読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年6月の読書記録

2017-06-30 | その他
読んだ本の数:21
読んだページ数:7897
br />有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫)有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫)感想
続けて息子が貸してくれたIIを。破壊力はIの方が上。IIIが出るのがいつにいなるのか、でもいちおう読むでしょうね。
読了日:06月30日 著者:森見 登美彦
特異家出人特異家出人感想
笹本稜平さんをもう少し読みたくて図書館にあったので。ちょっとばかり違和感続出なのだが、めでたしめでたしなので、ま、いいっか~。
読了日:06月28日 著者:笹本 稜平
有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)感想
モリミーは食わず嫌いでペンギンと例の奈良のしか読んだことがなかったのだが、私がマキメに義理立てして読んでないことを知ったマキメファンの息子が貸してくれたのでしかたなく読書(モリミーとマキメはお友だちのようだが) 途中中だるみがあったが、バタバタと面白く読んだ。これまで読まなかったことを後悔するほどではないが。
読了日:06月27日 著者:森見 登美彦
私の相棒―警察アンソロジー (ハルキ文庫 に 10-2)私の相棒―警察アンソロジー (ハルキ文庫 に 10-2)感想
安積さんが載っていたので購入。他もそこそこ面白かった。
読了日:06月25日 著者:今野 敏
からくり亭の推し理 (幻冬舎時代小説文庫)からくり亭の推し理 (幻冬舎時代小説文庫)感想
ん~・・・。それぞれ魅力的な登場人物なのだがいかんせん多すぎ。その上南蛮料理もどきの紹介やら、本格推理のお約束事の妙な江戸語訳やらやりすぎ。アイデアをすべて盛り込んだら(しかも短編小説なのだ)こうなるという見本みたいな。引き算ができるともっと読みやすくなるのになぁ。
読了日:06月21日 著者:倉阪 鬼一郎
江戸かわいい動物 たのしい日本美術江戸かわいい動物 たのしい日本美術感想
読友さんお薦めの書。観たことのある画がけっこうあるのだが、一堂に集められていると圧巻。著者によるその画家たちの寸評がなかなかツボでいい。表紙の虎は完全に猫だが、江戸末期まで日本人は虎を見たことはなかったらしい。
読了日:06月20日 著者:金子 信久
強襲: 所轄魂 (文芸書)強襲: 所轄魂 (文芸書)感想
設定にも慣れたしこれはこれで面白くなってきた。忖度が幅をきかせている現状から鑑みるにうまく行きすぎだけれど(だから尻すぼみ感はあるが)こうまとめなければしかたないだろうなとへんな同情をする。
読了日:06月19日 著者:笹本 稜平
蘇我の娘の古事記蘇我の娘の古事記感想
乙巳の変や壬申の乱、古事記の成立等の解釈が面白かった。これを読んで史実だと思ってはいけないが。淡々とした筆致は好みが分かれるかも。このまま奈良時代も書き続けてもらえれば周防史観として確立するかも。
読了日:06月18日 著者:周防柳
寝た犬を起こすな (ハヤカワ・ミステリ1919)寝た犬を起こすな (ハヤカワ・ミステリ1919)感想
フォックスと理解しあえるようになってきたのはうれしいが、リーバスが年を取ってきてちょっと寂しい。スコットランドの独立投票の結果は知っているが、当時の国内の様子に触れられてよかった。
読了日:06月15日 著者:イアン・ランキン
SRO〈2〉死の天使 (中公文庫)SRO〈2〉死の天使 (中公文庫)感想
2作目もサイコキラー。せっかくの優秀なメンツなのだからもっと頭の使いようがあると思うわけで、残念なのだなぁ。セットで6巻まで買ったのだけど、古本屋行きだな。
読了日:06月12日 著者:富樫 倫太郎
SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)感想
SROのメンツの紹介とチームワーク形成の1巻。荒唐無稽なエンタテインメントで、好き嫌いは別れるかも。歴史小説は相当荒唐無稽でも許されるけど。
読了日:06月12日 著者:富樫 倫太郎
菜の花食堂のささやかな事件簿 (だいわ文庫)菜の花食堂のささやかな事件簿 (だいわ文庫)感想
菜の花食堂のと銘打つ以上、まずは菜の花食堂の描写をメインにしてほしかった。食堂付設の料理教室での話。ここまでメニューを書くのならレシピを載せたらいいのに。
読了日:06月11日 著者:碧野 圭
失踪都市: 所轄魂 (徳間文庫)失踪都市: 所轄魂 (徳間文庫)感想
続けて第2弾を。警察小説として嫌いではないのだけれど、例えばお気に入りの今野さんあたりと比べると、描写がていねい。といえばいいように聞こえるのだけど、くどい。めんどくさい。面白くないことはないし、流れている思想は好きなのだけど。
読了日:06月10日 著者:笹本 稜平
所轄魂所轄魂感想
『失踪都市: 所轄魂』を買ってしまったので、シリーズ1を図書館で。いちおうのページターナー。警察を書きたいのではなく父子を描きたいのだろうか。こんな理想的な父子があるものなのかなと思いながら事件の解決を追った。
読了日:06月10日 著者:笹本稜平
約束 (創元推理文庫)約束 (創元推理文庫)感想
『容疑者』の続編だと思って読んだが、コール&パイクシリーズの続編という面の方が強く、マギーの描写が少なくて残念。コール&パイクシリーズについては未読だったが、わが市の図書館には在庫はなく、古書価を出してまでは読まないだろう。
読了日:06月09日 著者:ロバート・クレイス
ブラックボックス(下) (講談社文庫)ブラックボックス(下) (講談社文庫)感想
残念ながら先が読めすぎるのだね。どんでん返しもすぎるのは嫌味だけど。他のシリーズもこんな感じなのだろうか。
読了日:06月09日 著者:マイクル・コナリー
ブラックボックス(上) (講談社文庫)ブラックボックス(上) (講談社文庫)感想
マイクル・コナリ―、人気の作家さんだろうにやっと2作目。本書もやっと乗ってきたのは半分過ぎてから。とりあえず下巻へ。
読了日:06月09日 著者:マイクル・コナリー
聖徳太子――ほんとうの姿を求めて (岩波ジュニア新書)聖徳太子――ほんとうの姿を求めて (岩波ジュニア新書)感想
"いなかった"とまでいう極論の後、どういう論を展開するのだろうと興味を持って読書。ジュニア向けということもあり読みやすく、また実像に真摯に向き合っている様に好感が持てた。聖徳太子の信仰のサマリーも初見。余談だが、本書にも触れられている橘三千代が法隆寺に寄贈した念持仏とされている阿弥陀三尊像を展で見たことがあるのだが(その函を含めてとてもステキで欲しかった(笑))どうして奈良時代の人が法隆寺に?という疑問があったのが解消されてよかった。
読了日:06月08日 著者:東野 治之
煽動者煽動者感想
こんなにイージーにすべての問題が解決するって・・・どうかと思うなあ。文句言いながら読み続けるなって言われそうだけど(笑) 二股だけでもこんなにあっさり・・・もうちょっと修羅場=苦労しろよと言いたくなる。ま、最後まで読めばすべてめでたしめでたしで終わるってお伽噺の存在もありがたいのかもしれない。
読了日:06月07日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ときどき旅に出るカフェときどき旅に出るカフェ感想
ときどき違和感のあるものもあったが、総じて楽しく読了。スイーツがただのいろどりになっていないのがいい。続編も期待していいのかな。
読了日:06月03日 著者:近藤 史恵
裏関ヶ原裏関ヶ原感想
表の関ケ原はよく語られるが、裏。そのとき、いろいろな場所でいろいろな人生があったのは当然なのだろうが、的確な文章で面白く読んだ。決戦シリーズより視点というか史点が定まっているので読みやすい。
読了日:06月02日 著者:吉川 永青




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2017年5月の読書記録

2017-05-31 | その他
読んだ本の数:8
読んだページ数:2144

鬼神鬼神感想
大江山の"鬼"退治の話。昨今の歴史観ではあるあるのストーリーで、結果あざとい印象。蛇衆は面白かったのだが、筆力もあるのだが(だからちょいちょい読んでいるのだが)伸び悩み?(m(__)m)
読了日:05月30日 著者:矢野 隆
ストラディヴァリウスを上手に盗む方法ストラディヴァリウスを上手に盗む方法感想
音楽、とくにワグナーに対する蘊蓄は面白かったが寄せ集めの短編集で、あらって感じ。表題作はおなじみの主人公でそれなりに。
読了日:05月29日 著者:深水 黎一郎
浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)浮世奉行と三悪人 (集英社文庫)感想
大鍋奉行の方が好きだけれど、これも同じようなテイストでシリーズになるのでしょうね。
読了日:05月27日 著者:田中 啓文
雅楽の奈良を歩く雅楽の奈良を歩く感想
雅楽という切り口で奈良を見たことがなかったのでたいへん興味深かった。正倉院展で1300年前の伎楽面など拝見したり、ローカルニュースで雅楽の奉納を観ることも多い県民としては忸怩たるものがあるが、生で見たことがない。残念。
読了日:05月23日 著者:笠置侃一,嶋岡尚子,笠置慎一
プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書)プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書)感想
教科書的には宗教改革=ルター→プロテスタントでお終いという感じなのだが、例えばプロテスタントが主流のはずのUSAで進化論を教えない学校があったり、プロテスタントには様々な流派がありそのどれをどういう風に選んでいるのかがわからなかったり、疑問点が多々あったのだがその多くが解消された。概論としてとても面白く読んだ。
読了日:05月21日 著者:深井 智朗
ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)感想
新聞の書評で読みたくなった本。日本語を学ぶ過程が面白かった。子どもたちが小さいころ記録しておけばよかったと思っても遅い(弟はマヨネーズをマネヨーズと言っていたが) 日本語のみならず外国語でも同様な"冒険"が行われていることを知ったのは初めて(でも当たり前なのだよねぇ) 圧巻は「ねー!あれボーズなのっ?ボーズなのっ?」まだ(お葬式ではなく)法事でよかった。
読了日:05月04日 著者:広瀬 友紀
広域警察 極秘捜査班 BUG広域警察 極秘捜査班 BUG感想
実に面白かった。キャサリン・ダンスに匹敵するボディランゲージ解読の達人とか、数学やコンピューターの達人とか、ほんの登場人物紹介といった趣でこれだけ面白いのだもの、今後に期待大。初読みの作家さんなのだが、他の作品も読んでみよう。
読了日:05月03日 著者:福田 和代
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)感想
うまい。これが新人賞だとはびっくりなのだが、うまいからいいとか好きだとかは思わないのだなぁ、残念ながら。主人公がいまいちうまく描けていなくて好きになるには情報が足らない。お祖父ちゃんの方が気になっている。次作ははたしてこの後を書いているのか前を書いているのか。
読了日:05月01日 著者:グレン・エリック・ハミルトン



