読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2023年1月の読書記録

2023-02-01 | 海外ミステリー
読んだ本の数:21
読んだページ数:7291

木挽町のあだ討ち木挽町のあだ討ち感想
木挽町とあると読まねば。帯の『驚愕の真相』という煽りは余計だったが、面白く読んだ。木挽町ならではのあだ討ちでよかった。武士階級の前髪の少年が一人で江戸まで旅することはできるのか?他、重箱の隅をつつくのはやめよう。
読了日:01月30日 著者:永井 紗耶子
愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1感想
奈良弁というところが気になって読んでみたが、関西風味ちょっと前の若者言葉という感じだった。
読了日:01月29日 著者:佐々木良
赤かぶ検事奮戦記 4 被告人・名無しの権兵衛 (角川文庫 緑 421-15 赤かぶ検事奮戦記 4)赤かぶ検事奮戦記 4 被告人・名無しの権兵衛 (角川文庫 緑 421-15 赤かぶ検事奮戦記 4)感想
古書店で通りすがりに。安定のテイスト。いろいろと法律の穴があるものだと改めて。
読了日:01月29日 著者:和久 峻三
ゴッホの犬と耳とひまわりゴッホの犬と耳とひまわり感想
なんというか凄いものを読んだというか(語彙力) 本筋からともすれば話が逸れていって、でもその逸れた話も興味深いので斜め読みするわけにもいかず、密度の濃いストーリーを一気読みで楽しんだ。逸れた話も無事に回収。ゴッホってあまり好きではないのだが、少々見方が変わりそう。
読了日:01月29日 著者:長野 まゆみ
試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社文庫)試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社文庫)感想
読み逃していたのが文庫になったので。タタルさんの初恋などさまざまな(忘れていた)エピソードなど楽しかった。古事記異聞の雅さんのエピソード0も。上手い題名。
読了日:01月28日 著者:高田 崇史
風雲 戦国アンソロジー (講談社文庫)風雲 戦国アンソロジー (講談社文庫)感想
手練れの作家さんたちなのだが、6編全作が面白かったとは言い難いのだが、ま、読了。松永禅定、もっと有名になって(有名にならなくても)大河にならないかなぁ。好きだ。
読了日:01月27日 著者:矢野 隆,木下 昌輝,天野 純希,武川 佑,澤田 瞳子,今村 翔吾
今昔ばけもの奇譚 五代目晴明と五代目頼光、百鬼夜行に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-6)今昔ばけもの奇譚 五代目晴明と五代目頼光、百鬼夜行に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-6)感想
シリーズ② 平安時代末期の五代目晴明と五代目頼光の話。舞台が宇治から京都に移り、話も広がった。ばけもの譚がこのくらいの時代から始まった等付帯情報も含めて面白かった。直に武士の時代へと変わる。次作出るかな。
読了日:01月25日 著者:峰守 ひろかず
どろどろのキリスト教 (朝日新書)どろどろのキリスト教 (朝日新書)感想
清涼院 流水さんがなんでキリスト教の本を?という驚きで読んでみた。(実は前著『どろどろの聖書』も積読になっているらしいが見つからず) キリスト教の通史をものすごいスピードでぶっちゃけ感ありありで、世界史関連も含めて面白かった。聖書の方も探してみよう。 余談だが、日本に於ける仏教についてもどなたかこの手の本、書いていただけないかな。
読了日:01月23日 著者:清涼院 流水
せきれいの詩 (幻冬舎時代小説文庫 む 12-2)せきれいの詩 (幻冬舎時代小説文庫 む 12-2)感想
高須四兄弟を知ったのはほんの数年前だが、五人目?どうしてあの明治11年の写真に載っていないのだろうと思いながら読み進み、読了。会津から見た明治維新はよく描かれるが、高須四兄弟の長兄尾張の慶勝の苦悩や、長州がなぜあそこまで会津に過酷だったかなどもよくわかり、よかった。
読了日:01月20日 著者:村木 嵐
警視庁アウトサイダー3 (角川文庫)警視庁アウトサイダー3 (角川文庫)感想
いちおう一山越しましたってとこ。この雑な展開は慣れないので、お付き合いはほどほどに。西島秀俊と濱田岳か。
読了日:01月17日 著者:加藤 実秋
しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)感想
