読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2021年5月の読書記録

2021-06-01 | その他
読んだ本の数:16
読んだページ数:4388


火と汐 (文春文庫)火と汐 (文春文庫)感想
病院の売店で購入(余談だが内田康夫が三分の一くらいを占めていてびっくり。他の病院は知らないが) これは初読。昭和42年頃の短編4つで、解説の大矢さんも時代を読めとおっしゃっている(苦笑)表題作、たかが妻ひとりを殺すのにごたいそうなトリックで、なおかつ余分に一人殺すって・・・(・・;)
読了日:05月31日 著者:松本 清張
月蝕島の魔物 (創元推理文庫)月蝕島の魔物 (創元推理文庫)感想
たぶん田中芳樹さん初読み。YA対象の冒険活劇といったところ。ディケンズとアンデルセン、ナイチンゲールが同時代であり、その人となりが興味深かった。
読了日:05月31日 著者:田中 芳樹
昨日がなければ明日もない (文春文庫 み 17-15)昨日がなければ明日もない (文春文庫 み 17-15)感想
もちろんページターナーではある。全般に少し私の感覚とはズレがあるなぁと思うようになって文庫落ちを待つようになり、それも急がないようになり・・・。
読了日:05月20日 著者:宮部 みゆき
鳶 新・戻り舟同心 (祥伝社文庫)鳶 新・戻り舟同心 (祥伝社文庫)感想
本書の出版に気づくのが遅れ、長谷川さんが昨年11月に亡くなられたことを知り・・・(涙。本書、あれ、こんなだったかなと思うところも無きにしも非ずだが大事に読んだ。巻末に奥様の「あとがきにかえて」が掲載されている。長谷川さんの人となりを今さらながら知ることができて瞑目。ご冥福を。奥様も文筆業に入られるかもしれないと思う。
読了日:05月18日 著者:長谷川卓
ナイト・エージェント (ハーパーBOOKS)ナイト・エージェント (ハーパーBOOKS)感想
プロットを読めばそれなりで、ページターナーではある。ま、1冊だし。
読了日:05月16日 著者:マシュー クワーク
持統天皇と男系継承の起源 ――古代王朝の謎を解く (ちくま新書)持統天皇と男系継承の起源 ――古代王朝の謎を解く (ちくま新書)感想
持統以降は結局のところ天智系だということは常識かと思うのだが。
読了日:05月15日 著者:武澤 秀一
我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明 (角川文庫)我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明 (角川文庫)感想
晴明が十二神将を式にしているとは知らなかった。その十二神将を式にする過程のお話。面白い設定だとは思ったが、ちょっとまどろっこしい。映像で見ると良いのかもしれない。
読了日:05月14日 著者:結城 光流
あの日、松の廊下で (文芸社文庫 し 6-1)あの日、松の廊下で (文芸社文庫 し 6-1)感想
本能寺なみに有名であろう松の廊下。あの日、松の廊下で何があったのか。事件の3ヶ月前から饗応役下役旗本の梶川与惣兵衛の視点で描く。歌舞伎や映画等で松の廊下後を観ることはあっても、ほぼ準拠された梶川の日記が残っていることも知らなかったので興味深かった。もちろん全てが史実だとは思わないが、いろいろな偶然の重なりがこのとんでもない事件(仇討ちも含めて)を引き起こしたことは確かだろう。赤穂藩の内情も含めて興味深く面白かった。
読了日:05月13日 著者:白蔵 盈太
牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)感想
伝説のニジンスキーもバランシンも知っていたのは名前だけだった。それがわかったのが収穫か。
読了日:05月12日 著者:山岸 凉子
城と隠物の戦国誌 (ちくま学芸文庫)城と隠物の戦国誌 (ちくま学芸文庫)感想
城というとご立派な武将の証というようなものを思い浮かべるが、城のメンテナンスはどうしていたのか。戦国時代戦に明け暮れた武士たちの姿はよく描かれるが、その時庶民はどうしていたのか。巻き込まれて無一文なんて真平ごめんという知恵の数々が面白かった。著者は実に平易な言葉で隠物のあれこれを考えさせてくれる。解説は千田先生。必ずしも藤木先生と100%同意というわけでもないのだが、それもまた楽し。藤木先生が故人であられるのが残念だ。
読了日:05月11日 著者:藤木久志
黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)黄色い部屋の謎【新訳版】 (創元推理文庫)感想
大昔、創元推理文庫のベスト100の小冊子に載っていたのでもちろん読んだが、完全に忘却の彼方。新訳が出たのは承知していたが、密室は好みではないのでやっと。上手に翻訳してあるのだろうねぇ。100年以上前のミステリーだが、楽しく読了。後編にあたる『黒衣婦人の香り』も読みたいと思ったが、古書価が高いので新訳が出るまで待とう。
読了日:05月10日 著者:ガストン・ルルー
舞姫(テレプシコーラ) 第2部1-5巻 セット (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)舞姫(テレプシコーラ) 第2部1-5巻 セット (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)感想
第1部全10巻は読み直しにくいのだが(時間がかかる)5巻ならば。続きを想像してみるのも楽し。
読了日:05月09日 著者:山岸 凉子
舞姫(テレプシコーラ) 第2部1-5巻 セット (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)舞姫(テレプシコーラ) 第2部1-5巻 セット (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)感想
ローザンヌ国際バレエコンクール編5巻終了。もちろん一気読み。ここからが本編なのだと思うのだけれどね。続きは出ないのか、残念。
読了日:05月08日 著者:山岸 凉子
黒崎警視のMファイル (朝日文庫)黒崎警視のMファイル (朝日文庫)感想
面白い警察小説を読めるかと思ったのだが、近未来サスペンスと思えば良いのかと思ったがそうでもなく、あれこれ思いつきでネタを出すのではなく、もう少し筋を整理すればもう少しマシになるのではないかと。次作を買うのを思い止まってよかった。
読了日:05月06日 著者:六道 慧
舞姫 テレプシコーラ 全10巻完結 [マーケットプレイス コミックセット] [コミック]舞姫 テレプシコーラ 全10巻完結 [マーケットプレイス コミックセット] [コミック]感想
ずいぶん長い間積読だったのを読みはじめて完徹。言ってしまえば一人の少女の成長記だが、バレエの世界はアラベスク以降好物なので面白い。ただ絵が・・・こんなだったか?
読了日:05月05日 著者:山岸 凉子
海洋の日本古代史 (PHP新書)海洋の日本古代史 (PHP新書)感想
中国や朝鮮半島についての知識を深められているようだが、表題に沿った内容に限ってまとめて欲しいと(いつものように)思う。本書の主題とは逸れるが、本書を読みながら思っていたのは力も富もさして求めないヤマトから外来の新興藤原氏が京都へ去った後奈良に残ったのはやはり力も富もさして求めない人々なのではないかと言うこと。縄文的と言っていいのかもしれない。今の県民性然り。
読了日:05月01日 著者:関 裕二




Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年4月の読書記録 | TOP | 2021年6月の読書記録 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | その他