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2017年4月の読書記録

2017-04-30 | その他
読んだ本の数:29 
読んだページ数:12739

シャドウ・ストーカーシャドウ・ストーカー感想リンカーンのウォッチメイカーで出てきたキャサリンはステキだったのだけど、つまらない恋愛体質にゾッとした。マーケティング的に"女子"向けに設定されているんだろう。もともと本格推理として読んでいるわけではないので、どんでん返しも過ぎると面倒なだけ。読了日:04月30日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ロードサイド・クロスロードサイド・クロス感想シリーズ2作目。五体満足なのでね、あちこち忙しくあわただしい。今回のはあっちかと思ったらこっちだった。所々で日本が出てくるのは市場を考えてのことなのだろう。読了日:04月29日 著者:ジェフリー・ディーヴァー
スリーピング・ドールスリーピング・ドール感想キャサリン・ダンス単独シリーズ1作目。もう少しキネシクスのシーンが多いのかと思っていたので少々肩透かし。どんでん返しも決まらないし。読了日:04月28日 著者:ジェフリー ディーヴァー
スキン・コレクタースキン・コレクター感想シリーズ11作目。あざとさが際立ってきて辟易。ウォッチメイカー以上の敵は創造し得ないということなのか。成功体験に寄っかかるのは好きではない。ボーン・コレクターが面白かったので3週間で一気に既刊のものを読み終えたが、次を定価で読むことはないだろう。読了日:04月27日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ポーカー・レッスン (文春文庫)ポーカー・レッスン (文春文庫)感想ジェフリー・ディーバーの短編集第2作。1作目で短編もうまいと書いたのだが、なんだろうイマイチ面白みがない。読めるネタがあるし、なんだか暗いし。わざわざ著者の解説付きの「恐怖」もあまり恐怖しなかったし。ま、少しずつ読めばよかったのかもしれない。読了日:04月25日 著者:ジェフリー ディーヴァー
悪魔の涙 (文春文庫)悪魔の涙 (文春文庫)感想リンカーンシリーズ外を読んでみようと手を出した。ニューヨークではなくワシントン、四肢麻痺ではなく2人の子どもと憎い元妻。ラストシーン、楽しかったけれど、いくらなんでも人を殺して寝ちゃうってことはないと思う。これはシリーズにはならないのかしらね。その後を思ってにやにやさせておくのもいいか~。リンカーンたちがちょこっとカメオ出演。読了日:04月24日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ゴースト・スナイパーゴースト・スナイパー感想シリーズ10作目。少々マンネリ臭。それを感じさせまいといろいろと打ち出してはいるのだけれど。(続けて読んでいるからいけない(笑)) ドローンはそこらで落っこちているおもちゃという認識ではいけないのだね。本書2013年出版(邦訳出版2014年)読了日:04月23日 著者:ジェフリー ディーヴァー
バーニング・ワイヤーバーニング・ワイヤー感想シリーズ9作目。こういう方法があったのか~と感心していてはいけないのだが。無差別殺人ではミステリーにならないのだと肝に銘じるべし。自然エネルギーの活用等電力生産&供給についてのトリビア多し。連続して読めている幸せもとりあえず日本で翻訳済みの終わりまであと2作(&短編集)なのが寂しい。読了日:04月22日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ソウル・コレクターソウル・コレクター感想シリーズ8作目。途中まで乗れなかったのだがあとは一気。個人情報などは着々と集められているのだろねえ。本書は2008年著で、その後10年近く経っていてどこまで進んでいるのやら・・・考えると怖い。読了日:04月21日 著者:ジェフリー・ディーヴァー
クリスマス・プレゼント (文春文庫)クリスマス・プレゼント (文春文庫)感想著者本人のまえがきに『作家は読者に責任を負っている。時間とお金と感情を長編小説に注ぎこんだあげく、苦く皮肉に満ちたエンディングにがっかりさせられるなどという経験は、ぼくの読者には絶対にさせたくない。』とあり、大きく頷いた。(イヤミスは大嫌い) 前出の文章、しかし・・・と続き、短編はそうではない。どうひっくり返すのだろうと身構えながら読んでいても結末には驚かされて、それがすがすがしい。短編もうまいのだ。読了日:04月16日 著者:ジェフリー ディーヴァー
名探偵コナン 92 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 92 (少年サンデーコミックス)感想また次次とアヤシイ人物が・・・。このシリーズは外せない。
昨夜『名探偵コナン 純黒の悪夢』見ました。読了日:04月15日 著者:青山 剛昌
ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)感想快調に読了。残りページ数を指で確認してまだひっくり返るなって思う妙な読み方(笑)ウォッチメイカーが後の作品に登場しているのも知っているし。でも面白かった。キャサリン・ダンスもいい。あちらのシリーズも読んでみよう。解説の児玉清さんがディーバーのどこが面白いのかというまとめをしてくださっていて大きく頷いた。読了日:04月14日 著者:ジェフリー ディーヴァー
ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)感想遅れて読んだのでもうはやシリーズ7作目。いろいろ手を変え・・・。トランプが出てきてニヤリ(2006年の出版)下巻へ。読了日:04月13日 著者:ジェフリー ディーヴァー
12番目のカード12番目のカード感想おなじみの登場人物たちに好物の歴史(ま、USの<短い>歴史ですけど)も加えて、無駄なくそつなく物語を織り上げて、ただただうまいなぁと。科学捜査の面白みで乗りかかったこのシリーズも6作目。さて、次はどうなるかな。村上貴史さんの解説が著者の他のシリーズの著作や、他の作家の著作に上手に誘導してあって、うまいというか・・・迷惑というか?(笑)読了日:04月12日 著者:ジェフリー ディーヴァー