巷では忍者と言えばの服部半蔵であるが、武士でありたい服部半蔵の若き日を描く。あくまでエンタメ寄りだが、築山殿の件や神君伊賀越えの件等解釈が興味深い。
読了日:01月15日 著者:谷津 矢車
今昔ばけもの奇譚: 五代目晴明と五代目頼光、宇治にて怪事変事に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-4)今昔ばけもの奇譚: 五代目晴明と五代目頼光、宇治にて怪事変事に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-4)感想
もっとお手軽YA小説かと思ったが(失礼) けっこう骨があり、おもしろかった。ま、今から見た事件の謎解き&人物像だけれどね。続編は予定していなかったのだろうが出ているらしい。
読了日:01月14日 著者:峰守 ひろかず
警視庁アウトサイダー2 (角川文庫)警視庁アウトサイダー2 (角川文庫)感想
この手の"巨悪"に手を出すには少々力不足だが、②まで辿り着いたのは重畳。このネタは③までらしいので、そこまではとりあえず付き合う。
読了日:01月12日 著者:加藤 実秋
警視庁アウトサイダー (角川文庫)警視庁アウトサイダー (角川文庫)感想
もっと軽いバディものを予想したら、ずいぶんヘビーな物語だった。ちょっと登場人物が多すぎかな。
読了日:01月10日 著者:加藤 実秋
ウィンダム図書館の奇妙な事件 (創元推理文庫)ウィンダム図書館の奇妙な事件 (創元推理文庫)感想
いったいいつの時代の話なのか、どうにも落ち着かず、訳のせいなのかとか思いながら読み進んだが、後半は面白かった。セイヤーズファンの著者がセイヤーズの遺した原稿を共著するために文体や雰囲気を合わせにきている実験作だったのではないかと解説で知りある程度納得。ケンブリッジのとある学寮が舞台なので古くさく感じるのもあるだろう。黄金時代を彷彿とさせる。主人公イモージェンのキャラは好きなので次作が翻訳されれば読むだろう。
読了日:01月09日 著者:ジル・ペイトン・ウォルシュ
ウイルスの暗躍 (下) (竹書房文庫 ろ 1-37)ウイルスの暗躍 (下) (竹書房文庫 ろ 1-37)感想
快調に読了。コンゴというディープアフリカを舞台に新しいウイルスの脅威を描く。ま、愛読者としては物足りないところもあるわけなのだが、もちろん楽しんだ。次作も期待。
読了日:01月07日 著者:ジェームズ・ロリンズ
ウイルスの暗躍 (上) (竹書房文庫 ろ 1-36)ウイルスの暗躍 (上) (竹書房文庫 ろ 1-36)感想
シリーズ16作目。タイムリー過ぎて出版を迷ったようだが、身近にあるウイルスの怖さを含めてサスペンスは秀逸。下巻へ。
読了日:01月07日 著者:ジェームズ・ロリンズ
セドナの幻日 (竹書房文庫 ろ 1-38)セドナの幻日 (竹書房文庫 ろ 1-38)感想
表題作のタッカー&ケイン目当てで。セドナって一時もてはやされたけど、このところどうなのだろう。後の短編3つは、ま、それなりにうまいとは思う。余談になるが、欧米のアンソロジーものが概して面白くないのは力が入りすぎているからだと思ってきたが、著者の弁を知ることができたのは重畳。
読了日:01月06日 著者:ジェームズ・ロリンズ
どこまでも食いついて (創元推理文庫)どこまでも食いついて (創元推理文庫)感想
シリーズ⑤ 快調に読了。タイムリミットがあることを改めて認識。事件の波に追われているようだが、本人の希望はどうなんだろう。
読了日:01月05日 著者:ジャナ・デリオン
木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (ハヤカワ・ミステリ)木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (ハヤカワ・ミステリ)感想
シリーズ②。登場人物たちの背景も分かってきて①よりずっと読みやすく楽しめた。その活躍は高級引退者用施設という設定をともすれば忘れてやしないかと少々心配になるほど。
読了日:01月04日 著者:リチャード・オスマン
靴に棲む老婆〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)靴に棲む老婆〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
越前訳でクイーンを読み直す(個人的)シリーズ16作目(たぶん)。読みやすく楽しく読了。2019年に旧版を再読していたので流石に犯人は覚えていた。
読了日:01月02日 著者:エラリイ・クイーン




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