青森市で9.4MW水力発電所の新設

2031年度に営業運転を開始する予定の新上松沢発電所の新設工事に着手。
青森県が建設中の補助多目的ダムの水力を活用する計画で、本格的な工事は2025年度の開始。

1957年に運転を開始した上松沢発電所は高経年化が進んでいたでつ。
これを受けて、2025年5月をもって廃止するでつ。
新設するにあたっては、導水路など既存設備の一部を活用することで、建設コストや環境負荷の低減を図るでつ。

なお、今回の工事により、出力は9.4MW。
従来5.4MWの倍になるでつなぁ～

補助多目的ダムとは、都道府県知事が事業主体となり、ダムの建設から管理までを一貫して行う多目的ダムのこと。
本来の目的である治水に加え、発電機能を兼ねるでつ。
今回の新上松沢発電所はダム式と水路式を組み合わせたダム水路式。

青森市市街地を貫流する堤川の支川駒込川上流で建設中の駒込ダムに貯めた水を、水路を通じて落差のある位置まで導き、
そこから水を落下させて発電するでつ。
同社はカーボンニュートラルの実現に向けて、再エネ200万kW開発の早期達成を目標に掲げて取り組みを推進。

今回の取り組みもこの一環として実施されるでつ。