読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

ジャーニー・ボーイ

2013-12-13 |  高橋克彦
ジャーニー・ボーイ
高橋 克彦
朝日新聞出版
『大久保利通暗殺事件の余韻も冷めやらぬ明治十一年―。英語が堪能で腕も立ち、“ピストル・ボーイ”の異名を持つ伊藤鶴吉は、イザベラ・バードという英国人女性探検家の北海道旅行に同行することを岸田吟香から依頼される。通訳兼護衛役の密命を帯びていた。真実の日本の姿を見聞するために、好奇心旺盛で自由奔放にふるまうバードに伊藤は悩まされる。まずは日光を目指す二人だが、反政府勢力の魔手が迫る…。東北みちのくを舞台とした奇跡の明治冒険譚! 』


イザベラ・バードの『日本奥地紀行』は読みたい本のひとつだが、そのイザベラ・バードの通訳兼案内人のイトウの立場から見たこの紀行はどうであったのか、当時の世情を合わせて高橋らしい解釈で読ませる。
イザベラは北海道まで行ったのだが、続編は出るのだろうか(本書新潟まで)

イザベラ・バードの『日本奥地紀行』のことを知ったときには、あんな時代にイギリス人の女性がそんな旅ができるものなのか、非常に大きな疑問を感じたのだがなんとなく納得できた。
改めて本家も読みたくなる。


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