なりたいものになれる魔法

子ども達はお昼ご飯を食べています。
２歳児クラスともなると、おしゃべりも楽しい時間。
ほらほら、前を向かないとこぼすよ…

その日は「おおきくなったらなにになる？」
そんな話で盛り上がっていました。

アイドル、プリキュア…それぞれがなりたいものを自由に言い合っています
「〇〇先生はもう大きいねぇ」
自分達のはもう言い終わって担任を見たら、先生はもう大きい。
「そうだねぇ」と笑う子ども達。
楽しそうです。

会話になんとなく耳を傾けながら食事の介助をしていると…
「先生は大きくなったらなにになりたいの？」
男の子がそう聞いてきました。

「え？先生？…先生は…」

何になりたいかを知りたくて、まっすぐな視線を向ける男の子。
そんな顔を見ていたら、年齢を言い訳にあれやこれやできない理由を考えるのが、ばかばかしくなりました。


子ども達には、なりたいものになって欲しい。
自信満々に夢を語り、前だけを向いて進んで欲しいものです。