読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2021年7月の読書記録

2021-08-01 | その他
読んだ本の数:18読んだページ数:6227

そして、すべては迷宮へ (文春文庫 な 58-9)そして、すべては迷宮へ (文春文庫 な 58-9)感想中野さんの本は割と多く目を通しているつもりだったが、絵画以外の面が見れて楽しかった。文章の組み立てが上手いのだ。書評的なことをされているとはつゆ知らず、うっかり読みたい本が増えてしまったのは・・・ま、うれしいと言っておこう。共読本も多いので数はそれほどでもない。読了日:07月31日 著者:中野 京子
暴虎の牙暴虎の牙感想シリーズ3作目で最終巻。柚月さんがヤクザのハナシを書くのにどうも慣れずに、図書館の順番を待って待ってやっと読了。上手いと思うし、実際ページターナーではあるのだけれど、救いがないと感じる。読了日:07月29日 著者:柚月裕子
さもしい浪人が行く 一 元禄八犬伝 (集英社文庫)さもしい浪人が行く 一 元禄八犬伝 (集英社文庫)感想田中啓文さんなので期待したがイマイチ。南総里見八犬伝を綱吉の時代に落とし込んだが(犬繋がり?) 登場人物全てに魅力がない。残念。読了日:07月27日 著者:田中 啓文
柳生七星剣 (祥伝社文庫)柳生七星剣 (祥伝社文庫)感想著者唯一の剣豪小説三部作の一。版元が変わって新装版。普通に(笑)面白かった。解説が夫人。上手い。さて、続きを旧版で読むか、新版まで待つか。読了日:07月23日 著者:長谷川卓
後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ: 動物たちは何を考えているのか? (ハヤカワ文庫NF)後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ: 動物たちは何を考えているのか? (ハヤカワ文庫NF)感想著者はドイツの森林官であり、必ずしも動物の専門家というわけではないのだが、森林の側に住んで観察する経験値と幅広い読書から一般読者向けに情報をピックアップして楽しい読み物に仕上げた。専門の樹木についての著書もあるらしい。読んでみたい。読了日:07月19日 著者:ペーター・ヴォールレーベン,Peter Wohlleben
無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿 (双葉文庫)無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿 (双葉文庫)感想新シリーズということで読む気になった。雑誌掲載の5編の短編集。もう少しボリュームが出るまで出版を待てなかったか。そして長編を先に書けなかったか。惜しいとは思うのだが。読了日:07月12日 著者:麻見 和史
短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫)短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫)感想患者と言う言葉の定義が広く、時代もさまざまなら作家も幅広い。必然的に作品もさまざまなジャンルにわたっているアンソロジーで、次は何が出るか身構えて読む。好きか嫌いかと言えばあまり好きではないが、ま、面白く読んだ。読了日:07月12日 著者:遠藤 周作,北 杜夫,久坂部 羊,小松 左京,椎名 誠,白石 一郎,筒井 康隆,馳 星周,氷室 冴子,藤田 宜永,三島 由紀夫,山本 文緒,隆 慶一郎,渡辺 淳一
新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (下) (文春文庫)新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (下) (文春文庫)感想こういう伝奇的なものも守備範囲だったのだね。著者名を確認しながら読了。しかしながらこれを再読だと気づかないと言うことは、良きにしろ悪しきにしろ引っ掛かりがないと言うことで、それもどうなんだろう(と自分の記憶力を棚に上げて言ってみる(・・;))読了日:07月11日 著者:藤沢 周平
