マツダは、昔も今も未知の技術に強く引かれる進取の気性に富む自動車メーカー。
今から60年前の1960年、マツダはドイツのNSU社(現・アウディ)と技術提携を結び、バンケル・ロータリーエンジンの
実用化に向けて動き出したでつ。
そして1967年5月、世界で初めて2ローターのロータリーエンジンを積むコスモスポーツを発売。
1970年代になるとマツダは、「ロータリゼーション」と呼ぶ販売戦略を積極的に推し進め、1978年にはピュアスポーツのRX-7を投入。
このSA22Cに始まり、1985年にFC3S、1991年にはFD3Sと、3世代のRX-7を市場に投入しているでつ。
1978年にデビューした初代サバンナRX-7はロータリーだからこそボンネットを低くでき、重量配分に優れたスポーツカーを実現。
ロータリーの排ガスや燃費で悪戦苦闘したでつ。
マユ形のケースの中を三角形のおむすび状のローターが回るロータリーエンジンは、回転運動によって動的なエネルギーを
発生するから滑らか。
また、同じ排気量でもパワーを出しやすい。
エンジンよりNOX(窒素酸化物)の発生量が少ないなど、排ガス浄化性能も優れているでつ。
弱点は、その構造から燃費が悪いこと。
だから燃費よりも高性能を重視するスポーツカーのRX-7に搭載。
軽量コンパクトだから、ボンネットも低くできるでつ。
2代目サバンナRX-7(FC3S)に搭載された13Bターボエンジン。
燃費は悪いでつが、モーターのようにスムーズな回転フィールが極上
RX-7は北米を中心にヒットしたでつが、1990年代になるとバブルが弾けたでつ。
アメリカでは保険料が高騰し、スポーツカー離れが一気に進んだでつ。
RX-7も多くのスポーツカーと同じように、1996年に北米市場から撤退。
日本ではその後も販売を続けたでつが、厳しさを増す排ガス規制や衝突安全への対応に追われているでつ。
そして2002年8月に販売を休止。
最後のRX-7は、春に限定発売した特別仕様車の「スピリットR」。
それまでマツダは、高性能化のためにロータリーエンジンにターボチャージャーを組み合わせていたでつが、
排ガス対策や燃費など、環境対応においては苦慮していたでつ。
RX-7の最後のモデルとなった3代目のFD3S。
特別仕様車のスピリットRはスペック、トランスミッション、乗車定員の違いで3タイプ用意され大人気RX-8はマツダのこだわりの結晶。
ロータリーの将来性が危ぶまれるなかでもマツダは開発を続けたでつ。
3代目のFD3Sを発売した直後から自然吸気ロータリーエンジンの開発に力を注いでいたでつ。
その最初の回答が、1995年の東京モーターショーでベールを脱いだショーカーの「RX-01」。
1995年の東京モーターショーで公開されたRX-01がRX-8の礎的モデル。
走りへの飽くなき追求がNAロータリースポーツを生み出したでつ。
1999年のショーには観音開き4ドアの「RX-REVOLVE」を参考出品し、このプロトタイプを発展進化させたのが「RX-8」で、
2001年1月のデトロイトショーでベールを脱いだでつ。
秋の東京モーターショーには限りなく量産型に近いプロトタイプをお披露目。
スポーツカーにとっては苦難の時代に、撤退するメーカーも少なくなかったでつ。
だけど、マツダはモノづくりと走る愉しさに徹底的にこだわる姿勢を見せて、新たな目標に向かって果敢に挑み続けたでつ。
これこそマツダが苦境に屈することなくRX-8を作ることができた最大の理由、伝統継承のロータリースピリッツでつなぁ~。
RX-01の進化形がRX-REVOLVEで、RX-8の市販形に大きく近づいているでつ。
ロータリーを絶やさないという情熱を感じさせるでつ。
RX-8はマツダでなければ生まれてこなかったでつ。
RX-8の正式発売はRX-7休止後の2003年4月。
このことと車名から、RX-8がRX-7の後継車として登場。
RX-8はマツダでなければ誕生しない、超個性的なロータリースポーツ。
エクステリアは今見てもカッコいいと感じるデザイン。
4ドアを採用しているでつが、躍動感あふれるダイナミックなフォルムで、遠くからでも目立つでつ。
フロントフェンダーの峰を立たせたデザインとしたのは、真のスポーツカー。
その文法にのっとって、ロングノーズ&ショートデッキにコンパクトなキャビンを被せたでつ。
衝撃的だったのはドア。
ユニークなセンターオープン式リアドアを持つフリースタイルシステムのドア構造としているでつ。
リアバンパー下は、レーシングカーのようにデュフューザー形状とした。キャビンは快適で、後席も2人が無理なく座れる広さ。
燃費の悪さをも吹き飛ばす魅力も時代には抗えずでつなぁ~
パワーユニットは、マツダの技術の粋を集めて設計された新世代の13B-MPS型2ローターロータリーエンジンを搭載。
RENESIS(レネシス)のニックネームを持つ単室容積654ccの2ローターで、吸排気ポートはサイドポート方式。
現状ではサイドポート方式のロータリーはRX-8が最初で最後となっているのが孤高の存在と言われるゆえん。
RENESISは次世代を担うマツダのロータリーエンジンとして開発されRX-8に搭載。
マツダ初のサイドポート方式を採用しながら、RX-8にしか搭載されなかったでつが、インジェクターや潤滑システムなども
独自の設計とし、ローターそのものも10%以上の軽量化を実現するなど新世代ロータリーにふさわしかったでつ。
タイプSの6速MT車は最高出力250ps/22.0kgmで、210ps/22.6kgm版には5速MTのほか、電子制御4速ATを設定。
タイプSのエンジンはレッドゾーンが9000rpmで、そこまで一直線に気持ちよく回りきった。スムーズさも群を抜くでつ。
ロータリーエンジンならではの軽やかな回転フィールに加え、独特の排気サウンドも刺激的。
後期モデルはタイプRSを名乗り、最高出力は235psにディチューンされていたが、ターボで武装したRX-7と同等の性能。
パンチ力と高回転の伸びは少しだけ鈍ったが、実用域のトルクも厚みを増したから前期型よりはるかに扱いやすく、
レギュラーガソリン仕様となったのも歓迎されたでつ。
RX-8はハンドリングも軽快だが、クロスレシオの6速MTは100km/h巡航の時、3000rpmを示すでつ。
当然、ワインディングロードで気持ちいい走りを楽しむと、みるみる燃費は悪化。
人馬一体のニュートラルな運転感覚と刺激的なパワーフィールを身につけたRX-8だったでつが、NAエンジンでも燃費は今一歩。
RX-8はRX-7の後継モデルとしてスポーツ性を追求すると同時に、4人が快適にドライブできるという新たな価値観を持っているでつ。
それを許せるだけの魅力がRX-8があったでつ。
刺激的な走りを楽しめるだけでなく、4ドアだからファミリーカーになる資質も備えていたでつ。
RX-7同様にRX-8の最終限定モデルも名称はスピリットR。
ロータリーに対する熱き思いがRX-8には込められているRX-8が革新的で、魅力的なスポーツカー。
マツダが手塩にかけて育ててきたロータリーエンジン搭載のスポーツカーは、マツダだけでなくニッポンが世界に誇れる
モノづくりの技術遺産。
東京モーターショー2019で公開され2020年から欧州で販売を開始する電気自動車のMX-30は、ロータリーエンジンを
発電用とするレンジエクステンダーを追加予定。
オリンピックの聖火と同じように、その火を絶やしてはいけないロータリーエンジン。
ロータリーエンジンにモーターを組み合わせてレンジエクステンダーにすれば、燃費は大きく向上するでつ。
実際に東京モーターショー2019で世界初公開されたEVのMX-30はロータリーエンジンを発電用に搭載した
レンジエクステンダーを追加することを明らかになっているでつ。
ロータリーエンジンは水素とのマッチングがいいため旧くから水素ロータリーが研究されてきたでつ。
2005年に登場したRX-8ハイドロジェンロータリー。
また、マツダは早くから水素ロータリーエンジンの研究を進めてきたでつ。
1990年代にはHR-Xを発表したし、メタノール改質方式にも挑んでいるでつ。
2003年の東京モーターショーにRX-8ハイドロジェンロータリーを参考出品し、2年後には進化版の
RX-8ハイドロジェンロータリーを発表。
SKYACTIVテクノロジーなどを加え、クリーンで高性能な次世代のロータリーエンジン搭載車の誕生を心待ちしたいでつ。
東京モーターショー2015で世界初公開されたロータリースポーツのコンセプトカーであるRX-VISION。
SKYACTIV技術が投入された新世代ロータリーのSKYACTIV-Rを搭載。
やっぱり、レンジエクステンダーではなく、走るエンジンとしてロータリーは復活してほしいでつなぁ~
トヨタのガセネタでHVが燃費いいなどと宣伝されてるけど、こりは日本だけ…
欧米ではHVは傍流。
つうか最近は、HVで新車情報の三本さんの言葉を借りれば、ケチンボ運転が主流になっちゃってるけど
やっぱりバリバリに燃費気にせず、エンジンだけで走れる車に乗りたいなぁ~とか思うでつなぁ~
いつかは、ロータリー車に乗りたいと思うんだけどなぁ~
今から60年前の1960年、マツダはドイツのNSU社(現・アウディ)と技術提携を結び、バンケル・ロータリーエンジンの
実用化に向けて動き出したでつ。
そして1967年5月、世界で初めて2ローターのロータリーエンジンを積むコスモスポーツを発売。
1970年代になるとマツダは、「ロータリゼーション」と呼ぶ販売戦略を積極的に推し進め、1978年にはピュアスポーツのRX-7を投入。
このSA22Cに始まり、1985年にFC3S、1991年にはFD3Sと、3世代のRX-7を市場に投入しているでつ。
1978年にデビューした初代サバンナRX-7はロータリーだからこそボンネットを低くでき、重量配分に優れたスポーツカーを実現。
ロータリーの排ガスや燃費で悪戦苦闘したでつ。
マユ形のケースの中を三角形のおむすび状のローターが回るロータリーエンジンは、回転運動によって動的なエネルギーを
発生するから滑らか。
また、同じ排気量でもパワーを出しやすい。
エンジンよりNOX(窒素酸化物)の発生量が少ないなど、排ガス浄化性能も優れているでつ。
弱点は、その構造から燃費が悪いこと。
だから燃費よりも高性能を重視するスポーツカーのRX-7に搭載。
軽量コンパクトだから、ボンネットも低くできるでつ。
2代目サバンナRX-7(FC3S)に搭載された13Bターボエンジン。
燃費は悪いでつが、モーターのようにスムーズな回転フィールが極上
RX-7は北米を中心にヒットしたでつが、1990年代になるとバブルが弾けたでつ。
アメリカでは保険料が高騰し、スポーツカー離れが一気に進んだでつ。
RX-7も多くのスポーツカーと同じように、1996年に北米市場から撤退。
日本ではその後も販売を続けたでつが、厳しさを増す排ガス規制や衝突安全への対応に追われているでつ。
そして2002年8月に販売を休止。
最後のRX-7は、春に限定発売した特別仕様車の「スピリットR」。
それまでマツダは、高性能化のためにロータリーエンジンにターボチャージャーを組み合わせていたでつが、
排ガス対策や燃費など、環境対応においては苦慮していたでつ。
RX-7の最後のモデルとなった3代目のFD3S。
特別仕様車のスピリットRはスペック、トランスミッション、乗車定員の違いで3タイプ用意され大人気RX-8はマツダのこだわりの結晶。
ロータリーの将来性が危ぶまれるなかでもマツダは開発を続けたでつ。
3代目のFD3Sを発売した直後から自然吸気ロータリーエンジンの開発に力を注いでいたでつ。
その最初の回答が、1995年の東京モーターショーでベールを脱いだショーカーの「RX-01」。
1995年の東京モーターショーで公開されたRX-01がRX-8の礎的モデル。
走りへの飽くなき追求がNAロータリースポーツを生み出したでつ。
1999年のショーには観音開き4ドアの「RX-REVOLVE」を参考出品し、このプロトタイプを発展進化させたのが「RX-8」で、
2001年1月のデトロイトショーでベールを脱いだでつ。
秋の東京モーターショーには限りなく量産型に近いプロトタイプをお披露目。
スポーツカーにとっては苦難の時代に、撤退するメーカーも少なくなかったでつ。
だけど、マツダはモノづくりと走る愉しさに徹底的にこだわる姿勢を見せて、新たな目標に向かって果敢に挑み続けたでつ。
これこそマツダが苦境に屈することなくRX-8を作ることができた最大の理由、伝統継承のロータリースピリッツでつなぁ~。
RX-01の進化形がRX-REVOLVEで、RX-8の市販形に大きく近づいているでつ。
ロータリーを絶やさないという情熱を感じさせるでつ。
RX-8はマツダでなければ生まれてこなかったでつ。
RX-8の正式発売はRX-7休止後の2003年4月。
このことと車名から、RX-8がRX-7の後継車として登場。
RX-8はマツダでなければ誕生しない、超個性的なロータリースポーツ。
エクステリアは今見てもカッコいいと感じるデザイン。
4ドアを採用しているでつが、躍動感あふれるダイナミックなフォルムで、遠くからでも目立つでつ。
フロントフェンダーの峰を立たせたデザインとしたのは、真のスポーツカー。
その文法にのっとって、ロングノーズ&ショートデッキにコンパクトなキャビンを被せたでつ。
衝撃的だったのはドア。
ユニークなセンターオープン式リアドアを持つフリースタイルシステムのドア構造としているでつ。
リアバンパー下は、レーシングカーのようにデュフューザー形状とした。キャビンは快適で、後席も2人が無理なく座れる広さ。
