読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2022年12月の読書記録

2023-01-01 | その他

読んだ本の数:13
読んだページ数:3934

暁天の星 鬼籍通覧 (講談社ノベルス)暁天の星 鬼籍通覧 (講談社ノベルス)感想
『妖魔と下僕』は口に合わなかったのだが、これはなんとか読める。まぁ、死体の描写がグロ過ぎるのとラストのオチがえ?は?というのがどうかなぁ。シリーズはけっこう続くみたいだけれど、いつもこの手なのだろうか。
読了日:12月28日 著者:椹野 道流
紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪感想
シリーズ②。フィギュア、アメコミ、コスプレ・・・知っているようで普通は知らない業界のあれこれが興味深い。主人公はじめ登場人物たちのキャラがよいのだね。違和感なく安心して読める。
読了日:12月27日 著者:歌田 年
史伝 北条政子: 鎌倉幕府を導いた尼将軍 (NHK出版新書 673)史伝 北条政子: 鎌倉幕府を導いた尼将軍 (NHK出版新書 673)感想
新聞の読書欄に『最新刊の』北条政子伝とあったので。考古学の知見が入っていたのと、政子が本当に尼将軍だったのだという点がおもしろかった。鎌倉殿の視聴のお陰で登場人物をリアルに思い浮かべることができてw理解が容易になったのは余禄。義朝の最期は、ま、ドラマの空想力には負けるのは当然だが。同じ著者の義朝も読んでみよう。
読了日:12月24日 著者:山本 みなみ
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
図書館で通りすがりに拾ってきた。このミスを受賞したらしい。紙鑑定士なる職業は創作なのだろうが、本筋にはあまり関係ない。バディのプラモ作家の方が目立ってると思ったら著者はそっち業界の人だったらしい。テンポよく楽しめた。2作目が出ているようなのでそのうち読んでみよう。
読了日:12月18日 著者:歌田 年
薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
ネタ探しに苦労するかなと思わなくもなかったシリーズだけど無事に⑤。ハードボイルドな展開に苦笑。躁鬱病とうつ病が違うものだとは知らなかった。馬場さんの話は次作に持ち越しですね。
読了日:12月15日 著者:塔山 郁
皇極女帝と飛鳥・二つの寺の謎皇極女帝と飛鳥・二つの寺の謎感想
久しぶりの古代。関さんのご本。皇極女帝って誰だっけ?という浅学なのだが、乙巳の変の時の女帝と聞くと印象は薄いながらあゝと思う。その女帝の背景から立ち位置など詳述。ついでに入鹿や聖徳太子なども。納得はするのだが、その認否を表明できるほどの基礎が私にないのが残念。
読了日:12月14日 著者:関 裕二
英国建築の解剖図鑑英国建築の解剖図鑑感想
英国建築って外国なのになぜイメージできるのかと思ったらミステリーをはじめとする読書のせいかもしれない。本書平易な言葉(訳者に負うところも大きいのかも)で英国建築を概説する。写真ではなくイラストなのも必要十分でいい。専門家の用には足りないだろうが、ちょっと建築好きにはとても楽しい。図書館で借りたが買おうかな。
読了日:12月09日 著者:マシュー・ライス
古事記異聞 陽昇る国、伊勢 (講談社ノベルス)古事記異聞 陽昇る国、伊勢 (講談社ノベルス)感想
このシリーズ、メインキャラ雅のミーハー(死語)ぶりで慄いたスタートだったが急速に成長、なかなか面白くなってきた。しかしながら本書に於いては伊勢についての問題提起に留まり、私にとっては不完全燃焼。いっそ全シリーズ刊行後の改訂版が出てから読んだ方が良いのかも。
読了日:12月08日 著者:高田 崇史
姉川忠義 北近江合戦心得 (〈一〉) (小学館文庫 Jい 04-1)姉川忠義 北近江合戦心得 (〈一〉) (小学館文庫 Jい 04-1)感想
三河で当たったが、他にも売れ筋シリーズが要るのだろう、欲しいのだろう。今度は浅井の陪臣だった与一郎。いくらなんでも物語が早く進みすぎて・・・まさか茂兵衛に追いつくつもりではあるまいね?
読了日:12月07日 著者:井原 忠政
ペインフル・ピアノ 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-31)ペインフル・ピアノ 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-31)感想
ヴィクもパレツキーも歳をとり、昔日のキレは戻らないけれど無事着地。クープが謎の男のままで面白いのでそのうち再登場することを期待(その頃には忘れてるかも)
読了日:12月07日 著者:サラ・パレツキー
ペインフル・ピアノ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-30)ペインフル・ピアノ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-30)感想
シリーズ20作目。またこのパターンかと思いながら、徐々に読むスピードが上がり、下巻へ。
読了日:12月07日 著者:サラ・パレツキー
土を喰う日々: わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)土を喰う日々: わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)感想
水上勉は昔々弟が愛読していたのでたまに書棚から拝借していたが、どこが良くて読んでいるのかさっぱりわからなかった。本書、映画化されているので読んでみた。なるほど禅寺での精進料理の研鑽が基になっているのか。ただ本性が意地悪なんじゃないだろうか。嫌味っぽくて好きになれなかった。で、松たか子はどこ?
読了日:12月03日 著者:水上 勉
秋麗 東京湾臨海署安積班秋麗 東京湾臨海署安積班感想
ブツブツと途切れた語り口で、こんなテイストだったっけと思いながらも一気に読了。安積さんとも長い付き合いなので、お元気だと確認できれば満足。
読了日:12月01日 著者:今野 敏



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