読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2017年9月の読書記録

2017-09-30 | その他
9月の読書記録
読んだ本の数:19
読んだページ数:5955


マスカレード・ナイトマスカレード・ナイト感想
もう少しサスペンスを高める方法は何かなかったかと私が考えても致し方ないが(汗 警察として追及する謎とコンシェルジュが解くべき謎の2つを同時並行でまとめて行かなければならないのが難しい。
読了日:09月30日 著者:東野 圭吾
縁は異なもの 麹町常楽庵 月並の記縁は異なもの 麹町常楽庵 月並の記感想
松井今朝子さんは割と好きな作家さんだが、1作目で主人公の尼僧のキャラが嫌いで、本書(2作目)をお金を出して読む気にならなかったので放置しているうちに幾年月・・・(笑) 尼僧のキャラを意識的に抑えめにしたのか、読みやすくなかなか面白かった。
読了日:09月26日 著者:松井 今朝子
まほろ駅前狂騒曲 (文春文庫 み 36-4)まほろ駅前狂騒曲 (文春文庫 み 36-4)感想
過去作を全く忘れていたのだが、しをんさんだし大丈夫かと。はるちゃんの存在が大きいのかな、面白かった。はるちゃんにはモデルが居るのだろうかと余計なことを思ってしまった。
読了日:09月26日 著者:三浦 しをん
鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙(三) (PHP文芸文庫)鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙(三) (PHP文芸文庫)感想
快調に第3弾。三毛猫のサバが猫かぶりも板についてほんとうにいい感じ!
読了日:09月24日 著者:田牧 大和
空海空海感想
さすがの高村さんをもってしても空海その人、その教えの全貌をつかむのは難しかったようで、その経過を率直に開陳されていて、興味深かった。私がわからなくてもいいかと妙に安心しているのだが、中途半端な著作ともいえるわけで、それでもいくつかの知見を得られてうれしい。脚注やきれいな写真が理解の一助になっている。
読了日:09月23日 著者:高村 薫
墓標なき街墓標なき街感想
積読から(2年も前に定価で買ったのに・・・あほ) 百舌シリーズってこんなだっけ?と思うような腰砕け。過去ログを読んでみたらそれほど買ってはいなかったようで・・・続きが出ても読まない。
読了日:09月20日 著者:逢坂 剛
僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く (淡交新書)僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く (淡交新書)感想
このところ歌舞伎に食指が伸びないのでご無沙汰なのだが、若い世代が伸びているのだろうなと(伸びていてもらわないと困るわけなのだが)思い、とりあえず読書。ただのインタビューに終わらずに、葛西さんの評が面白い。松也さんは昔から上手かったけれどね。壱太郎くんもうまくなったなと思った記憶あり。
読了日:09月16日 著者:葛西 聖司
あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ (4) (ジーンピクシブシリーズ)あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ (4) (ジーンピクシブシリーズ)
読了日:09月16日 著者:らくだ
あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ 3 (ジーンピクシブシリーズ)あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ 3 (ジーンピクシブシリーズ)
読了日:09月16日 著者:らくだ
そこをなんとか 12 (花とゆめCOMICSスペシャル)そこをなんとか 12 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:09月16日 著者:麻生みこと
そこをなんとか 13 (花とゆめコミックス)そこをなんとか 13 (花とゆめコミックス)
読了日:09月16日 著者:麻生みこと
花咲舞が黙ってない (中公文庫)花咲舞が黙ってない (中公文庫)感想
見知った題なので既読なのかと思ったら、見知っていたのはTVの番組名だったから(汗 花咲舞の新作。花咲舞では役不足の仕事は半沢直樹に代行させるうまいしかけ。スカッとすればいいところなのだが、現実を顧みて少々暗澹。
読了日:09月16日 著者:池井戸 潤
関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)感想
映画のポスターで有村架純さんが演る役は誰なのだろうと気になっていたところにリアル書店で平積みになっているのを見てつい購入。とりあえず既知のことしか書いてないので退屈。3冊セットで買ってしまったのは早まったか。映画は観ていないので『真田丸』の配役で無意識に脳内変換して読む。
読了日:09月13日 著者:司馬 遼太郎
古今盛衰抄 (文春文庫)古今盛衰抄 (文春文庫)感想
田辺聖子さんの歴史エッセイ&小説集。新装出版されていたので読んでみた。取り上げられているのは、スサノオ、卑弥呼、持統天皇、小野小町、紫式部、後白河院、淀君&北政所、西鶴、芭蕉・蕪村・一茶、歌麿、一葉、春団治。とりどりなのだが、概してエッセイより小説の方が面白かった。参考文献も記載されている。
読了日:09月12日 著者:田辺 聖子
枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い (朝日選書)枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い (朝日選書)感想
枕草子を全編読んだこともないのだが、表題にたくらみとあったのでどんなものだか読んでみた。たくらみと言えるほど能動的なものとも思わないが、時代背景等面白く読了。
読了日:09月11日 著者:山本淳子
月明かりの男 (創元推理文庫)月明かりの男 (創元推理文庫)感想
ウェリング博士の2作目。ようやく邦訳されたのだが(元は1940年出版)私は数年前にマクロイを知ったばかりなのでラッキー。これもいろいろな意味で興味深く面白かった。来年ウェリングものの最後、The Long Bodyが邦訳出版されるそうで待ち遠しい。
読了日:09月09日 著者:ヘレン・マクロイ
風神雷神 雷の章風神雷神 雷の章感想
新書やwikiなどで得た私の乏しい知識が肉付けされて、生きた宗達とその時代を感じられてとてもよかった。もちろんフィクションが加わっていることを前提として。元が月刊誌の連載だったからか継ぎ目に重複が目立つが、単行本になるときにもう少し手を入れることができなかったのか少々残念。参考文献も入れてほしかったと思う。
読了日:09月02日 著者:柳 広司
風神雷神 風の章風神雷神 風の章感想
ジョーカーゲームで大好きな柳さんではあるが、江戸初期の時代小説は初めてではないかと少々懐疑的ではあったが、書きようが面白く、楽しんで読んでいる。主人公・俵屋宗達は琳派の祖などという言われ方をしているが、尾形光琳などより一段上の絵を描き、後世勝手に琳派などと光琳を主とする言いように個人的には憤慨している(光琳が勝手に真似ただけだ)。本書で取り上げられている本阿弥光悦書、宗達画の作品は何枚か観たことがあり感動したのだが、本書で描かれているような状況だったのだろうか。納得のいく描写で、楽しみに下巻へ。
読了日:09月01日 著者:柳 広司
推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ (角川文庫)推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ (角川文庫)感想
日本推理作家協会が何をしているのかはよくわからなかったが(東野圭吾が会長なのはなぜか知っていたなぁ)が70周年記念に出したエッセイ集。それぞれの感性で楽しい。え?この人推理作家?とか、あれ?あの人は?とかいろいろ思う。
読了日:09月01日 著者:今野 敏






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