クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

今日はちょっとお休みをします。

2018年06月30日 | 教室の近況報告
 ワールドカップ、盛り上がっていますね
私は国際試合になると、にわかサッカーファンになるくちですが でも、とても楽しいです

 今日はちょっとお休みをします。ごめんなさい


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大阪の地震から学ぶこと?!

2018年06月20日 | 教室の近況報告
 偶然にも、私は大阪に地震の起こった日の9時、東京駅から新幹線に乗る予定でした
 朝8時には家を出ようと決め、そろそろ家を出ようとしていた時、テレビで速報が流れました。「7時58分、大阪の北部で、かなり大きな地震が起こりました・・・」
 えーーーーーー
すぐにスマホで母に電話をしました 3回の呼出音の後、すぐに母が出ました。「ああ、まどかちゃん、私、洗面所にいてね。そしたら、ドスーン、ドスーンて2回、落ちるような感じがあってね。びっくりしたわー でも、私は大丈夫。ちょっとお人形が倒れたくらい・・・」
 母は木製や陶製等、大小様々なお人形を集めていて、それを飾るガラスケースが2つあるのですが、そりゃあ、震度6弱ともなれば、ちびっこ人形はバタバタと倒れただろうなあ、と想像は出来ましたが、むしろ、そのくらいで終わったのであれば、想像よりもはるかに軽い母のダメージだったことに安心しました

 その後、東京駅には向かったものの、復旧の見通しは立たないであろうと判断し、一旦帰宅。午後1時に新幹線が全線で動き出したのを確認し、東京駅に向かいました。
 JR東海の改札前はごったがえしていて、駅員さんは対応に追われ、大きな声で「切符のある方は、どんどん、ホームに入っている列車に乗っていただいて良いです」と説明。
 あちこちのこだま停車駅で先行列車との時間調整のために停車した博多行きののぞみ号は、結局、4時間半かかって新大阪駅に着きました 香港の行くほどの時間がかかりましたが、揺れの強かった「高槻市」も徐行しながら突っ切り、到着できたことは奇跡のように思えました。

 新大阪駅に到着した後も、なかなかの厳しい状況・・・新大阪駅を通るJRの在来線も地下鉄も動いていないため、新大阪駅に到着した客は全員タクシー移動を余儀なくされ、駅舎の外は二重、三重に列が続いていて、1時間以上待っているという声があちこちから聞こえました
 歩いて行こうにも、新大阪駅から大阪の中心部に直線で向かう道路「新御堂筋」は、自動車専用道路。大きな淀川を渡るために人が通れる橋まではかなり遠い・・・ 「並ぶしかないね・・・」と思いつつ、確認のために「近距離専用タクシー乗り場のほうに向かうと、そこには10人程度の列。「?????なななんで?あの、とぐろを巻いている列は何?」
 どうも、並んでいるのは中距離、遠距離のタクシー利用者らしく(きっと、そんなことはわからず、そんなアナウンス等もなく、勝手のわからない人達は、なすすべなく並んでいるのだと思いました)、私は5分も待たずに乗車。
 途中、自動車専用道路と認識していた道路の端っこは、帰宅困難者の行列がゾロゾロ・・・きっと、その様子を映像に収め、ニュースで流すのであろうヘリコプターが何機も飛んでいました。
 お陰様で、母の家(34階にあります)はパタパタと小さなお人形があちこちで倒れたことと、普段使うことのない中国茶用の小さなお湯のみが1個だけ割れただけでした。
 ご心配をおかけいたしましたが、大丈夫です ありがとうございました

 地震の多い関東では、地震で揺れるたびに「おー、とうとう来たかな」と思いますよね。実際に大きな地震が来ることを思えば、子ども達を含め、家族でいろいろと「話し合う、決める、確認する」ことは多いと思います。
 でも、そういう「実質的な備え」について話すだけではなく、どうぞ「今、この時間に」難儀をしている人達に思いを馳せる・・・そういうこともしてみませんか?
 夜にこうこうと電気がついて明るいこと・・・ ガスや電気が問題なく使えているからこそ、温かくて美味しいご飯が食べられること・・・余震におびえることなく、楽しい時間が過ごせていること・・・等々。
 こういう「当たり前」と考えていることが出来ず、苦労をされている人、同年代の子ども達がいることを話してあげませんか?
 今の子ども達は、全員が「王子様、王女様」で、苦労をすることはありません。常に親や祖父母、大人達に守られ、わがままも許され、大事にされています。すばらしいことではありますが、そういう環境の中にいると、「苦労をすること」「辛い思いをすること」の経験が少なく、そういうことをイメージすることさえ出来ない・・・それは問題です

 二泊三日を実家で過ごし、さきほど帰京しましたが、大阪にいる間、身体に感じる余震はたった1度だけでした。あまりに少ない余震が、よけいに不気味に感じています

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あの日から1年が過ぎました・・・

2018年06月11日 | 教室の近況報告
 「あの日?・・・あの日なんの日、気になる日」なーんて、バカな冗談を言うのは不謹慎。でも、そんな風に茶化して思い出したい?思い出せるようになった?そんな日です。
 あの日、6月9日。それは、夫の食道ガンが発覚した日、です。
イタリア語のレッスンの最中に、めずらしく夫から電話。
「なになに?メールじゃなくて電話、なの?よほど緊急なんだろうな。レッスンが終わったら、すぐにコールバックしなくちゃ
 イタリア語のクラスのお仲間と学校を出て、陽気におしゃべりをしながら、私は夫に電話。2回ほどの呼出音ですぐに「もしもし」と夫の声。
 