魔術師 (イリュージョニスト)魔術師 (イリュージョニスト)感想シリーズを落ちたなぁと思わせずに続けるのは難しいと思うけれど、今のところそれに成功している。イリュージョニストを侮っていたのに魔術師ってすごいって思ってしまっている・・・。このシリーズを遅れて読むようになって大正解。ちょっとした表現に以前のことに気づくことができるから。すぐ追いついてしまうけど、どうしましょって今から心配(苦笑)読了日:04月11日 著者:ジェフリー・ディーヴァー
石の猿石の猿感想中国の蛇頭による不法移民ビジネス。隣国の日本人である私以上にわかりにくいだろうアメリカ人のために説明に要する紙数が多く、リンカーンが自己憐憫に浸る時間(紙数)が少なくてよかった。福建省ぐるみの反体制活動家をまとめて処分するというビジネスだが、さすがに初耳だったが、事実の片鱗があるのか、アメリカ人はこれを事実と思う下地があるのか、そこが悩ましい。バランスを取る意味なのだろう中国人刑事ソニー・リーがいい味で、結果的に胡散臭い手術を受けないことになったのはめでたい。読了日:04月10日 著者:ジェフリー・ディーヴァー
室町無頼室町無頼感想応仁の乱の前夜、乏しい史料に才蔵という六尺棒を操る少年を滑り込ませた面白い時代小説である。戦国大名の祖先の名前も出てきて興味深い。尊氏を"人が好い"と表現したのにはいろいろなことが腑に落ちて笑った。確かに。読了日:04月08日 著者:垣根 涼介
潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官感想いろいろ痛そう。底にはやっぱり伝奇というか民俗学的要素が忘れられないのだなぁと思ってあげる。先日ゴールデンが乳児を噛み殺しちゃった事件がありましたけど、ハスキーは顔からして怖い・・・って本題とは違う・・・。読了日:04月07日 著者:川瀬 七緒
エンプティー・チェア〈下〉 (文春文庫)エンプティー・チェア〈下〉 (文春文庫)感想シリーズ3作目ともなると、科学捜査の面で弾切れ。仕方ないからサスペンスを盛り上げようとするのだけど、シリーズが続くのはわかっているので見え見え。こういうのをマンネリとでもいうのかなぁ。でもいちおう読めるし、次作も読みますけれどね。図書館の在庫がなくなったら買ってまでは読まないかなぁ。読了日:04月07日 著者:ジェフリー ディーヴァー
エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫)エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫)感想リンカーン・ライム3作目。一気に下巻へ。読了日:04月07日 著者:ジェフリー ディーヴァー
大江戸猫三昧: 時代小説アンソロジー 〈新装版〉 (徳間文庫)大江戸猫三昧: 時代小説アンソロジー 〈新装版〉 (徳間文庫)感想10人の著名作家の猫がらみ江戸がらみの短編をセレクト。それぞれの作家さんの味がそれぞれで楽しめた。それ以上に面白かったのが編者の澤田瞳子さんの解説! 澤田さんが著名作家になる前の出版のようだが、どんだけ読んでいるんだ(深さも広さも)という驚き。いやはや参った、参った!
読了日:04月07日 著者:
ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)感想新聞の奈良版に書評が載ったので。表題作『ランボー怒りの改新』はよくわからなかったが、他の3編は面白かった。めっちゃローカルで、奈良~生駒に土地勘のある人ほど楽しめると思う。著者前野ひろみちさんの実像については謎とされていて「あの作家なのか?夜は短いのか?」という煽りが楽しい。読了日:04月06日 著者:前野 ひろみち,KAKUTO
パレートの誤算パレートの誤算感想生活保護についての様々な問題点は報道もされ、矛盾が大きい問題かと思う。それを正面から描いているのは買うが、ステレオタイプな登場人物たちには辟易した。特にケースワーカーの仕事を嫌がっていた二人があまりに簡単に短い期間に宗旨替えをしたラストシーンには違和感が強い。こういうのをめでたしめでたしっていうのかもしれないが。読了日:04月06日 著者:柚月 裕子
コフィン・ダンサーコフィン・ダンサー感想リンカーン・ライムシリーズ2作目。読みやすくてよい。パイロットの面白み&難しさがよくわかった(笑)読了日:04月05日 著者:ジェフリー ディーヴァー
隠し絵の囚人(下) (講談社文庫)隠し絵の囚人(下) (講談社文庫)感想1940年と1972年を行き来し、後日談の2008年を加えるというにくい構成。ベルギー、UK、アイルランド、コンゴ等の歴史が興味深かった。MWA賞受賞作。読了日:04月05日 著者:ロバート・ゴダード
隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)隠し絵の囚人(上) (講談社文庫)感想勢いを持って下巻へ。読了日:04月05日 著者:ロバート・ゴダード
ボーン・コレクターボーン・コレクター感想『フェイスオフ 対決』を読んで、リンカーン・ライムに興味を持ったので。それを読んでいたので理解しやすかったが、設定を飲み込むまでは少し読み辛いだろう。超法規的存在であるリンカーン・ライムを許せるかどうかは別問題だが、私には面白かった。本書、1999年の出版で遅れること約20年。北欧のミステリーがブームになったのはその間? 北欧のミステリーより生ぬるく、それが私には楽。読了日:04月05日 著者:ジェフリー ディーヴァー
花嫁首 (眠狂四郎ミステリ傑作選 ) (創元推理文庫)花嫁首 (眠狂四郎ミステリ傑作選 ) (創元推理文庫)感想昔眠狂四郎というよりTVドラマの田村正和さんが好きだったのだが、活字で読んだことがなかったので、新編集の本書を読んでみた。元は週刊誌の連作だったそうで、きっと凡作もあったのだろうがきれいに編集されていてGOOD。長編も読んでみたいがあるのかな。眠狂四郎がハーフという設定だったとは知らなかったがさもありなん。(柴錬自体初読み)読了日:04月03日 著者:柴田 錬三郎
25年目の「ただいま」25年目の「ただいま」感想文章はうまいとは言えないが、事実の重みがすごい! インドで迷子になった5歳のストリートチルドレンの暮らしも壮絶なら、その子を養子にし、育てあげたオーストラリアの夫婦も素晴らしい。映画も見たい。読了日:04月01日 著者:サルー・ブライアリー



