読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年12月の読書記録

2017-12-31 | その他
読んだ本の数:22
読んだページ数:6607

アルバイト探偵 (講談社文庫)アルバイト探偵 (講談社文庫)感想
『覆面作家』がイマイチだったのだがそんなはずはないだろうと思い古本屋で見つけたのだけど、ずいぶん前に"読みたい本"に入れていたらしい(・・;) ありえない設定なのだけれど、楽しい。続編が読みたい。1986年刊。
読了日:12月29日 著者:大沢 在昌
東京下町殺人暮色 (光文社文庫)東京下町殺人暮色 (光文社文庫)感想
古本屋さんに売りに行って待つ間に未読を見つけたので購入。1990年の作だったらしい。第2次世界大戦の東京大空襲をしっかり描く等時代を感じるが、人物造形を生かし切れていなくて、ちょっとがっかり。
読了日:12月28日 著者:宮部 みゆき
名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)
読了日:12月26日 著者:青山 剛昌
一汁一菜でよいという提案一汁一菜でよいという提案感想
一汁一菜でよいとい提案ではあるけれど、様々な理由でそれもできないでいる人にハードルを低く、せめてこう考えるとなんとかなるでしょうという提案。食文化についていろいろな本もお読みで、それをちゃんと咀嚼し文章としてアウトプットされているのには失礼ながら驚いた。お父様には昔料理学校でお世話になったが。
読了日:12月21日 著者:土井 善晴
「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画「値段」で読み解く 魅惑のフランス近代絵画感想
画商が平易に新しい画家についての紹介をしている(売買できるのはほぼ新しい画家) 画商が自分の画廊に名刺代わりに置いておくための出版なのかな。
読了日:12月21日 著者:髙橋 芳郎
日経おとなのOFF 2018年 01 月号 (3大付録:フェルメールクリアファイル、美術展ハンドブック、名画カレンダー)日経おとなのOFF 2018年 01 月号 (3大付録:フェルメールクリアファイル、美術展ハンドブック、名画カレンダー)感想
毎年買ってしまう今号。来年開催の美術展をチェック!やはり東京メインで開かれることを再確認しつつ(年を取ってお金があったら東京に住みたい)今年の運慶展ほどどうしても行きたいのがなかったので安堵。2018年の目玉はフェルメールのようで(表紙も)大阪でもあるようなのだけど、フェルメールって異常に混みますよねぇ。その割に好きではないのだし、行こうか、やめようか・・・鬼が笑う不毛な逡巡が楽しい。
読了日:12月16日 著者:
ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)感想
この女、災難まみれ。帯の惹句が生きている。ルイジアナに土地勘がないので戸惑ったが、非常に面白かった。本国では10作が刊行されているそうで、楽しみ♪ ステファニー・プラムみたいに途中で版権が高くなって邦訳できなくなるなんてことがありませんように。しかし、この田舎町・・・コワイ・・・(笑)
読了日:12月16日 著者:ジャナ・デリオン
草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 (だいわ文庫 I 335-1)草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 (だいわ文庫 I 335-1)感想
平谷さんが軽いものを書いてるのを見かけたので読んだ。当時の出版事業情報も詳しくてその点はよいのだが、どうにも金魚(きんとと)という筆名の女性主人公が嫌い。これはムリだった。
読了日:12月15日 著者:平谷 美樹
腐れ梅腐れ梅感想
北野天満宮縁起を描くのだが、北野天満宮から出版差し止めの訴訟も起きていないようだし、ある程度の事実はあるのだろうか。北野天満宮だけではなく神社仏閣の成立はこんなものなのだろうか。著者が澤田瞳子さんなだけに、なんだか気持ち悪い思いがした。
読了日:12月13日 著者:澤田 瞳子
世界の美しい本世界の美しい本感想
とにかく美しい本。これらの本を手に入れることができたとして、これにふさわしい書斎、ひいては家も欲しいと思ってしまった。寝転んでは読めないなぁヾ(・・;)ォィォィ 解説も簡潔で興味深い。(図書館)
読了日:12月12日 著者:
ロボット・イン・ザ・ガーデン (小学館文庫)ロボット・イン・ザ・ガーデン (小学館文庫)感想
密林が『ロボット・イン・ザ・ハウス』をお薦めに出してくるので、シリーズ1作目の本書を。アンドロイドが普及している未来に、勝手に庭に入り込んだクラシカルな外見のロボット=タングが幼児のようでかわいいのだが、ストーリー自体は好きになれない・・・。