 「あっ、ごめんごめん 今朝はイタリア語だったから。何?どうしたん?」
 「そうやったね、ごめんな。あの・・・僕、食道ガンやねんて。」

 夫はいつものように朝から泳ぎに行き、その後に出勤していたとばかり思っていた私。なので、まるで事態が呑み込めずに混乱しましたが、冗談でガンだなんて言える訳もなく・・・それに、電話の向こうの声は、明らかに尋常ではない事が動き始めた、ということを感じさせるものでした

 すぐにタクシーに飛び乗り、家に向かいました。わずか10分ほどの時間でしたが、黙っていると何か考えてしまう自分が怖くて、あろうことか私は運転手さんに「運転手さん、あのね、私今、家に帰るところなんですけど・・・たった今、主人から電話があってね、主人が食道ガンだって言うんです。私、何がなんだかわかんなくて。だって、今朝、主人はいつも通りに泳ぎに行ってから出社しているとばかり思っていたのに、検査に行ってたんですって。そこでね、ドクターから食道ガンだって言われたらしいんですよ」としゃべり続けました。
 思えば、あの時のタクシーの運転手さん(比較的、若い方でした)は困られたでしょうねえ。でも、さすがにプロですよ。「そうでしたか・・・」「それは、驚かれましたでしょう」「今は医療が進んでます。ご心配ないですよ」「ダンナさんにがんばってもらいましょう」等々、私が支払いを終えるまで、ずっと真剣に私の話を聞き、それに対して心を込めて応えてくださいました
 何という方だったか・・・それをもチェックせずに降りてしまいました それをしっかりとチェックしていたら、今あらためて心からの感謝の気持ちを伝えたいと思います

 みなさん、どうぞ定期的に「検査」をしてくださいね
私は1年に一度、胃の内視鏡検査、2年に一度、大腸の内視鏡検査を受け、首下から腰までの五臓六腑がカバー出来るCT検査を1年に一度受けています。私が検査に神経質なのは、父に持病があったという環境が大きく影響しています。病気になってはいけない、事前に防げるならば何でもしたい、という強い思いがあります。
 しかし夫は、多忙であることを理由に、2年半も検査を怠っていました たまたま、さすがにそろそろしないといけないかな、などと思い、あの日に予約をいれていた・・・天の神様に感謝しかありません
 
 検査は怖い・・・などと、大人なのに訳の分からないことを理由に受けることを先延ばしにする人も少なくありません。
 でもね、是非ぜひ聞いてください
私の父は、若年性のパーキンソン病でした。40代後半で発症し、徐々に、徐々に言語機能や運動機能が蝕まれていきました。2年前、83歳で亡くなるまで、患者である父、それを支える母は、ずっとずっと難病と闘ってきたのです。完治することのない病気でしたので、40年近く、両親はどんな思いでその病と付き合ってきたのか・・・と思うと、私はあらためて両親への愛情と尊敬の念が強くなります。
 だって、私は夫とまだ1年間しか闘っていないですからね それに、夫は治療に大変な思いをたくさんしてきましたが、それでも今はガンの宣告前と、全く何も違わない暮らしをしています。ガン細胞に一度蝕まれると、一度はそのガンを克服しても、生涯、定期的に検査をし、ガンくんの再来はないか?とハラハラしなくてはなりません
 それでも、ガンは早期発見さえすれば、必ず克服できる病なんです
ガン医療は日進月歩。患者が多いこの病の研究は、本当に日々進んでいるのです。それに、妙な表現ですが、夫がお世話になっているガン専門病院のドクター達は、本当に「ガンが大好き」な様子。とにかく、外科も放射線科も、ガン治療に対する熱意は大変なものです
 検査をして、何もなけれな「ホッ」です。
 検査をして、ガンが見つかったら? もちろん、そのときのショックは大きいですが、その後、冷静に戻り、家族と共に闘えば、必ず道は拓けます

 定期的な検査、早期の発見、それさえあれば、ガンは決して怖い病ではないのです
患者であった夫の思い・・・それは、私にはわかりません。もしかしたら、全く別の思いを持っているかもしれません。でもね、昨年の6月9日、私が帰宅した時、自分の部屋で立ち尽くしていた夫の姿、夫の顔・・・もう今はあの顔を見ることはないのです。闘って、克服した。早期発見をすれば、それが出来るのです

 今、夫は3カ月に一度、内視鏡とCT検査をしています
明日は、その結果を聞きに行く日です。正直、夫婦でドキドキします。でも、そのドキドキも、共に分かち合う新たな夫婦の愛情です

 アップが一日遅れました ごめんなさい
鬼のかく乱で、私が風邪を引き、咳に悩まされ、声もあまり出ません 5年ぶりの風邪です 早く治します

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