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2017年3月の読書記録

2017-03-31 | その他
読んだ本の数:27
読んだページ数:9034

実況・料理生物学 (文春文庫)実況・料理生物学 (文春文庫)感想阪大の理学部教授による般教の1科目の実録。実に面白く、目からウロコぼろぼろ。マーカーを持って読んでいたらマーカーだらけになっていたのではないかしら。 これでどうやって成績を付けたのだろうと要らぬ心配(笑)(全員優だろうね)読了日:03月31日 著者:小倉 明彦
昭和の洋食 平成のカフェ飯: 家庭料理の80年 (ちくま文庫)昭和の洋食 平成のカフェ飯: 家庭料理の80年 (ちくま文庫)感想先に上野千鶴子さんの解説を読んでしまってバイヤスがかかった観があり、正味楽しめなかった。後著の『小林カツ代と栗原はるみ』はまだ面白かったのだが。二番煎じだし。本書にも登場する土井勝さんの息子の土井善晴さん著『一汁一菜でよいという提案』が人気だそうだが、肩に力が入らない家庭料理というものがあってよい時代になってくるのかもしれない。(なっているのかもしれない)読了日:03月26日 著者:阿古 真理
桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨感想ほぼ奈良の住人以外は知らないと思われる川路聖謨の"左遷"されてきた奈良奉行時代の様子を、江戸の母に送った日誌を基に描いている。筋が通っているわけではないので少々読み辛いが、幕末の奈良の様子、聖謨の人となり等興味深く読んだ。帯に「大国ロシア相手に和親条約締結を成し遂げた幕末の敏腕外交官」「明治元年江戸城総攻撃予定の日にピストル自殺した」とあり苛烈な人柄を想起させるが、本文ではそうは思わない。看板の桜奉行もその片鱗が見えないのは残念。(が、第2部があるらしい)読了日:03月26日 著者:出久根 達郎
文明開化 灯台一直線!: 明治灯台プロジェクト (ちくま文庫)文明開化 灯台一直線!: 明治灯台プロジェクト (ちくま文庫)感想小説として少々稚拙な感じは否めないが、内容は面白かった。灯台建築のあれこれもだが、明治初期のお雇い外国人の考え方、彼らへの日本人(政府高官&庶民)の思い等興味深い。読了日:03月24日 著者:土橋 章宏
鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙(二) (PHP文芸文庫)鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙(二) (PHP文芸文庫)感想シリーズ2作目で慣れて(練れて)きて、楽しい。せっかく入れた涼太さん、あまり登場する場がないようで、そのうち見せ場を作ってあげられることを願う。読了日:03月24日 著者:田牧 大和
桜ほうさら(下) (PHP文芸文庫)桜ほうさら(下) (PHP文芸文庫)感想そうか、こういう結末になるのか。八方すべてめでたしにはならないものだなぁ。こんな風に江戸時代の人は考えるものなのだろうか。疑問がいろいろ。読了日:03月23日 著者:宮部 みゆき
桜ほうさら(上) (PHP文芸文庫)桜ほうさら(上) (PHP文芸文庫)感想今さら感はあるが未読だった。ほのぼのしているのは主人公の人柄のせいだが、境遇はそこそこピリッと感があって、先が気になる。下巻へ。読了日:03月23日 著者:宮部 みゆき
フェイスオフ 対決 (集英社文庫)フェイスオフ 対決 (集英社文庫)感想バルダッチ編集でスリラー作家2人を元々知己同士組み合わせてそれぞれの人気ヒーローを登場させた短編を書くというなんとも面白い国際スリラー作家作家協会の企画。それぞれの短編に付くバルダッチによる説明文がまた面白い。ただ・・・全く知らない登場人物だとちょっとつらいかな。その中で知らなかったのにリンカーン・ライムに興味を持って某ネット書店に行ったら2008年に買ったとのこと(◎_◎;) どの山に積まれているのだろう???読了日:03月22日 著者:
フィガロの結婚―魔笛/ドン・ジョバンニ/セビリアの理髪師 (中公文庫―マンガ名作オペラ)フィガロの結婚―魔笛/ドン・ジョバンニ/セビリアの理髪師 (中公文庫―マンガ名作オペラ)感想秋に幸四郎さんが『アマデウス』を再演すると知り家にあった映画『アマデウス』のDVDを観たのだが、そういえばオペラはさわりのアリアくらいしか知らないなあと思い、ストーリーを知りたくて安直にマンガを。モーツァルト「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン・ジョバンニ」に加え「フィガロの結婚」の前段、ロッシーニ「セビリアの理髪師」を1冊に。シェイクスピアを連想した。解説もきちんとしていて、推奨アルバム名も。里中さんのマンガ名作オペラシリーズは全8巻なのだそう。オペラも観てみようかな。 読了日:03月19日 著者:里中 満智子
みだら英泉 (河出文庫)みだら英泉 (河出文庫)感想『百日紅』を読んだので知っているはずなのだが英泉の名前に記憶がなかった。みだら絵を得意にしていた人らしく、一世風靡したこともあったようだが、本書、なにか満たされず鬱屈した姿のみを描く。皆川さんなので文章は達者ではあるが、あまり好きになれずに読了。読了日:03月19日 著者:皆川 博子
水壁(すいへき) アテルイを継ぐ男水壁(すいへき) アテルイを継ぐ男感想阿弖流為の死から75年後、阿弖流為の4代後の子孫天日子を主人公とした、物語、いえ歴史小説。1冊で完なので少々物足りないけれど、懐かしい地名を追うごとに蝦夷の闘いが胸を打つ。何故こんなにも朝廷=藤原氏は蝦夷を怖れ、憎まなければいけないのか・・・。大河全編をまた読み直したくなった。読了日:03月17日 著者:高橋 克彦
書店猫ハムレットの休日 (創元推理文庫)書店猫ハムレットの休日 (創元推理文庫)感想シリーズ3作目にして、もうはや本拠地ニューヨークの書店を出てフロリダへ。フロリダも悪くはないのだけれど、つまらない人間がバタバタしてつまらないコメディのような事件解決に至るのはちょっと待ってって感じ。次作の舞台はカフェを併設することになった書店に戻るらしい。ま、ハムレットが迷子にならなくてよかった。読了日:03月16日 著者:アリ・ブランドン