燃費の悪さをも吹き飛ばす魅力も時代には抗えずでつなぁ~
パワーユニットは、マツダの技術の粋を集めて設計された新世代の13B-MPS型2ローターロータリーエンジンを搭載。
RENESIS(レネシス)のニックネームを持つ単室容積654ccの2ローターで、吸排気ポートはサイドポート方式。
現状ではサイドポート方式のロータリーはRX-8が最初で最後となっているのが孤高の存在と言われるゆえん。
RENESISは次世代を担うマツダのロータリーエンジンとして開発されRX-8に搭載。
マツダ初のサイドポート方式を採用しながら、RX-8にしか搭載されなかったでつが、インジェクターや潤滑システムなども
独自の設計とし、ローターそのものも10%以上の軽量化を実現するなど新世代ロータリーにふさわしかったでつ。
タイプSの6速MT車は最高出力250ps/22.0kgmで、210ps/22.6kgm版には5速MTのほか、電子制御4速ATを設定。
タイプSのエンジンはレッドゾーンが9000rpmで、そこまで一直線に気持ちよく回りきった。スムーズさも群を抜くでつ。
ロータリーエンジンならではの軽やかな回転フィールに加え、独特の排気サウンドも刺激的。
後期モデルはタイプRSを名乗り、最高出力は235psにディチューンされていたが、ターボで武装したRX-7と同等の性能。
パンチ力と高回転の伸びは少しだけ鈍ったが、実用域のトルクも厚みを増したから前期型よりはるかに扱いやすく、
レギュラーガソリン仕様となったのも歓迎されたでつ。
RX-8はハンドリングも軽快だが、クロスレシオの6速MTは100km/h巡航の時、3000rpmを示すでつ。
当然、ワインディングロードで気持ちいい走りを楽しむと、みるみる燃費は悪化。
人馬一体のニュートラルな運転感覚と刺激的なパワーフィールを身につけたRX-8だったでつが、NAエンジンでも燃費は今一歩。
RX-8はRX-7の後継モデルとしてスポーツ性を追求すると同時に、4人が快適にドライブできるという新たな価値観を持っているでつ。
それを許せるだけの魅力がRX-8があったでつ。
刺激的な走りを楽しめるだけでなく、4ドアだからファミリーカーになる資質も備えていたでつ。
RX-7同様にRX-8の最終限定モデルも名称はスピリットR。
ロータリーに対する熱き思いがRX-8には込められているRX-8が革新的で、魅力的なスポーツカー。
マツダが手塩にかけて育ててきたロータリーエンジン搭載のスポーツカーは、マツダだけでなくニッポンが世界に誇れる
モノづくりの技術遺産。
東京モーターショー2019で公開され2020年から欧州で販売を開始する電気自動車のMX-30は、ロータリーエンジンを
発電用とするレンジエクステンダーを追加予定。
オリンピックの聖火と同じように、その火を絶やしてはいけないロータリーエンジン。
ロータリーエンジンにモーターを組み合わせてレンジエクステンダーにすれば、燃費は大きく向上するでつ。
実際に東京モーターショー2019で世界初公開されたEVのMX-30はロータリーエンジンを発電用に搭載した
レンジエクステンダーを追加することを明らかになっているでつ。
ロータリーエンジンは水素とのマッチングがいいため旧くから水素ロータリーが研究されてきたでつ。
2005年に登場したRX-8ハイドロジェンロータリー。
また、マツダは早くから水素ロータリーエンジンの研究を進めてきたでつ。
1990年代にはHR-Xを発表したし、メタノール改質方式にも挑んでいるでつ。
2003年の東京モーターショーにRX-8ハイドロジェンロータリーを参考出品し、2年後には進化版の
RX-8ハイドロジェンロータリーを発表。
SKYACTIVテクノロジーなどを加え、クリーンで高性能な次世代のロータリーエンジン搭載車の誕生を心待ちしたいでつ。
東京モーターショー2015で世界初公開されたロータリースポーツのコンセプトカーであるRX-VISION。
SKYACTIV技術が投入された新世代ロータリーのSKYACTIV-Rを搭載。
やっぱり、レンジエクステンダーではなく、走るエンジンとしてロータリーは復活してほしいでつなぁ~
トヨタのガセネタでHVが燃費いいなどと宣伝されてるけど、こりは日本だけ…
欧米ではHVは傍流。
つうか最近は、HVで新車情報の三本さんの言葉を借りれば、ケチンボ運転が主流になっちゃってるけど
やっぱりバリバリに燃費気にせず、エンジンだけで走れる車に乗りたいなぁ~とか思うでつなぁ~
いつかは、ロータリー車に乗りたいと思うんだけどなぁ~