新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (上) (文春文庫)新装版 闇の傀儡師 (カイライシ) (上) (文春文庫)感想古書店でなんとなく拾ってきたのだけれど、読んだことがあるとは思わなかった(・・;) この頃とみに記憶力に欠陥が・・・読了日:07月11日 著者:藤沢 周平
ユートピアだより (ウィリアム・モリス・コレクション)ユートピアだより (ウィリアム・モリス・コレクション)感想ウィリアム・モリス展に行って、社会主義運動家としての側面を知り読んでみた。モリスの代表作になるらしい。1891年時点からタイムスリップした22世紀の生活を描く。ユートピアは邦題だが、モリス自身これを本当にユートピアだと思っていたのだろうか。うーん。読了日:07月10日 著者:ウィリアム モリス
七夕の雨闇: -毒草師-七夕の雨闇: -毒草師-感想七夕に著者のお薦めがあったので。うっすらと記憶があるようなないような・・・で読み終わったが、やはり再読だったらしい。七夕についての蘊蓄が語りたいにしてもこういう家を創造するのは改めてやり過ぎかと思う。読了日:07月09日 著者:高田 崇史
泥濘 (文春文庫 く 9-14)泥濘 (文春文庫 く 9-14)感想シリーズ7作目にしてやっと二宮と桑原の良さがわかりかけた気がするヾ(・・;)ォィォィ 武闘派のヤクザも少なくなっていくだろう昨今、このシリーズもどうなっていくのだろう。読了日:07月07日 著者:黒川 博行
ネロ・ウルフの災難 外出編 (論創海外ミステリ 268)ネロ・ウルフの災難 外出編 (論創海外ミステリ 268)感想ネロ・ウルフのファンであるからにして、出版されれば論創であっても買って読むが、短編はキャラクターが弱まって面白くない。特に今回外出編だが『料理長ー』等記憶に残る名作が多々ある中で・・はっきり言ってつまらない。どうせつまらないなら、未邦訳とか邦訳が手に入りにくい長編を出版することを考えてはいかがか。読了日:07月06日 著者:レックス・スタウト
爆撃聖徳太子 (PHP文芸文庫)爆撃聖徳太子 (PHP文芸文庫)感想図書館で通りすがりに拾ってきた。訳の分からない聖徳太子伝説を合理的に説明するとこうなるか〜と言う妙な安心感を持つ(笑)荒唐無稽なのだが、歴史のポイントは押さえてある。確かに日沈むところの天子などと言われ怒り狂った隋に攻め込まれはしなかった。小野妹子が不憫。読了日:07月06日 著者:町井 登志夫
日本三大水仙郷殺人ライン (光文社文庫―赤かぶ検事シリーズ)日本三大水仙郷殺人ライン (光文社文庫―赤かぶ検事シリーズ)感想古書店で並んでいたので赤かぶ検事ってフランキー堺さんだったなぁと懐かしく思い購入。ん〜、こんなんだったっけ?
法廷シーンもない。残念。読了日:07月05日 著者:和久 峻三
ぜにざむらいぜにざむらい感想蒲生氏郷→上杉景勝に仕えたぜにざむらい=銭侍の岡左内の一生を描く。いちおうのページターナー。ただ牢人からのし上がり一万石の城持ちになろうとメンタルも住居も友人も一切変わらないことには違和感がある。装丁勝ちかな。読了日:07月03日 著者:吉川 永青
金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲 (角川文庫)金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲 (角川文庫)感想北森さんの未読を探して短編集漁り。本家金田一さんをほとんど読んだことがないのに無謀だったが、それでもそこそこ面白かった。それぞれの作家さんがそれぞれのオマージュを書いていて楽しい。読了日:07月03日 著者:赤川 次郎,有栖川 有栖,小川 勝己,京極 夏彦,柴田 よしき,服部 まゆみ,菅 浩江,栗本 薫,北森 鴻
東京藝大で教わる西洋美術の見かた (基礎から身につく「大人の教養」)東京藝大で教わる西洋美術の見かた (基礎から身につく「大人の教養」)感想カラー写真豊富でわかりやすく、視点が独特で興味深かった。たまたまウィリアム・モリス展を見に行って、未知だったロセッティやラファエル前派の知識が役立ったのは余禄。読了日:07月01日 著者:佐藤 直樹




Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする