、とんでもないことになるのではないか?と心配したのですが・・・まあ、この雨であれば許せる範囲でしょうか 台風の影響だけではなく、秋雨前線のせいで、まさに「秋の長雨」になってはいるものの、想像していたよりも風が強くないので、傘もさせますしね。

 さてさて。
一昨日から「秋の保税展」が始まりました 毎年、10月の秋の保税展は「考査前の時期」「面接の時期」に重なり、私が「ジュエリー・マナーズの~~~」とご案内したり、お話をしたりすることを、何となく快く思えない・・・という方もおいでになるかもしれませんね。私自身も、重々そういう思いを持たれる方がおいでになるであろうことは認識しています。
 でもね、そういう方々には「言い訳」としか聞こえないかもしれませんが、自分自身の経験から実感する私の持論「宝石は大地からのエネルギー。パワーストーンである」「宝石は、紀元前5000年のエジプトの時代から、魔除け、厄除けの意味を持った尊い鉱物である」という考え。
 だからこそ、最も私がパワフルでありたい、パワフルであるべきこの時期の「秋の保税展」は、ジュエリーフェアの中でも、最も貴重に感じているのです

 おっと、話を保税展に戻しましょう
会場においでになる、おいでにならない関係なく、いつも、ジュエリーマナーズのお知らせをとっても楽しみにしてくださる方もたくさんおいでになります。
 また「マナーズを卒業されるまで、ジュエリーなどには全く縁がなかったけれど、怖いもの見たさで足を踏み入れてみて、すっかりその魅力とパワーの理解者になりました」という方もおいでになります。
 一度でも足を運んでくださった方が総じておっしゃること、それは「宝石そのものに、また、そこに並ぶジュエリー達に、いろんな物語があることなど、全く知らなかった。そういう物語を知識として知ることや、自分が身に付けるジュエリーの話を知ることで、宝石への思い、宝石の見方が完全に変わった」ということ。
  そうなのですよね 商品としてではなく、そこに並ぶジュエリー達のお話を聞くのは、とっても有意義です。

 そうそう、これは「宝石に関する物語」ではありませんが、きっと「なるほど~」と思っていただけるであろうお話をしましょうね。
 フェアにおいでになり、「先生、今日こそは選ぼう自分のためのご褒美を見つけたいという気で来ました。でも、指輪はちょっと大層だと思うので、ピアスにしておこうと思います」こんなふうにおっしゃる方。
 この場合の「指輪は大層・・・ピアス(イヤリング)にしておこう」という思いの中には「指輪は高価なものだけど、ピアスやイヤリングならば手が届く気がする」ということなのだと想像できますよね。
 でも、これは大きな間違いなのです・・・
 今では着物を着る、という機会はほとんど無くなったものの、やはり私達日本人の心の中には「和服の文化」が根付き、宝石というと「指輪(リング)」という考えが中心となっています 
 なぜって? それは、着物を着ている時には基本的にイヤリングはしませんし(まあ、今ではされる方もおいでになりますが)、胸元が詰まった着物では、ネックレスをすることもありません。ブレスレットもしない・・・
 なので、着物を着ている時、唯一「宝石」として身につけたのが「指輪(リング)」だったわけです。
 もちろん、着物だからこそ「帯留め」に翡翠を、サンゴを、という文化はあったのですが、帯留めの大きさは、指輪に用いる宝石の大きさとは比べ物にならないほど大きい。なので、帯留めに宝石を選ばれるような方々は、いろんな意味で「普通の人、庶民」ではなかった、と言えるでしょう。

 ということで、私達日本人にとっての「指輪(リング)」は、長い間、唯一無二の「宝石・ジュエリー」だったわけです。だから、現代でも指輪は日本人にとって一番尊ばれる宝飾品であり、一番人気のあるジュエリーなのですよ
 ところが、です。指輪は「1個」ですみますが、如何せん、耳は左右にありますからね。「でも先生、指は10本ありますよー」というお声がかかりますか?はいはい、確かに指は10本ありますね。かと言って、10個の指輪はしないし、同時に2つ以上の指輪を選ばれる方もおいでにはならないでしょう。
 でも、ピアスやイヤリングは基本的に左右2つで1セット(今では、単品のピアスもありますが) 
  これでおわかりですね 単純に考えても、指輪とピアス、同じ大きさの石を使うとすれば、ピアスの場合は「倍のお値段になる」ということなのです。
 それにね、ピアスを作る場合には、左右二つ同じ大きさ、同じような輝き、同じようなテリ、色のものを見つけ、選ばなくてはなりません。そうなれば、最低でも3つ以上の石が必要になりますよね・・・

 62年間生きているうちに、私にはいくつもの持論が生まれましたが、その中でもピカイチの持論は「知ることは楽しい」です。
 毎回、ジュエリーフェアの会場で、いろんなお話をお聞きし、新しいことを知り得ることは、この上ない喜びです。そして、会場に所狭しと並ぶ1000点以上のジュエリーから、たーくさんのパワー、エネルギーをもらえるのです。
 どうぞ、ご興味がわいた時、私とご一緒に「知る楽しみ」を共有し、ジュエリーパワーを浴してくださいね

 

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