読了日:12月10日 著者:デボラ インストール
道標 東京湾臨海署安積班道標 東京湾臨海署安積班感想
"一人の熱き警察官の軌跡"です。10編の道標。1編1編は短いし、若いころのお話は作った観が強くてあまり面白くないのだけど、だんだんによくなって・・・。次は長編ですね。楽しみにしています。
読了日:12月09日 著者:今野敏
〈シグマフォース外伝〉タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上 (竹書房文庫)〈シグマフォース外伝〉タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上 (竹書房文庫)感想
エニグマの解読をした人=チューリングと彼のその後を初めて知った。
読了日:12月08日 著者:ジェームズ・ロリンズ,グラント・ブラックウッド
〈シグマフォース外伝〉タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下 (竹書房文庫)〈シグマフォース外伝〉タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 下 (竹書房文庫)感想
ただのおもちゃのような気がしていたが、ドローンの怖さがようやく身に染みた。タッカーもケインも相変わらずの活躍でうれしい。
読了日:12月08日 著者:ジェームズ・ロリンズ,グラント・ブラックウッド
覆面作家覆面作家感想
8編の短編集。図書館で借りました(笑←の意味は本書の文で) 大極宮の中ではそういう位置取りなのかもしれないが、まだそれほどのお年でもないのになんだか愚痴っぽく聞こえて・・・
読了日:12月08日 著者:大沢 在昌
最低の軍師 (祥伝社文庫)最低の軍師 (祥伝社文庫)感想
新進気鋭の箕輪諒の第4作。いまどきの歴史小説は著名な人物の狭間の人物を取り上げるのが面白い。手あかのつきまくった人物とは違い、如何様にでも料理できて著者冥利につきるのだろう。謙信の義の欺瞞にも言及する。文庫書き下ろしであることに驚く。
読了日:12月07日 著者:簑輪諒
バッキンガム宮殿のVIP (創元推理文庫)バッキンガム宮殿のVIP (創元推理文庫)感想
これをミステリーとして読んでいる人はないだろう。第2次世界大戦時のヨーロッパ特にUKの様子に興味津々で読んでいる。第2次大戦後女性の権利拡大が広がったことは知っていたが、なるほどこういう理由だったのかと納得。
読了日:12月07日 著者:スーザン・イーリア・マクニール
歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド (文春文庫 お 72-1)歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド (文春文庫 お 72-1)感想
面白かったと言っては語弊があるか(笑) ミステリー100ではムリ筋を感じたが、本書176人488作の紹介である。食わず嫌いの作家等読みたい本(付箋)は多数あり。『三国志』(三国な戦士のテーゼ!←メロディ付きで読んだ)の読み比べには特に感謝(でも読まない気はするヾ(・・;)ォィォィ)章のタイトルのだじゃれがわかるのはそこそこの年齢の人なのではと感じている。
読了日:12月04日 著者:大矢 博子
確信犯 (角川文庫)確信犯 (角川文庫)感想
古本屋で拾ってきた本。テーマとしては面白いし、重いと思うのだが、ストーリーの運びがなんとも強引で、それは無茶やろと思うこと頻り。特に広島球場をやたら出すのは意味がないと思うのだが。
読了日:12月03日 著者:大門 剛明
ピアニストは語る (講談社現代新書)ピアニストは語る (講談社現代新書)感想
"ピアニスト"が語るのではなく"アファナシエフ"が語るだったのが予想外で、浅学でアファナシエフを知らないので申し訳ないが興味を持てなかった。
読了日:12月02日 著者:ヴァレリー・アファナシエフ
雪の夜は小さなホテルで謎解きを (創元推理文庫)雪の夜は小さなホテルで謎解きを (創元推理文庫)感想
白人の両親を持つ養子・中国系の12歳のマイロを語り手に物語は進み、そのまま終わる・・・。単なるジュブナイルの"物語"で創元推理文庫に期待するものとは違う。MWA受賞、映画化決定と帯で煽るのはやめてほしい。
読了日:12月02日 著者:ケイト・ミルフォード
奈良町あやかし万葉茶房 (双葉文庫)奈良町あやかし万葉茶房 (双葉文庫)感想
双葉文庫にはあやかしのシリーズがいろいろあるようで、満を持して(?!)奈良町を取り上げてくれたのなら読まざるを得ない。(こともないか(笑))いろいろ考えたなぁとは思うが、そこどまりか。
読了日:12月01日 著者:遠藤 遼




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