どこじゃ? かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本 (講談社の創作絵本)どこじゃ? かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本 (講談社の創作絵本)感想薄さにびっくり。かぶき入門として超有名演目5作を取り上げているのですが、ねこである必要はあったのかな。ねこブームに便乗? これで歌舞伎に興味を持つ人が増えてくれればまぁいいか・・・。読了日:03月15日 著者:瀧 晴巳,吉田 愛,松竹株式会社
悪女は自殺しない (創元推理文庫)悪女は自殺しない (創元推理文庫)感想『深い疵』シリーズの第1作で、自費出版だったそうだが、さもありなん。ここまで大風呂敷を広げて右往左往しなくてももっとわかりやすく進められたはずで、『深い疵』を先に邦訳出版しようと思った訳者は正解。読了日:03月13日 著者:ネレ・ノイハウス
七夕の雨闇: -毒草師-七夕の雨闇: -毒草師-感想いくらなんでも京都でもこんな家はないだろうという違和感ばかりが先に立って・・・七夕の深読みも空転。読了日:03月12日 著者:高田 崇史
難攻不落の城郭に迫る!  『山城』の不思議と謎 (じっぴコンパクト新書)難攻不落の城郭に迫る! 『山城』の不思議と謎 (じっぴコンパクト新書)感想城はブームだが、山城はわかりにくくてもっと面白い。地形図から縄張図(設計図)を読み取り、その意図を空想する・・・(空想と言っては怒られるか)。 山城に出かけるときは予備知識として読んでおきたい。何もない山を見てそこに城の姿を思い描き、艱難辛苦の上完成させた人々・・・畏怖の念を持たざるを得ないのだなぁ。読了日:03月12日 著者:
旅猫リポート (講談社文庫)旅猫リポート (講談社文庫)感想この小説がヒットしているのは知っていたが、内容は全く知らず、リアル書店の平台にあるのを見て文庫になったことを知り購入。読んでいる途中から涙が止まらなくなり、ついには号泣(こんなに泣いたのは以前いつだったのか思い出せないくらい) 有川さんはいつもうまい。(どこがどうって表現するのは私には難しいが)読了日:03月10日 著者:有川 浩
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 県警外事課 クルス機関 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 県警外事課 クルス機関 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想そうか、そういう考え方(北朝鮮のテロが日本の右翼(的な政治家)を利する)もあるかと思ったが、"専門用語"が難しく、ちょっと面倒だった。読了日:03月10日 著者:柏木 伸介
パンドラの鳥籠: 毒草師 (新潮文庫)パンドラの鳥籠: 毒草師 (新潮文庫)感想毒草師シリーズ3作目。浦島太郎のみならず、蘇我氏や推古天皇、神功皇后等、面白かった。高田さんの歴史観は関さんと同じだなぁとずっと思っていたらはっきり固有名詞が出てきてちょっと驚いた。 余談だが廃墟の例として「摩耶観光ホテル」の名前が出てくるのだが、40年くらい前に泊まったことがあって、どこだったのかずっと疑問だったのがわかってちょっとうれしかった。読了日:03月07日 著者:高田 崇史
毒草師 白蛇の洗礼 (講談社ノベルス)毒草師 白蛇の洗礼 (講談社ノベルス)感想毒草師シリーズ2作目。意外性が少なく厚みに欠けたが、それなりに面白かった。西田君がおバカ役で気の毒なのだが、こういう(ワトソン)役目がストーリーを進める上では必要不可欠なのだろうな。読了日:03月07日 著者:高田 崇史
虎の尾: 渋谷署強行犯係 (徳間文庫)虎の尾: 渋谷署強行犯係 (徳間文庫)感想格闘技には詳しくないというより痛いことには避けたい方なのだが、今野さんの警察ものに飢えていたので購入。それほど痛そうではなく(しつこく痛みについて描かない)、素直に読み終えられて重畳。辰巳さんの腰の方が痛そうだ。大城おじいちゃんがいい味。読了日:03月06日 著者:今野 敏
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想なんとなくリアル書店で買った本。少々後悔。もしかして大化けしてくれるのかも。読了日:03月06日 著者:三好 昌子
秘密だらけの危険なトリック (創元推理文庫)秘密だらけの危険なトリック (創元推理文庫)感想シリーズ2作目だとは気づかず購入したが、期待通りに軽く、楽しかった。クロースアップマジックも難しいのだろうね、特に話術が。読了日:03月05日 著者:ジョン・ガスパード
悪い夢さえ見なければ (ロングビーチ市警殺人課) (創元推理文庫)悪い夢さえ見なければ (ロングビーチ市警殺人課) (創元推理文庫)感想登場人物たちの病み方が最近はやりの北欧ミステリーに比して穏やかで、それを物足りないと思う向きもあるだろうが、私にはちょうどよかった。犯人がすぐわかってしまうのは難点だが、最後まで読めた及第点。読了日:03月03日 著者:タイラー・ディルツ
毒草師毒草師感想毒草師のシリーズは読んでない(読まず嫌い)だったことに気づき読書。伝奇と歴史とミステリーが(そんなに)乖離せず、(「鬼門の将軍」の後だっただけに)意外に面白かった。読了日:03月02日 著者:高田 崇史
遠い唇遠い唇感想やはりイマイチ合わないなぁ。読了日:03月02日 著者:北村 薫
ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)感想いろいろの糸も解けてついに完。ついにシェイクスピアも。 シェイクスピアの戯曲が饒舌すぎるのがつらかったのだが、小道具や照明に頼ることができなかったからなのだということを教えられ目からウロコ。(どこかに書いてあったのかもしれないが初めての気づき)今さら気づいても蜷川さんはもういらっしゃらないのだけど。 読了日:03月01日 著者:三上 延



