Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

私が初めて創ったドラマ  「僕と彼女と僕と蠅」 *感想*

2010-12-19 | 秋ドラマ(2010)感想
* 「僕と彼女と僕と蠅」 * NHK BSにて放送  番組HP

前回放送された「怪獣を呼ぶ男」は 地元の方々にエキストラとして参加してもらって撮影する様子が 
映画とドラマの二重構造になっていることや 主演の星野源さんが醸し出す味わいなどは楽しめたし 
撮影に参加されていた太良町の方々の笑顔には癒されたけれど
・・・これをドラマとして見せられても 正直 どうのような感想を述べていいのか・・・
ただただ ただただ困るばかりなので 感想のUPはなし。

さて 今回のドラマの感想でも。
僕(石田法嗣)の部屋に漂う まるで病室のような清潔感と
彼女(夏帆)と 彼女が存在する河岸の風景に漂う まるでファンタジーのような透明感が印象的なドラマ。
日常とはかけ離れた静けさや穏やかさを保ったまま ストーリーは繰り広げられていくのに
僕からは どうしようもなく荒んだ心が 彼女からは どうしようもなく醜い悪意が漂ってくるのは
何とも言えないインパクトがあったわぁ。
僕と彼女が ゆとり教育ど真ん中の世代であるという設定が 
二人から漂う虚無感だとか 無気力だとか 無感動だとかいったものを 
より強調する要素となっているのも面白かった。

僕の彼女への言葉や蠅のつぶやき カゴに図書室の本が入れられた自転車のシーンなどに漂う違和感は
ラストのオチを見た後には 納得できるものとなっているのね。
(ただ このオチは「オーマイゴッド」で 既に見てしまっているのが チョッピリ残念。)
僕の部屋で繰り広げられる僕と彼女の会話のシーンは 間に挟みこまれたショウジョウバエに関する映像よりも
僕と彼女の表情を もっと見てみたかったと 個人的には思うのだけど
全体的には 監督さんの個性が溢れるドラマを楽しむことができた。 

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