クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

一周忌を迎えます

2021年11月10日 | その他

 早いものです。母が亡くなってから13日で一年になります。
母は、コロナを罹病して亡くなったわけではありませんが、新型コロナウイルスの感染流行が大きな要因となったことは否めません 
 母自身が望んだ、父が晩年を過ごした介護施設に入居し、一人暮らしの不安から解放されてホッとしたのも束の間。入居から10日目に大阪に緊急事態宣言が発令され、私は大阪に行くことが出来なくなりました。4月13日の母の89歳のお誕生日にも帰省は叶わず・・・ それ以降は「顔を合わせて楽しむ」というチャンスが突然奪われ、2ケ月が過ぎました。その後も、介護施設という特殊な環境のため、毎月の帰省は出来ず・・・母の施設への転居後、私が母に会えたのは5回だけ。
 そうこうしている間に、母は信じがたいことにどんどんと弱っていき、転居の時の溌溂とした容姿の見る影もなくなり、思考や記憶も時々混濁し、挙句には起き上がることさえままならなくなる
 人というものは、多少の不安や不満というような「マイナスのパワー」も生きる力なんだな、とあらためて実感したのは、母の変貌から、でした。
 母は、父の入居当時から馴染みがあったということもあり、介護施設で本当に大切にしていただき、「一人で頑張って毎日を生きていかなければいけない」という緊張と不安からも解放されました 本来ならば、そういう整った住環境に、私は今まで通りひと月に一度、2泊3日で帰省をし、おしゃべりをしたり、外食をしたりして、あと最低5年?は元気に暮らせたのではないか?
 娘や孫を自慢するのが大好きで得意だった母は、ご自慢の自室で「ねえ、ええでしょう?このソファも机も、オシャレな仏壇も、みーんな娘が考えて用意してくれましてんよ、ふふふ」と話し、他の入居者から「ちょっと嫌な奴」と思われたかもしれません、笑。
 その母ご自慢の居室。私が手間暇かけて整えた介護施設の一室は、今はそっくりそのままでその介護施設の「モデルルーム」になり、ありがたいことに母の死後もお役に立てていただいています

 この1年間、いろいろなことを考え・・・反省や後悔がたーくさん もうどうもできませんけれど 今度、私が「あの世」に行って、母と再会した時「お母さん、ごめんね」といっぱい言わなければいけません。

 4人の親達がすべて逝き、主人も私も「子」としての立場で考えたり、物を言ったりするこがなくなりました。主人と二人、「一応、責任は果たせたかなあ・・・」とよく話しますが、さてどうでしょうか。主人もやっぱり反省や後悔があるそうです

 母の命日が過ぎたら、今年は母も大好きだったクリスマスの飾りつけのことを考え始めようと思います コロナ禍にあって、納骨も済ませてられないままでの1年。来月早々には帰省して、やっと母の最愛の父と一緒に、またまたお墓で仲良くやすんでもらいます


 陰気な私の独り言をお聞きくださり、ありがとうございます。みなさまに感謝です


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思わず眺めました・・・ | トップ | 新学期が始まりました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

その他」カテゴリの最新記事