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2017年2月の読書記録

2017-02-28 | その他

読んだ本の数:16冊
読んだページ数:5273ページ

鬼門の将軍鬼門の将軍感想
え?というかあ?というか・・・劣化。なぜ前作月夜見はQEDなのかという疑問があったが、本作はなぜQEDでないのかという疑問。出版社が違うのか。主人公のひとり漣はタタルさんの友達(乃至は弟子)のようだが。例によってミステリーは余分。将門、成田山等の解釈は面白かった。が、もともと関西人には将門に対する思い入れはないのだなぁ。
読了日:2月26日 著者:高田崇史
天上の葦 上天上の葦 上感想
従軍し、敗戦を直接経験した人ががぎりぎり生きている今、戦後ではなく戦前ではないかと思わざるを得ない今、多くの特に若い人に読んでほしと強く願う。いろいろな要素を盛り込んでまとめ上げた手腕はさすが。
読了日:2月23日 著者:太田愛
天上の葦 下天上の葦 下感想
小さな火はすでに燃え始めているわけで、これを若い人に正しく読んでもらいたいという思いを強く持つ。
読了日:2月23日 著者:太田愛
合理的にあり得ない 上水流涼子の解明合理的にあり得ない 上水流涼子の解明感想
柚月さんもこんな"売れ筋"商品を書くようになったのだなぁと残念に思う。ちなみにIQ140くらいでこんなに頭が切れるということはない。東大に入るのには最低IQ140は要るとは言われているけれど。
読了日:2月21日 著者:柚月裕子
三屋清左衛門残日録 (文春文庫)三屋清左衛門残日録 (文春文庫)感想
ドラマになっていることに気づいたのでドラマは見ないで読書。藤沢さんらしくそれなりにドラマティックなできごとを淡々とした描写で進むが飽きさせない。三屋清左衛門さんは隠居したてなのだが、定年間近な方には心構えの指南と捉えて良いかもしれない。
読了日:2月18日 著者:藤沢周平
大晦り 新・酔いどれ小籐次(七) (文春文庫)大晦り 新・酔いどれ小籐次(七) (文春文庫)感想
ずいぶん爺むさくなって心配したが、前作で復活。久しぶりに活躍したという印象。がんばって!
読了日:2月17日 著者:佐伯泰英
マナーの正体マナーの正体感想
『考えるマナー』の続編。あまり面白くなかった前作に比し、共感することが多く面白かった。書かれたのが現在に近いせいか、著者連の変化によるものかはよくわからない。
読了日:2月17日 著者:綿矢りさ,乃南アサ,高野秀行,さだまさし,角田光代,逢坂剛,福岡伸一,荻野アンナ,鎌田實,東直子,酒井順子,竹内久美子,藤原正彦
晴れの日には 藍千堂菓子噺晴れの日には 藍千堂菓子噺感想
やっと図書館で順番が回ってきて。いやぁ、よかったよかった。涙が止まりません。「みをつくし」ばりのお菓子作りの工夫に田牧さんらしいピリッとを加えていい塩梅に。実は前作の内容をほとんど忘れていたのだけど、ついていきました。前作も読み返してみなければ。
読了日:2月13日 著者:田牧大和
金の殿 時をかける大名・徳川宗春 (実業之日本社文庫)金の殿 時をかける大名・徳川宗春 (実業之日本社文庫)感想
タイムトラベルものって書きたくなるんでしょうねぇ。時事もうまく織り込んで、これは映像化できるなぁと思ったら、もう放送されてるんですね(汗 吉宗を是とする歴史を学校では習うけど、宗春も面白い。
読了日:2月12日 著者:土橋章宏
かくして殺人へ (創元推理文庫)かくして殺人へ (創元推理文庫)感想
ラブコメ風味で明るく楽しい印象を与えてくれる。昔から持っていた印象と異なるのだが、ヘンリ・メリヴェール卿とあまり近しくなかったからなのかもしれない。
読了日:2月7日 著者:カーター・ディクスン
考えるマナー (中公文庫)考えるマナー (中公文庫)感想
マナーってほどのものじゃないけど、12人の大人がそれぞれの感性でショートショートを語る。面白い(同感できる)と思える率20%くらいかな。
読了日:2月6日 著者:赤瀬川原平,井上荒野,劇団ひとり,佐藤優,髙橋秀実,津村記久子,平松洋子,穂村弘,町田康,三浦しをん,楊逸,鷲田清一
ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫)ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫)感想
昔々ブラウン神父は弟の愛読書で、たまに拝借して読んでいたが(もちろん)きれいに忘れていて、新版が出たのに気づいたので読んでみた。見事に持って回ったものの言いようで睡眠薬として秀逸。これをティーンエイジで愛読書にしていた弟をちょっと見直すべき?
読了日:2月5日 著者:G・K・チェスタトン
露西亜の時間旅行者 クラーク巴里探偵録2 (幻冬舎文庫)露西亜の時間旅行者 クラーク巴里探偵録2 (幻冬舎文庫)感想
続編が出ているのに気づいて読んでみたが、ん~もういいかなという感じ。外的な事件の解決だけをしていればよかったのに、憧れられるべき存在がこれでは興ざめ。
読了日:2月4日 著者:三木笙子
肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 (光文社文庫)肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 (光文社文庫)感想
『文庫解説ワンダーランド 』に山前さんの解説が出色と書いてあったので久々に読んでみた。昔々赤川さんを読み漁っていた時代があり、爽香ちゃんシリーズも数冊は読んだが、こんなテイストだったけか?ドタバタめまぐるしく動いているだけ。もう少し登場人物を減らしてじっくり描いたらいいと思うのだけど。昔からそうだったのかどうか記憶にない。 
読了日:2月3日 著者:赤川次郎
幻夏 (単行本)幻夏 (単行本)感想
『犯罪者 クリミナル』の続編。冤罪はどうして起こるのか、どういう過程を経るのか、どうして是正ができないのか・・・つぶさに語られる濃厚な物語。警察が集めてきた証拠を恣意的に検察が取捨選択できるとは知らなかった。遅れて『犯罪者 クリミナル』に気づいたので直後にこの2作目を読めた。今月中には第3作が出版される。重いが優れたページターナー。海外のクライムサスペンスが好きな方も読んでみてほしい。
読了日:2月2日 著者:太田愛
文庫解説ワンダーランド (岩波新書)文庫解説ワンダーランド (岩波新書)感想
もうずいぶんブンガクは読まないが、斉藤さんとは同世代、通ってきた道は同じようなのでにやにや、くすくす、げらげら・・・楽しかった。新しい発見もあったが、今さら読み直そうとか、ましてや解説を比較するために多種類読もうとか思わないけれどね。こういう本が出てしまうと今後解説を書かれる方の姿勢が変わるかしら。解説を読みたいがために文庫落ちを待つようになるかも、ならないかも。
読了日:2月1日 著者:斎藤美奈子




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